レンタルナース(看護師の出張サービス)、神奈川県を中心に続々と拡大中!

2022/11/22

冠婚葬祭、旅行などで、おじいちゃんおばあちゃんの同行。感染症対策などで利用僧。

神奈川県をはじめ、 一都三県(東京都、 千葉県、 埼玉県なども)で、 レンタルナース(看護師の出張サービス)のご利用が増加しています。

■レンタルナース( https://rehabili-care.co.jp/rental )とは?
個人でも法人でも気軽に看護師の出張を依頼することができるサービスです。

■関東圏を中心に利用拡大中
特に神奈川県を中心に看護師の出張依頼が増えています。

■「冠婚葬祭」や「旅行/外出」への同行などの用途が多い

下記などの利用用途でのご活用が多いです。

“ご高齢のお祖父ちゃん、 お婆ちゃんに、
冠婚葬祭(結婚式・卒業式等)に参加してもらいたい!”

“老人ホームから6年ぶりの実家に戻って、
大好きなお庭で孫と一緒に過ごしたい!”

“どうしても忘れられない思い出の場所に、
人生最後の旅行に行きたい!”

▼神奈川県で、 看護師の出張依頼なら「レンタルナース」
https://rehabili-care.co.jp/rental

■希に「夜間オンコール代行」等のご利用も。
特別養護老人施設などの夜間オンコール代行、
グループホームの看護師配置をご要望されることもございます。

ロケ撮影やイベント等の法人利用もございます。
個人法人問わず、 またエリア問わずご活用ください。


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
レンタルナース事務局:info@rehabili-care.co.jp

2022/11/22

株式会社リクシス(本社:東京都港区、 代表取締役社長:佐々木裕子、 以下リクシス)は、 2022年11月1日、 シニアと子供世代のプレゼントギャップに関する調査結果を無料で公開することを発表しました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
●『シニアが貰って嬉しいものと子供世代があげたいプレゼントのギャップに関する調査』

ダウンロードURL:  https://form.k3r.jp/lyxis/wpdl122211

――――――――――――――――――――――――――――――――――

本調査は2022年9月12日~9月13日に全国の40代以上の男女214名に対してインターネットアンケート調査を行いました。 そのうち、 義両親を含む親がいると答えた現役世代である40~50代と、 子供がいると答えた親世代である60代以上のシニアに対して、 それぞれ「親にあげたいプレゼント」「子供から貰ったら嬉しいプレゼント」というシニアを中心としたプレゼントに関する質問を実施しました。

その結果、 両者の差異が見られたのは「外食関連」と「旅行・レジャー関連」などでした。 シニアは自分のことをわかってくれている、 と感じられるものに喜びを感じていることがわかり、 親子のコミュニケーション機会の創出などがポイントになっていることが伺えました。

 ●このホワイトペーパーでわかること

  1. 親世代・子供世代のプレゼントギャップ
  2. プレゼントギャップそれぞれの声
  3. シニアが子供から貰って微妙な気持ちになったもの
  4. シニアが子供から貰って嬉しい気持ちになったもの

シニアである親世代と子供世代は記念日などをきっかけにプレゼントをする機会が増えてきています。 そうした中、 シニアを中心に貰って嬉しいプレゼントと、 贈りたいプレゼントにはどのようなギャップがあるのか、 そのギャップの背景にはどのようなものがあるのかという視点で調査を進めてみました。

誰もがプレゼントをもらったときに、 ちょっとした気持ちのギャップを感じたことがあると思います。 子供からのプレゼントに喜ばない親はいないと思いますが、 本音の部分でのちょっとしたズレはどのように生じているのでしょうか。

シニアといっても60代~100歳代までが混在する世代の中で、 記念日や同居・別居の状態など様々な変数が親子間のプレゼントに影響を与えてきます。 今回シニアの傾向としてみえてきた特徴に加え、 リクシスが日頃接しているシニアの方々の定性的な実感値を踏まえると、 親子間でのプレゼントギャップの解消には日頃のコミュニケーションやお互いの価値観をすり合わせる機会の創造が必要なことが見えてきます。 生きがい、 健康、 予防、 介護とシニアのライフイベントは幅広く、 親子の関係はその都度変化してきます。

シニアのプロであるリクシスでは、 更なる具体的な調査によって今回得られたようなシニアの消費に関する解像度を上げていくことが可能です。 シニアは年代や健康状態など多様な属性によって構成されている広大なマーケットです。 それぞれの製品・サービスの特性をシニアの特性に合わせながら市場を開拓していくことがポイントと言えます。

【調査の概要】
・調査手法:インターネット調査
・調査期間:2022年9月12日~9月13日
・調査対象:全国40代以上の男女214名

【株式会社リクシスについて】
「超高齢化時代に、 『すべての人の物語』が輝く世界を。 」をビジョンに掲げ、 仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」の提供、 企業のシニア市場進出、 シニア市場での事業創造を支援しています。
詳細は  https://www.lyxis.com/  をご覧ください。

お問い合わせ先:
シニアビジネス創造支援事業:research@lyxis.com
シニアビジネス創造支援事業について: https://www.lyxis.com/service/#research


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社リクシス 広報担当:三上、小平
電話:03-6455-4272 メールアドレス:pr@lyxis.com

2022/11/22

◎北九州市×株式会社ソーシャル・エックス×ドクターメイト株式会社

介護施設向けに医療相談・夜間オンコール代行(TM)を提供するドクターメイト株式会社(本社:東京都中央区、 代表取締役医師:青柳直樹、 以下「ドクターメイト」)は、 社会課題解決型の官民共創プラットフォーム「逆プロポ」を通じて、 介護領域で国家戦略特区に指定されている北九州市とマッチングが成立し、 2022年2月1日から2022年8月31日の7か月間、 北九州市内の特別養護老人ホーム17施設に協力いただき実施してきた実証事業が終了したことと、 取り組んだ事業の結果についてご報告いたします。

  • 実証事業の概要

深刻な人手不足が続く介護業界。 各介護施設は積極的な人材採用活動を行っていますが、 採用が非常に難しい現状があります。 福祉人材センター・バンクが2021年6月に発表した調査報告によると、 求職者に対する求人の割合を示す有効求人倍率は4.17倍(※1)と、 他業界の平均有効求人倍率1.13倍(※2)と比べて高い状態にあります。

また、 介護労働安定センターが2021年8月に発表した調査報告によると、 介護職員の離職率は14.9%(※3)と高くなっているため、 今後の要介護高齢者の伸びに対応するためには、 採用活動だけでなく、 現在介護施設で働く介護職員の離職を防止するための勤務環境改善を図る必要があります。

介護施設で負担が大きく、 課題となっていることに「夜間オンコール対応」が挙げられます。
夜間帯でも施設看護師には携帯電話を肌身離さずの状態で待機してもらい、 施設入居者に転倒や急変等があり救急搬送が必要となった場合には、 すぐに施設へ駆けつけて救急隊や病院と医療的なコミュニケーションを取る必要があることが大きな負担となり離職理由にもなっています。
電話をかける側の介護スタッフの夜勤者も、 「深夜帯に休んでいる看護師に電話しては申し訳ない」といった感情になり、 「明らかに救急対応が必要な時以外は電話するのは控えるようにしていため、 聞きたいことを聞けず、 不安を感じながら夜間帯の勤務している」といった介護スタッフも多いことが分かっています。

そこで、 介護施設向けに提供しているドクターメイトの「夜間オンコール代行™サービス」が、 介護施設に入居する方の安心安全を確保しながら、 介護施設職員の夜間帯負担軽減と離職率低減にもつながり、 地域を選ばず、 必要な医療サービスを持続的に提供できるニューノーマルな医療介護システムの実現と、 サスティナブルな介護施設運営に寄与するのかについて、 内閣府の国家戦略特区事業に認定されており、 医療・保健・福祉施策の豊富な実績、 高い技術力を持つ企業・学術研究機関との連携体制がある福岡県北九州市と調査する実証事業を実施しました。

出典元)
※1 「福祉人材センター・バンク 職業紹介実績報告(令和4年3月)」
※2 「厚生労働省 一般職業紹介状況(令和3年12月分及び令和3年分)について」
※3「介護労働安定センター 令和2年度「介護労働実態調査」結果の概要について」

  • 実証事業で効果検証を行ったドクターメイト「夜間オンコール代行™サービス」について

全国の入居型介護施設で業務として実施されている夜間オンコールの対応を、 施設看護師に代わって、 全国のドクターメイト看護師(夜間オンコールナース)が代行します。

介護施設の夜勤者から受けたご相談内容について、 電話でアドバイスをするだけでなく、 切電後すぐに、 アドバイス内容をレポートとしてまとめて、 電子データやFAXでアドバイス情報を提出いたします。
レポートには電話時間・質問内容・アドバイス内容などが詳細に書かれているため、 夜間帯に起きたことを施設職員全員で把握できる申し送り情報となり、 救急搬送対応が必要となった場合にも、 搬送依頼をした理由がレポートにまとめられているため、 救急隊員へ伝える情報の取りまとめ作業を削減することができます。

また、 ドクターメイトの夜間オンコール代行™サービスは、 施設ご入居者様の急変時・異変時の発見時だけでなく、 医療者に聞きたいけれど、 今までであれば遠慮してしまっていたような些細な疑問に対しても、 何度でも・気兼ねなく、 質問が可能となっているため、 介護業界に勤めて間もない若手職員のケーススタディ(教育ツール)としても活用することが出来ます。

夜間オンコール代行™サービスを活用することによって施設の医療体制がさらに充実し、 通院数・入院数・救急搬送数の減少や看護師採用にも有利に働くほか、 属人化しやすい業務の仕組み化、 経験の浅い若手職員のスキルアップにも貢献して、 継続可能性の高い安定した介護施設運営のサポートをします。

  • 実証期間中の「夜間オンコール代行™サービス」利用実績について

ドクターメイトが提供する「夜間オンコール代行™サービス」を、 北九州市内の特別養護老人ホーム17施設に、 2021年2月1日から2022年8月31日の実証期間中に活用いただきました。
期間中の「夜間オンコール代行™サービス」総利用回数は270回で、 相談内容は「転倒・転落した」が最も多く、
続いて「発熱」、 「呼吸困難感・SpO2低値」についての相談が同数で2番目に多い相談内容となりました。
4番目に多い「その他」とは、 施設ご入居者様の急変時・異変時の発見時のご相談でなく、 医療者に聞きたいけれど、 今までは遠慮して聞けなかったような些細な疑問に対してのご相談となります。

実証期間中、 北九州市内17施設の施設看護師に代わって、 全国のドクターメイト看護師(夜間オンコールナース)が、 270回のオンコールを代行させていただきましたが、 実証期間中に医療判断ミス0回、 対応に対するクレーム等も0回を実現することが出来ました。

  • アンケート概要

実証に協力いただいた北九州市内の特別養護老人ホーム17施設に、 実証期間後、 アンケートを実施して、 「夜間オンコール代行™サービス」を活用した実証事業に対する意見を求めた。

アンケート対象:実証協力を表明してくれた福岡県北九州市内の特別養護老人ホーム17施設
アンケート調査期間:2022年9月6日~9月25日
アンケート回答属性:3パターン
                             └経営層(理事長または施設長)
                             └オンコール対応者(主に看護師)
                             └夜勤者(主に介護スタッフ)
アンケート回答者総数:155人(有効回答者数:95人)
                                └経営層(理事長または施設長):14人(内、 集計対象者数:14人)
                                └オンコール対応者(主に看護師):30人(内、 集計対象者数:17人)
                                └夜勤者(主に介護スタッフ):121人(内、 集計対象者数:64人)
※より実態に近づいた結果にするため、 以下のグラフは夜間オンコール代行™サービスを実際に使用した施設の経営層とオンコール対応者、 実際に夜間オンコール代行™サービスを使用した夜勤者の集計対象者をもとに集計しています。
アンケート内容について:アンケート回答属性3パターンごとに別内容
            詳細は以下にて

  • アンケート集計結果

※当データを使用の際はクレジット表記【「ドクターメイト株式会社」調べ】を記載ください。
※本リリースではアンケート結果の一部を、 リリース用にまとめたデータの紹介となります。
※アンケート対象者ごとの全結果は以下URL先にてご確認いただけます。
  https://app.box.com/s/iucaoyj1v43qrip7hu0w7xg7ude2jy61

夜間オンコールを外部委託することへの不安が、 すべての属性で改善された。 オンコール対応者と夜勤者の回答は、 使った上での感情変化を確認するため、 実際に夜間オンコール代行™サービスを使ったことのある人からの回答に絞って、 夜間オンコールを外部委託することに対しての感情変化を確認した。
実証前アンケートでは、 オンコールを外部委託することに対して不安視する声が大きかった経営層と夜勤者だが、 実際に夜間オンコール代行™サービスを使ってみたことで、 不安がなくなったという感情変化が大きく出た。

オンコールを外部委託することに不安が「ない」と答えた理由(回答を一部抜粋)
・夜勤スタッフからよかったと聞いたから。
・レポート内容がしっかりしていて、 全員で夜に起きたことを把握することが出来て、 安心できた。
・半年間、 特に問題がなかったため。

オンコールを外部委託することに不安が「ある」と答えた理由(回答を一部抜粋 集計対象者以外も含む)
・入居者の事を詳しくわからないから。
・家族対応、 もしくは病状経過が複雑な人について介護職員の説明ができるか。

オンコールを外部委託することに不安が「ない」と答えた理由(回答を一部抜粋)
・判断に困った際に専門家に意見が聞けるから。
・夜間不安な事もあるので、 気軽に相談出来るのはいいと思う。
・実際、 使用するまでは不安はあったが、 使用した際に、 適切な観察点と対応、 必要に応じてドクターへの
 連絡をしてくださり、 安心に変わった。
・夜間に内部の職員へ連絡して相談するのは気が引けるので気軽に相談できる窓口があると安心できるから。

オンコールを外部委託することに不安が「ある」と答えた理由(回答を一部抜粋 集計対象者以外も含む)
・話すのが苦手
・スムーズに行えるのか、 こちら側からの伝え方の不安。
・職場の看護師は利用者情報がわかっているので伝えやすいが、 夜間代行サービスには、 1からその方の
 説明しないといけないのでその間に状態がひどくなったらと思うと不安。
・不安というか、 今まで経験してきた内部のオンコールとの指示の違いに戸惑う事がある。

夜間オンコール代行™サービスを使用した実証期間中、 オンコール対応者はオンコール待機負担が減少し、 夜勤者は夜間帯の勤務に対しての不安が減少したと回答した。
実証開始前アンケートでは※65.7%の人が夜間オンコールを外部委託することに対して不安を感じていたが、
実証終了後の最終アンケートでは76.8%の人が、 夜間オンコールを外部委託するサービスを「有効」と回答。
※(実証開始前アンケートで夜間オンコールを外部委託することに不安と答えた回答総者100人/実証開始前アンケート回答総者152人)

夜間オンコール代行サービスを活用することで、 オンコール対応者(主に看護師)にはしっかりと休暇を取ることができる環境を、 夜勤者(主に介護スタッフ)には夜間勤務中でも、 医療者に気兼ねなくアドバイスを受けられる環境を整備することができた。 介護施設に入居する方の安心安全を確保しながら、 介護施設職員の夜間帯負担軽減に繋がる処遇改善を図れることが分かった。

<属性別の回答結果>

夜間オンコール代行™サービスを有効かどうかに対して「はい」と答えた理由(回答を一部抜粋)
(経営層)

・介護職個人での判断に迷ったとき、 気兼ねなく尋ねることができるため。
・夜勤職員の不安、 看護師の負担軽減の両方にかなりの効果を感じました。
・一般的に、 介護事業の現場は医療の専門性や感性が整っていない傾向にあります。
 したがって、 この仕組み・取組みは有効に作用するでしょう。
・当施設はドクターへいつでもオンコールできるので、 外部へのオンコールサービスの必要性は高くはないが、
 嘱託医の先生たちの負担軽減と、 職員が夜間に「こんな事で夜にドクターに連絡するのは…」気が引けるとい
 う負担軽減になるため。
(オンコール対応者)
・オンコールが本当にかかってこなかったので、 ゆっくり休むことが出来た。
・負担軽減となったことと、 レポートがあるため安心することもできた。
・夜間帯の時間により、 その後気になり眠れないまま仕事につくので、 代行サービスにより精神的にも肉体的に
 も有効に感じます。
・夜勤者のみで判断することは不安に感じる為、 救急搬送を優先してしまう傾向にあります。
 オンコール代行サービスに相談することで適切な対応につながると考えます。
(夜勤者)
・一人夜勤な為、 不安が軽減されよかった。
・丁寧に対応して頂き不安軽減出来た。
・何も気にせずに夜間でも電話しやすいから。
・気になるが重要性が低そうなことでも気軽に問い合わせしやすいため。
・診る視点やタイミングを指示されるので、 逆に施設看護師も情報を理解しやすくなるので、 有効であった。

夜間オンコール代行™サービスを有効かどうかに対して「いいえ」と答えた理由(回答を一部抜粋 集計対象者以外も含む)
(経営層)

・実際に施設に駆けつける看護師の待機も必要だと感じている。
・日々、 昼夜の状態の情報収集が少ない外部の方のオンコールは迅速性に欠けると思われる。
(オンコール対応者)
・自施設は夜勤帯に看護師がいるので。
(夜勤者)
・施設の看護職員の負担の軽減にはなるが急変が重度の症状な場合、 施設の看護師にも再度オンコール行う為、
 二度手間になる。
・施設の看護にしかわからない情報もあるから。
・転倒の対応などの場合は代行サービスで安心だが、 場合によっては利用者の詳細は施設看護でないとスムーズ
 に伝達出来ず、 ロスタイムが出るのではないかという不安がある。
・嘱託医に任せた方がいい。
・気がね無くオンコールは出来るとは思うけど、 やはりデータの共有など行っていないので不安に感じる事は
 あったから。

  • 共創プロジェクト実施 協力団体 代表者からのコメント

▶北九州市 保健福祉局長 永富秀樹 様
本市では、 介護人材不足の深刻化が懸念されるなか、 介護現場における職員の負担軽減に資する、 職場環境の改善モデルにつながればとの思いから実証を行いました。
実証を通じて、 オンコール代行サービスの活用に適した施設像が明確になったほか、 職員負担の要因の一つと言われる夜間救急搬送については、 実証期間中、 本市の高齢者施設全体からの軽症搬送件数が増加しているのに対し、 実証参加施設では増加していないことも確認でき、 オンコール代行サービスが負担軽減策の一つになり得ることは大きな発見でした。
一方で、 実証参加施設から救急搬送時の更なる負担軽減を求めるご意見もいただきました。 こういった声を地域における安定的な介護サービスの提供に活かしてまいります。

▶公益社団法人 北九州高齢者福祉事業協会 会長 木戸邦夫 様
介護事業は『経営』をしなければならないのが老人福祉施設の今日の正道であり、 その大きな要点の一つは施設の弱点である医療対応を充実させること。 特に『夜間オンコール代行サービス』実証では、 現有の人材だけでは補い切れない効果が十分に示されています。
変わらなければ困難が生じる介護・医療現場のあり方において、 ICT等の駆使と同様そのニーズ変化に対応し働きやすい職場・施設環境を整えること、 その結果として介護の質を高めることがこれからの老人福祉に必要なコンセプトです。 施設医療の弱点を補う今回の新たな課題解決策・先鞭性のご提供に感謝申し上げる次第です。

▶公益社団法人 北九州高齢者福祉事業協会 特養部会 看護部会リーダー 眞鍋哲子 様
高齢者施設では病気を抱えている方がほとんどです。
生活の中で医師が常勤していない中の看護師の対応は責任を伴い不安です。
今回のオンコール実証事業に参画し、 命を支える現場において外部で気軽に相談が出来る存在は、 看護師介護職共にとても頼もしく安心感に繋がりました。 実際には、 介護現場からの報告や対応の仕方への学びにも繋がり、 ドクターメイト担当看護師よりレポートが届くので情報を得やすく受診をする時に具体的に明確に伝えることが出来ました。
また北九州市での高齢者の救急搬送問題は大きく、 医療機関や救急隊との連携は欠かせません。 特別養護老人ホームの課題は最後まで安心して施設で看取りが出来る仕組みづくりと必要時にしっかり治療が受けられるという人の尊厳を考えた支援です。
今回の実証で外部との連携の一歩を踏み出せたことはとても大きく感じています。 更なる今後の業界の発展に共に尽力いたします。

▶株式会社ソーシャル・エックス 代表取締役 伊佐治幸泰 様
実証事業の結果を大変興味深く拝見しました。 デジタルやIoTだけでは解決されない介護現場の真の課題を発見し、 結果として関係者からの大きな期待感と安心感を得られている様子が素晴らしいですね。
本プロジェクトはスタートアップ企業と政令市という異色のコラボレーションでしたが、 社会課題解決の前提にある「本当の困りごと」を官民で探求されている姿が非常に印象的でした。
官民共創のお手本のような事例を、 私たちSOCIALXの逆プロポサービスにてアレンジさせていただけましたことに感謝しております。 引き続き、 共に全国への横展開を進めてまいりましょう。

▶ドクターメイト株式会社 代表取締役医師 青柳直樹
この度は北九州市と実証を行えたことを大変うれしく思っております。
自分自身も医療者でありますが、 夜間対応の負担は大きく、 人員の確保も難しい課題です。 介護を持続可能なものにしていくためには夜間対応の負担軽減が必要です。
業務を外部に切り出すという発想は、 介護医療では今まで積極的に考えられていませんでしたが、 これからは現場をより良いものにしていくために外部の力も上手く使っていくという発想も必要だと思います。
介護と医療は人々の生活の基盤になる部分です。 これからの時代に合わせて、 介護を提供する人も、 介護を受ける人も負担が少なく、 自分らしい持続可能な介護を行うことができるのか、 今回の実証のデータがその一助になれば幸いに思います。

  • 共創プロジェクト実施団体

団体名:北九州市
部局名:保健福祉局先進的介護システム推進室
所在地:北九州市小倉北区城内1番1号
URL : https://www.city.kitakyushu.lg.jp/

会社名:株式会社ソーシャル・エックス
代表者:代表取締役 伊佐治幸泰・伊藤大貴
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ32F
URL : https://socialx.inc

会社名:ドクターメイト株式会社
代表者:代表取締役医師 青柳直樹
資本金:1,160,400,000円(資本準備金含む)
所在地:東京都中央区東日本橋三丁目7番19号東日本橋ロータリービル9階
URL : https://doctormate.co.jp/

  • ドクターメイト株式会社について

ドクターメイト株式会社は、 オンラインでの医療相談と、 夜間オンコール代行を組み合わせた『24時間医療対応サービス「ドクターメイト」』という、 介護施設(特養、 老健、 介護付有料老人ホーム、 認知症型グループホーム等)スタッフ専用のサービスを提供しております。
2017年12月に創業してから、 毎月安定して導入施設が増えており、 現在は国内42都道府県、 590を超える介護施設に導入がされています。 また、 ドクターメイト主催のWEBセミナーには900名以上の介護関係者が参加するなど、 介護業界で大きな注目を集めています。

▼シリーズBにて10億円調達に関するリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000047082.html

▼導入介護施設500施設を突破に関するリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000047082.html

▼大手有料老人ホーム様でも続々ご利用が開始
株式会社ニチイ学館 様の導入事例
https://doctormate.co.jp/case/nichiigakkan
株式会社さわやか倶楽部 様の導入事例
https://doctormate.co.jp/case/sawayakaclub

  • リリースに関するお問い合わせやご取材は、 下記までお問い合わせください

ドクターメイト株式会社は、 オンラインでの医療相談と、 夜間オンコール代行ドクターメイト株式会社
本事業担当責任者:中島健志(Takeshi Nakashima)
〒103-0004 東京都中央区東日本橋三丁目7番19号東日本橋ロータリービル9階
Tel:03-6822-5055
メールアドレス:t-nakashima@doctormate.co.jp
問合せフォーム: https://doctormate.co.jp/inquiry


2022/12/5

株式会社フルタイムシステムは、健康増進型・賃貸シニアレジデンス「OUKAS(オウカス)」を展開する野村不動産株式会社と、高齢者にとってより使いやすい「フルタイムロッカー」を開発しました。「フルタイムロッカー」の操作パネル上に表示される居住者のアイコンを大きくし、色覚の個人差を問わず、どなたでも迷わずわかりやすく操作できるよう工夫しました。

野村不動産とフルタイムシステムが高齢者に向けた新サービス
高齢者向け住宅居住者に優しく使いやすいフルタイムロッカー
操作パネルのアイコンと文字を拡大・強調    わかりやすく、押し間違いを回避

株式会社フルタイムシステム(本社:東京都千代田区 代表:原 幸一郎 以下 フルタイムシステム)は、健康増進型・賃貸シニアレジデンス「OUKAS(オウカス)」を展開する野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松尾 大作)と、高齢者にとってより使いやすい「フルタイムロッカー」を開発しました。「フルタイムロッカー」の操作パネル上に表示される居住者のアイコンを大きくし、色覚の個人差を問わず、どなたでも迷わずわかりやすく操作できるよう工夫しました。当サービスは、新築マンションをはじめ既存のマンションにも市場を広げ、2023年春までに5ヵ所の導入を目指します。

【アイコンと文字を拡大し、居住者の操作パネルの押し間違いを解消】

<背景>
更なる少子高齢化が進行するなか、誰もが安心して使える「フルタイムロッカー」を
総務省が2020年9月15日に発表した「統計からみた我が国の高齢者 」によると高齢者人口は3617万人と過去最多、総人口に占める割合は28.7%と過去最高となり、日本の高齢者人口は非常に高い割合を示しています。今後、更なる少子高齢化の進行が見込まれる中、すべての人々に対し年齢や能力の違いに関わらず、より生活に不便さを感じないようにする様々な工夫や対応が必要となってきます。
従来から当社は、「フルタイムロッカー」の操作パネルには、居住者が簡単で見やすいことを意識して8.4インチフルカラーパネルを採用し、初めての方でも操作が簡単に行えるよう音声ガイダンスによる案内をしてきました。この度、高齢の入居者の身体の状態に合わせた使いやすさを更に追求し、快適に楽しく暮らすために「フルタイムロッカー」のデザインを改良する運びとなりました。当社はこれからも、可能な限り最大限に使いやすい製品や環境に配慮したデザインを模索し、人々の暮らしを豊かにする製品・サービスを提供します。

<製品特長>
操作パネルのボタンのサイズ・デザインを変更/加齢による画面の見えにくさを解消
情報が正確に見やすくわかりやすく伝わるよう、フルタイムロッカーの操作パネル上で、居住者にとって必要なアイコンを大きく表示し、一目で利用方法が分かる構成にしました。また、色弱者、視力の弱くなった高齢者にも伝わるように色と文字が重ならないようにして、伝えたい情報が色によって阻害されることのないよう配慮しました。
文字の見やすさについても大きさとコントラストを確保するだけでなく、誰にでも読みやすく、伝わりやすい事を追求しました。 シンプルな表示によって、居住者が簡単で分かりやすいことで、操作パネルの押し間違いを回避して、利用時における不便さやストレス軽減につなげます。

フルタイムロッカーに取り入れた新たなデザイン
1. 居住者用のアイコンを大きく表示
2. 配達者のアイコンは文字だけの表示 3. アイコン数が少ないシンプルな操作画面

<製品概要>
・機器ユニット名称:フルタイムロッカー *コンピュータ制御式ネットワーク管理型
・液晶ディスプレイの画面に沿ってタッチパネルで操作 ・荷物の預入、取出
・集荷発送 ・受取証明・操作キー登録・抹消などの各種設定
・web管理画面にて操作履歴の記録・確認・バックアップなど
スタンダードタイプ
【外寸】W500mm×D600mm×H1800mm/1列
【内寸】両面扉タイプ W411mm×D546mm/片面扉タイプ W411mm×D572mm
SSボックス H108mm、 Sボックス H246mm 、Mボックス H524mm
MLボックス H765mm※ネットスーパー用2段、 Lボックス H1360mm
▼ https://www.fts.co.jp/lineup/fulltimelocker/

【フルタイムロッカーとは】
新しい生活様式に対応した安心安全で確実にモノをお届けできる仕組みを実現
「フルタイムロッカーホーム」(宅配ボックス、宅配ロッカー)はセキュリティの高いコンピュータ制御式ロッカーで、どなたでも簡単に操作できるよう、視認性の高いタッチパネルを使用しています。専用ICカード、ICキーをかざすだけで荷物の受け取りができ、ロッカーに荷物が届くと着荷のお知らせメールが届くなど、利便性にも配慮した設計となっています。また、いつだれが使ったかの履歴が残るため、管理にも負担がかからず、荷物の紛失などの心配がありません。荷物の受け渡しが無人化されることにより、新しい生活様式に適した、非対面・非接触で、安心安全、確実にお届けできる仕組みを実現いたします。

【株式会社フルタイムシステムとは】
フルタイムシステムは、世界に先駆け「宅配ボックス」「宅配ロッカー」(フルタイムロッカー)を発明し、集合住宅を中心に戸建て、オフィス、駅などへの設置件数44,000ヶ所を超える宅配ボックス・宅配ロッカーのリーディングカンパニーです。35年以上にわたりお客様の声に耳を傾け、宅配ボックス・宅配ロッカーと24時間有人対応のコントロールセンターを核とし、レンタサイクル、カーシェアリング、EV充電など、住生活を豊かにする設備やサービスを提供しています。今後も集合住宅のみならず、オフィス、オフィスビル、店舗、学校、公共施設など、あらゆるシーンでより快適な生活環境の創出と利便性の向上を目指します。現在では年間で490万人を 超える方々にフルタイムロッカーをご利用いただいています。

【会社概要】
商号:株式会社フルタイムシステム
代表者:原 幸一郎
所在地:101-0032 東京都千代田区岩本町2-10-1
設立:1986年5月
事業内容:宅配ボックス・宅配ロッカー・電子制御付きボックスおよび生活関連施設、情報端末の開発、製造、
販売、保守、管理、レンタルなど
資本金:4億9800万円
年間売上高:92億5,828万円(2022年5月決算)
従業員数:285名(2022年5月現在)
URL:https://www.fts.co.jp

【製品に関するお問い合わせ】
株式会社フルタイムシステム お客さま儲かる営業部 Tel: 03-3851-5831

【野村不動産株式会社健康増進型・賃貸レジデンス「OUKAS(オウカス)」のご紹介】

■オウカス幕張ベイパーク(千葉県) 全141戸/2020年5月開業

■オウカス吉祥寺(東京都)全116戸/2020年6月開業

■オウカス日吉(神奈川県)全120戸/2021年10月開業

■オウカス志木(埼玉県)全145戸/2023年2月開業(予定)

■オウカス世田谷仙川(東京都)全186戸/2023年春竣工(予定)

<オウカスブランドサイト>
https://www.nomura-re-wn.co.jp/brand/

2022/12/5

~人生100年時代のフィンテック デジタル×保険商品によるトータルライフプランニングの実現~

ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長:萩本 友男、 以下「当社」)は、 2022年10月2日より、 先端のデジタル技術を駆使したライフプラン分析システム『GLiP』(グリップ、 Goal based Life Planning Support Serviceの略)をリリースし、 人生100年時代に備える「トータルライフプランニングサービス」*1を多くのお客さまにご体験いただいています。 この度、 『GLiP』の仕組みについて特許*2を出願いたしましたので、 お知らせいたします。
*1 「トータルライフプランニング」サービスについては、 2022年9月21日の当社ニュースリリース ( https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/files/220921_totallifeplanning.pdf )をご参照ください。
*2 特願 2022-175757、 特願 2022-175758、 出願者:ソニーフィナンシャルグループ株式会社

【特許出願中の技術・ポイント】

  • 1.充足度リスク別表示

人生100年時代において、 お客さまのライフプランを実現するために必要となる金額や、 「万一」「三大疾病」の各リスク時に必要となる金額に対して、 現在お持ちの金融商品や加入済みの保険がどれだけ満たしているかを、 円グラフや数値によってシンプルにわかりやすく表示します。 これにより、 家計改善や資産形成・保障の対策の効果がスピーディに確認できます。 また、 生命保険や個人年金保険等に加入した後も、 現在の必要額に合致しているかを随時確認することができます。
<充足度の表示>

  • 2.保険商品のグラフ設計

お客さまのライフプランを実現するために必要となる金額や、 「万一」「三大疾病」の各リスク時に必要となる金額と、 目に見えない生命保険や個人年金保険といった保険商品とを「形」でグラフィカルに表現し、 資産形成・保障の過不足やご提案の内容をわかりやすくお伝えします。
<設計画面>

【(ご参考)今後特許出願予定の技術・ポイントについて】
3.優先度設定可能なライフプラン
住宅・教育・介護施設等のリアルデータを活用してイメージを膨らませ、 ライフイベントに優先度(Must・Want・Wish)をつけて、 お客さまが叶えたい将来のゴール(目標)を設定することができます。 これにより、 実現性の高いライフプランを比較検討・選択できます。 また、 金融資産を短期・中期・長期の使途別に色分けすることで資金のバランスを確認・調整したり、 三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)に罹患したリスクケースを検討したりといった様々なプランニングが可能です。
<ライフプランイメージ図>

  • ライフプラン分析システム『GLiP』(Goal based Life Planning Support Service)

1994年、 業界に先駆けた「ライフリスクマネジメントシステム」のリリース以来、 当社はライフプランナーによるデジタルを駆使したライフプランと保険提案のモデルを進化させてきました。 近年はリモートコンサルティングシステム(特許出願中)も独自開発し、 ソニーグループの一員としてデジタルを先駆的・広範囲に整備しています。
 人生100年時代は、 就労期間の延長や健康の維持・増進、 介護や相続といった課題がより顕在化する一方で、 足元の円安・インフレの亢進といった予期せぬ変化にもこれまで以上に晒されうる、 まさに「リスクヘッジ」と「リスクテイク」がより重視される時代となります。
 お客さま一人ひとりのライフプランの実現に向けて、 検討すべき重要なリスクを可視化し、 専門的なアドバイスとソリューションを提供して一貫したフォローを行うこと。 それが当社およびライフプランナーの提供価値であり、 その価値を一層強化すべく、 2022年10月にシステム・商品を刷新し「トータルライフプランニング」サービス(※1)をスタートしました。
 当社の新たなライフプラン分析システム『GLiP』では、 住宅・教育・介護施設等のリアルデータを活用してゴールを設定・優先順位付けし、 重要なリスクの充足率をビジュアル化した上で、 保険提案までシームレスにわかりやすくご説明できる仕組みとしました。また、 当社が蓄積した386万件のライフプランデータに基づくAI家計診断や、 家計簿アプリ連携の機能も備えました。 『GLiP』は、 当社が株式会社キャピタル・アセット・プランニング(本社:大阪府大阪市北区、 代表取締役:北山 雅一)(※2)、 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、 代表取締役会長 兼 社長:此本 臣吾)に委託しシステム開発を行っています。

 同時に発売した新たな変額個人年金保険「SOVANI」(※3)は、 『GLiP』と連動して段階的な資産形成のシミュレーションを行えるほか、 スマートフォンアプリ(※4)でお客さま自身がライフプランや契約の状況をタイムリーに確認し、 保険料の増減額等の手続も行えるなど「フィンテック商品」ともいえる機能を備えています。

 ※1 トータルライフプランニングの概要は2022年9月21日の当社リリースをご参照ください。
   ( https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/files/220921_totallifeplanning.pdf )
※2 株式会社キャピタル・アセット・プランニングのニュースリリースもあわせてご参照ください。
   ( https://www2.cap-net.co.jp/ir/irnews.html )
※3「変額個人年金保険(無告知型)22(無配当)」および「一時払変額個人年金保険(無告知型)22(無配
       当)」のペットネームです。 商品内容や諸費用の概要については、 2022 年8 月4 日の当社ニュースリリース
       をご参照ください。
   ( https://www.sonylife.co.jp/company/news/2022/files/220804_shinsyohin_1.pdf )
※4 スマートフォンアプリの『GLiP』と連動した機能は、 今後、 順次搭載予定です。

2022/12/5

「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、 「はぐくみ基金」)を中心に、 退職金制度の導入・継続をサポートする株式会社ベター・プレイス(本社:東京都新宿区、 代表取締役社長:森本 新士、 https://bpcom.jp/ 、 以下、 ベター・プレイス)は、 介護業界従事者の仕事に対するやりがい及び、 お金に関する意識に対する実態を把握するため、 介護業界従事者を対象として2022年8月~9月の間にアンケート調査を行いました。

  • 【調査結果サマリー】

1.    今の仕事にやりがいを感じている人は88%
2.    今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は、 「賃金が上がっていくこと」が1位
3.    将来にお金の不安を感じている人は96%。 理由は「物価高騰」、 「貯蓄が少ない」が上位
4.    毎月貯蓄をしている人は73%
5.    税制優遇がある年金、 NISAやiDeCoなどの投資をしている人は20%

  • 【調査結果】

1.今の仕事にやりがいを感じている人は88%
「今の仕事にやりがいを感じていますか?」と質問したところ、 88%の人がやりがいを感じていると回答しました。

2.今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は、 「賃金が上がっていくこと」が1位
次に、 「今の仕事を長く続けるために必要だと思う条件は何ですか?」と質問したところ、 「賃金が上がっていくこと(暮らしに困らないよう)」が78%で1位となりました。 「職場の良好な人間関係の維持」、 「自身の健康面の維持」などの回答も上位にあがりました。

3. 将来にお金の不安を感じている人は96%。 理由は「物価高騰」、 「貯蓄が少ない」が上位
「将来にお金の不安を感じますか?」と質問したところ、 「感じる62%」、 「やや感じる34%」という結果となり、 計96%が、 将来のお金について不安を抱えていることが分かりました。

また、 「感じる」、 「やや感じる」と答えた人に、 なぜそう感じるのか?を質問したところ、 「物価の値上げが激しく、 今後もこの状況が続くと考えると生活に不安を感じるから」と回答した人が最も多い結果となりました。 次いで「貯蓄がないから」、 「現在の給与では貯蓄ができないから」といった将来の蓄えについての不安が続きました。

4.毎月貯蓄をしている人は73%
「毎月貯蓄をしていますか?」と質問したところ、 「はい」と答えた人が73%という結果となりました。

5.  税制優遇がある年金、 NISAやiDeCoなどの投資をしている人は20%
「将来に向けて、 税制優遇がある年金、 もしくはNISAやiDeCoなどの投資をしていますか?」と質問したところ、 「いいえ」と答えた人が80%と、 ほとんどの人が将来の資産形成に有益な積立を行っていないことが分かりました。

  • 本調査に関する弊社代表のコメント

現在、 世界一の高齢化が進む日本において、 欠かせない仕事の一つが「介護」ですが、 その仕事に従事する方の約9割が、 やりがいを感じているという明るい結果が出ました。 一方で同時に、 従事者の9割以上の方がお金に不安を抱えていることがわかりました。
また、 将来のための資産形成手段については「貯蓄」という結果も出ました。
わたしたちは、 資産形成の最もパワフルなツールである「企業年金」を、 福祉業界をはじめとする中小企業のみなさまへお届けする事業を行っています。
事業を通じて、 福祉業界従事者の方々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」環境の実現のため、 今後も邁進してまいります。

  • 調査概要

実施期間:2022年8月29日~2022年10月10日
調査主体:株式会社ベター・プレイス
調査対象:介護業界従事者 20~60代 男女
対象エリア:全国
調査方法:顧客法人職員対象のインターネット調査
回答件数:248名
※本調査結果の二次利用は「出典元:ベター・プレイス調べ」を記載いただきご使用ください。 使用許可の確認は不要です。

  • ベター・プレイスが企業に導入・サポートを推進する「はぐくみ基金」について

現在我が国は、 人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、 特に保育・介護・医療業界においては慢性的な人手不足の現状があります。 また、 若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*1であり、 働く世代のお金の不安の第一位は「老後資金」*2となっています。

私たちは、 保育や介護、 医療など、 人々の生命と社会生活を支える人たちと、 業界を支えるため、 企業にも労働者にもメリットがある新しい企業年金「はぐくみ基金」を設立しています。

事業主側は、 元手なしで退職金制度を構築でき、 経営者や役員も加入可能な企業年金基金です。 退職金制度充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、 特に人手不足が深刻化している福祉業界において、 人材定着をはかるための福利厚生の1つとしてご好評いただいています。

従業員側のメリットには、 難しい投資の知識が不要で、 元本が保証されていることがあげられます。 また、 原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、 退職時や休職時、 育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、 育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めています。 現在、 加入事業所のうち73%が医療・福祉関係となっておりますが、 他業界の法人様にもご加入いただけます。

(出所)
*1 厚生労働省 平成 30 年若年者雇用実態調査の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf
*2QUICK資産運用研究所「個人の資産形成に関する意識調査」2019年11月

  • 株式会社ベター・プレイス

私たちは「ビジネスを通じて、 子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。 」という企業理念のもと、 人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。 保育や介護、 医療など、 人々の生命と社会生活を支える人たちの資産形成や福利厚生を支援するための「はぐくみ基金」サービスのほか、 福祉業界向けITシステムの開発など、 エッセンシャルワーカーのためのさまざまなサービスを展開しています。 また、 DXにより私たちは「ビジネスを通じて、 子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。 」という企業理念のもと、 人々が「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。 保育や介護、 医療など、 人々の生命と社会生活を支える人たちの資産形成や福利厚生を支援するための「はぐくみ基金」サービスのほか、 福祉業界向けITシステムの開発など、 エッセンシャルワーカーのためのさまざまなサービスを展開しています。 また、 DXにより企業年金手続きを刷新し、 労使ともに手続きにかかる手間を大幅に削減できるプラットフォームの提供により、 初心者の方でも手軽に老後の資産形成ができるような取り組みを行っています。
<主なサービス>
「福祉はぐくみ企業年金基金」退職金制度導入設計・サポート
企業型確定拠出年金導入設計・サポート
福祉業界向けITシステム開発:シフト勤務表自動作成システム「Work/Life」
<会社概要>
会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URL: https://bpcom.jp/


2022/11/14

約9割が「高齢者介護に負担を感じる」 ~介護経験の有無で負担感に違いも~

 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、 代表取締役社長:坂田政一) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第191号として、 高齢者介護に関する意識調査の結果をご紹介します。 未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、 お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。 そのため、 内訳の合計と表示値が異なる場合があります。

  • 高齢者介護「未経験」が8割

 現在介護中の人も含めて、 これまでに高齢者介護をしたことがあるか(仕事での介護は含まず。 以下の質問でも同様)を聞きました(図表1)。 結果、 「したことはない」と回答したのは79.7%、 「1人だけ」は15.3%、 「2人以上」が5.1%でした。 性年代別に見ると、 介護経験がある人の割合は、 男女ともに「50代」と「60代」の間で10ポイント以上の差があります。 また、 「60代」「70代以上」ともに、 介護経験のある女性は男性より10ポイント以上高くなっています。 「2人以上」の介護経験がある人が10%を超えたのは、 「女性60代」「女性70代以上」だけです。
 介護経験のある人に介護の相手を聞いたところ(図表2)、 「父・母」が67.6%、 「義父・義母」が18.7%で、 それ以外の項目は10%以下でした。 「父・母」については、 男性のほうが約20ポイント高く、 「義父・義母」については、 女性のほうが10ポイント以上高いです。 この違いは何から生まれているのでしょうか。

  • 「介護を負担に感じる」が  割近く

 高齢者介護を負担に感じるかどうかを聞いてみると(図表3)、 「とても負担に感じる」が55.4%、 「やや負担に感じる」が32.8%でした。 合計すると88.2%ですが、 女性の40代~60代では約91%とほかと比べて高い割合です。
 一方で、 「あまり負担に感じない」は6.6%、 「まったく負担に感じない」は5.2%です。
 「あまり負担に感じない」「まったく負担に感じない」と回答した人の割合は、 男性では20代、 30代、 40代、 女性では20代、 30代、 70代以上で全体平均よりも高くなっています。

  • 実際にやってみると介護のイメージが変わる 

 実際に介護をしたことがあるかどうかで、 介護をどのくらい負担に感じるか違いはあるのでしょうか。
 図表4のとおり、 介護経験のある人とない人を比べると、 「とても負担に感じる」「まったく負担に感じない」と回答したのは介護経験のある人のほうが低く、 逆に「やや負担に感じる」「あまり負担に感じない」と回答したのは介護経験のある人のほうが高くなっています。 実際やってみて「想像していたより楽だった」「想像していたより大変だった」と思い直す人がそれなりの割合いるのでしょう。
 数字の違いを見ると、 「思っていたよりは楽だったけど、 負担は負担だよね」という感じでしょうか。

  • 施設に入るのは「家族に迷惑をかけたくないから」

 介護が必要になったときに、 介護施設に入所したいかを聞いたところ(図表5)、 「入所したい」が45.9%、 「入所したくない」が54.1%と、 ほぼ半々という結果でした。
 男女別に見ると、 「入所したい」男性は42.0%、 女性は49.9%です。 また、 男性は年齢が上がるほど「入所したい」と回答した割合が高い傾向にあります。 一方、 女性は30代、 40代、 60代で「入所したい」が50%を超えて、 山なりのような印象です。

 入所したい/したくない理由を聞くと(図表6)、 入所したい理由のトップは「家族に迷惑をかけたくないから」(73.1%)でした。 2位以下とは40ポイント以上の差をつけて、 ダントツの1位です。
 一方、 入所したくない理由のトップは「家で過ごすほうがいいから」(56.0%)で、 2位の「経済的な負担が大きいから」(49.1%)とは10ポイントも差がついていません。 また、 3位が「資金的な余裕がないから」(43.3%)ですが、 2位、 3位とお金に関する理由が続きました。

 入所したい/したくない理由について年代別に見ると(図表7)、 「家族に迷惑をかけたくないから」と回答した人の割合は高齢になるほど高くなっています。 同様に「家で過ごすほうがいいから」入所したくないと答えた人の割合も、 高齢ほど高いです。

  • 家族の 面会「来てくれなくてよい」が約  

 高齢者介護施設に「入所したい」と回答した人を対象に、 施設に入所した場合、 家族や友人・知人にどのくらいの頻度で面会に来てほしいかを聞きました(図表8)。
 まず家族の面会については、 最も割合が高かったのが「1ヶ月に1回は来てほしい」(25.5%)、 2位が「1週間に1回は来てほしい」(20.4%)でした。 1ヶ月に1回以上の面会を希望する人は合計で約6割ですが、 「まったく来てくれなくてよい」と回答した人も17.8%いました。
 一方、 友人・知人については、 「まったく来てくれなくてよい」が40.3%で最も高く、 2位の「1ヶ月に1回は来てほしい」(16.2%)と大きく差をつけています。

  • 介護用品に対する印象は?

 「高齢者介護用品を使用したことがありますか」と質問したところ(図表9)、 「ある」は9.0%、 「ない」は91.0%で、 圧倒的多数の人が使用経験がないことがわかりました。 性年代別に見ても、 多少のばらつきはありつつ、 どの年代でも使用経験がある人は少数派です。
 次に、 高齢者介護用品にどんなイメージを持っているか、 5項目について質問しました(図表10)。 結果、 どの項目についても、 「どちらともいえない」と回答した人の割合が最も高いという結果になりました。 ただ、 介護経験のある人は「どちらともいえない」の割合が相対的に低くなっています。
 実際に介護をしたことがあるかどうかで、 介護をどのくらい負担に感じるかには違いがありました。 同様に、 実際に介護用品を使ってみて、 「こういう感じなんだ」ということが初めてわかるのではないでしょうか。
 特に「介護される側のことを考えられている」と「介護する側のことを考えられている」の2項目では、 「当てはまる」と回答した介護経験者が介護未経験者よりも15~20ポイント程度高くなっています。
 一方、 「適正な価格」「デザインがよい」の2項目については、 ほかの項目と比べると、 実際に使ってみる前後での差が大きくはありません。 また「適正な価格」に関しては、 2人以上の介護経験がある人のほうが「当てはまらない」と回答した人の割合が高くなっています。

  • 「介護は大変」だから「家族に負担をかけたくない」

 自分が介護して、 あるいは人が介護しているのを見て感じたこと、 考えたことや、 自分が介護される側になったときにどんなことを考えそうかなど、 介護に関して思うことやエピソードを自由回答で教えてもらいました。 介護経験の有無にかかわらず、 「介護は大変」「家族に負担をかけたくない」という声が多数寄せられました。 時間的、 精神的な負担以外にも「腰を痛めそう」という声も。 する側・される側、 どちらにしても多くの人が不安を抱えているようです。

  • 「介護は大変」だから「家族に負担をかけたくない」

 自分が介護して、 あるいは人が介護しているのを見て感じたこと、 考えたことや、 自分が介護される側になったときにどんなことを考えそうかなど、 介護に関して思うことやエピソードを自由回答で教えてもらいました。 介護経験の有無にかかわらず、 「介護は大変」「家族に負担をかけたくない」という声が多数寄せられました。 時間的、 精神的な負担以外にも「腰を痛めそう」という声も。 する側・される側、 どちらにしても多くの人が不安を抱えているようです。

《 介護について考えること、 エピソードなど 》

【介護をして感じたこと】
● 両親の介護をしていた。 トイレや入浴など、 少しでも介助なしで利用できるようなバリアフリーにしておけば、 介護が少しは楽だったかもしれない。 (男性70代以上)
● 私が50代半ばのころ、 兄妹で母の世話をしていました。 月1、 2回実家に出向くだけでしたが、 それでも介護は大変で疲れ果てました。 老老介護が問題になっていますが、 そこには親子だからこその大変さが存在します。 取り返しがつかない事件事案も理解できます。 自分も母のように介護施設に入所して、 子供に負担をかけず良好な関係を保つことを目標としています。 (女性60代)
● 認知症の祖母を介助しているとき、 性別も違うので、 自分相手では恥ずかしがった。 第三者でなければ、 細かな対応はできないように感じた。
(男性30代)
● 祖母を介護していた時に、 祖母は介護されることに対して申し訳ない気持ちを持っていた。 (女性40代)
● 介護者と被介護者はそれぞれに事務的であるほうが、 心持ちが楽であると感じられた。 (男性70代以上)

【介護したことはないが……】
●「施設には入りたくない」と言う実の親を、 母が介護していた。 家での介護は誰か一人ではできないし、 ほかの家族や専門の方の協力があってこそ。 自分なら家族へ負担をかける方がしんどいので施設に入りたい。 (女性30代)
●家族が介護をしているのを見ると、 互いに自分の時間が取れなくて大変だなと思う。 有料でもサービスを利用した方が割り切って介護を受けられそうだが、 高額な施設でも自分に合ったスタッフに出会えるかわからないのは不安。 (女性30代)
●自分は介護をしたことがなく、 とても大変・負担が大きいというイメージがあるので、 介護をしている方を尊敬している。 自分が要介護者になったら、 家族に負担はかけたくないので、 仕事として介護をしてもらえる、 介護施設に入所したい。 (女性30代)

【施設のおかげで】
● 祖母は車椅子を使っていたが、 気持ち的におむつに抵抗があり、 介護施設でもめて、 双方が困っていた。 自分はそうならないよう健康に気をつけるか、 時代が進んで介護がロボット化していることを願う。 (女性20代)
● 母は介護施設でお世話になっていた。 面会に行ったとき、 私にできるお世話だけはしていたが、 お風呂、 トイレなどの介助が、 一番大変だと感じた。 本当に施設の方たちには、 感謝でいっぱいでした。 (女性60代)
● 祖母が施設に入所していた。 家族だと甘えてしまうことも、 施設で他人の目が入ることで、 刺激を受けるし、 介護する側も気分転換できる。 いい関係を築く上でも、 施設入所は双方にとってよかったと思う。 (女性20代)

【穏やかに暮らしたい】
● 私は障碍者なので、 夫にサポートされながら日々暮らしている。 同じ年なので数年後一緒に施設に入居しようと考えている。 そのなかで穏やかに楽しく余生を送りたい。 (女性70代以上)
● 以前デイサービスで働いていたことがあるが、 デイサービスで楽しそうに過ごされている利用者を見ると福祉サービスを利用するのもいいなと思いました。 (女性40代)

調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、 株式会社ネオマーケティングにて「高齢者介護」に関する意識調査を実施。期間:2022年9月14日~9月20日、 インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットと   https://www.planet-van.co.jp/  
メーカー、 卸売業、 小売業がサプライチェーンとして連携し、 生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、 情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。 消費財や暮らしに関する旬なトピックスなどをご紹介しています。

本件に関するお問い合わせ先
(今リリースに掲載していない結果や属性データのご紹介や、 当社担当者が解説を差し上げることもできます)
株式会社プラネット 広報部(河合)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp


2022/11/10

別居している65歳以上の高齢者がいる層では、約4%がサービスを現在利用

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、 代表取締役社長:高井和久)は、 2回目となる『見守りサービス』に関するインターネット調査を2022年10月1日~5日に実施しました。 調査結果をお知らせします。

━━<< TOPICS >>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■見守りサービスを現在利用している人は約2%、 別居している65歳以上の高齢者がいる層では約4%。 利用意向者は3割弱、 現在利用している人では8割
■利用したことがある見守りサービスは、 「担当者が定期的に訪問して安否確認し報告」「通報ボタンを押すと家族やサービス事業者へ通知」が利用経験者の各20%台
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【調査方法】インターネット調査 【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査時期】2022年10月1日~10月5日 【回答者数】9,851名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29104

  • 見守りサービスの利用状況 (見守る側としての利用状況)

離れて暮らす家族などの状態を確認・サポートする見守りサービス。 そのサービスを現在利用している人は、 「自治体の見守りサービス利用」「民間企業の見守りサービス利用」を合わせて2.2%です。 別居している65歳以上の高齢者がいる層では、 約4%となっています。
現在利用している人に、 「以前利用したことがある」を合わせた利用経験者は約4%です。

  • 利用したことがある見守りサービス (見守る側としての利用経験)

利用したことがある見守りサービスは(複数回答)、 「見守り対象者宅へ担当者が定期的に訪問して安否確認し、 報告」が利用経験者の26.9%、 「見守り対象者が、 ペンダント型などの通報ボタンを押すと、 家族やサービス事業者へ通知」が21.9%です。
自治体のサービス利用者では「担当者が定期的に訪問して安否確認し、 報告」、 民間のサービス利用者では「食事宅配サービスなどの配達時に、 安否確認し報告」「センサーを設置、 異常時に家族などへ自動通知」が多くなっています。

※グラフの続きは【調査結果詳細】で見ることができます。
【調査結果詳細】  https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29104

  • 見守りサービスの利用意向  (見守る側としての利用意向)

見守りサービスの利用意向者は、 「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて3割弱です。 女性30~40代では、 各4割強となっています。 別居している65歳以上の高齢者がいる層でも、 4割強みられます。
現在利用している人では8割、 以前利用していた人では5割強です。 利用したことはないが、 サービスを知っている人では3割強となっています。

  • 利用したい見守りサービス (見守る側として利用したいサービス)

利用したい見守りサービスは(複数回答)、 「見守り対象者宅へ担当者が定期的に訪問して安否確認し、 報告」「見守り対象者本人や家族から要請があった際に、 サービス事業者が駆けつける」が利用意向者の各4割弱、 「センサーを設置、 異常時に家族などへ自動通知」「見守り対象者宅への食事宅配サービスなどの配達時に、 安否確認し報告」が各3割強です。

  • 見守られる側になった際に利用したい見守りサービス

自分が見守られる側になった際に、 利用したい見守りサービスを聞きました(複数回答)。
「見守り対象者本人や家族から要請があった際に、 サービス事業者が駆けつける」「見守り対象者宅への食事宅配サービスなどの配達時に、 安否確認し報告」が各2割強となっています。

<< 回答者のコメント >> 見守りサービスを利用したい理由、 利用したくない理由 (全4,191件)

  • <利用したい> 毎日電話するわけにもいかないので、 何かしらの方法で繋がりを持っていたい。 (女性51歳)
  • <利用したい> なにかあった時、 すぐに知れる体制を取っておきたい。 (男性37歳)
  • <利用したい> 不安を払拭したいのと、 身内を見られない自分の罪悪感を消したいため。 (女性49歳)
  • <利用したい> 見守りされるがわですが、 子供は頼れないので。 (女性75歳)
  • <利用したくない> 親といえどもプライバシーは尊重したいから。 (男性49歳)
  • <利用したくない> 異常がわかったとして、 どうするのか。 異常ではないのに異常と判断されて振り回されることはないのか。 等、 疑問点が多々ある。 (女性63歳)
  • <利用したくない> せっかく自由に暮らしているのに見張りはいらない。 (女性73歳)
  • <利用したくない> 個人の生活環境・情報が全てバレる為、 利用先企業の従業員が信用できない。 (女性56歳)

【調査結果詳細】

<今 回>(2022/10) https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=29104
※上記設問の他に 「高齢家族との同居・別居状況」「サービス利用検討時に重視する点」 も聞いています。
<第1回>(2019/3) https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=24805

◇調査結果に関するお問合せ (MAIL)otoiawase@myvoice.co.jp /(TEL)03-5217-1911

<会社概要>
【会社名】 マイボイスコム株式会社 【代表者】 代表取締役 高井和久
【設  立】 1999年7月 【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、 オフライン調査、 テキストマイニング、 アンケートデータベース
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/
*マイボイスコム株式会社は、 インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社です。

───────────────────────────────────────────
★マイボイスコムでは「アンケートモニター」を募集しています。
貴方もアンケートに回答してみませんか?
<アンケートモニター詳細> https://voice.myvoice.co.jp/info/visitor/
───────────────────────────────────────────


2022/11/10

株式会社トータルブレインケアと認知症予防に関する業務委託契約を締結

株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:小谷野悦光)は、 株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市、 代表取締役社長:河越眞介)と、 「脳体力トレーナーCogEvo(コグエボ)」を活用した認知症予防に関する業務委託契約を締結しました。 今後、 両社およびアライアンス各社では「誰もがより長く元気に活躍できる社会(生涯現役の社会)」の実現を目指し、 超高齢社会に潜む社会課題に対し、 ICT技術を活用したトータルサポートを提供していく取り組み「脳の学校プロジェクト」を共同展開してまいります。

トータルブレインケアの提供する「脳体力トレーナーCogEvo」は、 手軽に認知機能のトレーニングとチェックができるクラウドサービスとして、 医療機関・介護施設・自治体をはじめ、 企業の健康経営支援やドライバーの安全運転、 スポーツ選手の脳振盪復帰プログラムなど幅広い分野で活用が広がっています。

社会課題である『認知症予防』には、 上記をひとつの要素として捉えた上で、 多因子介入(運動・栄養指導/血管リスク管理・認知機能訓練・社会参加)が必須かつ効果的であると言われています。 (※)当社が中心になって進める「脳の学校プロジェクト」では、 アライアンス各社と効果的に連携し、 ICT技術を独自に組み合わせ、 それを社会に実装・循環させていくことで、 「誰もがより長く元気に活躍できる社会」の実現を目指します。 本プロジェクトの共同展開を通じ、 近い将来、 地域・自治体および企業・団体が必ず直面していく超高齢社会に潜む社会課題の解決に貢献する取り組みとして進めてまいります。
(※)FINGER研究 フィンランドで2009年から2011年にかけて実施された「高齢者の生活習慣への介入による、 認知機能障害予防の研究」

両社は本提携を通じ、 日本旅行の有する地域/自治体・企業/団体・教育機関といった多くの事業者に対して「脳体力トレーナーCogEvo」の活用を提案してまいります。 一例になりますが、 自治体における交通安全政策における活用、 バス・タクシー会社等の交通事業者における高齢ドライバーの安全運転施策、 高齢者マーケットにおいて新規事業開発に取り組む企業・団体でのマーケティング等、 様々な顧客に対し脳体力トレーナーCogEvo導入を推進し、 日本が直面している超高齢社会に潜む社会課題の解決に貢献してまいります。

設立日 2015年11月2日
代表者 代表取締役社長 河越眞介
所在地 兵庫県神戸市

「認知機能の見える化」を通じて、 認知機能という概念の理解の普及、 個人差や特性を理解し多様な価値観や状態を認め合い尊重する社会の実現を目指しています。 健康増進・セルフケアの促進に努めるとともに、 認知症等の認知機能の低下を引き起こす病気や体調・状況の早期アセスメント、 そのための、 暮らしの工夫や支援の方法について、 情報発信、 啓発活動を行っております。

トータルブレインケアの提供する「脳体力トレーナーCogEvo」は、 科学的根拠に基づき手軽に認知機能のトレーニングとチェックができるクラウドサービスとして、 医療機関・介護施設・自治体をはじめ、 企業の健康経営支援やドライバーの安全運転、 スポーツ選手の脳振盪復帰プログラムなど幅広い分野で活用が広がっています。 国立長寿医療研究センターが行っている「認知症のリスクをもつ高齢者に対する進展予防を目指した多因子介入によるランダム化比較研究 J-MINT」(FINGER研究の日本版)の認知機能評価のひとつとして利用され、 多くの大学医学部や研究機関との共同研究も行っています。 開発元であるトータルブレインケアは、 Google Startup AgetechやJ-STARTUPKANSAI等の起業家育成プログラムに選出されるなど、 その技術革新性と将来性が高く評価されています。

脳体力トレーナーCogEvoでは、 12種類のゲームを通じ、 楽しみながら手軽に認知機能別トレーニングと認知機能チェックができます。 特徴として、 正答率だけではなく反応時間も測定することで、 認知機能の軽微な変化に気づくことが可能であること、 「自分自身で感じられる達成感」「ほめてくれる仕組み」といった学習科学の要素を取り入れていることが挙げられます。

既に医療機関や介護施設、 薬局など約600件の導入実績があり、 スポーツ選手の脳振盪復帰プログラムや企業の健康経営サポート等、 医療関係以外の分野においても導入が進んでいます。
また、 CogEvoパーソナルでは、 測定結果を家族と共有できる仕組みを備えており、 離れて暮らす高齢者の見守りサービスとしても利用できます。


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社日本旅行 広報担当
電話:03-6895-7860

2022/11/10

平成生まれのZ世代がママを務める、新時代のスナックが京都にオープン

株式会社イナック(本社:東京都荒川区、 代表:田中類)が全国展開する「若者・現役・シニアの3世代交流を目的とした街中スナック」事業にて、 全国で4店舗目となる【 街中スナック 京都店 】が11月3日(木)京都府京都市にオープンいたします。

  • 「街中スナック 」とは

「街中スナック」( https://inac.co.jp) は、 コロナ禍での対面コミュニケーションの減少、 高齢化や再開発などによる地域の変容といった流れの中で、 若者からシニアまで世代を超えた「コミュニティ」「居場所」を提供する、 地域貢献型の“新しい飲食店”ボランタリーチェーンです。

従来のスナックとは異なり、 若者世代がママ/マスターをつとめ、 あえてカラオケなどを置かずに、 お客様同士そしてママ/マスターとの会話が楽しめる居場所です。

お客様の深酒防止やスタッフの健康にも配慮し、 22時には閉店いたします。 チーママ/セカンドマスターとして様々な世代もお店で働くことが可能となっており、 街の方々と共創したイベントを随時発信することで、 「街中スナック」から生まれるコミュニケーションを街づくりへと繋げてまいります。

全国展開中の街中スナックでは、 営業中にモニターを通じて全店舗と会話できる仕様となっており、 他の街のママ/マスターや一般のお客様と対話が可能です。 (福井県に第一号店、 東京都に第二号店、 沖縄に第三号店)

クリーンなスナックとして健全で安心に、 どんな世代でも気持ちよく過ごせる、 そして街の中に世代を超えた仲良しができる、 そんな居場所を提供いたします。

  • 「街中スナック 京都店」の特徴

 1.東本願寺の裏に位置する歴史とコミュニケーションが交差する居場所
・京都駅から徒歩約7分の立地に位置する店舗は、 歴史ある東本願寺の裏手に位置し、 京都タワーも望めます。
 観光客も足を踏み入れることのできる店内で、 様々な出会い・仲間づくり・会話が生まれます。

2.平成生まれのZ世代、 世界を旅する 前田叶音 (まえだ かのん)がママ/マスターを務める。

前田 叶夢 (まえだ かのん)
2001年愛知県生まれ。 幼少期はシュタイナー教育の保育園に6年通う。 高校2年の時に国際ボランティアで 2度フィリピンのセブ島へ訪問し、 性教育に関する青空授業を開催。 熊本豪雨災害時には支援活動を1年間行うなどボランティアの志を高く持っている。 最も得意とすることは人とのコミュニケーション、 街中スナックの理念に共感し、 京都を盛り上げていきたいとZ世代のママとなる。

3.京都を盛り上げるイベント企画を続々と展開

KOIN(Kyoto Open Innovation Network)※1と連携した出張イベントを11月21日(月)に予定、 様々な団体と京都を盛り上げる、 仲良しをつくるイベントを企画しています。

※1「KOIN(Kyoto Open Innovation Network)」は、 京都府、 京都市及び京都の産業界のオール京都体制により設立された「一般社団法人 京都知恵産業創造の森」が運営する京都経済センター3階のオープンイノベーションカフェの愛称です。

  • 「街中スナック 京都店」の詳細

住所:京都府京都市下京区平野町764-16
電話番号:075-494-3511
 (グループ会社「ちゃばなグループ」に接続いたします、 お電話の際には「街中スナックの件について」とお伝えください)
営業時間:18:00~22:00
定休日:不定休
席数:12
公式Instagram: https://www.instagram.com/machinaka_snack_kyoto/

  • 出店者(街中スナック加盟店)情報

会社名:株式会社エミカ 
代表取締役:苗村 章
所在地:京都府向日市向日町北山1番地
TEL:075-494-3511
 (グループ会社「ちゃばなグループ」に接続いたします、 お電話の際には「街中スナックの件について」とお伝えください)

  • 会社概要

会社名:株式会社イナック
代表者:田中 類
所在地:東京都荒川区西尾久2-37-6 BKビル1F
業種:「街中スナック」の運営/本部
URL: https://inac.co.jp (外部リンク)


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社イナック 広報担当:田中
メールアドレス:rui-tanaka@inac.co.jp

2022/11/10

<2022年、日本が向き合う12の暮らしの不調>

 漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社では、 「2022年、 日本が向き合う12の暮らしの不調」と題し、 1年間を通して季節や流行に応じた漢方情報を発信してまいります。 11月は『COPDとフレイル』をテーマに、 その密接な関係性や、 フレイルについての実態調査などについてご紹介します。

  • 「タバコ病」とも呼ばれるCOPD/11月16日(水)は「世界COPDデー」

 11月16日(水)は「世界COPDデー※1」に定められており、 世界各国でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)への関心が高まる取り組みが推進されます。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、 主に長年の喫煙などで肺に炎症が起きる病気で、 気管支が狭くなったり、 肺胞が破壊されることで呼吸機能が低下し、 息切れや長く続く咳、 痰といった症状が特徴です。 COPD患者の90%以上が喫煙者であることから、 別名「タバコ病」とも呼ばれています。 日本では約530万人を超える患者数がいると言われており、 死亡者数も増加傾向にある一方で、 まだまだCOPDのことを理解している人が多いとは言えない現状です。

  • 実はCOPDと関係性の深い“フレイル”/COPD患者の56%がプレフレイルという報告も

 COPDでは、 呼吸機能の低下に伴う食事摂取量の減少、 安静時エネルギー消費の増加等により、 低栄養に陥りやすい傾向にあります。 そのため、 近年、 COPDとの関係性が高い“フレイル”への注目が高まっています。 フレイルとは「年齢に伴って筋力や心身の活力が低下した病態」のことを指し、 健康と要介護状態の中間に位置付けられます。 COPDとフレイルの関係性を調査したデータによると、 COPD患者におけるプレフレイルの割合は56%、 フレイルの割合は19% ※2と報告されています。

  • 喫煙指数の高い高齢者ほど、 フレイルと関連する3指標の低下した人が多い結果に

 特に新型コロナウイルスの流行により、 外出自粛が続いたことで、 フレイルの危険性がさらに増加しています。 そこで今回、 フレイルの指標にもなっている「食事量」「疲労感」「運動量」について、 コロナ禍でどのような変化が生じたのか、 また喫煙頻度によってどの程度違いがあるのかを調査しました。 調査では、 健康と喫煙の関係を示す指標の一つである「ブリンクマン指数(喫煙指数)※3」 を基に、 一般的にCOPDや咽頭がん、 肺がんのリスクが数十倍高くなるとされる指数700以上と、 699以下に分けて比較しました。

<調査概要>
○調査対象:全国の40代~70代の男女1000名(有効回答数) ○調査期間:2022年9月20日 ~ 2022年9月26日
○調査方法:インターネットアンケート/クラシエ調べ(株式会社ドゥ・ハウスmyアンケートlight利用)

調査の結果を年代別に見ると、 高齢者において「運動量」と「疲労感」の項目でブリンクマン指数 699以下のグループと比べて700以上のグループでは約20%高い数値となりました。 「運動量」や「疲労感」という項目はフレイルの診断基準にも含まれている項目で、 このまま悪化が見られるとフレイルに陥る可能性があります。 一方で、 中高年層ではブリンクマン指数による変化はあまり見られませんでしたが、 実は中高年層ほど、 フレイル予防を意識することが重要です。 中高年層は現役で働いている世代でもあるため、 フレイルの兆候を実感していない方が多く、 気づかないうちにフレイルが進行 しているケースがあります。 特に喫煙本数が多く、 ブリンクマン指数が高い方は、 日常から軽い運動を心掛けるなどフレイル予防を意識的に心掛けましょう。

※1 世界各国でCOPDへの関心を高めることを目的に、 GOLD(the Global initiative for chronic Obstructive Lung Disease: “慢性閉塞性肺疾患に対するグローバル・イニシアティブ”)が、 毎年11月の第三水曜日を「世界COPDデー」として2002年に制定
※2 Marengoni A et al. CHEST 2018; 154(1): 21–40.※3 一日に吸うたばこの本数と喫煙年数をかけた指標のこと。 例えば毎日1箱(20本入り)を20歳から吸っている40歳の人は、 20本×20年=400となる

  • 昭和大学医学部 内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学部門 主任教授 相良 博典 先生より解説

●COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
 COPDとは、 主に長年の喫煙習慣などのために肺に炎症が起きる病気です。 肺に炎症が起きると空気の通り道である気道や気管支が狭くなったり、 気管支の先のぶどうの房状の肺胞が壊されたりして、 呼吸機能が低下していきます。 また、 壊れた肺は治療しても元に戻ることはありません。

 ■特徴的な症状は?
 COPDの症状は長引く咳や痰、 労作時の息切れなどありふれたものですが、 これらの症状が慢性的(約3ヵ月以上)に続いている場合は、 COPDが疑われます。

 ■早期の段階で適切な対応を
 厚生労働省の2017年の統計によるとCOPDによる死亡者数は18,523人で、 男性では死亡原因の8位となっています。 COPDの患者数は40歳以上の人口の8.6%、 約530万人と推定されていますので、 まだ診断も治療もされていない患者さんが多数いると考えられています。
 症状が進行すると、 歩くだけでも苦しくなり外出や運動を避けるようになってしまうため、 体を動かす機会も減少し、 呼吸が苦しいことを感じづらくなります。 COPDは初期症状の咳や痰から、 ゆっくり時間をかけて進行しますが、 症状が進むと酸素吸入をしないと動けなくなるため、 早い段階での対応が重要です。

 ■十分な食事ができず、 低栄養傾向も
 COPDの患者さんの肺は、 息をうまく吐き出せず膨らんでいるため、 その下にある胃が圧迫され食欲があまりわきません。 また、 胃が食事で膨れると、 肺を圧迫するため苦しくなり、 十分な量を食べられなくなります。 さらに、 COPDの患者さんでは、 呼吸に消費するエネルギー量が健康な人より約10倍も多いため、 ますます栄養状態が低下 していきます。 一度に多くは食べられないので、 1日3回の食事以外に、 果物やチーズ、 ゆで卵など手軽なおやつで上手に栄養補給しましょう。

<COPDとフレイルの関係性>
 COPDでは、 息切れや呼吸困難に伴って身体活動量が低下し、 摂取エネルギーが減少する一方で、 安静時エネルギー消費量は増大する、 という不均衡が問題となります。 COPDの患者さんは低栄養や活動量の低下に陥りやすくなるため、 近年、 フレイルとの関係が注目されています。 COPDの患者さんではフレイルを併存すると呼吸機能がより低くなり、 生命予後に影響を与えると考えられているため、 フレイルへの対策も必要です。

●フレイルについて
 フレイルとは、 加齢に伴い、 身体の様々な臓器の機能が低下することにより、 ストレスに対する回復力が低下した状態です。 疲れやすくなり、 筋力が低下するため身体機能が低下し、 活動量も減少します。 消費エネルギー量の減少によりますます食欲が低下し、 低栄養やサルコペニア*が悪化する負の循環(フレイルサイクル)を生じます。
*サルコペニア:筋肉量が減少して筋力低下や、 身体機能低下をきたした状態

漢方視点で見る“フレイル”
 漢方医学では、 からだは3つの要素(気血水)で構成され、 各要素がバランス良く体内を循環していることが健康な状態と考えられています。 このバランスが崩れると、 なんらかの不調を生じます。 漢方薬は崩れたバランスが元へ戻るように、 からだを整えていきます。 病気は突然起こるものではなく、 その前から徐々に進行し、 からだが耐えられなくなると病気として発症するものと考えます。 発症する前でも何らかの不調がある時には本当の病気にならないように予防医学的なアプローチを行うことがあります。 これを「未病を治す」といい、 漢方では重要視しています。
 フレイルは体や心の活力が低下した状態ですが、 適度な運動やバランスの良い食事などを取り入れることにより、 健康な状態へ戻る可能性がある状態です。 フレイルは漢方でいう「未病」の段階かもしれません。

■フレイルと漢方薬
 フレイルの兆候である「食欲がない」や「疲れやすくて、 体力がない」などの症状は、 東洋医学においては主に、 エネルギー(気)や栄養(血)が不足した状態と捉えています。 このような気や血が消耗してしまった状態の方には、 不足している要素を補う生薬である人参や黄耆が配合された補剤といわれるグループの漢方薬を用います。

<監修医プロフィール>

相良 博典(さがら ひろのり)先生
昭和大学病院 病院長
昭和大学医学部 呼吸器・アレルギー内科学部門 主任教授
1993年獨協医科大学大学院医学研究科修了。 同大学病院で勤務した後、 2013年に昭和大学医学部内科学講座・呼吸器アレルギー内科学部門の主任教授に就任。 2017年より同大学病院内科学講座主任、 副院長を務め、 2020年4月に現職就任。 喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、 呼吸器感染症における豊富な診療経験を持つ。 日本呼吸器学会呼吸器専門医。 日本アレルギー学会アレルギー専門医。

  • おすすめの漢方薬

フレイルの兆候がみられたら、 「病後の体力低下、 疲労倦怠、 食欲不振、 ねあせ、 手足の冷え、 貧血」を効能・効果とする漢方製剤「人参養栄湯」がおすすめです。

<食欲や体力が落ちており、 回復させたい方向けの漢方薬>
人参養栄湯(にんじんようえいとう)

 「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」は消化器のはたらきを高め、 栄養をすみずみにいきわたらせ、 「気」と「血(けつ)」の両方を補う処方です。 また、 『有形の「血(けつ)」は自生することあたわず、 無形の「気」より生ず』と言われるように、 同時に「気」を増やすことで、 補血を助ける作用があります。

<漢方セラピー>
人参養栄湯エキス顆粒クラシエ【24包】
【第2類医薬品】
希望小売価格:2,640円(税込)
効能:体力虚弱なものの次の諸症:病後・術後などの体力低下、 疲労倦怠、 食欲不振、 ねあせ、 手足の冷え、 貧血

  • クラシエ薬品について

クラシエ薬品は漢方のプロフェッショナルとして、 半世紀以上にわたり日本に暮らす人々の健康で豊かな暮らしをサポートしてきました。 漢方薬を中心に一般用医薬品から医療用医薬品まで自社一貫体制の下で幅広く提供しています。
近年、 健康の価値や暮らしのあり方が大きく変化している社会の状況を受けて、 クラシエ薬品は漢方事業における医療用分野と一般用分野の連携を強め、 「クラシエの漢方」として事業一体で漢方薬を通じた健康価値の提供を高めていくことに挑戦していきます。
漢方を通じて、 日本に暮らす人々が自らの健康を総合的に見つめ、 理想とする健康的な暮らしをつくることをサポートしていきます。


【本件に関するお問い合わせ】
共同PR株式会社(クラシエ薬品広報代行)
TEL:070-4303-7343 Mail:kraciekampo-pr@kyodo-pr.co.jp

2022/11/10

~川崎フロンターレへの協賛、ならびに川崎市および川崎市社会福祉協議会と協力し、10月21日(金)より市内無償配布しております~

不明瞭な葬儀費用を適正化し、葬儀サービスを自前で行うことで低価格を実現した、株式会社花葬(代表者:大屋徹朗、所在地:神奈川県川崎市、以下、「花葬」)は、2022年10月21日(金)より、オフィシャルパートナーの川崎フロンターレへの協賛、ならびに川崎市および川崎市社会福祉協議会と協力し『終活ノート(エンディングノート)』の市内無償配布を開始いたしました。

 「終活」への関心は親子共に高いものの、お互いを気遣って話が出来ていない

内閣府の調査によると、令和3年10月時点で、総人口に占める65歳以上人口の割合・高齢化率は、28.9%で、令和47年には、約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上になることが予測されており、少子高齢化は今後の社会課題となっております。

これから起こりうる社会構造の変化は、経済的な不安にも繋がりやすくなり、老後の生活に対する危機感だけでなく、自分がいなくなったあとのことを考えて「死後不安」も募らせてしまいます。

しかし、NTTファイナンス株式会社の調査によると、子世代の方々の70%は親の終活に興味を持っているにもかかわらず、約20%の人しか親と終活について情報共有や話し合いが出来ていないという実態が明らかとなっております。

特に「相続」「介護」「葬儀」は、3分の2以上の人が、話も手続きも何も手を打てていない状況です。

こうした不安を少しでも解消するためには、親側の世代は、早いうちに正面から課題と向き合い、残される側のことも考慮して、しっかり考えた上で自分なりの答えを出しておくことが大切です。

地域やサッカーを通じて親子でコミュニケーションを取るきっかけに

「終活」は、ネガティブに捉えがちになる方が多い中、「川崎フロンターレ」という地域のシンボルが市民に向けて広く認知することで、ひとりでも多くの方に前向きな気持ちで取り組んでいただきたいとの思いから、「終活をサポートする」目的で配布することといたしました。

終活ノート(エンディングノート)はA4サイズで全18ページ。家系図や健康状態、趣味といったパーソナル情報から医療・介護や、死後の葬儀・埋葬の方法等についての希望などを記入する欄が設けられており、マスコットキャラクター「ふろん太」「ワルンタ」「カブレラ」があしらわれているのが特徴です。

製作は、川崎フロンターレと川崎市が実施し、花葬は日本経済リサーチ株式会社の調査で「地域貢献度」「口コミ満足度」「信頼と安心」の3冠を達成した地域密着の葬儀社として、協賛させていただいております。

終活ノート(エンディングノート)とは

自らの人生の終末期や死後に備えて、親族や関係者がさまざまな手続きや判断を行う際に、その手助けとなる情報を書き残しておくためのノートです。

人生の終末期における医療・介護や、死後の葬儀・埋葬の方法等についての希望を伝えられることに加え、預貯金や保険、借入などの資産状況なども、あらかじめノートに記しておくことで親族や関係者に伝えることができます。

ぜひ手に取っていただき、自らの人生を振り返り、終末期に関するご希望などをノートに書き込むことで、ご自身および親族等の将来に備えてください。

         ©KAWASAKI FRONTALE

◆配布場所◆

・川崎市内各区役所、市民館、図書館等

・川崎市社会福祉協議会(エポックなかはら)

・各区社会福祉協議会(福祉パル)

◆配布開始日◆
 2022年10月21日(金)

花葬は、創業当時より「地域密着の葬儀社」をコンセプトに掲げて運営して参りました。

しかし、「地域密着」を名乗ることは簡単ですが、実際に何か行動で示すことは簡単ではありません。

これらは、私たちがこれまで実際に取り組んできた社会貢献活動の一部です。

    ●福祉関連施設への車椅子寄贈

    ●公立中学へのバスケットボールの寄贈

    ●区民祭への協賛

    ●交通事故軽減標語入り看板の寄贈

    ●各施設にマスクを無料配布

私たちに出来ることはほんの小さな活動かもしれませんが、私たちはこれからも今まで以上に地域の皆様のために様々な社会貢献活動に取り組んで参ります。

【会社概要】

会社名:株式会社 花葬

代表者:大屋 徹朗

資本金:1,000万円

所在地:神奈川県川崎市中原区上小田中6-7-1

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目12-1-6F(横浜家族葬相談ルーム)

電話番号:0120-594-073 / 044-712-5949

業務内容:葬祭事業、生花販売事業、仏壇・仏具販売事業、葬祭用贈答品販売事業

対応エリア:川崎市対応地域

川崎区、幸区、中原区、宮前区、高津区、多摩区、麻生区

     横浜市対応地域

     西区、中区、保土ヶ谷区、戸塚区、泉区、神奈川区、旭区、青葉区、緑区

     都筑区、港北区、瀬谷区、栄区、金沢区、磯子区、港南区、鶴見区、南区


Webサイト:https://hanasou-sougi.co.jp/

Twitter: https://twitter.com/hanasou87


2022/11/8

2022年11月30日(水)、12月1日(木)、2日(金)よりインテックス大阪にて開催

ミャンマーNo.1人材送り出し機関ミャンマー・ユニティ(最高顧問:北中 彰)は、 2022年11月30日(水)、 12月1日(木)、 2日(金)に開催される「CareTEX大阪(インテックス大阪)」に出展いたします。
当展示会は、 介護用品・介護施設向け設備・サービスに特化した専門展であり、 介護のプロが一堂に集まる非常に有意義な商談のできる機会です。
ミャンマーは世界で唯一「介護職が人気がある国」です。 人材不足が深刻化する介護業界ではなかなか優秀な外国人採用も難しい状況で、 ミャンマーは介護職希望者が多い世界で唯一の貴重な国であり優秀な人材が豊富におります。
ぜひミャンマー・ユニティのブースへ足をお運びください。

  • ミャンマー・ユニティが「CareTEX大阪」へ出展

厚生労働省は、 介護人材が2025年には32万人、 2040年には69万人不足する との予測を発表しています。 少子高齢化が急速に進行する中で、 介護の需要も今後急速に増加します。 しかし、 今後生産年齢人口は急減。 そして介護職は最も不人気な職種の一つです。 介護人材を増やすことは至難の業と言っていいでしょう。

では「介護を外国人に頼ろうではないか」という意見がありますが、 足元では円安が進行し、 今後途上国の急速な経済成長・賃金上昇が予想される中、 もはや日本で介護の仕事をすることに魅力を感じる外国人は消滅しつつあります。
一方で、 ミャンマーは世界で唯一「介護職が人気がある国」です。 現世で徳を積むという仏教思想から、 体の不自由なご老人を助ける仕事が「徳を積める仕事」だということで、 ミャンマーは介護職希望者が多い世界で唯一の貴重な国です。

またミャンマーは2021年2月の軍事クーデター発生後、 欧米各国からの経済制裁により、 失業者増大、 通貨暴落、 物価急上昇に見舞われ、 生活困窮者が急増しています。 そのため家族の生活を支えるために海外で働きたい若者が急増しています。
出稼ぎ先としは、 先進国で唯一ミャンマー人に対して在留資格がおりやすい日本が一番人気です。 アジアの先進国、 美しい国、 あこがれの国日本。 仏教文化、 国民性など親和性も高く、 日本で働くために日本語を学ぶミャンマー人が急増しており、 N4保有者も多数出てきております。 まさに日本就職ブームが到来しています。
そして今、 本人負担額がミャンマーで一番少なく、 ミャンマー政府認定のナンバーワンの送り出し機関として信頼度の高いミャンマー・ユニティに日本で働きたい若者が殺到しており、 面接候補者数はクーデター前の5倍に達しております。
ミャンマーではもはや大卒者にも就業機会はほとんどなく、 ミャンマー・ユニティの面接候補者は大学進学者(卒業、 在学、 中退者)が全体の57% に達しています。

人材不足にお困りの介護事業者様、 ぜひミャンマー・ユニティのブースへ足をお運びください。

  • このような方々におすすめです!

・介護人材の採用に困っている。
・介護人材が定着しなくて困っている。
・介護人材の質が下がって困っている。
・外国人介護士を採用したいがその方法がわからない。
・よい送り出し機関とつきあいたい。
・N3まで教育してくれる送り出し機関を探している。
・介護教育が充実していて介護即戦力人材を育成する送り出し機関を探している。
・手数料負担が少ない送り出し機関を探している。
・失踪が少ない送り出し機関を探している。
・正しい送り出し機関と取引して、 問題の発生をなくしたい。

  • 開催概要

第7回 CareTEX福岡’22
【大阪】介護用品展/【大阪】介護施設産業展/【大阪】介護施設ソリューション展

会 期:2022年11月30日(水)~12月2日(金) 9:30~17:00(受付開始 9:00)
会 場:インテックス大阪
主 催:ブティックス株式会社
ホームページ: http://osaka.caretex.jp/

  • ミャンマー・ユニティについて

会社名:ミャンマー・ユニティ(Myanmar Unity Co.,Ltd)
所在地:Unity Tower, YS 3, Kandawgyi Yeik Mon, No.137, Upper Pansoedan Road, Mingalar Taungnyunt Township, Yangon, Myanmar
代表者:代表取締役 チョー・ミン・トン
ライセンス:ミャンマー国政府公認送出ライセンス License No.54/2016
設立:2013年5月
資本金:5,500,000円

【日本駐在営業部】
〒101-0032
東京都千代田区岩本町1-2-11渡東ビルディングアネックス303
MAIL:info@m-unity.com
TEL:03-5809-2216
FAX:050-5577-5664

会社HP:
https://www.myanmarunity.jp/

ミャンマー・ユニティは、 優秀な人材を日本企業へ送り出しており、 ミャンマー政府より、 2019年のミャンマーNo.1人材送り出し機関として表彰されました。 ミャンマー・ユニティ運営の「UJLAC日本語学校」および「UKWTC介護学校」では、 「1人ひとりを大切に」という教育ポリシーのもと、 日本で働くために必要な“生きた日本語教育・日本の介護現場に通用する介護技術の習得”に力を入れた独自のカリキュラムを実施しています。 これまで日本へ送り出した技能実習生の職種は、 介護、 建設、 溶接、 食品加工、 金属加工など多岐にわたり、 ミャンマー国民がひとつでも多くのことを学べる社会づくり、 もっと多くのことを学びたいと思える環境づくりを創造していけるよう活動しています。


■本件に関するお問い合わせ先
ミャンマー・ユニティ
日本駐在営業部(担当:島根)
MAIL:info@m-unity.com
TEL:03-5809-2216

2022/11/8

鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、 代表取締役社長:鈴木美奈子、 以下 鈴茂器工)は、 2022年10月15日(土)に行われた『フードテックグランプリ2022』(株式会社リバネス主催)において、 SUZUMO賞として『食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」』(ギフモ株式会社)を選定いたしました。

フードテックグランプリ2022 SUZUMO賞

■「SUZUMO賞」選定の理由
(鈴茂器工株式会社執行役員 企画本部長   秋田 一徳)

噛む力、 飲み込む力が低下し食べることに問題を抱えている人々へ、 家族と同じ料理を食べられる喜びと幸せを届けたいという同社の理念と製品開発への想いが、 当社の掲げているビジョン『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』と通じるものを感じました。 食は人間が生きていくための力であり、 原動力です。 噛む力、 飲み込む力が低下し食べることに問題を抱えている場合の食事は、 刻んだり、 ペーストにしたりして見た目が大きく異なりメニューが限定されている場合が多く、 食事をする人と食事を作る人双方の大きなストレスとなっています。 年々増加傾向にあるこの問題は、 超高齢化社会における私たちの大きな課題となっています。 同社は、 この社会課題に正面から向き合い、 この問題で困っている人々へおいしくて温かい食事を提供し、 食が持つ喜びや幸せをつないで行こうとするその想いに共感し、 SUZUMO賞として選定いたしました。 今後の取り組みについては、 ギフモ株式会社とディスカッションを進めて行きたいと思います。

●『食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」』(ギフモ株式会社)について

https://gifmo.co.jp/delisofter/about

食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」(ギフモ株式会社)

デリソフターは、 出来上がった料理(市販のお惣菜やご家庭の手料理)を噛まずに簡単に飲み込めるやわらかさへ調理する家電です。 加齢や病気、 怪我などで噛む力・飲み込む力が低下してまった方にも「家族と同じものが食べられる幸せ」を提供したいという想いから生まれた製品です。

食べる喜びや幸せを実現するケア家電「デリソフター」(ギフモ株式会社)

※本件に関するリバネス社のリリースはコチラ   https://techplanter.com/2022/10/18/ftg2022_results/

【参考:関連リリース】
鈴茂器工 株式会社リバネス主催:テックプランター『フードテックグランプリ2022』参画のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000067066.html

取材等メディアの皆様からのお問い合わせフォームはコチラから : https://bit.ly/3CyoKsI

  • 鈴茂器工株式会社 概要
鈴茂器工企業ロゴ
会社名 鈴茂器工株式会社
英文商号 Suzumo Machinery Co., Ltd.
所在地 東京都中野区中野4-10-1 中野セントラルパークイースト6階
代表者 代表取締役社長 鈴木 美奈子
設立日 1961年1月
資本金 11億54,418千円
事業内容 米飯加工機械、 充填機械、 包装資材及び寿司ロボット及び食品資材等の製造販売など
URL 鈴茂器工企業HP     https://www.suzumo.co.jp/
鈴茂器工企業HP(英語) https://www.suzumokikou.com/
Fuwarica特設サイト   https://www.fuwarica.info/
企業公式SNS Instagram: https://www.instagram.com/suzumo_official/
Facebook: https://www.facebook.com/suzumo.official/

1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、 寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーです。 米飯加工ロボットにおいて国内外で高いシェアを占め、 お寿司、 おにぎり、 丼ものなど、 世界中の様々な食のシーンで幅広く利用されています。 近年では、 ご飯盛り付けロボットシェアNo.1(出典:富士経済:「2022 年版 ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望」 米飯盛付けロボット 販売金額・台数 2021 年実績)を獲得や、 「Fuwarica(ふわりか) GST-MRA」が、 「第25回外食産業貢献賞(日本食糧新聞社主催)」を受賞するなど、 業界でも注目を集めております。 『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』を掲げ、 細分化する食に関するニーズをいち早く捉えて市場にご提案し、 常に新しいフードビジネスを開拓する企業として躍進しています。


●本件に関するお問い合せについて●
鈴茂器工株式会社
〒176-0012 東京都練馬区豊玉北2-23-2
担当:企画本部 マーケティング部 寺坂・小野寺
TEL:03-3993-1457   E-Mail:marketing@suzumo.co.jp

2022/11/8

株式会社ニーズウェル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 船津浩三)は、高齢者の身体の健康を維持することを目的に、格安スマートフォンを活用し自治体と連携した地域密着型のクラウド型システムの開発に着手します。

1.  背景と開発経緯

少子高齢化が進み、高齢者の医療費増加への早急な対策が求められています。高齢期には病気や老化などの影響を受けて心身の生活機能が低下し、介護の危険性が高くなる「フレイル」という状態に陥る危険性があることから、高齢者の自立度を維持し、介護を予防する「フレイル予防」の必要性が高まっています。

2. 活用事例

ニーズウェルは、このフレイル予防に着目し、高齢者が健康で充実した生活を送ることができるよう、格安スマートフォンを活用したクラウド型システムの開発に着手することとしました。格安スマートフォンは、当社のグループ会社である零壱製作株式会社が提供する格安SIMを用いてグループシナジーを生かすことで、低価格帯での提供が可能です。

フレイル予防ソリューションでは、地方自治体が企画する各種のイベントに高齢者の参加を促す他、ご家族とご本人のご要望によっては、高齢者へ配布するスマートフォンの位置情報を活用し、家族が高齢者の居場所を確認することも可能です。地域とのつながりを促進する仕掛けで、高齢者の健康で自立した生活とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)※を支援します。フレイル予防は市場規模の拡大が期待できる分野でもあり、地域の高齢者向けの施策として、全国の自治体へ提案してまいります。

※QOL(クオリティ・オブ・ライフ):人生の満足度を示す指標。生活の質。

【株式会社ニーズウェルについて】

代表者:代表取締役社長 船津 浩三

所在地 :東京都千代田区紀尾井町4番1号ニューオータニ ガーデンコート13F

資本金 :9億8百万円(2022年1月)

事業内容 :業務系システム開発、基盤構築、コネクティッド開発、ソリューション・商品等売上、各サービスラインにおけるソフトウェア開発・運用・保守

URL:https://www.needswell.com/

【お問い合わせ先】

<製品・サービスについて> ソリューション営業部

050-5357-8344 (直)

sol_nwsales@needswell.com

<ニュースリリースについて> CC室(IR・広報)

050-5357-8346(直)

ir-contact@needswell.com

■報道関係資料

IRニュース https://www.needswell.com/ir/news

その他のお知らせ https://www.needswell.com/news/index


2022/11/8

~嚥下機能低下予備軍における口腔嚥下に関する新たなエビデンス~

株式会社ルネサンス(本社:東京都墨田区、 代表取締役社長執行役員:岡本 利治、 以下「当社」)は、 「舌骨上筋群の嚥下時筋活動時間と嚥下機能との関連」「嚥下機能改善を目的としたEMSによる舌骨上筋群の筋収縮運動の効果検証」の2種類の研究で効果検証を行いました。 本研究で「嚥下機能が低下している高齢者は嚥下時の筋活動時間が延長する」事と「舌骨上筋群への電気刺激は嚥下機能を改善させる」事が明らかになったことをお知らせします。

■ 研究の背景

日本人の死因第5位は「肺炎」で、 70歳以上の肺炎患者の7割以上は誤嚥性肺炎となっています。 誤嚥性肺炎の原因の多くは、 口腔嚥下機能の低下であると言われています。 誤嚥性肺炎の予防においては、 嚥下機能の予防が必要だと考え、 嚥下機能低下を可視化し嚥下機能低下予備軍への対応策を創出することを目標に研究を進めてまいりました。

■ 嚥下機能低下予備軍を対象としたEMSによる舌骨上筋群の筋収縮運動の効果検証

1.研究目的

先行研究として、 嚥下機能が低下すると嚥下時の舌骨上筋の筋活動時間(Swallowing Muscle contraction Time:以下SMT)は延長することを実証し、 第41回関東甲信越ブロック理学療法士学会にて発表いたしました。 本研究によって、 健康寿命の延伸には嚥下機能障害を呈する前にSMTを短縮させ、 嚥下機能の維持・向上を図ることが可能なリハビリテーションプログラムが必要であることが示唆されました。

これまで嚥下機能の改善においては、 言語聴覚士による口腔内への直接的なリハビリテーションが主流でしたが、 近年はEMS(Electric Muscle Stimulation:電気刺激療法)を用いたアプローチが国内外で散見されています。 特にアメリカ・イギリスでは、 舌骨上筋へのEMSは嚥下機能改善のエビデンスが実証されており、 積極的にプログラムが提供されています。

日本においては、 EMSが医療領域での嚥下機能障害群へのサービス提供に限定されているため、 在宅領域での嚥下機能低下予備軍への提供は進んでいない状況です。

このような現状を踏まえて、 機能低下予備軍に対する舌骨上筋へのEMSの効果検証を実施し、 EMSが嚥下機能向上のプログラムとして高齢者に有用であるかを明らかにし、 機能低下予備軍へのプログラム提供を推進することを目的として検証を実施しました。

2.効果検証方法

1.介入方法
・週1回、 1回10分間通電(元氣ジム通所時)
・4週間継続して実施・電気刺激部位は「舌骨上筋」(右図参照)

2.対象者
通所介護施設 元氣ジム利用者(綾瀬・亀戸・高島平)
嚥下機能低下予備軍16名(男性10名,女性6名 74歳±13)

3.評価方法
・反復唾液嚥下テスト(Repetitive Saliva Swallowing Test:以下RSST)
・嚥下機能を評価する一般的な評価
・30秒間に唾液を飲み込んだ回数を測定する評価方法
・初回と4週間後で1回ずつ計測

3.結論

「舌骨上筋への10分間電気刺激」の実践にて、 介入を 実施した全ての方で初回と4週間目のRSSTの回数の差は有意に向上し嚥下機能の向上が認められ、 短時間の 電気刺激により嚥下機能の改善が図れることが実証されました。

なお、 この研究結果は、 第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(千葉)で発表いたしました。
URL: https://site2.convention.co.jp/jsdr28/

■   今後の展望

当社は嚥下機能に関する検証および研究報告を通じて、 リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」のご利用者へ効果的な口腔嚥下機能向上プログラムの提供を開始することができるようになり、 口腔機能向上加算の取得も可能となりました。

今後は、 本検証を通じての成功体験やノウハウを開発に活かした加算取得支援サポート「R-Smart」※を通じて、 高齢者への嚥下口腔機能向上プログラムの提供を推進し、 健康寿命の延伸に貢献してまいります。

 ※「R-Smart」について
「R-Smart」は口腔機能向上加算を効率的に算定するために必要な帳票を効率的に作成する「システム」と、 楽しく効果的な「プログラム」、 運用ノウハウを活用した「サポート」がパッケージ化された加算取得支援サポートサービスです。 2022年10月1日より通所介護事業者様に向けてサービス提供を開始いたしました。

URL: https://rena-bg.s-re.jp/r-smart-oral


【嚥下機能の研究に関するお問合せ先】
株式会社ルネサンス アクティブエイジング部
URL:https://kaigo.s-re.jp/kg/entry/

【リリースに関するお問合せ先】
株式会社ルネサンス 経営企画部パブリックリレーションチーム:村角(むらずみ)・瀬戸
TEL:03-5600-7811 MAIL:ml_pr@s-renaissance.co.jp
URL:https://www.s-renaissance.co.jp/

2022/11/8

総合事業の要支援者向けサービスとして

株式会社わかるとできる(本社:東京都渋谷区、 以下「当社」)が提供する、 スマホ教室運営支援サービス「Smable(スマブル)、 以下「Smable」)」が、 ウコウコヤオ株式会社(本社:東京都台東区、 以下「ウコウコヤオ」)の運営する、 竹の塚デイサービス151A(東京都足立区)にて採用されました。 今後、 同施設にて総合事業の要支援者向けサービスとしてスマホ教室を展開予定です。

【背景】
 2025年には団塊の世代が75歳以上になる介護・高齢者福祉の分野では、 昨今「介護予防」や「生活支援」サービスが重視されています。 そこで、 当社は「通所介護や高齢者福祉施設でのスマートフォン教室の実施」が社会に大きく貢献できるのではないかと考え、 これまでキャリアショップ・地方自治体向けにサービスを展開してきたSmableを、 新たに介護・高齢者福祉施設にも提供していく事を決定しました。

その中で、 この度ウコウコヤオの運営する竹ノ塚デイサービス151Aにて採用いただく運びとなりました。

◆Smableとは

 スマートフォン教室運営支援サービスです。 スマートフォンの基本的な操作やアプリの使い方を解説した動画コンテンツを活用する事で、 スマートフォン教室の開催をサポートします。 スマートフォン教室の開催を簡単に、 シンプルに行えるよう、 人材・時間・ノウハウ、 全ての課題を解決します。
 これまでに約150店舗のキャリアショップや、 地方自治体にて導入、 ご活用いただいています。

Smable(スマブル): https://www.wakarutodekiru.co.jp/service/smable/ 

◆高齢者へのスマートフォン教育の必要性

 高齢者がスマートフォンを活用できることは、 様々なシーンで日常生活の支えとなり、 介護予防、 自立支援、 孤立防止に役立ちます。 一方で、 操作や知識に関する苦手意識や、 それらを指導できる環境が整備されていないことは、 より高齢者のデジタルデバイド問題を加速させます。
 少しでも多くの場所でスマートフォン教育の機会を提供すると同時に、 介護・高齢者福祉施設の従事者に極力負担をかけないサービスとして、 Smableが課題解決を支援していきたいと考えます。
 まずは2022年度、 地域密着型のデイサービスにて、 総合事業の要支援者向けサービスとしてのスマホ教室の実施拡大を目指します。

【会社概要】
・会社名:株式会社わかるとできる
・代表者:代表取締役社長 硲 弘一
・設立:平成15年4月16日(株式会社設立)
・所在地:〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町7-3トミーリージェンシー2F
・TEL:03-5422-3477  /  FAX03-5489-0517
・パソコン教室わかるとできる: https://www.wakarutodekiru.com/
・コーポレートサイト: https://www.wakarutodekiru.co.jp/


企画制作部:高橋(たかはし)
メール:smable-info@wakarutodekiru.com
TEL:03-5422-3477(代) / FAX:03-5489-0517

2022/10/31

介護保険外サービスとして、高齢者の日常の不便を学生が解決!

「高齢者になることが待ち遠しいと思えるような社会を創り出す」ことをミッションに介護保険外サービスを展開する株式会社LibertyGate(本社:秋田県秋田市、 代表取締役:菅原魁人、 https://libertygate.jp/ )は、 2022年10月17日時点で秋田県大仙市、 仙北市、 美郷町、 三重県四日市市に展開中(その他多数展開予定)

  • 高齢者支援サービス「アシスタ」概要

「アシスタ( https://libertygate.jp/ashista )」とは、 日常の不便を抱えている高齢者の自宅に大学生を中心としたメンバーが訪問をして、 お話し相手、 スマートフォン指導、 病院付き添い、 除雪といったサービスを行います。

高齢など何らかの理由で支援が必要になった場合でも住み慣れた地域で暮らし続けられるような社会を作るべくして200年に始まった介護保険制度。 高齢者の要支援者、 要介護者数の急増により全ての高齢者を介護保険制度で賄うことが困難になってきています。 その証拠として、 2025年には約22万人、 2040年には69万人の介護人材が不足すると言われています。 こういった社会状況の中で介護保険外サービスとして、 介護保険を使わないサービスの需要が高まっています。

「アシスタ」は、 介護保険外サービスとして現行の介護保険と共に高齢化社会を救う一助となります。

■徹底指導
アシスタメンバーは数多く存在する業者とは違い高齢者、 福祉、 介護に特化したサービスです。 そのため高齢者の病気に対する理解や知識、 福祉領域での心構え、 認知症に対する理解や対応といった隅々まで配慮したサービス提供が可能です。 大学生であってもアシスタ専用マニュアルが用意されており、 接遇マナーから各依頼の対応まで全て学べるようになっております。

■サービス提供範囲
介護保険外サービスのため制限は特にありません。 介護保険でできることやできないことまで幅広く対応可能です。

■料金
基本料金:1時間1,650円(税込み)
依頼対応時間:24時間対応

■利用者の声
https://libertygate.jp/ashista/voice

  • アシスタFC加盟店

アシスタFC加盟店は2エリアで展開しています。 準備中エリアが9エリア、 年内で合計11エリアへの拡大が決まっています。 アシスタFC加盟時には様々なバックアップ体制がありますが、 アシスタFC加盟をすることで得られる価値を以下に記します。

■地域貢献(SDGs)
以前まではESG投資やSDGsは大企業だけが行うものでした。 しかし、 現在では中小企業にもこのSDGsという観点が重要視されています。 SDGsといっても何をしていいかわからず、 右に倣えで似たような施策を実施することが多い実情です。 しかし、 このアシスタFCは事業自体が社会課題解決型のビジネスモデルとなっており、 その地域で事業継続してくことでそのままSDGsに繋がります。 スポーツクラブへの協賛や様々なイベント、 地域の伝統行事への協賛と同等にその地域を長らく支えてきてくれている高齢者の支援をすることが一番の地域貢献、 SDGsだと我々は感じます。

■シニアとの顧客接点
シニア事業やシニア市場参入をしたい企業にとって、 とても魅力的なこの事業です。 それは、 シニア向けの事業を実施していても、 シニア集客やシニアと接点を持つかという観点が常に課題になってくるからです。 SNS広告やリターゲティングでは高齢者に響かず、 なおかつ今までの飛び込み営業、 TV広告、 新聞折込でも頭打ちになっている企業は多いです。 そこで、 アシスタFCを接点として顧客と繋がるフックにしていただいたり、 他事業からアシスタFCに送客していただくことで今までにない営業手法の確立が可能となります。

■採用の窓口
アシスタFCは主に学生が主体となって高齢者支援を実施します。 そのため、 「学生との接点は少しあったが、 上手なコミュニケーションがとれなかった」、 「学生との接点を増やして新卒採用に繋げたい」などの声に叶えることも可能となります。

■加盟事例紹介
https://libertygate.jp/voice-franchise/1219

  • 会社概要

商号:株式会社LibertyGate
代表者:代表取締役 菅原魁人
設立:2020年7月20日
所在地:秋田県秋田市仁井田緑町2-21
HP: https://libertygate.jp/
連絡先:info@libertygate.jp

  • 本件に関する問い合わせ

アシスタ大曲仙北エリア加盟店にご依頼したい方はこちら
担当:門脇
電話番号:080-5526-7065
メールアドレス:senboku-akita@ashista.jp

アシスタ四日市加盟店にご依頼したい方はこちら
担当:片山
電話番号:059-373-5558
メールアドレス:mie-yokkaichi@ashista.jp

株式会社LibertyGate本社へのお問い合わせはこちら
電話番号:018-853-4639
メール:info@libertygate.jp
※お電話は混み合う場合がございます。 メールにてご連絡頂けますと幸いです。


2022/10/24

多摩イノベーションエコシステム促進事業リーディングプロジェクトに選定

この度、 見守りタグ+ヘルスケアAIを活用した“おでかけ”により「地域活性化」のサービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:井上 憲 / 以下G&S)は、 京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市 代表取締役社長:都村 智史 / 以下京王電鉄) 、 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 取締役社長:星野 晃司 / 以下小田急電鉄) 、 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、 取締役 執行役 社長:三澤 智光/ 以下日本オラクル)と連携し、 街にでかけたくなる仕掛けづくりによる外出機会の増加からシニアの“健康寿命延伸”や、 お子様の“地域の安心安全向上”などを目的とした「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」の実証を多摩エリアで開始いたしました。

本実証は東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」における「リーディングプロジェクト」に選定されています。 また、 同社が2022年5月にローンチした、 人々の普段の暮らしにある移動が新たな価値になる参加型の見守り共創プロジェクト「Neighbor Good Project (ネイバー・グッド・プロジェクト)」とも連携しており、 今後も見守りとおでかけがより良い形で地域の活性化につながるよう目指していきます。

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証背景

世界各国で高齢化の進行が懸念されている中、 日本の近年の高齢化率(65歳以上)の推移は、 海外でも類をみないほどの上昇率となっており、 2050年には世界1位の“超高齢化社会”になるといったデータ※1も公表されています。 また、 時代とともに、 子供を取り巻く環境も大きく変化しており、 共働き世帯の増加に伴なった子供1人や子供だけで過ごす時間の増加や、 地域ボランティアの減少から、 子供たちを見守ってきた“地域の目”が失われつつあります。 本サービス実証を行う多摩エリアでは、 シニア世代はコロナ渦で外出機会の減少により健康不安が増大しているといわれており、 また比較的子供の人数も多く、 交通安全や防犯への対応が求められています。 また、 少子高齢化により地域でのシニア世代と子供世代の交流の機会が少なくなっていることも考えられます。
地域の課題解決に向け、 G&Sは京王電鉄、 小田急電鉄、 日本オラクルと連携し<高齢者の外出機会創出での健康長寿の推進><駅通過お知らせによる子供の見守りに寄与する通学路整備><店舗を起点とした近隣住人同士の相互存在認知の創出>をベースに、 子供と高齢者の皆様が“おでかけ”をすることで安心安全に暮らせる街の活性化を目指します。
※1 独立行政法人労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2017」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2017/index.html

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証概要

本実証では、 高齢者の外出機会を創出し健康長寿の促進、 子供が安心・安全な街歩きにつなげる施策として、 多摩市、 および日野市内にお住まいの高齢者と子供に見守りタグ「biblle(ビブル)」*の配布を行います。
この中で、 京王電鉄との取り組みでは、 特にシニア向け外出促進に焦点を当て、 ポイントラリーによる外出意欲の向上と近隣店舗活性化に向けての実証を行います。 見守りタグを保有しているシニアが外出した際に、 周辺に住む専用スマートフォン・アプリをダウンロードしたサポーターとすれ違うことや、 エリア内50箇所の専用受信機を設置した店舗への訪問によりポイントを付与します。 獲得したポイントは京王多摩センター駅、 聖蹟桜ヶ丘駅、 京王永山駅のフラワーショップにて、 特典対象の商品と交換することができます。
また、 小田急電鉄との取り組みでは、 子供やシニアの見守りに焦点を当て、 小田急電鉄にて実証を進める「小田急 × biblleみまもり通知サービス」の一貫として、 駅通過時にご家族の方にメール配信を行うサービスを拡大して実施します。 従来行っていた、 駅改札通過時に加えて、 駅付近(街ナカ)含めてメール配信を行う仕組みを提供します。

実証実施期間:2022年11月1日(火)~2023年2月28日(火)
主幹企業:ジョージ・アンド・ショーン株式会社
協力企業:京王電鉄株式会社、 小田急電鉄株式会社、 日本オラクル株式会社

各社の役割
G&S・・見守りタグ/受信機の提供、 ポイント管理システムの構築、 参加者向けアプリの開発
京王電鉄・・ 沿線住人へ施策誘致、 沿線店舗誘致とポイント獲得・端末の設置
小田急電鉄・・沿線住人へ施策誘致、 子供向けメール配信サービスの提供
日本オラクル・・各種アプリやインフラ開発支援

施策詳細については、 以下の特設ページをご参照ください。
Neighbor Good Projectページ内特設ページ: https://neighbor-good-project.com/tama-innovation/

  • 見守りタグとICTを活用したシニアの外出促進サービス

・ポイントラリーで高齢者の外出機会を創出し、 健康長寿の促進へ
見守りタグを持って地域商店街や移動販売車を訪問するとポイント獲得できる仕組みを提供します。

実証実施エリア:多摩市および日野市内エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)~2022年11月18日(金)
対象者:多摩地区(多摩市、 日野市など)にお住まいの65歳以上高齢者の方
商品交換店舗:京王多摩センター駅、 京王永山駅、 高幡不動駅近接のフラワーショップを予定

・駅通過見守りで、 安心して”いってらっしゃい”といえる街歩き環境整備
子供や見守り対象のシニアが外出した際に、 特定箇所でメールが配信される仕組みを提供。

実証実施エリア:小田急 多摩線全線および多摩センター駅周辺エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)~2022年11月18日(金)
対象者:小田急多摩線をご利用の小学生をお持ちのONE会員様または新規ONE会員登録者様
メール配信拠点:小田急多摩線内各駅、 小田急多摩センター駅付近の駅ビル等7箇所

  • 多摩イノベーションエコシステム促進事業

東京・多摩地域で、 イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、 中小企業や大学・研究機関、 スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開しています。
ウェブサイト: https://tama-innovation-ecosystem.jp/

  • 取り組みのご参考

G&Sは2022年1月~3月に京王電鉄と日野市にて、 健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験として「花咲かプロジェクト」を実施、 2022年5月からは小田急電鉄と駅からはじまる“優しい”街づくりを目指した新サービス「小田急×biblle みまもり通知サービス」の実証を開始しています。

・「街の花咲かプロジェクト」健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験
“ちょっとした楽しさ′′や“地域貢献′′という動機付けを行うことが、 外出促進につながるのかの検証を、 東京都日野市の「令和3年度新型コロナウイルス感染症課題解決型ソーシャルビジネス共創事業補助金」を活用して、 京王電鉄株式会社により実施されました。 専用のビーコン(位置情報見守りタグ)またはスマートフォンアプリを所有している参加者が、 道路などですれ違ったり、 所定のポイントスポットを訪問したりすることで貯まったポイントを生花・花苗に交換できるシステムを構築いたしました。
日野市からのプレスリリース
「街の花咲かプロジェクト」~健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験
https://www.city.hino.lg.jp/press/1018817/1018902.html

・駅からはじまる「小田急×biblle みまもり通知サービス」実証実験
小田急電鉄の沿線地域とG&Sが開発している自社システムを連携させ<みまもり>の観点から、 沿線の住民の皆様に安心して暮らしていただける街づくりを目指した新サービスとなり、 小田急電鉄のサービスプラットフォーム内で、 2022年4月にスタートした子育て世代向けの「小田急ONE子育て応援プログラム」の一環として取り組んでいます。
見守りタグのすれ違いにより更新される位置情報の取得機能と、 小田急沿線と周辺施設に設置する受信機の受信機能を活用し、 アプリを通じて、 専用タグを持つお子さまの現在地を通知メールで親御さまに確認いただける“お子さま見守りメール配信機能” です。
小田急電鉄からのプレスリリース
駅からはじまる「小田急×biblle みまもり通知サービス」実証開始
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000023djb-att/o5oaa10000023dji.pdf

NEIGHBOR GOOD PROJECT
「みんなで探す」「みんなで見守る」
モノ・ヒト・コトの<移動>と<位置>を新たな価値に、 全ての<移動>と<位置>が新たな価値に、 誰かのためになります。 NEIGHBOR GOOD PROJECTは、 誰かをサポートするマインドを持つ人をNEIGHBORと定義しています。
誰かの大切なものを、 サポートし合う、 そんな“少しだけ優しい”コミュニティを形成していくプロジェクトです。
https://neighbor-good-project.com/

京王電鉄株式会社
東京都の新宿から多摩西部に路線を持ち、 「つながりあう全ての人に誠実であり、 環境にやさしく、 『信頼のトップブランド』になることを目指す」という京王グループ理念のもと、 運輸業、 流通業、 不動産業、 レジャー・サービス業など5つの事業グループを構成し、 人々の幸せな暮らしの実現に日々チャレンジしています。
沿線価値創造部では、 「住んでもらえる、 選んでもらえる沿線」づくりのために、 移動販売を含む生活サポート事業の展開、 自治体連携・学校連携などを通して沿線の魅力向上策に取り組んでいます。

小田急電鉄株式会社
『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、 80社を超えるグループ会社とともに東京・神奈川を主な事業エリアとして、 運輸、 流通、 不動産などさまざまな事業を展開している。
経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」を策定し日本一暮らしやすい沿線づくりを進めている。

日本オラクル株式会社
私たちのミッションは、 人々が新たな方法でデータを理解し、 本質を見極め、 無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。 データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、 それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。 オラクル・コーポレーションの日本法人。 東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。
URL: www.oracle.com/jp

ジョージ・アンド・ショーン株式会社
「少しだけ優しい世界を創ろう。 」をビジョンに掲げ、 なくしもの防止&見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、 biblleのコアとなるテクノロジーである、 ビーコンテクノロジーや、 AIを活用し、 認知症/MCI 早期検知サービスの開発など様々な社会課題解決のための開発を行う。
社員の多くが兼業での活動をしており、 新しいスタイルの起業を体現し、 メディアへの露出も多い。 海外への出展や、 ピッチコンテストにも積極的に参加し、 数々の賞を受賞。
この世界に暮らす人々が、 少しだけ優しくなれるために、 ジョージ・アンド・ショーンは事業を展開していきます。
主な事業展開
・biblle(ビブル)         ビーコン位置情報見守りタグ/アプリ
・施設360°(シセツサンロクマル) 高齢者施設向け位置情報見守り&生活習慣管理システム
・Cognivida(コグニヴィーダ)   生活習慣データを利用した脳の認知機能推定AIサービス
・hulali(フラリ)         「地球の歩き方」と「ハワイ州観光局」公認のハワイトラベルアプリ
・KYOUDOKO(キョウドコ)    小田急電鉄株式会社との共同事業の地域コミュニティアプリ

代表     :井上憲
本社所在地  :〒151-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号(代表) :03-3405-7230
ウェブサイト : https://george-shaun.com/


■本件に関するメディア関係者からのお問い合わせ先■
株式会社III Three(アイスリー)
担当:池田
TEL:03-6455-3527
MAIL:release@iii-three.co.jp

2022/10/24

『本当に大人が着たいと思える』ご高齢の方・介護が必要な方向けに、着る人・着せる人両方の視点から考えた、機能性とデザインを兼ね備えたルームウエア『keamu / ケアム by mille vies』

冨士経編株式会社(福井県鯖江市上河端町5-1-6 、 代表取締役社長 平木 弘史)が開発したルームウェア『keamu / ケアム by mille vies』が、 2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、 「グッドデザイン・ベスト100」「グッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン]」を受賞しました。

「グッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン]」は高度な技術や技能によって実現された、 特に優れたデザインの製品に贈られます。 『keamu / ケアム by mille vies』は、 「グッドデザイン・ベスト100」に選出された中から高い評価を得て、 この度の特別賞の受賞となりました。

  • ケアウエアと一般着の垣根を崩す可能性が感じられる(審査委員・評)

ケアウェアと一般着の垣根を崩す可能性が感じられる素晴らしい製品である。 ホテル向けパジャマやユニフォームなどを原糸から製品まで製造する老舗メーカーが、 介護現場のニーズをキャッチしながら若い世代のデザイナーと協働し超高齢化社会に向き合った一つの回答。 脱ぎ着させやすい、 毎日洗濯しても劣化しにくくすぐ乾くというケアする側の視点も然ることながら、 着用する本人が快適に気持ちよくおしゃれを楽しむ延長で使える点にボタン1つからしっかりと応え、 ケアウェアの選択肢を拡げた点が大変高く評価された。

  • 『keamu / ケアム by mille vies』の特徴

『本当に大人が着たいと思える』ご高齢の方・介護が必要な方向けに、 着る人・着せる人両方の視点から考えた、 機能性とデザインを兼ね備えたルームウエアです。
『いつまでも自分らしくいること』『あなたらしくいること』を応援します。

特徴1 着る人を引き立てる美しいデザイン

毎日を快適に過ごしたい。 そしていつまでも。
そんなシニア世代の願いを叶えるべくデザインされたケアウエアです。

特徴2 着やすく動きやすいスタイル設計

身体が少し不自由になってきた方に着やすく動きやすい設計になっています。 着る人・着せる人が着脱しやすい工夫や快適に過ごせる工夫が詰まっています。  

特徴3 毎日洗濯しても大丈夫

洗濯機で毎日洗濯しても新品のような状態を保つことができ気軽に着用いただけます。 すぐ乾くので忙しい皆さんにはうれしい機能です。  

関連リンク:

keamu / ケアム 公式HP:  https://www.mille-vies.com/projects-3
グッドデザイン公式HP :  https://www.g-mark.org/award/describe/53152

  • 鯖江・地場産業のつながりによって生まれた『keamu / ケアム by mille vies』

福井県鯖江市の創業64年の⽼舗繊維メーカー〈冨⼠経編株式会社〉がローカルクリエイティブカンパニー〈合同会社TSUGI LLC.〉と協力して生まれたプロジェクトです。

⽼舗繊維メーカーの技術力 〈冨⼠経編株式会社〉
有名ホテル向けパジャマ、 メディカル向け看護⾐への技術ノウハウを活かし、 当社の強みである業務用洗濯(リネンサプライ)向けの耐洗濯性に優れたものづくりと、 原糸~最終製品まで繊維製品製造のトータルプロデュース力により、 耐洗濯性に優れた業務用洗濯対応の新素材開発を実現しました。
当社の強みを活かしつつ、 日本の抱える超高齢化社会という社会問題を解決するため、 新商品開発および新しい販路開拓にチャレンジしてきました。 このチャレンジには社内の若い社員や社外の若いスタッフの参加が欠かせません。 『keamu / ケアム by mille vies』は介護現場のニーズをキャッチし、 これからの時代を担う若者の意見やアイデアを取り入れた商品です。

ブランディングおよびアートディレクション 〈合同会社TSUGI LLC.〉
冨⼠経編のホテルリネン製品製作で培ってきた生産技術力を最大化すべく、 ブランディングから全体のアートディレクションを監修しました。 アートディレクションでは、 感性の若い高齢者の方とターゲット層ではない若い方にも響くよう、 シンプルで気持ちのよいデザインを心がけました。 またデザインには⽼人福祉施設へのインタビュー内容を反映しました。 たとえば、 ワンピースやチュニックの前びらきのボタンは、 スナップにせず、 ご自身で留めていただくことで、 毎日の小さなリハビリとなるように設計しています。 アパレルのデザインには、 TSUGIのディレクションのもと、 KENJI HIKINOを率いる引野謙司氏に参画いただき、 ケアウエアとしての要件を満たした上で、 ミニマルで美しいデザインをご提供いただきました。

  • 会社概要

社 名:冨⼠経編株式会社
代表者:代表取締役社長 平木 弘史
設 立:昭和34年6月1日 資本金:3,000万円
本 社:〒916-0037 福井県鯖江市上河端町5-1-6
電 話:0778-51-1758(代) FAX : 0778-51-1391
公式HP: https://www.fujitateami.co.jp


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
冨⼠経編株式会社 広報担当:揚原健一郎 山本克弘 
電話:0778-51-1758 FAX:0778-51-1391
メールアドレス:mille-vies2020@fujitateami.co.jp 

マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアマーケティングの考え方
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.