電力データを活用した、単身高齢者の物件見守りサービス「らくもり」

2024/7/9

 

超高齢社会の課題となっている単身高齢者の入居受け入れ問題の解決に向けた取り組みを開始

 

電力データの社会実装をミッションに掲げる株式会社GDBL(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:柳瀬 徹、以下「GDBL」)は、電力データを活用した物件見守りサービス「らくもり」を新たに開発し、8月1日より正式にサービス提供を開始します。

孤独死による事故物件化の懸念により高齢者の受け入れが困難な不動産オーナー様や不動産管理会社様に対し、「らくもり」を提供することで事故物件化のリスクを低減し、高齢者の入居受け入れが当たり前となる社会実現を目指しています。

 

 

「らくもり」プロダクトサイト:https://rakumori.net

 

 

開発の経緯:

超高齢社会の日本において、孤独死による事故物件化の懸念により高齢者が賃貸住宅を借りにくい状況が続いています。

高齢者がより住まいの選択肢を増やせるよう、2024年3月に国土交通省が「(※)住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定し、見守り機能が付いた「居住サポート住宅」の創設を行うなど、対策が進められています。

 

 

(※)出典元:国土交通省報道発表資料「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定~安心して居住できる環境を整備するため、住宅セーフティネット法等を改正~

 

上記の社会背景から、GDBLでは電力データを活用した見守りに関する実証実験や、アンケート/インタビューを行い、下記のニーズがあることを確認しました。

 

 

このような意見を踏まえ、低コストかつ導入と運用の手間をかけずに、事故物件化のリスクを低減し、空室率を改善する、電力使用データを活用した不動産オーナー様や不動産管理会社様向けのらくらく物件見守りサービス「らくもり」を開発しました。

このサービスを広めていくことで、貸す側にも借りる側にも安心を与え、高齢者の入居受け入れが当たり前な社会を目指しています。

 

 

らくもりサービス内容:

「らくもり」は、「いつもと違う」電気の使われ方を検知すると、入居者や見守り者に安否確認の連絡を行うサービスです。

 

 

「らくもり」は、以下の特徴を持っており、導入の手間をかけずに開始することができます。

 

 

販売パートナー紹介:

サービス開始当初は、以下の販売パートナーを通じて「らくもり」のお申し込みが可能です。

 

1. 株式会社IRIS: 「ITのチカラで、不動産業をもっと楽に、スムーズに」をミッションに多様なライフスタイルに対応した商品やサービスを提供する企業。

 

今後の展開

GDBLでは、販売パートナーとともに、高齢者の入居受け入れが当たり前となる社会にするための啓蒙活動を強化していきます。また、孤独死による事故物件化は年齢に関係なく起こる可能性があるため、今後サービス提供範囲を全年齢に広げていく予定です。

本サービスの他にも電力データを活用した社会課題解決に向けた動きを推進して参ります。

 

 

サービス開発者の声

単身高齢者の入居受け入れ問題を解決するため、私たちは電力データの新たな活用に焦点を当てた物件見守りサービスを開発しました。このサービスは、入居者の電気使用データをモニタリングし、いつもと違う変化を早期に検知し、通知を行います。

これにより、高齢者を受け入れる側の不動産管理会社様やオーナー様の事故物件化リスクを軽減し、高齢者の入居を受け入れやすくすることで、高齢者の方が安心して自立した生活を続けることができる環境をサポートしていきます。

 

 

参考情報:

「らくもり」プロダクトサイト:https://rakumori.net

 

【株式会社GDBL 会社概要】

会社名:株式会社GDBL

代表者:代表取締役社長 柳瀬 徹

住所:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-5-16 名古路ビル新館2階

ウェブサイト:[https://gdbl.co.jp](https://gdbl.co.jp) 

 


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