Z・X・Y・シニア世代のSDGs意識調査

2024/6/5

 

「貢献への意欲・社会問題/環境問題への危機感」などから、価格が多少高くても選びたいという声多数

 

 株式会社ジョイカルジャパン(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 CEO 早川 由紀夫、以下:ジョイカルジャパン)は、車を所有しており、週に5日以上運転しているZ世代111人、Y世代111名、X世代106名、シニア世代109人を対象に、世代間におけるSDGsに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 尚、本調査は、2023年版の同内容調査(※1)と比較して発表いたします。

 

 

調査サマリー

 

 

 

調査概要

調査名称:世代間におけるSDGsに関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年5月24日〜同年5月27日

有効回答:車を所有しており、週に5日以上運転しているZ世代(18歳〜26歳)111人、Y世代(27歳〜40歳)111名、X世代(41歳〜59歳)106名、シニア世代(60歳以上)109人

※1|2023版「世代間におけるSDGsに関する意識調査」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000115844.html

※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

 

Z世代の約8割、Y/シニア世代の6割前後が、「SDGs」に関心がある一方、X世代は47.1%に留まる

 

 「Q1.あなたは、SDGsに関して関心がありますか。」と質問したところ、Z世代の78.4%(2023年は78.3%)、Y・シニア世代の6割前後が「そう思う」と回答した一方、X世代は47.1%(2023年は47.6%)に留まる結果となりました。

 

 

 

私生活で意識しているSDGsの取り組み、Z /Y/シニア世代は「節電・節水」、X世代は「マイボトル・マイバックの持参」が最多

 

 「Q2.あなたが、SDGsに関して私生活の中で意識して取り組んでいることがあれば、具体的に教えてください。(複数回答)」と質問したところ、Z・Y・シニア世代は「節電・節水」、X世代は「マイボトル・マイバックの持参」が最多の結果となりました。

 

 

<Z世代(n=111)>

・節電・節水:52.3%

・公共交通機関の利用:45.9%

・マイボトル・マイバックの持参:41.4%

・環境に配慮した製品やサービスの利用:34.2%

・地元の食材の購入:19.8%

・災害に対する備え:17.1%

・その他:0.9%

・わからない/答えられない:6.3%

 

<Y世代(n=111)>

・節電・節水:58.6%

・マイボトル・マイバックの持参:52.3%

・環境に配慮した製品やサービスの利用:22.5%

・災害に対する備え:20.7%

・公共交通機関の利用:19.8%

・地元の食材の購入:17.1%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:14.4%

 

<X世代(n=106)>

・マイボトル・マイバックの持参:56.6%

・節電・節水:51.9%

・地元の食材の購入:34.0%

・災害に対する備え:20.8%

・環境に配慮した製品やサービスの利用:16.0%

・公共交通機関の利用:10.4%

・その他:6.6%

 ー57歳:なるべく徒歩で

 ー47歳:休みの日は極力歩いて移動

 ー57歳:積極的な企業の応援

・わからない/答えられない:17.9%

 

<シニア世代(n=109)>

・節電・節水:73.4%

・マイボトル・マイバックの持参:62.4%

・地元の食材の購入:38.5%

・環境に配慮した製品やサービスの利用:33.9%

・災害に対する備え:26.6%

・公共交通機関の利用:16.5%

・その他:2.8%

 ー63歳:中古家屋のリフォーム

 ー67歳:太陽光パネルの設置

 ー63歳:子供食堂などへの寄付

・わからない/答えられない:8.3%

 

 

 

Z世代の79.1%が、「SDGsに貢献できる車やサービス」に興味あり、X世代よりも28.3ポイント高い結果に

 

 「Q3.あなたは、SDGsに貢献できる車やサービスに、興味がありますか。」と質問したところ、Z世代の79.1%(2023年は74.6%)が「興味がある」と回答し、X世代よりも28.3ポイント高い結果になりました。

 

 

 

Z世代の75.7%が、「多少価格が高くても、SDGsに貢献できる車やサービスを選びたい」と回答、最も低いX世代から38.1ポイント増

 

 「Q4.あなたは、SDGsに貢献できる車やサービスの価格が、他と比較して月額数百円程度高い場合であってもその商品を選びたいと思いますか。」と質問したところ、Z世代の75.7%(2023年は92.7%)が「そう思う」と回答し、X世代から38.1ポイント高い結果となりました。

 

 

 

 

多少価格が高くてもSDGsに貢献できる商品を選びたい理由、Z世代は「社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから」、その他3世代は「環境や地域に良いことをしたいから」が最多

 

 Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.SDGsに貢献できる車やサービスの価格が、他と比較して多少高い場合であっても、その商品を選びたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、Z世代は「社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから」が58.3%、他3世代は、「環境や地域に良いことをしたいから」が最も多い回答となりました。

 

 

<Z世代(n=84)>

・社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから:58.3%

・環境や地域に良いことをしたいから:41.7%

・社会問題や環境問題に危機感を持っているから:38.1%

・話題性があるから:23.8%

・社会の流れがそうなっているから:13.1%

・その他:2.4%

・わからない/答えられない:0.0%

 

<Y世代(n=61)>

・環境や地域に良いことをしたいから:55.7%

・社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから:44.3%

・社会問題や環境問題に危機感を持っているから:34.4%

・話題性があるから:23.0%

・社会の流れがそうなっているから:16.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:4.9%

 

<X世代(n=40)>

・環境や地域に良いことをしたいから:57.5%

・社会問題や環境問題に危機感を持っているから:42.5%

・社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから:27.5%

・社会の流れがそうなっているから:22.5%

・話題性があるから:10.0%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:2.5%

 

<シニア世代(n=53)>

・環境や地域に良いことをしたいから:66.0%

・社会問題や環境問題に危機感を持っているから:56.6%

・社会に悪い影響のある商品やサービスを購入することに罪悪感があるから:26.4%

・社会の流れがそうなっているから:17.0%

・話題性があるから:5.7%

・その他:1.9%

 ー63歳:自分達に帰ってくるから

・わからない/答えられない:1.9%

 

 

 

車から排出されるCO2の排出量を気にするZ世代は74.8%、X世代比31.4ポイント高い結果に

 

 「Q6.あなたは、車から排出されるCO2の排出量を気にしていますか。」と質問したところ、Z世代の74.8%(2023年は70.8%)が「気にしている」と回答し、X世代比31.4ポイント高い結果になりました。

 

 

 

 

車のCO2排出量を抑えるための取り組み、全世代第1位「加速・減速の少ない運転をする」

 

 Q6で「非常に気にしている」「やや気にしている」と回答した方に、「Q7.車から出るCO2排出量を抑えるために、行っている取り組みがあれば教えてください。(複数回答)」と質問したところ、全世代「加速・減速の少ない運転をする」が最も多い回答となりました。

 

 

<Z世代(n=83)>

・加速・減速の少ない運転をする:71.1%

・エアコンを使用しすぎない:45.8%

・無駄なアイドリングをやめる:42.2%

・最高速度を控えめにする:27.7%

・エコカーや小型車を利用する:25.3%

・不要な荷物は車にのせない:19.3%

・その他:2.4%

・わからない/答えられない:0.0%

 

<Y世代(n=58)>

・加速・減速の少ない運転をする:60.3%

・エアコンを使用しすぎない:55.2%

・無駄なアイドリングをやめる:51.7%

・最高速度を控えめにする:31.0%

・エコカーや小型車を利用する:24.1%

・不要な荷物は車にのせない:20.7%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:1.7%

 

<X世代(n=46)>

・加速・減速の少ない運転をする:58.7%

・無駄なアイドリングをやめる:52.2%

・エアコンを使用しすぎない:45.7%

・最高速度を控えめにする:30.4%

・エコカーや小型車を利用する:23.9%

・不要な荷物は車にのせない:23.9%

・その他:4.3%

 ー57歳:空いている道を通る

 ー57歳:車をガソリン車からハイブリッドに変えました

・わからない/答えられない:0.0%

 

<シニア世代(n=62)>

・加速・減速の少ない運転をする:71.0%

・無駄なアイドリングをやめる:69.4%

・エアコンを使用しすぎない:53.2%

・最高速度を控えめにする:50.0%

・エコカーや小型車を利用する:50.0%

・不要な荷物は車にのせない:35.5%

・その他:3.2%

 ー62歳:他のもので代替できるのであれば車を使わない

 ー63歳:赤信号にむかって加速しない

・わからない/答えられない:1.6%

 

 

 

CO2をオフセットする方法、若い世代ほど「方法を詳しく知っている」人が多い結果に

 

 「Q8.あなたは、CO2をオフセットする方法について知っていますか。」と質問したところ、2023年と同様、若い世代ほど「方法を詳しく知っている」割合が多い結果になりました。

 

 

 

 

Z世代の約8割が、「CO2排出量をオフセットする方法に取り組んでみたい」と回答、CO2オフセットの認知度が低いシニア世代においても、約6割が実施に意欲

 

 「Q9.あなたは、CO2排出量をオフセットする方法に取り組んでみたいと思いますか。」と質問したところ、Z世代の75.7%(2023年は79.0%)、シニア世代の56.9%(2023年は67.6%)が「そう思う」と回答しました。

 

 

 

 

全世代において、半数以上から、「5年以内に車を乗り換えるとした場合、電気自動車(EV)にしたい」の声

 

 Q9で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q10.5年以内に車を乗り換えるとした場合、電気自動車(EV)にしたいと思いますか。」と質問したところ、全世代の半数以上から「そう思う」という回答が得られました。

 

 

 

 

電気自動車(EV)にしたい理由、「CO2排出量を削減できるから」「ガソリン代がかからないから」など

 

 Q10で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q11.電気自動車(EV)にしたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、全世代「CO2排出量を削減できるから」が最多の結果となりました。

 

 

 

 

まとめ

 今回は、車を所有しており、週に5日以上運転しているZ世代、Y世代、X世代、シニア世代を対象に、世代間におけるSDGsに関する意識調査を実施しました。

 まず、Z世代の約8割、Y/シニア世代の6割前後が、SDGsに関心を持っている一方で、X世代では47.1%(2023年比0.5ポイント減)に留まっており、「SDGsに貢献できる車やサービス」についても、Z世代の79.1%(2023年比4.5ポイント増)が興味を示しているのに対し、X世代では50.8%と、Z世代と比較すると28.3ポイント低い結果となっています。また、「多少価格が高くても、SDGsに貢献できる車やサービスを選びたいと思うか」という質問についても、Z世代の75.7%(2023年比17ポイント減)が「選びたい」と回答しており、X世代比38.1ポイント増、車から排出されるCO2の排出量についても、74.8%のZ世代が「気にする」と回答(2023年比4ポイント増)、X世代比31.4ポイントも高い意識が伺えました。さらに、CO2をオフセットする方法に関しては、若い世代ほど「方法を詳しく知っている」人が多い結果になりましたが、CO2オフセットの認知度が低いシニア世代においても、約6割が実施に意欲を示しました。最後に、電気自動車(EV)への乗り換えに関する意向を尋ねたところ、全世代の半数以上が、「5年以内に車を乗り換えるとした場合、電気自動車(EV)にしたい」と回答しており、その理由として、「CO2排出量を削減できるから」「ガソリン代がかからないから」などが挙がりました。

 今回の調査では、昨年に引き続き、若い世代のSDGsやカーボンオフセットに対する意識の高さが明らかになりました。特にZ世代は他の世代に比べて環境問題への関心が高く、価格が高くてもSDGsに貢献できる商品を選ぶ意欲が強いことが分かります。一方、全世代CO2のオフセットをする方法に関しては半数以上が意欲を示していることからも、各企業においては、世代に関わらず身近で取り組みやすいエコフレンドリーな商品やサービスの提供を強化することが求められているのではないでしょうか。

 

 

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株式会社ジョイカルジャパン会社概要

 

ジョイカルは2005年の創業以来、「カーライフをもっと楽しく便利に」をモットーに、クルマ社会の未来へ向け常に考え、新たなサービスを提供しています。クルマ社会を支えている日本全国各地の自動車整備工場との協業で事業を進めて参りました。2025年に向けて「クルマの乗り方、変える。時代、変える、ジョイカル。」をスローガンとし、現代のDXに向けて自動車業界のDXをどう生き抜くか、ジョイカル流DXとは何か?を模索し続けながら日々成長し続けます。

商号 : 株式会社ジョイカルジャパン

代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 由紀夫(はやかわ ゆきお)

所在地: 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 18F

URL :https://joycal.co.jp/

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