【介護×AI×DX】福祉用具選定のAIが進化
2024/3/28
福祉用具選定AIアシスタント 「SOIN-EST(そわん えすと)」リリース。生成系AI相談機能を追加。
株式会社シーディーアイ(代表取締役社長 濵岡 邦雅、本社:東京都中央区、以下「CDI」)は、お客様に最適な福祉用具をレコメンドする、福祉用具専門相談員向け業務支援ツール「福祉用具SOIN」をバージョンアップし、「福祉用具選定AIアシスタント SOIN-EST(そわん えすと)」としてリリース致しました。
SOIN-ESTには福祉用具SOINに実装されていたレコメンド機能・状態予測機能に加えて、生成系AIによる相談機能となる「SOIN AI Chat」機能を統合しました。
《SOIN-ESTのサービス概要》
本サービスは、「SOIN」で保持している豊富な福祉用具のデータを活用し、お客様の身体状態を考慮した上で、自立支援に効果的な福祉用具サービスの提案や1年後の身体状態の予測等の情報を提供します。
今回、これら機能に加えて生成系AI チャット機能を統合し、以下の相談を福祉用具専門相談員がAIから受けることができるようになりました。
1.高齢者の個別状況に応じた相談支援
SOIN-ESTのAIでは、高齢者の基本情報と状態情報を分析し、状態予測や推奨サービスをレコメンドします。これらのデータを基に、ChatGPTが高齢者の個別的なアドバイスや解決策を提供します。チャット形式のため、ユーザーは必要に応じて繰り返し質問や相談を行うことができ、かつ複雑なコマンドプロンプトを特に意識することなく、AIからの効果的な支援を受けることが可能となります。
2.業務全般に関する支援
こちらは高齢者の個別的な情報は加味させず、AIに問いを投げかけるタイプになります。例えば、記録の文章作成やチェックなどの業務全般にわたる幅広い質問や相談に対応します。
《生成系AI Chat機能の使用方法》
1.SOIN-ESTのプラン編集画面右下の「ケアわん君」のアイコンをクリック
2.Chatのタイプを選択
① ○○様のプランについて:上記「1.高齢者の個別状況に応じた相談支援」に該当
② 介護等に関するご質問:上記「2.業務全般に関する支援」に該当
3.自由記述で質問をする(質問回数の上限はない)
既存の「福祉用具SOIN」ユーザー様は、追加料金を支払うことなく自動的に「SOIN-EST」にアップグレードされます。
CDIは、今後もAI技術を活用し、介護業界の質や業務効率を一層高めるために、機能の拡充に努めてまいります。
《会社概要》
会社名:株式会社シーディーアイ
中立性・独立性を備えた立場で介護業界全体を巻き込み、「介護×AI」をキーワードとしたオープンイノベーションを起こし、社会課題解決に挑戦することを目的として、2017年に、株式会社産業革新機構(現INCJ)、セントケア・ホールディング株式会社等により会社設立。2018年に、自立支援型AIケアプランシステムを国内で初めて商用化。