ChatGPT搭載の介護用Pepper向け会話アプリをリリース

2024/2/14

 

~ChatGPT搭載の介護用Pepper向け会話アプリをリリース 〜ご利用者様それぞれに最適化した、自然なコミュニケーションが可能に~

 

ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、2024年2月7日に、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の介護向けモデルを対象とした会話アプリをリリースしました。生成AIの一つであるChatGPTを搭載し、自然な会話体験を提供します。本アプリは、「Pepper for Care」をご契約の新規・既存の介護施設に提供されます。

 

 

ソフトバンクロボティクスはこれまで、人手不足や業務効率化などの課題に直面するさまざまな業界において、ロボットやAIを活用したソリューションの普及に取り組んできました。人手不足が深刻な介護業界において、ソフトバンクロボティクスは、施設利用者の生活の質を高める包括的なソリューションの開発に注力しています。 

人とのつながりを生み出す役割を果たしてきたPepperが今回、ChatGPTと連携することで、一人ひとりに合わせた会話体験が提供され、利用者はより自然な会話ができるようになります。また、施設職員は業務に専念できるようになります。 

本アプリは、介護施設向けに独自開発した、「まいにちロボレク」(※1)、「まいにちロボリハ」(※2)という「Pepper for Care」の既存のソリューションに新たに加わるもので、従来のコミュニケーション・ソリューションの枠を超え、利用者一人ひとりに最適な会話体験を提供します。 

東北大学加齢医学研究所 教授 瀧 靖之氏は次のように述べています。 
 「近年、多くの研究からコミュニケーションは脳の健康維持、将来の認知症リスクを低下させる上で有用であることが明らかになっています。人型ロボットを介した言語コミュニケーションやレクリエーションは、高齢者の脳の健康維持、体機能の維持、孤独感の解消など、多くの効果が得られる可能性が考えられます。」 
  
ソフトバンクロボティクスは、3月12日(火)~14日(木)に東京ビッグサイトで開催される「東京ケアウィーク’24」に「Pepper for Care」を出展します。ブース内では、会話アプリを含む介護向けソリューションを体験いただけます。 

詳細は製品ページをご覧ください。 
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/pepper/caregiver/ 

 

 

  • 「東京ケアウィーク’24」出展情報 

    日時:2024年3月12日(火)〜14日(木)午前9時30分〜午後5時 

    会場:東京ビッグサイト 南展示棟 (〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11−1) 

    公式サイト: http://careweek.jp/ 

    主催:ブティックス株式会社 

 

※1 「まいにちロボレク」はゲーム、歌、体操など豊富な種類のレクリエーションを提供します。 
※2 「まいにちロボリハ」は、言語訓練や体を動かす上肢訓練まで搭載しており、顔認証によって個人に特化したリハビリを提供します。 

 

ソフトバンクロボティクス株式会社について 

ソフトバンクロボティクスは、2014年にいち早く人型ロボット「Pepper」を発表し、これまでに清掃ロボット「Whiz」、配膳・運搬ロボット「Servi」を開発・販売開始し、床洗浄ロボット「Scrubber 50」、配膳ロボット「Keenbot」などさまざまな製品の取り扱いを通じて、世界のロボットインテグレーター(RI)として先駆的な役割を果たしてきました。現在では、世界12カ所に拠点を構え、70カ国以上で製品が活躍。このグローバルネットワークを活用し、豊富な経験と膨大な稼働データに基づいて、ロボットトランスフォーメーション(RX)を追求し、人とロボットが共生する社会に向けて邁進していきます。 

https://www.softbankrobotics.com/jp/ 

 
 
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