89.8%のシニアがSDGsを知っている。アクティブシニアが共感できるSDGsの取り組みランキングを調査
2023/6/28
89.8%のシニアがSDGsを認知し日々の取り組みも積極的。環境の日,世界環境デーに向けて調査を実施しました。
約35万人のシニア・中高年の方々が交流するコミュニティサービス趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスは、約600名のシニアを対象に、環境問題・SDGsに対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査を実施しました。
今日、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が注目され、ニュースや新聞でも頻繁に取り上げられていますが、シニアも日々の生活の中でSDGsに対する取り組みを積極的に行っていることがわかりました。
オースタンスでは趣味人倶楽部を通じて蓄積したマーケティングデータやノウハウを「シニアDXラボ」にて発信しています。今後も様々なシニア調査、レポートを配信し、シニア事業の支援を行います。
■約9割のシニアがSDGsを認識し、7割以上が関心を持っている
SDGsという言葉を知っていますか、という質問に対して、回答者の89.8%が知っているという結果に。
さらにSDGsに関心があるかどうかという質問に対しては、72.4%が関心があると回答しました。
■SDGsに関心を持ったのは環境問題や食品ロスがきっかけ
関心を持ったきっかけとして最も多かったのは、「環境問題に危機感を持ったから」(73.6%)。
また、「食品ロスに危機感を持ったから」(53.3%)も多くの回答が寄せられました。
これは、シニアの中で持続可能な開発や環境保護に対する意識が高まっていることを示しています。
さらに、「社会問題に危機感を持ったから」(32.8%)や、「元々社会や地球環境に貢献したいと思っていたから」(23.6%)という回答もありました。
これらの結果からは、シニア個人の価値観や社会意識がSDGsへの関心に影響を与えていることが見てとれます。
■シニアがSDGsを意識した日々の取り組み
日々の生活の中で、環境のために意識していることに関しての質問では、節電・節水を心がける(78.3%)やフードロスの削減(73.3%)、マイバッグやマイボトルの活用(72.0%)、再利用・リサイクルの積極的な実践(60.0%)が多くなる結果となりました。
節水やマイバッグの持参など、生活や経済的に実利のあるものが選ばれる傾向が見られます。
■シニアが求めるSDGsの情報は「国や企業が行う取り組み」
シニアの72.4%が関心があると回答したSDGsだが、シニアは国や企業が行う取り組みについて最も知りたがっているということが明らかになりました。
■シニアが好感を持つ企業の取り組みランキング
6月5日の環境の日,世界環境デーに合わせて、シニアDXラボではシニアが好感を持つ企業の取り組みを同日にランキング形式で発表する予定です。
今回の調査の詳細、ランキングの発表は下記ページでご覧いただけます。https://ostance.com/lab/report/question-01/
■調査概要
環境・SDGsについての調査
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」会員
(50代以下1.3%、60代32.3%、70代以上52.7%)男性76.5%、女性23.5%
有効回答数:600人
調査日:2023年5月28日~6月1日
- シニアDXラボについて
シニアのDX化を推進するためにシニア向けSNSである「趣味人倶楽部」(しゅみーとくらぶ)を通じて蓄積したマーケティングデータやノウハウを発信するサイトです。
膨大なシニアの行動データを用いて、事業開発、マーケティングの課題解決の知見を発信しています。
また、シニア領域に特化した専門家に参画いただき、共同研究なども行います。
シニアDXラボ:https://ostance.com/
- オースタンスについて
国内最大級のシニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部」(会員36万人)のプラットフォームと知見を活かし、シニア向け調査、コミュニティプロデュース、シニア向けUIUX設計/開発を行っています。
シニアDX推進企業として、テクノロジーを活用し様々な企業や自治体と連携することで、
シニア世代の日常に、ポジティブな変化を生み出していきます。
【会社概要】
社名:株式会社オースタンス
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目14-10長沼ビルディング6階
代表取締役:菊川諒人
設立:2015年1月9日
▼コーポレートサイト・問い合わせはこちら
https://ostance.com/