【みんなの介護】有料老人ホーム・サ高住・グループホームの費用相場調査(2023年3月時点)

2023/4/4

全国の老人ホームの費用を調査!施設の種類別に入居一時金と月額利用料を集計!

掲載施設数No.1(※)の⽼人ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエ(本社:東京都渋谷区、 代表取締役 安田 大作)では、 サイト運営で得た知見を基に介護事業の課題や社会的事象を調査・研究しています。 今回は「みんなの介護」に掲載している老人ホームのデータを基に算出した費用相場情報に関するレポートです。

老人ホームへの入居を検討するにあたり、どれくらいの費用がかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、掲載施設数No.1(※)の老人ホーム検索サイト「みんなの介護」に掲載している施設の「入居一時金」と「月額利用料」について調査した結果をレポートします。

まずは介護付き有料老人ホームから見ていきましょう。

  • 介護付き有料老人ホーム

入居一時金は「なし」または「0円~10万円」と低く抑えられる施設が多いようです。一方で1,000万円以上に設定している施設も一定数あります。
月額利用料は「16~18万円」が最多となっており、「18~20万円」、「20~22万円」と続きます。
なお、上位20%と下位20%を除いた相場で見ると入居一時金が0~1,380万円、月額利用料が16.8~35.4万円となっています。
見方を変えると、介護付き有料老人ホームのうち2割は月額利用料16.8万円以下で入れるということですので、年金支給額に近い金額で入居できる施設も少なくないと言えそうです。

参考:【特徴がわかる】介護付き有料老人ホームとは?(入居条件やサービス内容など)
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/roujinhome/kaigotsuki/

  • 住宅型有料老人ホーム

入居一時金は「0円~10万円」が最多となっています。1,000万円以上の施設が介護付き有料老人ホームと比べてかなり少ないのも特徴的です。
月額利用料は「10~12万円」が多く、「12~14万円」、「8~10万円」と続きます。
「自立」「要支援」など比較的要介護度が低い方を対象としているため、介護度が重い方も対象としている介護付き有料老人ホームと比べて費用を抑えられているようです。
なお、上位20%と下位20%を除いた相場で見ると入居一時金が0~380万円、月額利用料が10.0~24.6万円となっています。

参考:【図解】住宅型有料老人ホームとは?入居条件や特徴・1日の流れを解説
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/roujinhome/jyuutakugata/

  • サービス付き高齢者向け住宅

月額利用料は住宅型有料老人ホームと同程度ですが、入居一時金はかなり低めに設定されており、特に100万円以上に設定されている施設は数えるほどしかありません。
この差は契約方式の違いによるものです。サービス付き高齢者向け住宅は一般的な賃貸住宅と同じ「賃貸借契約」なのに対し、住宅型は終身利用権を得る「利用権方式」です。

参考:【一覧表あり】住宅型有料老人ホームとサ高住の違い(費用・入居条件・契約形式)
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/sakoujyu/difference-from-jutaku/

なお、上位20%と下位20%を除いた相場で見ると入居一時金が0~27万円、月額利用料が12.5~23.5万円となっています。

参考:サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?入居条件や食事・認知症対応を解説
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/sakoujyu/

  • グループホーム

入居一時金は最も多いのが「0~10万円」、次いで「なし」、「10~20万円」となっています。
月額利用料も「10~12万円」「12~14万円」に集中しており、低額に設定している施設が中心になっています。
上位20%と下位20%を除いた相場で見ると入居一時金が0~16万円、月額利用料が9.6~14.6万円となっており、年金支給額だけで支払っていくことが可能な施設が比較的多いようです。

参考:【図解】グループホームとは?入居条件や認知症ケアの特徴・居室の種類を解説
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/grouphome/

  • 【調査概要】
  • 調査実施日:2022年3月13日
  • 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
  • 調査対象:「みんなの介護」に掲載している51,861件の介護施設
  • 調査機関: みんなの介護(株式会社クーリエ)
  • 算出方法:みんなの介護に掲載中の施設のうち、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームの費用情報を基に算出

※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。

  • 【掲載施設数No.1 調査概要】調査実施日:2022年10月24日調査方法:自社(株式会社クーリエ)調べ
  • 調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、探しっくす、オアシスナビ、シニアのあんしん相談室、MY介護の広場、有料老人ホーム情報館、いい介護
  • 調査方法及び調査結果の詳細:調査対象サイトについて、調査期間中における各都道府県の施設掲載数(訪問介護事業所を除く)の積み上げ値を比較。各都道府県の施設掲載数については、調査対象サイトの都道府県のインデックスページに記載されている検索結果数について、実際の掲載数との整合性を確認の上、当該結果数の数値を採用。その結果、みんなの介護が掲載施設数でNo.1を獲得しました。
  • 株式会社クーリエについて

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと「確かな価値を多くの人へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。

〈関連ウェブサイト〉
介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」
https://www.minnanokaigo.com/
介護の人材採用メディア「みんなの介護求人」
https://job.minnanokaigo.com/
連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
https://www.minnanokaigo.com/news/
介護福祉⼠ 国家試験対策ツール「ケアスタディ」
https://job.minnanokaigo.com/carestudy/
介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
https://job.minnanokaigo.com/community/

〈公式SNS〉
「みんなの介護」Facebookページ
https://www.facebook.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」Twitter公式アカウント
https://twitter.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」 Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/minnanokaigo/
「みんなの介護」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/
「みんなの介護求人」YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCWaUESoZ1t_e29FciH5btKg

【会社概要】
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17F
代表取締役 安田 大作
コーポレートサイト
https://www.courier.jpn.com/

 

 

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