ロボットを通じたコミュニケーションでシニアの孤独解消を手助け コミュニケーションサービス「あのね」を発売

2023/3/28

 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾関一郎)と、株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下DeNA)は、ロボットを使ったシニア向けのコミュニケーションサービス「あのね」を共同で開発し、4月3日(月)に発売開始します。

 高齢化の進展に伴い、一人暮らしの高齢者の数は年々増え続けています。独居高齢者の約半数は2、3日に1回以下しか会話をしていないというデータ(※)もあり、孤立が続くと認知機能や身体機能の低下をはじめとしたリスクにつながる恐れがあることから早期の対策が求められています。

「あのね」は、セコムとDeNAが開発したシステム上でユカイ工学株式会社のコミュニケーションロボット「BOCCO emo」を使用し、シニアのQOL(Quality of life=生活の質)向上を目指すコミュニケーションサービスです。いつも誰かとつながっている安心感を感じていただきながら、孤独の解消を図り、リスクの低減を目指します。

「あのね」ではご利用者の生活リズムに合わせた声がけを行います。ご利用者からの話しかけには、コミュニケーターが内容に応じた返信操作をするので、自然な雑談を楽しむことができます。会話内容にはセコムが2015年から多くのシニアのお困りごと解決をサポートしてきた「セコム暮らしのパートナー久我山」で培った知見が活かされています。

※内閣府「高齢者の健康に関する調査」(平成29年度)

■「あのね」の特長
1.24時間365日、人によるリアルな返信操作

ご利用者に配信するメッセージは24時間365日、コミュニケーターがシステムを活用しながら作成し、返信するのでお使いのシニアは自然なおしゃべりが可能です。メッセージの内容は2015年から10,000件以上、シニアのお困りごと解決をサポートしてきた「セコム暮らしのパートナー」で培ってきた知見が活用されています。

2.ご利用者に寄り添ったメッセージの配信
一人ひとりのご利用者の生活パターンに合わせた最適なタイミングで、1日約10回定期的なお声がけをします。メッセージは朝・昼・夜など生活リズムに合わせた声かけや服薬の時間のお知らせといった注意喚起、雑学情報などを日替わりで配信。ご利用者の生活リズムを整えながら、人とつながる安心感を、楽しさとともに提供します。
ご利用者との会話内容は、ご家族がスマートフォンで音声・テキストで確認することが可能で、ご家族からご利用者にメッセージを配信することもできます。

3.誰でも気軽・手軽に使える設計
事前に実施した実証実験での反応をもとに、簡単ですぐに使えるよう「BOCCO emo」を「あのね」仕様にカスタマイズしています。初期設定は不要で、電源を入れるだけで使用できるほか、人を検知したタイミングだけで発話する、音声コマンドの無効化(周辺の音を拾った意図しない動作を防止)、操作案内用のシールの同梱など、よりシニアの方に受け入れやすい設計となっています。

■「あのね」サービス紹介ページ
URL: https://www.secom.co.jp/mimamori/anone/

紹介動画:https://ad.secom.co.jp/anone_movie1

■「あのね」サービスの仕組み
※ご利用者の発話にお返事する場合の流れです。定期メッセージは緑矢印の流れになります。

ご利用者が「BOCCO emo」に吹き込んだ音声データは、ユカイ工学のクラウド環境を通じて「あのね」のクラウド環境(セコムとDeNAで共同開発)に連携。音声データとテキストデータをコミュニケーターが確認し、返信テキストを送信すると「BOCCO emo」が音声に変換してご利用者に応答します。

■料金
初期費用:税込52,800円 ※「あのね」仕様の「BOCCO emo」本体費用
利用料金:税込4,950円/月

■「BOCCO emo」仕様
サイズ:W95mm x D95mm x H141mm
重量:330g(ACアダプターを除く)
電源:100-240V ACアダプター
通信規格:LTE(SIM搭載)
付属品:ACアダプター

■各社の役割
両社の強みを活かしながら、強固な連携体制を構築しています

 セコムは、誰もが安心して過ごせる社会の実現を目指し、多様な見守りのニーズに応えるご高齢者向けのサービスを提供してきました。2015年に開設した「セコム暮らしのパートナー久我山」では、企業や自治体と連携して高齢者との接点を構築し、超高齢社会の課題・ニーズの把握と新サービスの創造に取り組んでいます。また、社会に求められる“お困りごと”の解決に向けて社内外のさまざまなパートナーと協働しながら、新たな価値の創出を目指しています。  
 一方、DeNAは、インターネット事業に原点を持つテクノロジー企業として、エンタメ領域を中心に培ってきた知見やノウハウを社会課題領域にも活かし、シナジーや新しい価値を生み出す挑戦に果敢に取り組んでいます。また、ITの力で認知症に関する課題解決を目指す日本テクトシステムズやICTを活用しグローバルで医療サービスを展開するアルムなど、グループ会社を含めてメディカル領域にも取り組んでおります。 
 かかる両社の強みを活かしながら「あのね」を共同で構築、運用していきます。

■サービス名称とロゴマークについて
 「あのね」とはご家族やご友人など親しい間柄で会話を始める時の呼びかけに使われる言葉です。
ご利用者とはそんな親しい関係を築き沢山の会話を重ねていきたい。
 そんな思いからサービス名称を決定いたしました。
 このロゴマークは、会話を通じてコミュニケーションから生まれる繋がりをイメージしました。
 「あのね」というサービスを通じたご利用者・コミュニケーター・社会との繋がりを表現するため、一筆書き風の手書き文字を採用しております。
 本サービスではご利用者の暮らしに関わるお悩みを解決して、日常的に社会との繋がりが感じられるサービスを目指しています。

 

 

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