一般社団法人在宅栄養ケア推進基金と共同する「医福食農連携で高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」が、内閣府のSDGs官民連携優良事例を受賞

2023/3/6

「地方創生SDGs国際フォーラム2023」にて表彰

高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、 代表取締役:高橋洋)は、 一般社団法人在宅栄養ケア推進基金(高知県高知市)と共同する「医福食農連携で高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」が、内閣府の地方創生SDGs官民連携プラットフォームにおいて、 プラットフォーム会員間連携部門優良事例を受賞し、 2月7日(火)に開催された「地方創生SDGs国際フォーラム2023」にて表彰されました。

◆高齢者の低栄養予防や地方創生事業に貢献

この度、当社が一般社団法人在宅栄養ケア推進基金と共同する「医福食農連携で高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」が、内閣府/地方創生SDGs官民連携プラットフォームにおいて、官民連携優良事例として表彰されました。
主な取り組みとして、当社と一般社団法人在宅栄養ケア推進基金が連携し、高齢者の低栄養予防に資する「健康支援型配食サービス」を体系化する一方で、当社と高知県ならびに当社と土佐清水市が包括連携協定を締結し、コロナ禍で販売不振に陥った農水畜産物を当社の配食メニューとして商品化し全国販売することで、一次産業の救済と地域活性化に努めています。さらに、当社は土佐清水市に高齢者コミュニティサロン『昭和浪漫倶楽部』を創設し、介護予防・フレイル(虚弱)対策・認知症予防に貢献しています。

【当社の主な連携内容】
1.高齢者の低栄養予防に資する「健康支援型配食サービス」の体系化
2.地産外商プロジェクト(高知県産/農産物を活用した配食メニューの開発)の推進
3.高齢者コミュニティサロン『昭和浪漫倶楽部』※1の創出・運営によるフレイル対策

 今後は、高知県のみならず、全国各地の方々との関係を深化させ、「健康支援型配食サービス」の普及や地方創生事業により、高齢者の低栄養予防健康寿命の延伸に努めてまいります。

【参考】
地方創生SDGs官民連携プラットフォーム 連携事例「医福食農連携で高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」
https://future-city.go.jp/platform/download/data/case2022/A-003.pdf
地方創生SDGs・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム・「環境未来都市」構想(内閣府)
https://future-city.go.jp/
優良事例募集|お知らせ・イベント等|地方創生SDGs官民連携プラットフォーム(内閣府)について
https://future-city.go.jp/platform/case/

※『昭和浪漫倶楽部』稼働状況(2023年2月1日時点)
稼働中(6店舗):香川県小豆島、岩手県洋野町、茨城県取手市、高知県土佐清水市、北海道札幌市、静岡県御殿場市
新型コロナウイルスの影響により休業中(1店舗):兵庫県豊岡市

◆お客様のニーズと地域貢献の両立を目指して
高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のお弁当は、管理栄養士が栄養バランスを考慮して献立を作成し、エネルギーやたんぱく質をしっかりと摂取することができます。前日18時まで注文やキャンセルを受け付けており、ケアプランや生活スタイルに合わせた利用ができるよう曜日別の注文が可能な他、口腔状態に合わせて刻み対応やおかゆへの変更も無料で行っています。また、各地域で行き場を失う食材に着目し、地産地消ではなく『地産外商』としてその地域で採れた食材を全国で消費することによって、地域経済の振興と宅配弁当メニューの多様化の実現を目指しています。地域で採れる農産物や魚介類を『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の献立メニューに取り入れて全国にお届けすることは、安定した流通量を確保するだけでなく、流通量確保に伴う地域の農業・漁業の活性化やフードロス削減、農業と福祉を融合した農福連携や過疎地域の応援、震災被害に遭った地域の復興支援など、食事を通じた地域貢献を目的としています。今後も、ただお弁当を配達することにとどまらない、“ご馳走の日”や『地産外商』をはじめとした心を豊かにする取り組みを行ってまいります。

  • 会社概要

会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役  高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営

  • 『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のさまざまな取り組み

◆今日も利用者に「会いに行く」 配達だけではない地域高齢者見守り活動を創業時より実践

高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は、現在全国で355店舗展開しており、月間約300万食を提供しています(2023年2月1日時点)。店舗では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、より顧客に近い存在となるべく努めています。また、お届けの際に倒れているなどの異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーやご家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開しています。

◆「オレンジリング」ネットワーク 社員、フランチャイズオーナーが「認知症サポーター」

当社の数ある研修の1つに「認知症サポーター養成講座」があります。社員はもちろんのこと、店舗を運営するフランチャイズオーナーも受講し、その証として「オレンジリング」をつけています。認知症への理解を深めることで、地域高齢者やご家族の手助けとなれるよう取り組みを続けていきます。

◆行政との連携を推進
当社では、全国74箇所の地方自治体と高齢者の見守りに関する協定を締結しています(2023年2月2日時点)。

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