2016.3.3 シニアのインフルエンザ対策
例年12月から3月ごろにかけて流行するインフルエンザ。
特に介護施設や病院などでは、感染対策に敏感になるのではないでしょうか。
インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後、インフルエンザを発症します。続く約1~3日は、突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。やや遅れて、咳やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や吐き気などの「消化器症状」を訴えることもあります。通常は、10日前後で症状が落ち着き、治癒すると言われています。
ある調査によると、シニアがインフルエンザを発症する割合は、他の若い世代に比べて低い数値となっております。
しかし、シニアがインフルエンザに感染した場合、他の若い年代よりも死亡率が高くなっています。
原因の一つとして、シニアの場合は風邪などの症状と違いがわかりにくく、インフルエンザだと気づかず、重症化してしまうこともあります。
そのため、地域によってはシニアのインフルエンザ対策として、市町村が予防接種を助成してくれるところも多くあります。
予防接種以外の対策方法は一般的にマスクの使用やうがい手洗いがされていますが、最近では身につける・置くだけで二酸化塩素の力によって、空気を除菌できる商品も話題になっています。
- エンブロイ社「ブロッカー」
http://www.envroy.jp/products/past/CL60.html
- 大幸薬品 「クレベリン」
https://www.seirogan.co.jp/cleverin/
マスクの使用が困難な高齢者にはこのようなツールを使用することも一つの対策になります。
まだまだ3月も油断できないインフルエンザ。適切な方法でしっかりとした対策を考えたいですね。
マーケット最前線
-
- 企業事例から学ぶ
- 第46回 Starley株式会社
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
特選ニュース
-
- 2025/3/28
- ●【高年齢者雇用に関する意識調査】65歳以降も働きたいシニア世代は約7割!就労意欲のあるシニア世代の約8割が現在の職場での継続就労を希望することが判明
- 記事へ
-
- 2025/3/28
- ●シニア世代の住まいと暮らしのセルフチェック・スマクラ健康診断結果発表!40歳~70歳100人に聞きました
- 記事へ
-
- 2025/3/27
- ●【業界初!】ウェルネスダイニングが「フレイル対策コンソーシアム」に参画!
- 記事へ
-
- 2025/3/27
- ●【2025年版 高年齢者雇用安定法 対応企業実態調査】 定年後の雇用環境整備が進む一方、 シニア層の報酬見直しとモチベーション維持に課題が残る
- 記事へ
-
- 2025/3/26
- ●「ときめくパズル」で脳アンチエイジング~累計発行部数7万部超えの人気児童書が、大人向けになって新発売!『ときめく脳活 ステンドグラスシールパズル』
- 記事へ