株式会社Agx熱中症対策を目的とするIoTを活用した安全管理ソリューションを発表。
2022/6/2
安全管理ソリューションは熱中症の予防や温湿度環境の可視化を目的として高砂熱学工業株式会社と株式会社Agxが共同で開発したIoTソリューションです。
株式会社Agx(本社: 東京都台東区、 代表取締役: 徳山 竜喜)はIoT技術を活用したデータ可視化ソリューション「ThingBridge VISIONhttps://thingbridge.jp/vision/」のアプリケーションの一つとして「安全管理ソリューション」を発表します。
安全管理ソリューションは主として屋内外で作業に従事する人員の体調管理、 特に熱中症の予防を目的として高砂熱学工業株式会社と共同で開発されたIoTソリューションです。 安全管理ソリューションはITに不慣れな方にも利用しやすいように設計されており、 温湿度センサーや皮膚温度センサーを用いた作業エリアの環境情報や個人の周囲の環境情報を簡単に可視化することができます。
現在この仕組みを高齢者施設へ応用し入居者の居住環境や体調管理を行うツールとしての有効性の確認のための実証実験を2022年4月から行っています。
「安全管理ソリューションの特徴」
- マルチセンサー 対応
温湿度センサー
・場所に設置することで周囲の環境情報の収集
・人が携帯することでその人の周辺の環境情報の収集
皮膚温度センサー
・センサーデバイス装着者の皮膚の温度の収集
- マルチデバイス対応
「安全管理ソリューション」は簡単にIoTデータを確認することを目的として開発されており特別なアプリケーション等のインストールは必要ありません。 利用者はパソコンやスマートフォン、 タブレットのブラウザからシステムにアクセスするだけですべての機能の利用が可能となります。 普段ITに不慣れな方でも直感的に利用することができます。
- ヒートマップ機能
収集された温湿度データはヒートマップ機能により、 過去24時間の温度・湿度・暑さ指数(WBGT)近似値をグラフィカルに表示することができます。 これによりセンサーを設置した環境の温度・湿度の変化を俯瞰的に確認することで作業現場の環境改善に寄与します。
- グラフ表示 機能
収集された温湿度データと皮膚温度データは過去1日、 1週間、 1か月単位でグラフ表示を行うことが出来ます。 またこれらのデータはCSV形式でダウンロードを行うことが可能となり、 収集された時系列のデータを活用し統計分析などに役立てることが出来ます。
- ALL in ONE パッケージソリューション
安全管理ソリューションはシステムなどの開発を行うことなく温湿度センサーや皮膚温度センサーとデータ受信用のルータを環境に設置するだけでシステムを利用することが出来ます。
安全管理ソリューションを利用することで作業担当者や高齢者の方々の日々の温湿度などの情報を可視化し環境改善に役立てていただけるツールを目指して参ります。
安全管理ソリューションは2022年5月16日から夏場に向けてアーリートライアルユーザーの募集を開始します。
※安全管理ソリューションは医療機器ではありません。
■Agx について
株式会社Agxは、 デジタル社会に向けて誰もが活用できるIoTプラットフォームの提供を事業ミッションとして、 IoTに必要なハードウェア・クラウド・データベース・アプリケーションをトータルで提供する企業です。
■ThingBridge VISIONについて
「ThingBridge VISION」は種々のIoTセンサーデバイスと、 IoTデータ収集クラウド基盤、 そしてデータ可視化用ウェブシステムなどIoTシステムに必要なすべてのコンポーネントをパッケージ化したソリューションです。 お客様の様々なご要求に応えることが可能な拡張性を有するシステムです。
■問い合わせ先
【ホームページ】
https://agx.jp/
https://thingbridge.jp/vision/
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社Agx 担当:徳山
メールアドレス: tokuyama@agx.jp