2022/5/23
大阪大学の学生が企画した「シニア向けドローン操縦体験会」4/20に開催
日本最大級のデジタル教育施設「REDEE(レディー)」(所在地:大阪府吹田市、 運営:レッドホースコーポレーション株式会社)は、 4月20日、 大阪大学の4回生女子3名が企画した「シニア向けドローン操縦体験会」を産学共同で開催しました。 同イベントは、 大阪大学の学生3名が「シニア世代のデジタルデハイド解消」と「地域の高齢者のコミュニティづくり」を目的に企画したもので、 最新技術に親しみがないシニアの方がゲームやドローン等最新技術に触れる機会を作ることで、 シニア同士の新しいコミュニティの育成とともに他世代の人々(大学生や子どもなど)との交流のきっかけになればと考えての開催でした。
当日は事前に応募された14名のシニアの方が和気あいあいと楽しそうにドローン操縦を体験されました。
◆シニア世代がデジタルに触れ、 新しいコミュニティを育成
「シニア向けドローン操縦体験会」は、 当初は本年1月に開催予定でした。 しかし、 新型コロナ感染症蔓延の影響を受けて延期となり、 メンバーの学生たちも参加予定だったシニアの方々もとても楽しみにされていただけに非常に残念な状況となっていました。 大阪府に発令されていた蔓延防止等予防措置の解除を受け、 今回改めて開催の運びとなりました。 企画当時3回生だった学生たちもすでに4回生になり、 就職活動も本格化する中、 ぜひ、 本イベントを実現したいという思いが強く、 忙しい中にも時間を作って企画を進め、 無事開催となりました。
企画した学生は大阪大学人間科学部地域創生論の2名と法学部国際公共政策学科1名の合計3名。 企画の目的は2つあり、 1つはシニアの方にドローン体験を楽しんでいただくことを通じてデジタル機器への抵抗を減らしていただくこと。 普段触れる機会のないドローンを使っていただくことで、 ほかのデジタル領域のものへの抵抗をなくすきっかけにしていただきたいとの思いからでした。 もう1つの目的は、 吹田市の地域の皆様、 とくにシニアの方々のつながりづくりに貢献すること。 彼女たちが地域コミュニティに関して学ぶ中で、 コロナ禍での人間関係の希薄化に問題意識を抱えたことが要因でした。
本イベントは、 彼女たちを通じて、 大阪大学大学院人間科学研究科付属未来共創センターに学生プロジェクトとして申請、 助成を受けての開催となりました。
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