LiveSmart × インターネットインフィニティー レコードブックデータとAIを活用した歩行解析アプリケーションを共同開発
2022/4/30
~『TUG測定』による歩行解析サービスをレコードブックにて導入開始~
株式会社LiveSmart(東京都港区、 代表取締役CEO ロイ・アショック、 以下、 LiveSmart)は、 全国のケアマネジャー10万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」、 全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(※2)を展開するなど、 健康寿命の延伸に向け、 様々なヘルスケアサービスを提供する株式会社インターネットインフィニティー(東証グロース、 本社:東京都品川区、 代表取締役社長:別宮 圭一、 以下 IIF)と共同で、 AI技術を活用し、 TUG測定(※1)を撮影することで歩行解析が行えるアプリケーションを開発し、 IIFが運営する「レコードブック」の直営店で導入を開始したことをお知らせいたします。
<本アプリの特徴>
- 歩行能力等を判断する指標として世界標準とされている「TUG測定」を撮影し分析
- レコードブックで過去に蓄積したデータをベースに開発したAIアルゴリズム
- TUG測定データのみならず、 疾病、 薬歴、 その他のアセスメントデータを活用
<背景>
IIFでは「中期ビジョン2025」において、 日本が直面する超高齢社会の課題解決のため、 健康寿命延伸を実現すべく、 IIFの強みであるレコードブックで蓄積した『リアルデータ』を利活用した「介護予防」や「生活支援」に取り組んでおります。 その中で、 IIFがレコードブックにおいて過去に蓄積してきたTUGデータを含む様々なデータをベースとして、 LiveSmartが持つAI技術を活用し、 高齢者のTUG測定を撮影することで、 歩行状態を解析しスコア化するAIアルゴリズムとスマートフォンアプリを共同開発いたしました。
■「レコードブック歩行解析アプリ」について
本アプリは、 レコードブックのご利用者の歩行能力を可視化し、 ご利用者自身やトレーナーがその状態を把握することで、 トレーニング継続のモチベーション維持・向上をはかることを目的としております。
TUG測定を本アプリで撮影することで、 IIFとLiveSmartで共同開発した独自のAIアルゴリズムにより、 TUGタイム、 歩行スコア、 バランススコアといった項目を自動で分析・評価し、 その結果を「レコードブック歩行解析レポート」としてアウトプットすることができます。 レポートには、 ご利用者ごとに過去の測定データや経時変化を確認することができるほか、 測定結果に基づいた「レコードブックからのアドバイス」や「おススメプログラム」を記載いたします。
■今後の展開
本アプリはレコードブックにおいて利用を想定して開発したプロダクトでありますが、 今後はレコードブック以外での応用を目指し、 国内外の研究機関をはじめ、 国内の医療機関等とも連携し研究・開発を進めております。 例えば、 本アプリで利用しているAIアルゴリズムと、 IIFがレコードブックで過去に蓄積しているTUG以外のデータ(ご利用者の疾病、 薬歴、 その他のアセスメント情報)を活用することで、 特定の疾病に関する予知や疾患啓発等にも応用していくことを目指しております。
※1『TUG測定』とは
TUG(=Timed Up and Go)測定は、 歩行能力や動的バランス、 敏捷性(びんしょうせい)などを総合的に判断するテストとして世界的に使われている指標であり、 様々な研究者によって研究成果が報告されております。 一般的には転倒リスクの高い高齢者に有用なテストとされており、 信頼性が高く、 下肢筋力、 バランス,歩行能力、 易転倒性といった日常生活機能との関連性が高いことが示唆されています。
※2 レコードブック( https://www.recordbook.jp/ )
「レコードブック」は、 主に介護保険の要支援や要介護1、 2といった利用者を対象に、 健康寿命延伸を目的とした機能訓練運動を提供する3時間のリハビリ型デイサービスです。
2022年4月28日現在、 全国において、 直営とフランチャイズで216店舗展開しています。
【株式会社インターネットインフィニティーについて】
名称:株式会社インターネットインフィニティー
所在地:東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー4階
代表者:代表取締役社長 別宮 圭一
事業内容:レコードブック事業、 Webソリューション事業、 在宅サービス事業
Webサイト: https://iif.jp
【株式会社LiveSmartについて】
- 名称:株式会社LiveSmart
- 所在地:東京都港区西新橋2-21-2 第一南櫻ビル2F
- 代表者:代表取締役CEO ロイ・アショック
- 事業内容:AI・IoTを活用した生活空間におけるサービスプラットフォーム事業
- ミッション:「世界中の人々をもっと自由にする」人々が時間や空間の制約や日々の不安ごとから解放され、 より快適で質の高い生活を送ることができること。 それを私たちLiveSmartは実現します。
- ビジョン:「人々が抱える課題を解決する新しい社会インフラになる」 高齢化社会における不安の解消、 家事や子育てにおける負担軽減、 日常生活で抱えるストレス軽減、 地球温暖化など、 世界が日々直面している社会課題を解決し、 持続可能な未来を牽引するために、 新しい社会インフラを目指します。
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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広報担当
E-mail: media@livesmart.co.jp