次世代方式の「らくらくタッチパネル」開発
2022/2/17
~村田製作所製サステナブル素材を使用した圧電フィルムセンサの活用 ~
https://www.fcnt.com/news/20220214-2.html
FCNT株式会社(本社:神奈川県大和市、 代表取締役社長 高田克美、 以下FCNT)は、 株式会社NTTドコモより2022年2月24日に発売する「
「らくらくタッチパネル」は、 スマートフォンの操作に慣れていないシニアユーザーに好評いただ
今回、 「らくらくスマートフォンF-52B」の開発において、 村田製作所製の微細な変化も検出できるサステナブル素材を使用し
当社は今後、 「らくらくタッチパネル」の進化だけでなく、 当社の先進技術分野で開発・
そして、 簡単で使いやすい機能・端末を提供するだけでなく、 FCNTの様々なサービスを併せて提供しご活用いただくことで、 シニアユーザーが「らくらくスマートフォン」を楽しみながら、 デジタルによる生活の便利さや楽しさを享受できるよう、 デジタルデバイドの解消に努めてまいります。
- [開発の背景]
さまざまなサービスがオンライン上で提供されることが益々日常化
一方、 昨今のスマートフォンではディスプレイの大画面化が進み、 「らくらくスマートフォン」でも、 端末の大きさ、 持ちやすさなどを維持しつつ、 より見やすい大画面化のニーズが高まっています。 そのため広範囲に操作を検出できる大画面化を実現しつつ、 端末サイズを維持する省スペース化の2つを両立させることが必要
また、 「らくらくタッチパネル」は、 ディスプレイ面で軽いスイッチを押すくらいの力を検出して動作さ
そこで、 このたびFCNTは村田製作所と共同開発を行い、 同社が保有する静電ノイズを受けにくい圧電フィルムセンサ「
※共同開発にて実現した技術については、 共同特許出願中です。
- [大画面化への対応(従来方式との違い)]
従来方式の「らくらくタッチパネル」は、 スマートフォンのカバーガラス(+タッチパネル)
一方、 一般的なスマートフォンの構造は、 カバーガラスとディスプレイ(+タッチパネル)
実装においてFCNTは、 カバーガラスのたわみを、 均一かつ、 効率的に「Picoleaf」に伝える設計と、 その微小信号を正確に検出・積分する回路設計により、 従来の構造では困難であったディスプレイユニットとの一体化と大
(一般的なスマートフォンのディスプレイ構造)
(次世代方式「らくらくタッチパネル」の構造)
- [村田製作所製サステナブル素材の圧電フィルムセンサ「
Picoleaf」について]
村田製作所が独自の圧電技術により実現した「
また、 「Picoleaf」に使われている圧電フィルムは、 植物から抽出したデンプンを発酵させて乳酸を作り、 結合させたポリ乳酸を原料としています。 植物は大気中の二酸化炭素を吸収してデンプンを合成しているため
F-52Bに搭載されている「Picoleaf」
- [関連Webサイト]
・村田製作所 ポリ乳酸の圧電性を応用した新しいセンサデバイスの開発
https://corporate.murata.com/
・FCNTがらくらくスマートフォン向けに圧電フィルムセンサ「
https://www.murata.com/ja-jp/
・「らくらくスマートフォンF-52B」ご紹介
http://www.fmworld.net/
- [商標について]
・「Picoleaf」は株式会社村田製作所の登録商標です。
・その他、 記載されている製品名などの固有名詞は、 各社の商標または登録商標です。
※
FCNT株式会社ホームページ https://www.fcnt.com/
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
【お問い合わせ先】
FCNT株式会社
広報担当窓口
E-mail: mb-pr.release@fcnt.com