うぐいすヘルスケア/在宅療養患者に補聴器等貸出しパッケージを新設

 

2021/10/11

補聴器専門店が在宅療養患者に補聴器等貸出しパッケージを新設。治療に専念してもらいたいから補聴器選択のわずらわしさから解放。

「最上位クラスの補聴器」、簡易的に使用できる「ポケット型補聴器」、対話支援システム「コミューン」の3プランから選択可能。対象者は在宅療養中で訪問看護を医療保険で介入されている方。

近年「住み慣れた自宅で療養したい」と病院ではなく在宅での療養を選択する患者が増えています。
自宅での療養は、 家族とたくさん話ができる貴重な時間。 しかし、 加齢性難聴により「家族の話が聞き取れない」「希望を聞きたいが聞こえないからコミュニケーションがうまくとれない」という悩みを持つ方が多いのが現状です。一方で、補聴器選択にはおよそ1ヶ月程度の時間がかかり煩雑な面もあります。

自宅で過ごせる貴重な時間を有意義に使ってほしいという思いから、 うぐいす補聴器は、 医療保険で訪問看護を利用している患者に限り、 特価価格で補聴器をはじめとする聴覚支援ツールを貸し出し、 聞こえをサポートするパッケージプランを新設しました。(2021年9月30日発表)

 

▼在宅療養患者の増加 

pixta01photo by PIXTA

 

在宅療養者は年々増加傾向です。 厚生労働省が発表した「在宅医療を受けた推計外来患者数の年次推移」(厚生労働省:平成29年(2017)患者調査)によると、 在宅医療を受けた患者数は、 2008年から増加傾向にあります。

レセプト数という観点から見ると、 2006年には月に19万8,166件だった訪問診療の算定数が、 2014年には64万5,992件にまで増加しました。 年齢別の内訳を見てみると、 64万5,992件のうち59.2%におよぶ38万2,204件が85歳以上の患者で、 29.8%におよぶ19万2,807件が75歳以上84歳未満の患者です。 つまり、 在宅医療を受けている患者の大半は、 75歳以上の後期高齢者だといえます。

さらに、 2060年には日本人口の約4割が高齢者となるという試算が示すように、 少子高齢化が顕著な日本において、 今後も在宅医療のニーズは高まり続けることが予想されています。

 

▼在宅療養中の患者が求めていることとは

pixta02photo by PIXTA

 

在宅医療は「多様性の医療」です。 何が最善かは人によって異なり、 10人の患者の療養のスタイルは、 10人とも異なります。 病院の医療が、 〇時に起床、 〇時に食事、 〇時に消灯というような「管理の医療」だとすれば、 在宅医療は最期まで自分らしく生きることを支える、 「一人ひとりへのオーダーメイドの医療」です。

在宅医療で困難では、 すべてが「自分の好きなように」「自分らしく」過ごせるため、 患者本人の意見・家族の意見に応えられるようサービスを組み立てます。 患者の要望を聞いて、 ケアマネージャーや訪問看護、 訪問診療の医師などが連携し、 その患者に合った生活をオーダーメイドします。

しかし、 患者に難聴があり、 要望・希望の意思疎通ができなければせっかく住み慣れた自宅に戻ってきても自分らしく過ごすことが困難になります。 聞こえの問題で、 家族や大切な人と会話できない、 ケアマネージャーや訪問看護師や在宅診療医などと意思疎通ができないなどの問題が発生します。

 

▼一方で、 補聴器選択には1ヶ月程度の時間がかかる 

sub4

 

難聴者とのコミュニケーションを補うためには補聴器が役に立ちえますが、 補聴器は多種多様です。 耳掛け型・耳穴型という形の種類、 クラスの違い、 メーカーの違いから、 聴力やその人のライフスタイルに合わせてた器種を日常生活で試してみて、 納得して購入することが重要です。

 

pixta03photo by PIXTA

 

▼ベターな選択肢を、 タイムロスなく選択できることが大切 

病院から退院しても、 毎日点滴をしたり、 毎日訪問看護が入ったり、 急に熱がでてしまったりと日々様々なことが発生し、 患者やその家族の日常は大変忙しいものです。 コミュニケーションは大事ですが、 納得して補聴器を選ぶ時間をかけられない現状があります。

補聴器専門店であるうぐいす補聴器は、 これまでの経験の中で、 3つの選択肢を作成し、 聞こえに問題を抱える患者や家族が「今より聞こえる」コミュニケーションを成立できるパッケージを用意いたしました。
価格は82500円。 これは障害者手帳を取得して補聴器の支給を受けた場合に助成される金額と同じです。 この金額は国が聴覚のサポートとして必要な最低金額の価格と考え、 金額を同一としました。

 

pixta04photo by PIXTA


 

◆制度の概要

対象者 :東京都(一部地域を除く)在住の在宅療養者で医療保険で訪問看護の介入※を受けている方
価格 :82,500円(税込)
内容 :希望者は、 無料のインテーク面接の後、 (1)~(3) のいずれかを選択できます。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(1)充電式耳掛け型補聴器 両耳装用プラン

  • 充電式耳掛け型補聴器(Oticon OpnS1の場合)570,000円×2台
  • イヤーモールド10,000円×2個
  • 専用充電器33,000円
  • 調整サポート料55,000円

以上、 1,248,000円相当(購入の場合) を3か月間、82,500円にて貸出しいたします。
貸出器種については、 利用者の聴力、 生活状況、 ご希望により変更となる場合がございます。
最大1年間再延長が可能です。
プラン利用中、 もしくはプラン満了後に購入を希望される場合は、 お支払い済み金額を購入価格に充当できます。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(2)デジタルポケット型補聴器装用プラン 

  • デジタルポケット型補聴器(Rion HD-32)80,000円
  • イヤーモールド10,000円
  • 調整サポート料55,000円

以上、 145,000円相当(購入の場合) を3か月間、82,500円にて貸出しいたします。
貸出器種については、 利用者の聴力、 生活状況、 ご希望により変更する場合がございます。
プラン利用中、 もしくはプラン満了後にに購入を希望される場合は、 お支払い済み金額を購入価格に充当できます。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(3)対話支援システム(コミューン)設置プラン

  • 対話支援システム(comuoon mobile Lite type SG)129,800円
  • 調整サポート料55,000円

以上、 184,800円相当(購入の場合) を3か月間、82,500円にて貸出しいたします。
プラン利用中、 もしくはプラン満了後に購入を希望される場合は、 お支払い済み金額を購入価格に充当できます。

 

main

 


 

▼調整サポートとは

1週間に1回~10日に1回、 補聴器の効果測定や調整を行い、 補聴器を始めとする聴覚サポート機器を日常生活の中で体の一部のように使っていただけるようサポートするうぐいす補聴器独自のサービスです。

補聴器を始めとする聴覚支援機器を適切にご使用いただくためには何よりもお客様に寄り添った援助が必要であることから、 うぐいす補聴器ではすべてのお客様に本サポートを提供しております。

 

※訪問看護を医療保険で介入とは
訪問看護は通常、 介護保険で介入されますが、 がんのターミナル患者、 神経難病患者、 人工呼吸器の装着患者、 急性増悪の状態、 気管切開状態、 重度の褥瘡患者、 退院直後など在宅医療の中で重要な疾患、 状態、 局面の患者は、 厚生労働省の定めにより医療保険で訪問看護を介入することになります。 そこで、 うぐいす補聴器では、 この重要な疾患、 状態、 局面の患者に対し、 サポートを強化します。

 

【うぐいすヘルスケア株式会社・うぐいす補聴器の紹介】

sub1

 

うぐいすヘルスケア株式会社は2020年4月に設立した聴覚ソリューション会社です。 補聴器専門店「うぐいす補聴器」の運営をはじめ、 難聴や聴覚疾患に困りごとを抱える人々へのソリューションの提供を使命として活動しております。

うぐいす補聴器は、 スタッフ全員が認定補聴器技能者や言語聴覚士の資格を保持する補聴器専門店です。 補聴器の装用トレーニングを訪問リハビリテーションのように一人ひとりに寄り添って提供することを理念としており、 出張訪問による補聴器装用指導を専門としております。

 

uguisu02

 

【お問合せ先】

うぐいすヘルスケア株式会社 うぐいす補聴器
宣伝広報:田中
住所 :東京都豊島区池袋2丁目36番1号8F 40
電話 :050-3590-5913
E-mail :info@uguisu.co.jp

 

シニアマーケティングの豊富な実績事例から、トータルコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください
マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアマーケティングの考え方
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.