ファミトラ/医療機関ネットワークを持つエランと提携
2021/7/30
入院時に認知症リスクを抱える高齢者向けに家族信託を提供
全国1,600箇所以上の医療機関と連携しているエランを通じて、家族信託のさらなる普及に努めて参ります。
提携背景
日本にはMCI(軽度認知障害)を含めると1000万人もの認知症者が存在し、認知症は今や「国民病」であるといえます。認知症を発症すると意思能力が無くなったとみなされ、あらゆる契約の締結・解除ができなくなったり、銀行預金が引き出せなくなったりするなど、事実上、資産の凍結がなされてしまう可能性があります。さらに、高齢者の方が入院をきっかけに認知症を発症する場合もあり、入退院時における認知症および資産凍結リスクに備えることも求められております。こうした認知症にまつわる問題への事前対策として注目されているのが家族信託であり、家族信託の組成により、認知症発症後にも本人の意思に従った資産管理が可能になります。
また、エランは病院や介護施設と提携し、入院・入所生活に必要となる衣類・タオル・紙おむつ や日常生活用品など日額定額制でレンタルできるサービス「CSセット」を展開する、入院セット業界のパイオニアであり、入院・入所者への支援において顕著な実績があります。
加えて、ファミトラはデジタル技術を活用し、家族信託組成サービスの低価格化を実現しており、今回の提携により医療機関も通じて家族信託を幅広く一般消費者へ普及させ豊かな社会の実現に貢献していきます。
提携内容
エランは入院・入所を一つの契機として認知症発症等の不安を抱える顧客に対し家族信託を一つの選択肢として紹介するとともに、顧客が希望すればファミトラに対して顧客の紹介を行います。ファミトラは顧客紹介に応じた、患者本人・ご家族、および医療機関従事者、従業員に対する家族信託組成サポートサービスの提供、及び家族信託に関するセミナーの実施をして参ります。
今後の展開
ファミトラはエランを通して全国1,600箇所以上のエランとつながりのある医療機関への家族信託の認知啓蒙を行い、家族信託をより一般的に普及させるための活動をして参ります。
会社情報
教育系ベンチャー「manabo」を創業し2018年に駿台グループからのM&Aを受けた連続起業家の三橋克仁と、20年来高齢者に関心を持ちつつAIやブロックチェーン等先端領域を専門とする早川裕太が創業し、日本の「AgeTech」を推進する企業です。加えて信託法に精通した弁護士も所属するなど、IT分野および信託分野について高い専門性を有しています。
■株式会社ファミトラ
・URL:https://www.famitra.jp/corp/
・サービス:家族信託サービス「ファミトラ」https://www.famitra.jp/
・メールアドレス: info@famitra.jp
・TEL:(フリーダイヤル)0120-622-044(代表電話)03-3746-3553
・所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目18−18 住友不動産六本木通ビル 2F
■株式会社エラン
・所在地:長野県松本市出川町15-12
・代表者:代表取締役社長 櫻井英治
・設立:1995年2月6日
・事業内容:病院や介護施設等において衣類・タオルのレンタルと日常生活用品の提供を組み合わせた複合サービス「CSセット」の展開
・URL:https://www.kkelan.com/