STAYGOLDcompany/介護3.0提唱者の介護クリエイターが、介護で地域創生をする新会社設立
2021/4/8
超高齢化社会を目前に避けては通れない課題「介護」。介護とは何かをもう一度問い直し、年齢に関係なくその人らしく生きられる世界を目指す「介護3.0」理論を、地方創生の核となるような事業展開をしていきます。
これまで「当たり前」とされてきた介護を前提から覆す理論「介護3.0」。その人らしい当たり前の生活を取り戻すための「キッカケづくり」であり、実践するための本質的なソフトです。
人間のライフスタイルを介護から問い直す、介護のパラダイムシフトを興すべくチャレンジを続けて参ります。
超高齢化社会を目前に、国も企業も国民全体が避けては通れない課題「介護」。
しかし介護業界は慢性的な人手不足で潰れる施設も増えている。
そして、介護されるお年寄りもオムツをつけられ、機械のお風呂に入れられ、認知症の方は生活を縛られ、薬を飲まされている。みんな「このままじゃだめだ」と思いながら行動できていないのが現状です。
(1) 社会保障問題
2025年には人口のボリュームゾーンである団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となり、国民の4人に1人が後期高齢者になる計算でより深刻化。
(2) お世話の介護
オムツ交換をしてドロドロの介護食を食べさせて、認知症の方の生活を制御して一日の大半を寝かせておく介護でいいのでしょうか。
(3)なりたくない職業
劣悪な職場環境、人材不足。職業としてのイメージも「キツい、汚い、危険、給料が安い」のいわゆる「4K」である。
■介護のニュースタンダード「介護3.0」とは
介護1.0 = 今までの介護
介護施設を運営・管理しやすくするという経営目線の論理でつくられたシステムの中に、お年寄りをはめ込む介護。お年寄りは「自分らしさ」や「生きがい」を失い、介護士も「働きがい」を見出すことができない現状の介護。このままでは明るい未来がイメージできない。
介護2.0 = テクノロジーで課題解決
現状準備を進める、人手不足・業務改善など介護業務を補完するために「テクノロジー(ロボット・AI)」を用いて解決しようとする策。確かに介護業務を補完するという意味では必要ですが、本来の介護を再定義し直さなければ、介護士の「やりがい」を回復させることはできません。
介護3.0 = 介護を本質的に見つめ直す
「目の前のお年寄りを輝かせて、自分も輝く」。それこそが本来の「介護」のあるべき姿。僕の掲げるニュースタンダード「介護3.0」です。
介護3.0は「その人らしい当たり前の生活を取り戻すためのキッカケづくり」であり「実践するための本質的なソフト」です。
僕はその圧倒的、絶対的ソフトの実践者。「その人が最期にやりたいこと(夢)を叶えるプロ」。こんな仕事が他にありますか。こんな介護必要じゃありませんか。
老いとは諦めではなく、もう一度自分らしく輝くこと。最後に本当にやりたい夢をかなえること。そのために僕たちプロがいる。「介護3.0が介護のニュースタンダードとして定着し、一人でも多くの地域、人々が本質的に捉えられるキッカケにしたい」。
そう考え「株式会社 STAY GOLD company」を立ち上げました。
■介護3.0提唱者であり代表取締役の横木淳平とは
代表取締役 横木 淳平
本質的な介護理論「介護3.0」提唱者。37歳。
工業高校卒業後介護の専門学校卒。その後老人保健施設に就職、25歳でスタッフリーダーとなる。
31歳で介護付有料老人ホーム「新」施設長となり、2021年4月に介護クリエイターとして「株式会社 STAY GOLD company」を設立。
4月30日、初の著書「介護3.0」を出版予定。発売前にも関わらず、amazon介護カテゴリーにて「ベストセラー」と、新着ランキングでも1位を達成し、その注目の高さを伺わせる。
■介護の「プロ」を再定義する
横木淳平は18歳から介護業界に入り、25歳で現場リーダー、31歳で下野市の介護付き有料老人ホームの施設長に就きましたが、この仕事を始めた時は疑問しかありませんでした。
閉鎖的で無機質な生活感のない施設。みんな同じ時間に起きてご飯を食べて、満腹でも3時におやつと水分補給。歌遊びをして、定刻に昼寝という名のオムツ交換タイム。家族が無償でする介護の延長を僕たちプロが有償でやる意義があるのだろうか。寝たきり老人を寝かせておくことにプロとしてのやりがい、楽しみがあるのだろうか。
老いという人生の終着点に向けて、〝出来ないことを補い、現状を維持する〟。いわゆる「お世話をする介護」介護1.0。それをテクノロジーや外国人雇用で介護者の人手不足、負担軽減を図ろうとしている国の対策「問題を対策する介護」介護2.0。これら既存の介護システムは「お世話しなくちゃ」「面倒みなくちゃ」「お年寄り」「認知症」と〝厄介〟が前提で個人が見えなくなっています。そんな既存の介護システムに魅力があるのだろうか。いや、あるわけがない。
だから、介護のプロの定義を新たに作ることにしました。
■介護が地方創生に必要な時代になる
少子高齢化、地方の過疎化は進む中、高齢を迎える人が地方への移住を考えたとき、移住先で「どんな介護が受けられるか」が選択肢に占める割合はますます大きくなります。 自治体は介護のビジョンを明白にし、「この町では、お年寄りがどのサービスを受けても共通したビジョンの介護を受けられます」と宣言することで、選ばれる町になる可能性が高くなります。
重要なのは「どんなビジョンに基づいた介護を掲げるか」。どれだけ施設、設備といったハード、サービス、コンテンツが充実しても重要なのはソフト面、「そこで繰り広げられる介護はどういう介護なのか」です。僕は、そのソフトが介護3.0であるべきと思っています。
介護は選ぶ、選ばれる時代になります。
■介護3.0を核としたビジネス展開
展開サービス
・個人・企業への介護3.0のアドバイス、コンサルティング
・介護3.0理論を浸透させるための職員研修事業
・講演事業
・自治体への介護施設誘致
・介護を核とした地域活性プロデュース、トータルブランディング事業
・介護施設のハードとしてのプロデュース
■多彩な専門性を持つ地元メンバーで構成
「株式会社 STAY GOLD company」の出資メンバーは、代表取締役の横木淳平が描く「介護3.0ビジョン」が当たり前の世界になることを共に目指す、プロジェクトデザイナー、地域プロデューサー、ビジネスマネジメント、ブランディング、グラフィックデザイナーなどのメンバーで構成されています。
取締役 古田 秘馬
プロジェクトデザイナー。株式会社umari代表。
東京都生まれ。慶應義塾大学中退。
東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。
農業実験レストラン「六本木農園」や和食を世界に繋げる「Peace Kitchenプロジェクト」、讃岐うどん文化を伝える宿「UDON HOUSE」など都市と地域、日本と海外を繋ぐ仕組みづくりを行う。現在は地域や社会的変革の起業に投資をしたり、レストランバスなどを手掛ける高速バスWILLER株式会社やクラウドファンディングサービスCAMPFIRE、再生エネルギーの自然電力株式会社・顧問、医療法人の理事などを兼任。公益財団キューピーみらいたまご財団 理事。東北芸工大学客員教授
取締役 田村 友輝
S51年栃木県下野市生まれ。
一般廃棄物収集運搬、産業廃棄物収集運搬、浄化槽維持管理業、トイレ維持管理、遺品生前整理など市民のライフラインを支える仕事を中心に33歳で飲食事業部を立ち上げ、下野市に3店舗、宇都宮駅前に2店舗飲食店を展開。
関わる人の笑顔を創造するために、地域になくてはならない企業・人財を育てる事が信念。
人間はみんな不完全で、得意不得意も十人十色。だからこそ、従業員の個性を活かし、”お互い様とお陰様”の精神で支え合い、人財が輝き合う強い組織を従業員とともに創っていく事を、自分の役割としている。
そして、働く人から地域に灯りをともす『エネルギー創造企業』を目指す。
共書:『人間経営学の実践~経営を繁栄軌道に乗せた十一名の社長告白~』楽心会 企画・編
社外 Chief Branding Officer(CBO) 青栁 徹
栃木県栃木市出身。LEIGH ROUX代表、ブランディングデザイナー。
国立宇都宮大学 共同教育学部 非常勤講師、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)栃木代表幹事、一般社団法人 Re:project 理事。
地方の課題解決を目指し、栃木を中心に日本各地の地域活性ブランディングや付随するグラフィックデザインを手掛ける。自身もプレイヤーとして、栃木で1000年続く郷土料理「しもつかれ」や、廃校寸前の母校でもある小学校のブランディングにチャレンジしている。
■企業情報
【社名】:株式会社 STAY GOLD campany
【創業・設立】:2021年4月
【資本金】:4,000,000円
【代表者】:代表取締役 横木淳平
【本社】:〒329−0516 栃木県下野市大光寺1−9−2
【電話】:090-9008-9150
【WEB】:http://kaigo3.net
【事業内容】:介護3.0アドバイス・コンサルティング、個人への介護アドバイス・コンサルティング、講演会、職員研修、介護施設誘致、介護を軸にした地域活性コミュニケーション形成、介護事業のトータルブランディング・プロデュースなど
■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
株式会社 STAY GOLD company 横木淳平
電話:090-9008-9150
メールアドレス:press@kaigo3.net