廣済堂/シニア・エンディングプラットフォーム構想を発表
2021/1/21
豊かなシニア・エンディングライフの実現を目指す
日本の少子高齢化はとどまることなく、65歳以上の高齢者数は2042年にピークを迎える見込み※です。
こうした状況のなか、廣済堂はシニア・エンディング領域において、オンラインとオフラインを融合するプラットフォームを構築し、シニアとそのご家族にとって豊かなシニア・エンディングライフを過ごしていただけるサービスやソリューションを提供してまいります。
※国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口
「廣済堂シニア・エンディングプラットフォーム構想」とは
人生のエンディングまでの過程において、シニア世代とそのご家族に、オンラインとオフラインの両面から、最適なタイミングでサービスや商品をご提供。顧客体験の価値向上、ならびにシニア世代とそのご家族のQOL(Quality Of Life:生活の質)を向上させるものです。
- 公益性の高い社会インフラである火葬場として、火葬事業の公共性、継続性、安定性を追求し、より付加価値の高いサービスを提供する
- 葬儀・火葬の場においてご喪家(=ご遺族)に寄り添い、「ご喪家ファースト」のサービスを提供する
- 火葬事業におけるリーディングカンパニーとして自社の成長のみならず、葬祭業界全体のプレゼンス向上のために広く貢献する
プラットフォームを支える3つの戦略
旧来の慣習や業務について再検討を行い、CS(顧客満足度)の向上、ES(従業員満足度)の向上に資するサービスやソリューションを提供します。
2. リアル/デジタル融合(OMO)による新規事業創出
火葬場や式場をリアルにご利用いただいたご喪家と、オンライン葬儀や今後提供するデジタルのサービスをご利用いただいたご喪家の情報を一元管理。リアル・デジタルの垣根を超えた、シームレスな顧客体験を提供いたします。これにより、ご葬儀・ご火葬におけるご喪家の「お困りごと」を解消し、シニア世代とそのご家族のさらなるQOLの向上を目指します。
3. 葬祭業界支援事業で企業の経営をサポート
廣済堂は、火葬事業を含む葬祭業界全体のプレゼンス向上を果たすべく、人材、仕組み、金、情報の経営資源を提供し、葬祭関連事業者の企業経営をサポートします。
廣済堂グループエンディング関連事業での新たな取り組み
東京博善は2021年に創立100周年を迎えます。長い歴史の中で培ってきた経験をもとに、これからの100年は、廣済堂グループの「シニア・エンディングプラットフォーム構想」にあるオンラインとオフラインの両面で、新たな葬送の価値を提供するサービスやソリューションの数々をご提案していきます。
実施済みの取り組み
■火葬料金の改定
将来に向けた設備投資ならびに斎場をご利用されるご喪家に対する一層のサービス向上を図るため、火葬料金を改定
■お心付けの受け取り辞退
ご喪家のご負担、ならびに火葬事業の公共性を鑑み、お心付けの受け取りを辞退させていただく
■休憩室利用の促進
ご火葬が終わるまでの待ち時間をお過ごしいただく休憩室を、少人数でも利用できるように、レイアウトを見直し
■キャッシュレス対応
決済方法の多様化により、利便性の向上を図るため、クレジットカードでのお支払いに対応
■友引日営業
ご喪家が求める日程での火葬が行える機会を増やすため、従来は火葬場の休業日であった友引日も営業
実施を予定している取り組み
■斎場のWeb予約システム・予約受付センターの運営
斎場の施設予約をスムーズに行える環境を整えるため、葬儀社がパソコンやスマートフォンから予約できるシステムを構築
■オンライン葬儀サービス
コロナ感染拡大が長期化する中、葬儀へ参列できない会葬者が、オンラインで故人を悼む気持ちをご喪家と共有できるサービスを提供
■納棺儀式サービス
故人様を生前のお姿そのままにお見送りができるように、お化粧やお着替えをお手伝いさせていただくサービスを提供
■「お悩みごと」解決のサービス案内
ご葬儀やご火葬だけではなく、終活にまつわる「お悩みごと」を解消するため、信頼のおける各種関連サービスの情報を斎場で案内
■指定管理事業
他斎場のサービス品質の向上、DXによる業務改善を目指し、公営斎場の運営を代行する指定管理事業に進出
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社廣済堂 事業戦略室 小澤
〒105-8318 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13F
03-3453-0570
※「実施済みの取り組み」の詳細は下記にお問い合わせください
東京博善株式会社 管理本部 鳥本
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-5-6
03-3256-4911