JKK東京/新しいタイプの高齢者向け賃貸住宅「JKKシニア住宅(仮称)」を整備

2020/12/28

 
 東京都の政策連携団体であるJKK東京(東京都住宅供給公社:東京都渋谷区、理事長:中井敬三、以下「当社」)は、東京都において高齢化が急速に進む中、高齢者が低廉な負担で住み慣れた地域で安心して住み続けられるよう、団地の建替事業において一部の住戸を高齢者向けの賃貸住宅「JKKシニア住宅(仮称)」として新たに整備します。
 小金井本町住宅での供給を第一弾とし、今後も住宅の立地や居住者のニーズを踏まえて整備していきます。
 
■「JKKシニア住宅」の特徴
①室内の段差解消や手すり設置等に加え車いすの移動にも配慮したバリアフリー設計

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※間取図及び設備仕様は計画中のものであり、変更となる場合があります。また写真はイメージであり、実際とは異なります。

②センサーや緊急通報装置による見守り・駆け付けサービス

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【見守り・駆け付けサービスイメージ】


③当社がこれまでに供給したサービス付き高齢者向け住宅に比べて低廉な月額負担
※サービス付き高齢者向け住宅では、建物内に専任のスタッフが常駐して、状況把握、生活相談、緊急時対応サービスなどを提供することから、家賃、管理費のほかにサービス費が必要となりますが、JKKシニア住宅では、提供するサービスをセンサーによる見守り・駆けつけサービスに限定することで、サービスにかかる負担を抑えました。

■JKK東京における団地再生の取組
 東京都の令和元年の高齢者人口(65歳以上)は309 万人となり、都総人口の4.3 人に1人が高齢者となっています。当社は都内に公社住宅約7万戸を管理しており、そのうち約6割が高度経済成長期に大量供給した住宅で、建物の老朽化とともに居住者の高齢化への対応が課題となっています。
 このため当社は、昭和30年代に建設した住宅を対象として建替えを中心とした再編整備を推進するとともに、今後の建替事業では、一部住戸を高齢者向けの住宅として整備することとしました。また、子育て支援施設や高齢者福祉施設の誘致、高齢者・子育て世帯の優先入居、親子間の近居支援などの取り組みにより、ハード・ソフトの両面から、多様な世代がそれぞれのライフステージに応じた住替えが可能な「多世代循環型コミュニティ」の形成を促進します。

■整備概要
 「小金井本町住宅」(昭和35~36年建設、総戸数770戸)において、既存住棟の一部を建替え、このうち40戸を「JKKシニア住宅」として整備します。
 また、建替えにより創出した用地を活用し、特別養護老人ホームを誘致するとともに、地域の交流・憩いの場となる都市計画公園を整備する予定です。

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【配置計画図】


・所 在 地 小金井市本町4-5ほか
・アクセス JR中央線「武蔵小金井」駅徒歩15分
・棟数・戸数 1棟・244戸(25㎡~75㎡)
         うち、JKKシニア住宅40戸(25㎡、35㎡)
・構 造 鉄筋コンクリート造・7階建
・工 期 令和3年着工、令和5年竣工(予定)

 

◆JKK東京(東京都住宅供給公社)概要
所 在 地 東京都渋谷区神宮前5-53-67
設   立 昭和41年4月  
代 表 者 理事長 中井 敬三
管理戸数  72,413戸(令和2年3月末時点)
事業内容  ①賃貸住宅及び関連施設の管理事業及び建設事業
      ②公営住宅等の管理受託事業
公社WEBサイト https://www.to-kousya.or.jp/

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