サントリーホールディングス/最高齢92歳のサポーターも誕生!サントリーウエルネス「Be supporters!(サポーターになろう!)」プロジェクト始動
2020/12/10
当社は、いくつになっても、誰もが自分らしく生きる力を存分に発揮して、誰かを支える存在になれるような社会の実現を目指しています。年齢を重ねても輝く毎日をお送りいただけるよう、健康食品や化粧品といった商品を年間延べ200万人を超えるお客様にお届けしていますが、お客様からは「自分の好きなことや得意なことを活かして、地域や社会の役に立ちたい」、「誰かの役に立って、ありがとうと言われる存在になりたい」という声を多数いただいています。
今回は、当社の思いに共感いただいた、Jリーグのクラブ「レノファ山口FC」(山口県)と「カターレ富山」(富山県)の2つのクラブと連携し、本プロジェクトを始動します。高齢者や認知症の方がサポーターとなって、クラブや街を元気にします。また2クラブとの活動を皮切りに、今後より多くのクラブと連携し、活動地域を拡大していく予定です。
なお、本プロジェクトは、「注文をまちがえる料理店」をはじめ認知症に対する新しい価値観の発信で知られる小国士朗氏(株式会社小国士朗事務所 代表取締役)と、慶應義塾大学大学院教授で認知症未来共創ハブ代表を務める堀田聰子氏のアドバイスをいただいています。
●2クラブとの具体的な取り組み
レノファ山口FC 「人生の先輩からのエール」企画
今シーズン成績が振るわなかったレノファ山口FCの監督や選手に対して、人生経験豊富な「人生の先輩」たちがサポーターとなってエールを送ります。福祉施設に入居されている方々をはじめ、山口県内の19市町の高齢者の方々にサポーターになっていただき、「人生において、どうやって苦境に向き合い、乗り越えていったらいいのか?」という問いを投げかけ、最高92歳の方を含む約500人からメッセージをいただきます。山あり谷あり、酸いも甘いも知っている方々から発せられるメッセージが書かれた一枚の巨大な横断幕を、12月20日(日)のホーム最終戦で掲げ、試合後に、監督や選手に贈呈します。
カターレ富山 「クラブも元気に、高齢者も“きときと”に!」企画
コロナ禍で観客動員が落ち込んでいるカターレ富山に対して、富山県内の福祉施設で暮らす高齢者の方々が、新しくサポーターとなってクラブを支えていくプロジェクトです。
今回はホーム最終戦となる12月13日(日)に、施設内の公共スペースでパブリックビューイングを実施します。高齢者の方々が、クラブの応援歌にあわせて全力でタオルマフラーを回したり、事前に制作したオリジナルの応援グッズを掲げたり、スタジアムのサポーターと同じく全力で応援します。
高齢者の方々はコロナ禍で外出も難しく、運動機能の低下も懸念される中で、応援を通して心身が“きときと”(富山弁で生き生きの意味)になっていくプロジェクトです。