一般社団法人水郷介護支援パートナー/移動困難者向けヘルパーによる移動スーパー「SIESTA」試験運行スタート
2020/10/2
コロナウイルス感染症の影響によるステイホームでも災害時でも普段の交通手段のないかたでもいつでも楽しく選んで買い物をできる地域つくりへ
千葉県香取市、茨城県稲敷市で民間患者搬送、在宅介護支援を行っている水郷エスコート(運営法人(一社)水郷介護支援パートナー千葉県香取市北2-14-2笹本ビル201)では新たに千葉県香取市を中心に移動スーパー事業を令和2年10月16日より令和3年4月からの本格運行をめざし試験運行を開始する。
この地域の郊外ではバスや電車などの交通機関は非常に本数が少ない為、車をもたない高齢者や障害のある方は、生活必需品の買い物もタクシーや介護タクシーを利用しなくてはならないのが現実でおきている。ある高齢者一人住まいの女性は週一度、500円ほどの日用品を買いに行くのに往復3000円の交通費をは払っているかたもいる、そのような現状のなかでの新事業の開始を決定した。
利用方法は移動の困難な方や介護施設などに登録をしてもらい毎週決まった時間に訪問しその際アンケートとしてないものは翌週から商品に導入する。
費用は利用者に負担がないように月額500円程度の自費ガソリン代程度を検討中であったが、試験運行期間中に地域の声を取り入れながら令和3年4月からの方法を検討中である。
気になる品物は日用品などの生活必需品が主な商品とし、野菜などは地産池消をコンセプトに地元農家からお米は茨城県稲敷産のコシヒカリを玄米からそのばで精米し3合からの販売となる。
登録方法はシンプルで、電話にて登録し訪問日を決定する。
移動スーパーSIESTAの特徴は在宅介護現場で働くスタッフが販売員であることである。
移動販売以外にも100円・500円のワンコイン生活サービスが充実している。
家族の着替えの手伝いやゴミだし、重いものの移動などを生活や介護のお困りごとも移動スーパーがきた時に頼める仕組みである。
商品は仕入れ価格据え置きを目指しコンビニ程度の値段での販売となる。
しかしながら地域ボランティアの一環の参入のため運営は厳しい状態
SIESTAでは今後、本格運行までに移動スーパー車両への民間企業の広告や商品仕入先などの確保に力を入れて
地域の交通弱者の方の買い物手段の確保に力を入れている。