Recovery International/訪問看護のオンコールは実際は少ない
2020/7/21
訪問看護ステーションにおけるオンコールの実態を1年かけて調査した結果【調査対象:1000名以上】
Recovery International株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長/看護師:大河原 峻)が運営する、看護師向けのメディアサイト「ナーステート」(https://nurstetho.com/)は、訪問看護ステーションにおけるオンコールの実態を年間を通して集計し、まとめました。
▼▼記事詳細▼▼
https://nurstetho.com/visiting-nurse-station-on-call-real-market
■訪問看護におけるオンコールとは
訪問看護ステーションにおいてオンコール業務は重要業務の一つです。病院ではあまり馴染みのない業務であり、実際の回数や内容が、ステーションによっても違い、ブラックボックスな業務になります。そのため、訪問看護をしたいと思っていても、転職を躊躇ってしまうことが多いです。
現在1万ステーション以上があり、80~90%が緊急時の対応を行っているため、業務として必要不可欠なものです。
今回訪問看護ステーションリカバリーでは「訪問看護に飛び込めない看護師」、「実態が掴めずチャレンジできない看護師」に向けて1年間のオンコール実績をまとめました。
■オンコール実働は3日に1回、電話の90%以上が10分以内
1年間の緊急連絡回数は910回であり、その内122回が出動回数になります。200名以上の加算算定者がいる状況であっても、緊急時の訪問は3日に1回程度でした。また電話も90%以上が10分以内で終わるものでありました。
■電話内容は療養相談が7割で、精神疾患関連が半数以上
訪問看護ステーションでの緊急連絡は実際は「療養相談」が70%以上を占めてました。
・眠る前の薬を何時に飲んだらいいのか?
・不安があるから話を聞いてほしい
・家族からの療養相談
上記が大半を占めております。また半数以上が精神疾患関連の電話があり、不定愁訴や内服関連の相談が多いという結果でした。
■0時~7時の深夜時間帯は緊急は10%程度
0時~7時の深夜時間帯での電話は10%程度になりました。ターミナルや転倒などでの緊急以外ほとんどがかかってくることはありませんでした。
■まとめ
実際500名以上患者さんがいても、実働は3日に1回程度、70%以上が療養相談、深夜時間帯は電話が少ないという結果になりました。
■分析結果詳細
訪問看護ステーションにおけるオンコールの実態を1年かけて調査した結果【調査対象:1000名以上】
https://nurstetho.com/visiting-nurse-station-on-call-real-market
■会社概要
https://www.recovery-group.co.jp/
会社名:Recovery Internaional株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿6-16-12 第一丸善ビル6F
代表者:大河原 峻(オオカワラ シュン)/ 看護師
設 立:2013年11月
■引用・転載に関する願い
本リリース内容を引用・転載くださる際は、看護師向けメディアサイト「ナーステート」(https://nurstetho.com/)による比較結果である旨を、記載下さるようお願いいたします。
■本件のお問合せ
メール:u_pr@recovery-group.co.jp(担当:柴田、若田)