クオリティ・オブ・ライフ/全国のシニア専門家を対象に緊急調査を実施
2020/5/15
新型コロナウイルスの影響でシニアがリモートで中小企業支援へ
企業とシニア人材のマッチングによって、企業が抱える様々な経営課題を解決する『生涯プロフェッショナル/Engun』事業を推進する株式会社クオリティ・オブ・ライフ(本社:東京都千代田区、代表取締役:原 正紀、以下QOL)は、『生涯プロフェッショナル』に登録の全国のシニア専門家を対象に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う企業支援への影響に関する緊急調査を2020年4月に実施しました。
サマリー
・新型コロナウイルス感染症の影響で企業支援が「延期になった」「減った」が4割
・42.1%のシニア専門家がリモート支援へ移行・準備へ
・リモート支援の実施には「企業の環境整備や対面での支援要望」が課題
Q.現在の仕事の新型コロナウイルスの影響状況
Q.リモート支援の実施状況
Q. リモート支援を実施する上での課題
官公庁、自治体、人材会社などへ希望する支援でも、「中小企業向けのインターネット環境を整えてネット会議環境を整える支援をお願いしたい」「リモート環境整備の支援(費用、設備貸与等)」など企業の環境整備への要望が複数みられました。
その他では、
・リモートであるこの利点を逆に感じるようになった
・今、コロナウイルスの状況下では、企業訪問が不可能なのでWeb会議(Zoom)の方策を勉強中
・リモートでも支援できることがあれば、今はどの業界も窮地なのでお役に立ちたい
など、新型コロナウイルス感染症の影響で様々な課題を抱える中小企業へ、リモートでの支援を積極的に進めているシニア専門家の声がきかれました。
調査概要
調査対象:生涯プロフェッショナルに登録の専門家(全国)
調査方法:Webアンケート調査
調査実施期間:2020年4月16日~4月22日
アンケート回収数: 318件(有効回答数318件)
■調査結果の詳細はこちらよりダウンロードいただけます:
https://forms.gle/PFFrSHP59n8doo2F7
<関連するこれまでの実績>
地域の中小企業へのリモート支援の普及を目指し、
「ZOOMを使った中小企業支援の始め方」セミナーを開催
https://2nd-pro.com/news/2020/04/zoom-seminar-0423
【シニアの現場知識や経験で経営課題の解決を目指す、『生涯プロフェッショナル/Engun』とは】
労働力の減少や少子化の問題を抱える日本では、構造的な労働者不足が懸念され、企業の成長に欠かせない人材の確保がますます困難となっています。一方、ミドル・シニア層はその人口比率が高まり、生涯を活き活きと働き続けることで、社会のコストにならず利益を生み出す側にいるための努力や取り組みが重要となっています。
そうした背景の中、QOLは2016年7月に企業の様々な経営課題を解決するため、主に50歳以上のセカンドキャリアを志向する大企業のOB・OG専門家を活用した顧問・アドバイザー紹介サービスとして、『生涯プロフェッショナル』事業を開始し、現在では4,500名以上が専門家として登録をしています。
さらに登録している専門家の中から“事業サポーター”を募り、同事業の強化・拡大に向けて、経験豊かな専門家として深く関わってもらう体制づくりを行っています。
2019年12月には企業向け事業名称を「Engun(エングン)」にリブランディング、企業の経営課題解決にシニア専門家の活用を提案しています。
■『生涯プロフェッショナル/Engun』のサービスの詳細はこちらより:https://2nd-pro.com/
【株式会社クオリティ・オブ・ライフについて】
クオリティ・オブ・ライフは、2006年の設立以来、「QOL=個人の人生の充実」という視点から、人と組織の活性化をサポートしてきました。経済産業省や中小企業庁、東京都・大阪府・群馬県等が実施する「企業と人材を結ぶ公共事業」に数多く携わり、主に採用・就職・育成の分野において、学生、既卒者、社会人向けに独自のキャリア教育から就職支援、社内教育まで広く事業を展開しています。
さらに、2014年の全国中小企業団体中央会「地域中小企業のシニア人材確保・定着支援事業」受託を機に、大手企業出身者の知見を活かし、企業の経営課題解決の支援にも取り組んでいます。
■クオリティ・オブ・ライフのホームページ:https://www.qol-inc.com/