ワタミ/「ワタミの宅食」法人契約が100施設達成
2020/4/27
豊富なアイテムで高齢者施設の課題解決
「ワタミの宅食」は個人のお客様を対象にお弁当・お惣菜をお届けしている事業ですが、デイサービスやグループホームといった高齢者施設、福祉施設などから「ワタミの宅食」のお弁当・お惣菜を食事の提供に利用したいといった要望をいただいてきました。高齢者施設、福祉施設では、「食事の準備に関わる作業負担を軽減したい」「調理スタッフの確保が難しい」といった人手不足による課題を抱えています。
「ワタミの宅食」では、こうした課題の解決に向けて、2019年5月から法人向けのテストサービスを開始し、施設のニーズやサービス内容のあり方を検証してきました。2020年2月に専門部署として法人営業部を設置して以来、本格的な営業活動に取り組んでいます。
法人営業部の設置から約2ヶ月間で、問い合わせが急増し、法人契約数が100施設を上回りました。
お弁当・お惣菜をお届けしている施設からは「食事提供の作業負担を軽減できた」といった声とともに、「お弁当・お惣菜の品質に安心感がある」「常食とともに、やわらか食、ムース食まで揃えているので便利」といった点が評価されています。今後も施設の課題解決に向けて運営の支援を行ってまいります。
■法人向けに介護食の用意や注文方法も柔軟に
「ワタミの宅食」では、法人向けのサービスを実施するにあたって、施設のニーズにあわせたさまざまな対応を行っています。お弁当・お惣菜は、冷蔵や冷凍の常食だけでなく、摂食・嚥下等の機能が低下している高齢者向けにやわらか食やムース食といった専用商品も揃えました。施設によって利用の仕方が異なるため、週2日からの注文に対応するなど、日によって注文数の変更も可能です。その他、お弁当・お惣菜を温めるための加温スチーマーをレンタルするサービスも行っています。
■「ワタミの宅食」について
「ワタミの宅食」は、日替わりのお食事と“まごころ”をお届けすることで“社会を支えるインフラ”となることをめざし、事業を展開しています。お弁当・お惣菜は、お客さまと同じ地域に住む“まごころスタッフ”が、手渡しを基本にお届けしています。手渡しを基本とすることで、日々のコミュニケーションを生み出すとともに、自治体と「見守り協定」を結ぶなど、高齢者世帯の見守りにも貢献しています。毎日約23万人のお客さまにお弁当・お惣菜をお届けしており、高齢者食宅配市場「売上シェア9年連続 No.1」※を達成しています。
※ 出典 「外食産業マーケティング便覧2011~2019」(株式会社富士経済調べ)
■SDGsの達成に向けて
ワタミグループでは、SDGs(国連で採択された「持続可能な開発のための2030年までの目標」)の目標達成に向けて積極的に取り組むとともに、すべての企業活動の分野で持続可能な行動を推進していきます。グループとして、成長戦略の実現がSDGsの目標達成に貢献できるように、従業員だけでなく、すべてのステークホルダーと協力してまいります。
■エコ・ファースト企業として
ワタミグループは、過去の取り組みの評価と今後への期待から、2010年、環境省より「エコ・ファースト企業」の認定を受けました。2008年4月のエコ・ファースト制度開始以降、国内グループ全事業(外食、介護、高齢者向け宅配事業、MD、農業、環境・メンテナンス※2010年時点)での認定取得は初めてとなりました。
■ワタミ株式会社
【 住 所 】 東京都大田区羽田1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼グループCEO 渡邉美樹、代表取締役社長兼COO 清水邦晃
【 設 立 】 1986年5月
【事業内容】 国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページURL】 https://www.watami.co.jp