加藤貿易/60歳以上男性の約半数が尿もれに悩んでいる
2020/3/24
「尿ラボ」 アンケート結果を公開
・調査方法 : インターネット調査
・調査対象 : 60歳以上の男性195名
・調査期間 : 2019年2月1日(土)~10日(月)の10日間
・調査目的 : 60歳以上の男性における尿漏れ経験者の割合を把握すること
■アンケート結果概要
60歳以上の男性195名のうち、実に8割の人が何らかの尿トラブルを抱えていることが分かりました。
※悩み別の症状・原因
〇排尿後のちょい漏れ:195人中71名
トイレで用を済ませた直後に尿が少し漏れてしまう状態を指します。尿道に残っている尿が漏れてしまうために起きてしまう症状です。
〇尿の回数が多い:195人中75名
尿が近い、尿の回数が多いといった症状を指します。起床から就寝までに排尿する回数が8回以上という目安はありますが、自分で排尿回数が多いと感じたら頻尿である、という定義がなされています。
〇夜間に何度も排尿がある:195人中75名
加齢と共に多くなる症状です。原因として、夜間多尿(夜間の尿量が多い)・膀胱容量の減少などが挙げられます。
〇尿失禁:195人中23名
自分の意思とは無関係に尿が漏れ出てしまう状態を指します。
尿失禁には大きく分けて4つの種類があります。
(1)腹圧性尿失禁:走る、くしゃみをするといったお腹に力が入った時に起こる尿漏れ
(2)切迫性尿失禁:急に尿意を感じ、我慢ができず漏れてしまう尿漏れ
(3)溢流性(いつりゅうせい)尿失禁:自分で尿を出したいときには出ず、少量づつ尿が漏れ出てしまう尿漏れ
(4)機能性尿失禁:認知症や歩行困難など、何らか身体に支障があるために起こる尿漏れ
〇尿意のみ頻繁にある:195人中20名
尿の回数が多い場合と同じ定義になります(起床中8回以上の尿意・排尿)。
頻尿の原因としては、過活動膀胱、残尿、多尿、尿路感染、心因性などが考えられます。
聖隷浜松病院・泌尿器科医師より
『 実際に尿のトラブルを患者様が抱えていても、恥ずかしさや年齢からのあきらめのためか、泌尿器科医にさえ尿の悩みを打ち明けにくい状況で、こちらが質問しても本音で答えてくれないのが実情です。
症状によっては薬物療法などの対処の仕方があるのですが、患者様から症状や悩みをおっしゃっていただけない限り、正確な診療・治療をすることは難しくなってしまいます。
夜間頻尿や尿失禁は命に関わる症状ではないですが、日常生活の満足度を大きく落としてしまうものだと思いますので、日常生活に困ったら遠慮なく泌尿器科医に尿のトラブルを告白してもらいたいものです。 』
年齢を追うごとに様々な機能が衰えていくのは当たり前、仕方のないことです。しかし、尿のお悩みとなると、恥ずかしいという思いが先に立ち、誰にも相談できず一人で悩みを抱える人も多いようです。
尿ラボでは、尿のお悩みに関する情報提供や体験談を掲載し、ストレスフルな責任世代の皆様の心労が減るお手伝いをしたいと考えています。今後も、尿に関するアンケートの実施や実体験者の体験談記事を増やすなど、お悩みを抱える読者により一層寄り添えるサイトを目指します。
尿に関するお悩みを解決できるヒントが得られるサイト
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・サービスURL : http://nyolabo.com/
加藤貿易株式会社
http://katotrade.com/