イノフィス/イノフィス「マッスルスーツEvery(エブリィ)」が、国際規格ISO 13482認証を取得
2020/2/21
人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツとして世界初
株式会社イノフィス(東京都新宿区、代表取締役社長 執行役員CEO:古川 尚史、以下「イノフィス」)は2020年2月20日(木)、イノフィスが2019年11月1日(金)に発売したマッスルスーツEveryが国際規格ISO 13482に基づく認証を取得したことを発表します。本認証はパーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する国際規格ISO 13482に基づき、一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)がマッスルスーツEveryに対して安全性を評価したものです。
(画像左から)
株式会社イノフィス 代表取締役社長 古川尚史
同 取締役 技術最高責任者 小林宏
一般財団法人日本品質保証機構 理事 浅田純男様
人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツとしては世界で初めてISO 13482認証を取得
今回、マッスルスーツEveryが認証を取得したISO 13482(Robots and robotics device – Safety requirements for personal care robots)は、2014年に国際標準化機構(ISO)が発行した、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する唯一の国際規格です。第三者認証機関であるJQAが認証することにより、国際規格による安全要求を満たしていることを客観的に証明し、マッスルスーツEveryを利用するお客様に対して、今まで以上に高い安心と信頼を提供することができます。
一家に一台。軽量化、低価格を実現したマッスルスーツ®シリーズ※1最新作
マッスルスーツEveryは、空気圧で稼働する人工筋肉のはたらきで動作を補助する装着型の作業支援ロボット(アシストスーツ)です。人を抱え上げる、重い物を持ち上げる、中腰姿勢を保つ、といった作業時に腰の負担を低減する効果を発揮し、労働環境改善や人手不足対策に貢献しています。電力を使わないため稼働時間の制限はなく、場所を選ばず水場での利用も可能です。
重量は3.8kgでイノフィスが展開するマッスルスーツ®シリーズの中で最軽量、さらに個人のお客様でも購入可能な136,000円(税抜)※2というアシストスーツ市場における圧倒的な低価格を実現しており、介護・製造・物流・建設・農業などの業務作業現場での使用はもちろん、ご家庭での介護や家事、家庭菜園の手入れや冬の雪かきなど、様々なシーンで利用できます。
イノフィスでは、「生きている限り自立した生活を実現する」を理念に掲げ、人の動作を助ける装置の開発に取り組み、販売を行っています。マッスルスーツEveryの発売により、これまでの法人中心の需要から個人のお客様へもターゲットを広げ、「一家に一台、マッスルスーツ」を目指して事業を展開しています。 人口減少、少子超高齢社会における課題先進国の日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、イノフィスは人によりそった製品の開発、提供に努めてまいります。
※1:「マッスルスーツEvery」のほか、「マッスルスーツPower」「マッスルスーツ」「マッスルスーツEdge」を展開
※2:メーカー希望小売価格
イノフィスについて
生活を支援するイノベーションを起こす、という意味の「Innovation for Physical Support」が社名の由来となったイノフィス(Innophys)は、「すべての人が、生きている限り自立した生活を送る世界を実現したい」との思いから始まった、東京理科大学発のベンチャー企業です。2014年よりマッスルスーツ®の販売を始め、累計出荷台数は7,000台超(2020年1月末時点)、近年活況を呈するアシストスーツ業界の大ヒット商品となっています。イノフィスの詳しい情報はhttps://innophys.jp/ 、マッスルスーツEveryについてはhttps://musclesuit.co.jp/ をご覧ください。