セコム/「老後の不安に関する意識調査」
約9割が「老後の不安を感じる」と回答、過去8年で最も高い割合に老後の不安の理由は「病気・ケガ」「経済的な負担」「介護」。女性では20~60代以上の全世代で9割以上が老後の不安を抱える結果に老後の備えや対策は微増しているものの、いまだ半数以上が未対策と回答
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、20代以上男女(20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上/男女各50名の計500名)を対象に、「老後の不安に関する意識調査」を実施しました。
内閣府による「令和元年版高齢社会白書」では、65歳以上の人口は、3,558万人となり、総人口に占める割合が28.1%になったと報告されました。高齢化は深刻な働き手・社会の担い手不足、介護・健康問題、老後資金・年金の問題など、様々な課題を抱えています。
今回、ますます超高齢化が進む日本における、老後の生活や社会に関する実態を調査しました。
◆すべての調査結果は以下のURLからダウンロードしていただけます。ぜひ、ご活用ください。
URL:https://www.secom.co.jp/corporate/release/2019/pdf_DL/nr_20191218.pdf
調査結果の概要
・約9割が「老後の不安を感じる」と回答。2012年の調査※開始以来、最高値をマーク。
特に女性20~60代以上の全世代で、9割以上が老後の不安を抱える結果に。
・老後の不安の理由は1位「病気・ケガ」2位「経済的な負担」3位「介護」。
・半数以上が老後の備えや対策をしないと回答。
理由は「具体的にどのような対策をすればよいかわからないから」が1位。
・家族や配偶者の認知症に対する不安は、56.8%と自分(48.8%)を上回る結果に。
認知症になった場合は、自分、家族ともに約6割が「病院に通い、認知症の進行を遅らせる」と回答。
※ 2012年から開始した「日本人の不安に関する意識調査」における同設問。
【調査概要】 ・調査期間: 2019年10月25日~27日 ・対 象: 全国男女500名 (20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上/各50名) ・方 法: インターネットによるアンケート回答方式 |
■「老後の不安に関する意識調査」結果
約9割が「老後の不安を感じる」と回答。2012年の調査開始以来、最高値をマーク。特に女性20~60代以上の全世代で、9割以上が老後の不安を抱える結果に。
老後の不安を感じるか【図1】を聞いたところ、「感じる、または感じた(41.8%)」「どちらかといえば感じる、または感じた(45.4%)」の合計が87.2%と、2012年の調査開始以来、最も高い割合になりました。特に女性の回答では20~60代以上の全世代で、9割以上が老後の不安を抱える結果になりました。
老後の不安の理由は1位「病気・ケガ」2位「経済的な負担」3位「介護」。
老後の不安を感じている人の中で、具体的に不安を感じていること【図2】を聞いたところ、昨年と上位3つは変わらず、1位「病気やケガなどの健康不安(72.2%)」、次いで2位「経済的な負担に関する不安(71.8%)」、そして3位「介護に関する不安(52.8%)」と、それぞれ半数以上の回答を得ました。
また複数回答で不安を感じている回答は「病気・ケガ」の1位ですが、最も不安を感じることとして回答されたのは「経済的負担(47.0%)」がトップでした。一方、今年話題になった高齢者の逆走運転などに関連する「交通事故を引き起こしてしまう不安」については、あまり多くの回答を得られない結果となりました。
半数以上が老後の備えや対策をしないと回答。
理由は、「具体的にどのような対策をすればよいかわからないから」が1位。
老後に備えた対策の有無を聞いたところ、半数を超える57.6%が「対策をしていない」と回答。対策をしていない人にその理由【図3】を聞いたところ、「具体的にどのような対策をすればよいかわからないから(57.6%)」が1位でした。
一方、老後の具体的な備えや対策をしている人にその内容を【図4】を聞いたところ、「定期的な健康診断や人間ドックを受診する」「貯蓄する」がそれぞれ54.2%でトップでした。
家族や配偶者の認知症に対する不安は、56.8%と自分(48.8%)を上回る結果に。認知症になった場合は、自分、家族ともに約6割が「病院に通い、認知症の進行を遅らせる」と回答。
認知症に対して不安を感じるか、自分【図5】と家族・配偶者【図7】について聞いたところ、家族・配偶者に対する不安は「感じる、または感じた(26.2%)」「どちらかといえば感じる、または感じた(30.6%)」と計56.8%が懸念しており、自分(48.8%)を上回る結果となりました。
認知症になった場合にとる行動を聞いたところ、自分【図6】、家族【図8】ともに約6割が「病院に通い、認知症の進行を遅らせる」と回答しました。
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①「セコムみまもりホン」
端末のストラップを引っぱるだけでセコムに通報され、必要に応じて警備員が駆けつけます。また、設定した時間に安否確認ボタンを画面に表示して、ご利用者が操作をすると登録している連絡先へ結果を送信することが可能。セコムの看護師に電話で健康相談することもできます。
◆料金
加入料金 10,000円(税別)
基本料金 2,200円/月(税別)
※ご自宅以外への駆けつけや、セコムのオペレーターに位置情報を確認する場合は、別途費用が発生します。
>サービス詳細
https://www.secom.co.jp/mimamori/mimamorihon/
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② 「まごチャンネル with SECOM」
スマートフォンで撮影した動画や写真を親御さんが暮らす自宅のテレビに送信できるほか、温度や湿度を感知するセコムの環境センサーを接続し、専用アプリで離れて暮らすご家族が状況を確認できる「たのしい、みまもり。」をコンセプトとしたサービスです。
◆料金
本体価格 30,000円(税別)
基本料金 1,680円/月(税別)
>サービス詳細
https://www.secom.co.jp/mimamori/mago-ch/
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③「セコムVitalook」
在宅患者の生体データを常時リアルタイムに収集・蓄積し、医師や看護師が遠隔から状態を確認することで、在宅診療医の負担軽減や診療品質の向上を図ります。ビデオ通話、目的に沿ったデータ表示のほか、連携機関と情報を共有することも可能です。
◆料金
初期費用 175,000円(税別)~
基本料金 30,000円/月(税別)~
>サービス詳細
https://medical.secom.co.jp/service/ict/vitalook/