ユニ・チャーム/『認知症予防 ソーシャル・ウォーキング(R)』と 『工場見学』を実施
新九州工場、地域住民と健康寿命の延伸をめざす
ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:高原 豪久)は、このたび福岡県京都郡苅田町の新松山臨海工業団地に新たに建設した九州工場で、高齢化の進行に伴う「閉じこもり」や「認知症」といった社会問題の改善に寄与するため、目的を持って社会と触れ合う認知症予防『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会と最新鋭の設備を備えた『工場見学』を、周辺の地域住民の方を対象に、2019年9月6日に実施しましたのでご報告します。
【『認知症予防ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会と『工場見学』参加者との集合写真】
■認知症予防ソーシャル・ウォーキング(R)体験会の感想コメント
- 70歳を過ぎ歩行に対して不安を感じていました。娘と参加できよい外出機会となりました。
- 尿もれと認知症は関係ないと思っていました。これからは早いケアを心がけます。
- 地域住民と一緒に世間話をしながら楽しくワイワイと歩くことができました。
- 夫婦で参加しましたが、外出する楽しみ方が一つ増えました。継続したいと思います。
■新九州工場を見学された方の感想コメント
- 最新の設備や世界を目指す技術が地元にあることを初めて知った。自慢したいと思います。
- 清潔な工場で、孫に安心して使用できる紙おむつメーカーだと思いました。
- クリーンな工場と、省人化を徹底した最新鋭の自動化工場に感動しました。
- 想像を超えました!品質安定、自動化がここまで進んでいるのかと期待が持てました。
- 徹底したロス品の再利用や排水レスによって、環境に配慮した工場だと驚きました。
『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは
認知症予防には、適度な運動とバランスの良い食事で脳の健康状態を良好に保つ【生理的アプローチ】と、趣味やボランティア活動などで社会と接触し脳を刺激する【認知的アプローチ】を、双方バランスよく取り組むことが効果的と考えられています。
『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは、当社が地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所監修のもと考案したもので、手軽にできる【生理的アプローチ】の代表であるウォーキングに、“目的”を持って“社会”と触れ合う【認知的アプローチ】の社会参加を組み合わせた認知症予防プログラムです。「社会参加&歩行」の造語で、人と関わり、楽しみながら歩くことを、誰でも取り組める形にした認知症予防のためのウォーキングプログラムです。
■『認知症予防 ソーシャル・ウォーキング(R)』と『工場見学』の報告
日時 :2019年9月6日(金) 9:30~12:00
参加人数:60人 (平均年齢歳)64歳
<講義編>
【認知症のメカニズム―基礎知識を学習】
東京都健康長寿医療センターの藤原先生に、認知症予防に重要なポイントを解説いただきました。最新の科学的な研究結果を示し、継続したソーシャル・ウォーキングによる効果性についてお話しされました。参加者の多くが、メモを取りながら熱心に聞き入る様子が印象的でした。
東京都健康長寿医療センター研究所 藤原部長
認知症の予防には、人に感謝されるなどの社会貢献活動も有効となります。そして、みなさんの健康は家族の幸せです。社会との絆が広がることによって、みなさま自身も社会もハッピーになります。ぜひ、この機会にソーシャル・ウォーキングを始めていただければと思います。
【閉じこもりを誘発する尿もれ―予防と対処学習】
ユニ・チャーム排泄ケア研究所 梅林は、排泄トラブル発生のメカニズムと、予防と対処方法について解説しました。普段手軽に取り組めるケア方法として骨盤底筋体操も体験いただき、参加者から多くの質問がありました。
ユニ・チャーム 排泄ケア研究所 梅林
排泄のトラブルは早めの予防と対処が大切です。
ご自分の排泄の状況に応じた日常生活習慣の見直しや骨盤底トレーニング、専用品を活用したケアを上手に行いながら、いつまでも元気で自分らしいアクティブな日常生活をお過ごしいただけたら嬉しく思います。
<実技編>
【有酸素運動―ノルディック・ウォーク体験】
全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員による、ポールを使った「ノルディック・ウォーク」の指導をいただきました。正しい姿勢で歩くことに加えて、普段の歩幅と、ポールを使った時の歩幅の違いを確認し、効率よく有酸素運動ができることを体感しました。
全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員
普段のウォーキングより効率的に有酸素運動をするには、ポールを使用した「ノルディック・ウォーク」がおすすめ。普通に歩くより、1.2~1.3倍のエネルギー消費につながります。各地に、全日本ノルディック・ウォーク連盟がありますのでお気軽にお声がけください。よろしくお願いします。
<見学編>
【安定した生産・安心できる品質・最新鋭の設備を見学】
ユニ・チャームプロダクツ 九州工場 工場長 辻
環境に徹底的に配慮した排水レス・排気レスな最先端の工場となります。資材搬入から出荷に至るまで、最新鋭の設備が安心・安全に生産します。是非クリーンで省人化の工場をご見学ください。また、地域住民の方々と共に共生社会の実現を目指し、健康寿命の延伸に繋がることを願っております。
■新九州工場の概要と解説動画
国内4拠点目となる九州工場は、スマートファクトリーのコンセプトのもと2019年春、操業を開始しました。これまで培ったモノづくりの知恵と新たな技術を融合させ、既存の自社工場にはない様々な自動設備の搭載や、IoTを活用した最先端の工場となります。
この新工場は輸出拠点としての利便性に加え、国内物流の効率化も図っていきます。
また、事業継続性の観点から、大災害等で他生産拠点が操業停止した際の緊急拠点としても万全の供給体制を整えています。
九州工場は、「共生社会」の実現に向け地域の活性化や雇用にも貢献しながら、世界No.1の感動と安心と信頼の「モノ創り」工場を目指していきます。
※映像内のユニ・チャームプロダクツ株式会社は、ユニ・チャーム株式会社の100%出資の子会社です。
【参加者アンケートの一部ご紹介】
Q:『認知症予防 ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会の満足度をお聞かせください。
→体験会参加者の97%が、体験会を通じて「満足した」と回答されました。
Q:体験会で興味を持ち、今後どの程度の頻度で、生活に取り入れたいと思いますか。
→参会者の78%が、週3回以上生活に取り入れたいと回答されました。
Q:認知症を予防するために、いつからはじめるべきだと思いますか。
→体験会参加者の97%が、「今すぐ」、「早い段階から」はじめるべきと回答されました。
Q:『九州工場』見学会の満足度をお聞かせください。
→工場見学者の97%が、新九州工場の見学を通じて「満足した」と回答されました。
Q:『九州工場』見学会を行い、今後期待できる点をお聞かせください。
→工場見学者は、九州工場に期待している点として、「環境にやさしい工場」73%、「地域の雇用創出」52%、と周辺住民として期待感を持てる工場として回答されました。
【『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会 過去の様子・お問い合わせ先】
これまで実施した認知症予防『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会は、ライフリーホームページでご覧いただけます。
http://www.unicharm.co.jp/lifree/dementia-prevention/index.html
また、認知症予防の『ソーシャル・ウォーキング(R)』に取り組んでいただける団体や自治体をサポートいたします。詳しくは下記事務局までお問い合わせください。
電話 : 03-6809-0117
受付時間: 10:00~17:00(土・日・祝祭日を除く)
Mail : info@social-walking.com
ユニ・チャームでは尿もれケア商品で不安のない外出をサポートするとともに、
『ソーシャル・ウォーキング(R)』の推進によって、認知症の予防へ寄与していきます。
■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :グループ合計15,757名(2017年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売
≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp