一般社団法人がん哲学外来/在宅医療を支える「リモケア」

高セキュリティなテレビ電話と情報共有ツールで 在宅医療を支える「リモケア」 8月20日、サービスと機能を大幅拡張

一般社団法人がん哲学外来 リモケア事業部(所在地:東京都千代田区)は2019年8月20日、好評提供中である、在宅医療のためのコミュニケーション機能を柱とするオンライン診療システム「リモケア」のサービスと機能を拡張します。

 

 

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オンライン診療システム「リモケア」

 

「リモケア」Webサイト: https://www.remo-care.net/

 

■2019年8月、リモケアのサービスと機能を大幅に拡張

がん哲学外来 リモケア事業部は2019年4月、3省・3ガイドラインに準拠(*)した高セキュリティ、かつ誰もが使いやすいことを大きな特長としたオンライン診療システム「リモケア」の提供を開始しました。

本システムはテレビ電話や関係者間の情報共有を主機能としていますが、医療・介護従事者をはじめ患者とその家族を含めた在宅医療に関わる全ての人をさらに支援していくために2019年8月20日、サービスと機能の大幅な拡張を実施します。

まず、これまでは医療従事者向けにサービス提供を行ってきましたが、訪問看護や介護、生活支援といった関連事業者にもご利用いただけるように、サービス提供の対象を広げました。病院・クリニックを含めて最大100事業者までを機関連携できますので、患者に合わせた柔軟なチーム医療体制を構築し、細やかな対応を取ることができます。

同時に、患者宅に設置できる患者用端末の提供も開始しました。専用端末が常に患者のそばにあることで、テレビ電話機能による患者の容体確認が即時に可能となります。

さらに、情報共有のツールとして、従来のテキストと写真に、動画が加わりました。スピーディーで正確、かつ分かりやすい情報を基に、チーム全体で患者を見守ることができるようになります。

*本システムは、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」、および厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5版」、経済産業省「医療情報を受託管理する情報処理事業者における安全管理ガイドライン」、総務省「クラウドサービス事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン」に準拠しています。

 

■リモケアの主な機能

  • テレビ電話…オンライン診療や即時の患者容体確認、関係者間通話などに利用できます。
  • 顔認証ログイン…医療・介護従事者は専用端末の利用時に「顔認証」が必要です。これにより、なりすましを防ぎます。
  • コミュニケーション・情報共有機能…テキスト・写真に加え、動画の共有が可能です。
  • 写真・動画のダウンロード…リモケアの高セキュリティ領域から、写真や動画を取り出すことができます。
  • USBカメラ接続…専用端末の付属カメラに加え、マイクロスコープなどの外部カメラをUSB接続して使えます。
  • バイタルデータの登録・表示…患者の各種バイタルデータの登録・表示が可能です。
  • カレンダー・スケジュール機能…訪問やオンラインによる診療予定を登録し、閲覧できます。

 

■リモケアの特長

<簡単操作で、最高水準のセキュリティシステム>

リモケアでは、全ての利用者が専用端末を使用します。専用端末の起動には世界No.1レベルの顔認証技術を導入(*)しており、登録者以外は端末を起動することができません(ただし、患者用端末は顔認証を行いません)。さらに、ネットワーク上に構築した専用回線や、高品質な専用サーバーでのデータ保守など、最高水準のセキュリティシステムを用意。不正アクセスや紛失・盗難などのリスクにも対策を施し、利用者が特段の知識を持たずとも、高セキュリティが保たれる仕組みを実現しました。

*米国国立標準技術研究所(NIST)による動画・静止画の顔認証性能評価で第1位を獲得したNECの技術を導入。

<他事業者との円滑な情報共有を実現>

同一事業者間での連携はもちろん、他の事業者間の端末を連携させてチーム医療体制を敷くことができます。異なる事業所の医師、訪問看護師、介護士、訪問薬剤師などが、各患者の状況や伝達事項をテキストや写真・動画と共に、簡単に共有できます。加えて、患者用端末にはチーム全員がアクセスできるため、テレビ電話での容態確認や各種指導、医師によるオンライン診療などで、医療従事者の負担を削減することができます。このような形で、リモケアは地域包括ケアシステムを強力に支援します。

 

■オンライン診療用端末の種類

1. 医師用端末(医師1名のみ登録)
 <D30プラン>月間最大データ通信量 30GB
 <D20プラン>月間最大データ通信量 20GB

2. 医療スタッフ用端末(何名でも登録化:推奨は10名まで)
 <T20プラン>月間最大データ通信量 20GB
 <T10プラン>月間最大データ通信量 10GB

3. 患者用端末(患者宅に設置)
 <P10プラン>月間最大データ通信量 10GB

※いずれのプランも、専用端末レンタル料、システムサービス料、セキュア通信料を含みます。また、初回申し込み時に、初期登録料(1プランごと)が必要です。価格はお問い合わせください。

 

■お申し込みからご利用までの流れ

まず「 sales@remo-care.net 」にお問い合わせください。その後、営業スタッフまたは代理店が伺います。専用端末は、お申し込み完了後30~60日程度(*)でお手元に届きます。医師用端末には、事前にご提出いただいた顔画像が登録されているので、すぐに登録者本人の顔(生体)でログインできます。

医療スタッフ用端末および患者用端末には、医師または医療スタッフ管理者の確認・認証の下、看護師や介護士、患者などの利用者をご自身で登録いただきます。登録が終われば、利用を開始できます。なお、これらの初期設定は、営業スタッフまたは代理店がサポートいたします。

その他、本サービスの詳しい内容につきましては「 sales@remo-care.net 」までお問い合わせください。

※前月9日~当月8日にお申し込み手順が完了しますと、翌月の上旬に専用端末をお届けします。

 

■一般社団法人がん哲学外来について

がんになって改めて生きることの根源的な意味を考えようとする患者に対し、医療現場は治療をすることに手いっぱいで、患者やその家族の精神的苦痛まで軽減させることができないのが現状です。そういった医療現場と患者の間にある“隙間”を埋めるべく、「がん哲学外来」は生まれました。主に、病院や医療機関のみならず、身近な場所で、立場を超えて集い交流する場(メディカル・カフェ)を全国で展開しています。この活動は2009年から始まり、2013年にはNPO法人から「一般社団法人がん哲学外来」に移行しました。「がんであっても尊厳をもって人生を生き切ることのできる社会」の実現を目指し、より多くのがん患者が「病気であっても、病人ではない」という、安心した人生を送れるように、私たちは寄り添っていきたいと思っています。

Webサイト: http://www.gantetsugaku.org/

 

【会社概要】

社名  :一般社団法人がん哲学外来
所在地 :東京都千代田区一番町23番地3 千代田一番町ビル3階 システム・インテグレーション株式会社 内
設立日 :2013年7月3日
事業内容:●がん哲学外来とメディカル・カフェ(がん患者や家族の安心につながる対話の場)の開催
     ●がん哲学外来の活動を広く周知するための広報と啓発活動
     ●がん患者、一般市民を対象としたシンポジウムやセミナーの開催
     ●他の医療施設との連携活動
     ●研究活動
     ●ニュースレター、機関紙の発行など
     ●がん哲学外来市民学会の開催
     ●がん哲学外来コーディネーターの養成
     ●オンライン診療システムの提供

※がん哲学外来 リモケア事業部は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)「JIS Q 27001:2014(ISO/IEC27001:2013)」に、認証登録されました(登録番号:ICMS-SR0319)。

 

 

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