全国400以上の医療機関・福祉施設が選んだ、普段は硬く、転んだ時に凹むマット『おくだけ ころやわ』の一般家庭向け自費レンタルを開始。高齢者とご家族が抱える「転ぶ不安」を「歩ける喜び」へ変えていきます。
2023/4/15
ベッドサイドで使える「おくだけ ころやわ」自費レンタル料は、月々6,600円(税込、送料別)~。高齢者ご本人や、ご家族の努力だけでは防ぎきれない転倒骨折対策として、ご利用いただけます。
株式会社Magic Shields(本社:静岡県浜松市、 代表取締役:下村明司、 以下マジックシールズ)は、 普段は硬く、 転んだ時に凹むマット「おくだけ ころやわ」の自費レンタル開始をお知らせいたします。
ご自宅で長く使いたい方だけでなく、 特別養護老人ホームや有料老人ホームなどへのお引越しまで、 一時的にご自宅の転倒骨折対策をお考えの方も、 短期間の自費レンタルで「おくだけ ころやわ」を便利にご利用いただけるようになりました。 手すりや車いす、 杖と組み合わせてご利用いただくことも可能です。
- 「ころやわ(R)」とは
医療・福祉施設向けに2021年8月に発売を開始した「ころやわ」は、これまで両立が困難とされていた「歩行安定性」と「衝撃吸収性」という2つの性質を、世界※1で初めて併せ持つ構造を採用している新しい床材として、転倒骨折リスクを軽減したい病院・福祉施設に評価されています。
転んだときは床面が凹み、転倒骨折リスクを軽減しますが、普段は硬く凹まないため、車いすや杖、電動ベッド※2も使用でき、歩いているときは転びにくいのが特徴です。導入施設数が400以上※3に増え、国立病院や病床数1,000床以上※3の病院にも多く採用されています。
今回、レンタルサービスの対象となる製品は、ベッドサイドでの転倒骨折対策に適した「おくだけ ころやわ」3分割マットタイプ (※ 以下「おくだけ ころやわ」と記載)です。
※1「可変剛性構造体技術」を用いた「衝撃吸収床材」において 2023年3月23日現在 当社調べ
※2 別売りの荷重分散プレートと合わせて使用することを推奨
※3 2023年 3月23日現在
- 「自費レンタル」対象製品は、幅120cmで車いす利用時も安心。特注サイズもご相談ください。
■幅120cmタイプ
「おくだけ ころやわ」定番サイズです。一般の緩衝マット・ベッドサイドマットと違って、車いすや杖ではほとんど凹まないため、一度ベッドサイドへ設置すれば、動かす手間がほとんどありません。また表面カバーは、医療機関・福祉施設向けの木目調と一般家庭向けの防滑仕様をご用意しました。
・サイズ:長さ165cm×幅120cm×厚さ2.2cm
・重さ:約10kg
・月額利用料:6,600円(税込)/ 1セット
・送料:3,300円(税込)/ 1セット
・表面カバー:木目調 / 防滑仕様
*一般のご家庭内で、靴下を履いてご利用になる場合は、「防滑仕様」の表面カバーがおすすめです。
*靴を履いてご利用になる場合は、医療機関・福祉施設向けの「木目調」の表面カバーがおすすめです。
*ご返却時の送料は、お客様のご負担となります。
■お問い合わせ
お近くに「おくだけ ころやわ」自費レンタルお取扱店がない場合は、当社へご連絡ください。
・お電話:050-1742-4700(平日午前10時~午後5時)
・e-mail:contact@magicshields.co.jp
・お問い合わせフォーム:https://www.magicshields.co.jp/inquiry.html
■ご購入希望の場合
ただいま2023年3月30日までの期間限定で、「おくだけ ころやわ」の防滑仕様を販売しております。自費レンタルではなく新品での購入をご希望の方は、下記「特設サイト」からお買い求めください。
<特設サイト>
https://www.magicshields.co.jp/coroyawa/
*「おくだけ ころやわ」の防滑仕様は、2023年3月30日までの期間限定販売です。
- お客様のご要望に合わせた「自費レンタル」
当社では1年間で約25万件とされる大腿骨の骨折を減らすため※4、これまでも「おくだけ ころやわ」を日本全国の医療機関や福祉施設へ提供してまいりました。一方で製品の知名度向上に伴い、近年は一般ご家庭からの問い合わせもいただくようになりました。
※4 「大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン2021(改訂第3版)第2章 解説4」より引用
<一般ご家庭からの相談例>
・ご家族様…(本人が)気に入ってくれるかわからないから、短期間だけ自宅で試してみたい。
・ご本人様…自信をもって歩けるようになるまで、退院後の半年間だけ自宅で使いたい。有料老人ホームなどの施設へ移るまで、短期間だけ自宅で使いたい。
このようなお客様の声をもとに、サービス開発担当・江藤が「ご自宅ならではの利用シーン・短期利用ニーズ」にこだわってサービス企画を立案、「おくだけ ころやわ」の自費レンタルが誕生しました
■ サービス開発担当(理学療法士)江藤 コメント
私は訪問看護ステーションで理学療法士として勤務していましたが、「どんなに対策をしても転倒が続いてしまう方」に多く出会ってきました。
理学療法士として「転倒しないようにする対策」である、手すりや歩行補助具を提案「環境設定」や運動や移動の動線などあらゆる提案をしますが、転倒は減らせず対策に行き詰ってしまうことがありました。
そんなお悩みを抱えている本人やご家族、在宅介護に携わる専門職の皆様に是非「ころやわ」を活用していただきたいです。
より多くの方々にお使いいただくためにレンタルサービスを開始しました。転ばないような対策を継続しつつ、万が一転んでも安心な生活が実現ができるよう皆様のサポートができれば幸いです。
- NHKニュース番組「おはよう日本」が、高齢化社会を支える最新技術として「ころやわ(R)」を紹介
NHKニュース番組「おはよう日本」内の経済コーナー「おはBiz」にて、当社の「ころやわ」が「高齢者を転倒から守る床材」として紹介されました。
<NHKサイトへ遷移します>
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2023_0320.html
(放送日:2023年3月20日)
- ご自宅で「ころやわ(R)」をご利用いただいたお客様の声
ご自宅でベッドサイドだけでなく、キッチンやリビングなどもっと広い範囲に「ころやわ」を設置したい場合も、ぜひご相談ください。
<お客様インタビューと設置事例のご紹介>
https://www.magicshields.co.jp/blog/case-studies/entry-154.html
- 株式会社Magic Shieldsについて
マジックシールズは2019年に設立された、自動車工学と医学をベースに新素材と構造「メカニカル・メタマテリアル」の研究開発、および製造・販売を行うスタートアップです。世界で増加している高齢者の転倒による骨折を減らすため、マジックシールズは転んだときだけ柔らかい「可変剛性構造体」を使った床材「ころやわ」を開発し、医療や福祉施設へ提供しています。
高齢者の転倒骨折は、骨折したご本人やご家族、医療・福祉施設だけでなく、社会保障費を負担するすべての人にとって、大きな負担となっています。大腿骨骨折だけでも、ご家族の看護や介護負担と社会保障費を合わせ、その損失は年間約2兆円に上るとされています。日本国内だけでも毎年100万人が転倒骨折し、その数は2000年以降、約2倍に急増しています。
高齢者の転倒骨折は、「要介護」となる大きな原因のひとつです。これに対し従来は人手を用いて「転ばせない、一人で歩かせない」対策が行われてきました。しかし見守りや付き添いができる看護師や介護士、同居の家族は不足しており、完全に転倒を防ぐことは難しいのが実情です。また「転ばせない、一人で歩かせない」ことにより、認知症など他の病気の進行や、心身が衰弱していく負の連鎖が発生し、悪循環となっていました。
私たちマジックシールズは 「すべての人が骨折を気にすることなく、自分の意思で自由に動ける」社会を実現することで悪循環を断ち切り、日本国内をはじめ、世界中で「大腿骨骨折が原因で『寝たきり』になる人をゼロにする」ことを目指しています。
【会社概要】
名称: 株式会社Magic Shields
所在地 : 静岡県浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F・FUSE
代表者 : 代表取締役 下村 明司
設立年月 : 2019 年 11 月
URL : https://www.magicshields.co.jp/coroyawa/
「ころやわ」は株式会社マジックシールズの登録商標です。