マイスター60/再雇用制度で働く会社員の意識調査 【第2弾】
2020/1/28
~人生100年時代は、定年後も学び続けることが重要!?~
「専門スキルなどの学びや自己研鑽」7割が実施せず 46.0%が老後のお金に自信なしと回答
定年退職前にしておけばよかったこと 最多は「資産運用」38.4%
高齢者の就労支援を行う株式会社マイスター60(本社:東京都港区、社長:小倉 勝彦)は、人生100年時代における定年後の働き方を探るため、定年退職後に再雇用制度を使って働いている60~65歳の全国の男性500名を対象に、アンケート調査を実施いたしました。
給与面や仕事の満足度などの調査した第1弾の発表に続き、第2弾として定年後の学びや自己研鑽、将来の健康やお金に関しての自信などについての調査結果を発表いたします。
老後の不安はやっぱり「お金」!?46.0%が自信がないと回答 |
これからの人生においての健康やお金、人間関係などへの自信をそれぞれ聞いてみたところ、自信がないという回答が最も多かったのが「お金」に関してで、「どちらかというと自信がない(32.6%)」と「全く自信がない(13.4%)」の回答を合わせると、46.0%の人が将来のお金に自信がないと感じている実態がわかりました。
定年後も自己研鑽に取り組む人は31.2%にとどまる |
人生100年時代といわれるようになり、学び直しやリカレント教育(生涯学習)が注目されています。再雇用制度で働く方々が、自身の専門スキルや勉強などの自己研鑽にどれくらいの方が取り組んでいるのかを聞いたところ、「積極的に取り組んでいる」が5.8%、「どちらかというと取り組んでいる」が25.4%で、「全く取り組んでいない(28.4%)」と「どちらかというと取り組んでいない(40.4%)」と合わせて68.8%と7割近くの方が、自己研鑽などに取り組んでいない実態が明らかになりました。
定年退職前にしておけばよかったこと 最多は「資産運用」38.4% |
定年退職前にもっとしておけばよかったと後悔していることを聞いたところ、最も多かったのが「資産運用(38.4%)」で、次いで「健康/体力維持改善(31.0%)」、「趣味づくり(23.6%)」と続きました。
<結果概要とまとめ>
今回の調査では、定年退職後に再雇用制度を使って働いている方の7割近くが、スキルアップのための自己研鑽を行っていないという実態が明らかになりました。
一方で将来のお金に関しては46%が「自信がない」と回答するなど、収入や年金などお金への不安を多くの方が感じている状況も明らかとなりました。定年前にしておけば良かったことの1位が「資産運用」となるなど、お金への不安の第一解決策が資産運用であると感じている方が多いことも見て取れます。特に「専門知識の修得」が15.0%と低い結果となったのも、再雇用制度が定着している日本独特の傾向といえるかもしれません。
第1弾の調査でも、定年後の働き方として6割以上の方が再雇用制度を使って働いている一方で、再雇用制度で給与が現役時の半額以下に減額したと回答した方が約4割にのぼるなど、収入面での問題を多くの方が感じていることが分かりました。
人生100年時代と言われるなかで、全ての世代でAIに負けない“稼ぐ力”を身につけるためにも、新たなスキルアップや学びなどの生涯学習を積極的に取り入れていくことがより重要となるでしょう。国内の労働力不足を克服するためにも、これまでの知識や経験をより積極的に社会に還元し、自分磨きを続け、新たな世界にチャレンジするシニアの活力が、より一層期待されているといえるのではないでしょうか。
<調査概要>
有効回答数 500名(勤めている会社で定年を迎え、現在会社の「再雇用制度」を使って働いている全国の60~65歳の男性)
調査期間 2019年11月7日~2019年11月11日
調査方法 インターネットリサーチ
※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は「マイスター60調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。
<参考>第1弾調査結果 概要(2019年12月9日発表) ・再雇用後の給与、4人に1人が「全くの想定外だった」と回答 ・「給与が定年前の半額以下に減額」 約4割 ・仕事内容には満足も、74.4%が給与に不満 ・給与の満足度が低い方ほど、転職を検討中と回答 第1弾の調査結果は下記URLからご確認いただけます |
「社会で活かそう!深い知識、豊かな経験、働く意欲」
弊社は今年度創立30周年を迎えます。この間「年齢は背番号 人生に定年なし®」のキャッチフレーズのもと「高齢者の雇用創出」に取り組み、今日までおよそ7,400名の雇用創出を実現して参りました。日本は生産人口の急激な減少が進み、経済の活力を維持していくために高齢者、女性、外国人など全ての人々の労働市場への参加は益々重要になっています。
とりわけ経験豊かな高齢者の参加は、技術、知識、ノウハウの伝承、又本人の生きがいや健康増進にもつながり、豊かな社会作りの基盤となります。
弊社は、長年積み重ねてきた建設、設備管理をはじめとする技術部門の人材に加えて事務部門を含めた幅広い分野での雇用創出に注力しています。
これからも「高齢者会社」の先駆者として、「シニアセカンドキャリア支援プログラム」や「ビル設備管理の為の技能研修、講習」等を実施、高齢者の就労支援に努め「生涯現役文化」をひらきます。
マイスター60では設備管理者などのエンジニアをメインとしたシニア人材の派遣・紹介事業を展開しています
(1)設備管理技術職(ビル管理所長/ビル設備管理/電気設備管理/消防設備点検など)
(2)建設技術職(新築工事施工管理/耐震構造設計/安全衛生管理担当業務/土木コンサル営業など)
(3)経営管理職(中小企業の次期社長候補・補佐/経営顧問/経理・人事・総務部長など)
(4)専門技術職(機械・電気設計/化学/IT/工場生産管理/品質管理など)
【会社概要】
会社名 株式会社マイスター60
代表 取締役会長 平野 茂夫
取締役社長 小倉 勝彦
設立 1990年2月1日
所在地 〒108-0014 東京都港区芝4-1-23 三田NNビル3F
資本金 1,000万円
社員数 362名(2019年3月31日現在)
電話番号(代表) 03-5657-6360
FAX番号 03-3453-1666
URL https://www.mystar60.co.jp/
事業内容 人材派遣、職業紹介等の人材サービス
[労働者派遣事業許可番号]派13-304122
[有料職業紹介事業許可番号]13-ユ-303702