高齢化率No.1秋田県でローンチした高齢者課題解決事業「アシスタ」がFC展開。秋田県大仙市、仙北市、美郷町、三重県四日市で展開。

2022/10/31

介護保険外サービスとして、高齢者の日常の不便を学生が解決!

「高齢者になることが待ち遠しいと思えるような社会を創り出す」ことをミッションに介護保険外サービスを展開する株式会社LibertyGate(本社:秋田県秋田市、 代表取締役:菅原魁人、 https://libertygate.jp/ )は、 2022年10月17日時点で秋田県大仙市、 仙北市、 美郷町、 三重県四日市市に展開中(その他多数展開予定)

  • 高齢者支援サービス「アシスタ」概要

「アシスタ( https://libertygate.jp/ashista )」とは、 日常の不便を抱えている高齢者の自宅に大学生を中心としたメンバーが訪問をして、 お話し相手、 スマートフォン指導、 病院付き添い、 除雪といったサービスを行います。

高齢など何らかの理由で支援が必要になった場合でも住み慣れた地域で暮らし続けられるような社会を作るべくして200年に始まった介護保険制度。 高齢者の要支援者、 要介護者数の急増により全ての高齢者を介護保険制度で賄うことが困難になってきています。 その証拠として、 2025年には約22万人、 2040年には69万人の介護人材が不足すると言われています。 こういった社会状況の中で介護保険外サービスとして、 介護保険を使わないサービスの需要が高まっています。

「アシスタ」は、 介護保険外サービスとして現行の介護保険と共に高齢化社会を救う一助となります。

■徹底指導
アシスタメンバーは数多く存在する業者とは違い高齢者、 福祉、 介護に特化したサービスです。 そのため高齢者の病気に対する理解や知識、 福祉領域での心構え、 認知症に対する理解や対応といった隅々まで配慮したサービス提供が可能です。 大学生であってもアシスタ専用マニュアルが用意されており、 接遇マナーから各依頼の対応まで全て学べるようになっております。

■サービス提供範囲
介護保険外サービスのため制限は特にありません。 介護保険でできることやできないことまで幅広く対応可能です。

■料金
基本料金:1時間1,650円(税込み)
依頼対応時間:24時間対応

■利用者の声
https://libertygate.jp/ashista/voice

  • アシスタFC加盟店

アシスタFC加盟店は2エリアで展開しています。 準備中エリアが9エリア、 年内で合計11エリアへの拡大が決まっています。 アシスタFC加盟時には様々なバックアップ体制がありますが、 アシスタFC加盟をすることで得られる価値を以下に記します。

■地域貢献(SDGs)
以前まではESG投資やSDGsは大企業だけが行うものでした。 しかし、 現在では中小企業にもこのSDGsという観点が重要視されています。 SDGsといっても何をしていいかわからず、 右に倣えで似たような施策を実施することが多い実情です。 しかし、 このアシスタFCは事業自体が社会課題解決型のビジネスモデルとなっており、 その地域で事業継続してくことでそのままSDGsに繋がります。 スポーツクラブへの協賛や様々なイベント、 地域の伝統行事への協賛と同等にその地域を長らく支えてきてくれている高齢者の支援をすることが一番の地域貢献、 SDGsだと我々は感じます。

■シニアとの顧客接点
シニア事業やシニア市場参入をしたい企業にとって、 とても魅力的なこの事業です。 それは、 シニア向けの事業を実施していても、 シニア集客やシニアと接点を持つかという観点が常に課題になってくるからです。 SNS広告やリターゲティングでは高齢者に響かず、 なおかつ今までの飛び込み営業、 TV広告、 新聞折込でも頭打ちになっている企業は多いです。 そこで、 アシスタFCを接点として顧客と繋がるフックにしていただいたり、 他事業からアシスタFCに送客していただくことで今までにない営業手法の確立が可能となります。

■採用の窓口
アシスタFCは主に学生が主体となって高齢者支援を実施します。 そのため、 「学生との接点は少しあったが、 上手なコミュニケーションがとれなかった」、 「学生との接点を増やして新卒採用に繋げたい」などの声に叶えることも可能となります。

■加盟事例紹介
https://libertygate.jp/voice-franchise/1219

  • 会社概要

商号:株式会社LibertyGate
代表者:代表取締役 菅原魁人
設立:2020年7月20日
所在地:秋田県秋田市仁井田緑町2-21
HP: https://libertygate.jp/
連絡先:info@libertygate.jp

  • 本件に関する問い合わせ

アシスタ大曲仙北エリア加盟店にご依頼したい方はこちら
担当:門脇
電話番号:080-5526-7065
メールアドレス:senboku-akita@ashista.jp

アシスタ四日市加盟店にご依頼したい方はこちら
担当:片山
電話番号:059-373-5558
メールアドレス:mie-yokkaichi@ashista.jp

株式会社LibertyGate本社へのお問い合わせはこちら
電話番号:018-853-4639
メール:info@libertygate.jp
※お電話は混み合う場合がございます。 メールにてご連絡頂けますと幸いです。


2022/10/24

多摩イノベーションエコシステム促進事業リーディングプロジェクトに選定

この度、 見守りタグ+ヘルスケアAIを活用した“おでかけ”により「地域活性化」のサービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:井上 憲 / 以下G&S)は、 京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市 代表取締役社長:都村 智史 / 以下京王電鉄) 、 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 取締役社長:星野 晃司 / 以下小田急電鉄) 、 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、 取締役 執行役 社長:三澤 智光/ 以下日本オラクル)と連携し、 街にでかけたくなる仕掛けづくりによる外出機会の増加からシニアの“健康寿命延伸”や、 お子様の“地域の安心安全向上”などを目的とした「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」の実証を多摩エリアで開始いたしました。

本実証は東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」における「リーディングプロジェクト」に選定されています。 また、 同社が2022年5月にローンチした、 人々の普段の暮らしにある移動が新たな価値になる参加型の見守り共創プロジェクト「Neighbor Good Project (ネイバー・グッド・プロジェクト)」とも連携しており、 今後も見守りとおでかけがより良い形で地域の活性化につながるよう目指していきます。

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証背景

世界各国で高齢化の進行が懸念されている中、 日本の近年の高齢化率(65歳以上)の推移は、 海外でも類をみないほどの上昇率となっており、 2050年には世界1位の“超高齢化社会”になるといったデータ※1も公表されています。 また、 時代とともに、 子供を取り巻く環境も大きく変化しており、 共働き世帯の増加に伴なった子供1人や子供だけで過ごす時間の増加や、 地域ボランティアの減少から、 子供たちを見守ってきた“地域の目”が失われつつあります。 本サービス実証を行う多摩エリアでは、 シニア世代はコロナ渦で外出機会の減少により健康不安が増大しているといわれており、 また比較的子供の人数も多く、 交通安全や防犯への対応が求められています。 また、 少子高齢化により地域でのシニア世代と子供世代の交流の機会が少なくなっていることも考えられます。
地域の課題解決に向け、 G&Sは京王電鉄、 小田急電鉄、 日本オラクルと連携し<高齢者の外出機会創出での健康長寿の推進><駅通過お知らせによる子供の見守りに寄与する通学路整備><店舗を起点とした近隣住人同士の相互存在認知の創出>をベースに、 子供と高齢者の皆様が“おでかけ”をすることで安心安全に暮らせる街の活性化を目指します。
※1 独立行政法人労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2017」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2017/index.html

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証概要

本実証では、 高齢者の外出機会を創出し健康長寿の促進、 子供が安心・安全な街歩きにつなげる施策として、 多摩市、 および日野市内にお住まいの高齢者と子供に見守りタグ「biblle(ビブル)」*の配布を行います。
この中で、 京王電鉄との取り組みでは、 特にシニア向け外出促進に焦点を当て、 ポイントラリーによる外出意欲の向上と近隣店舗活性化に向けての実証を行います。 見守りタグを保有しているシニアが外出した際に、 周辺に住む専用スマートフォン・アプリをダウンロードしたサポーターとすれ違うことや、 エリア内50箇所の専用受信機を設置した店舗への訪問によりポイントを付与します。 獲得したポイントは京王多摩センター駅、 聖蹟桜ヶ丘駅、 京王永山駅のフラワーショップにて、 特典対象の商品と交換することができます。
また、 小田急電鉄との取り組みでは、 子供やシニアの見守りに焦点を当て、 小田急電鉄にて実証を進める「小田急 × biblleみまもり通知サービス」の一貫として、 駅通過時にご家族の方にメール配信を行うサービスを拡大して実施します。 従来行っていた、 駅改札通過時に加えて、 駅付近(街ナカ)含めてメール配信を行う仕組みを提供します。

実証実施期間:2022年11月1日(火)~2023年2月28日(火)
主幹企業:ジョージ・アンド・ショーン株式会社
協力企業:京王電鉄株式会社、 小田急電鉄株式会社、 日本オラクル株式会社

各社の役割
G&S・・見守りタグ/受信機の提供、 ポイント管理システムの構築、 参加者向けアプリの開発
京王電鉄・・ 沿線住人へ施策誘致、 沿線店舗誘致とポイント獲得・端末の設置
小田急電鉄・・沿線住人へ施策誘致、 子供向けメール配信サービスの提供
日本オラクル・・各種アプリやインフラ開発支援

施策詳細については、 以下の特設ページをご参照ください。
Neighbor Good Projectページ内特設ページ: https://neighbor-good-project.com/tama-innovation/

  • 見守りタグとICTを活用したシニアの外出促進サービス

・ポイントラリーで高齢者の外出機会を創出し、 健康長寿の促進へ
見守りタグを持って地域商店街や移動販売車を訪問するとポイント獲得できる仕組みを提供します。

実証実施エリア:多摩市および日野市内エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)~2022年11月18日(金)
対象者:多摩地区(多摩市、 日野市など)にお住まいの65歳以上高齢者の方
商品交換店舗:京王多摩センター駅、 京王永山駅、 高幡不動駅近接のフラワーショップを予定

・駅通過見守りで、 安心して”いってらっしゃい”といえる街歩き環境整備
子供や見守り対象のシニアが外出した際に、 特定箇所でメールが配信される仕組みを提供。

実証実施エリア:小田急 多摩線全線および多摩センター駅周辺エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)~2022年11月18日(金)
対象者:小田急多摩線をご利用の小学生をお持ちのONE会員様または新規ONE会員登録者様
メール配信拠点:小田急多摩線内各駅、 小田急多摩センター駅付近の駅ビル等7箇所

  • 多摩イノベーションエコシステム促進事業

東京・多摩地域で、 イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、 中小企業や大学・研究機関、 スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開しています。
ウェブサイト: https://tama-innovation-ecosystem.jp/

  • 取り組みのご参考

G&Sは2022年1月~3月に京王電鉄と日野市にて、 健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験として「花咲かプロジェクト」を実施、 2022年5月からは小田急電鉄と駅からはじまる“優しい”街づくりを目指した新サービス「小田急×biblle みまもり通知サービス」の実証を開始しています。

・「街の花咲かプロジェクト」健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験
“ちょっとした楽しさ′′や“地域貢献′′という動機付けを行うことが、 外出促進につながるのかの検証を、 東京都日野市の「令和3年度新型コロナウイルス感染症課題解決型ソーシャルビジネス共創事業補助金」を活用して、 京王電鉄株式会社により実施されました。 専用のビーコン(位置情報見守りタグ)またはスマートフォンアプリを所有している参加者が、 道路などですれ違ったり、 所定のポイントスポットを訪問したりすることで貯まったポイントを生花・花苗に交換できるシステムを構築いたしました。
日野市からのプレスリリース
「街の花咲かプロジェクト」~健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験
https://www.city.hino.lg.jp/press/1018817/1018902.html

・駅からはじまる「小田急×biblle みまもり通知サービス」実証実験
小田急電鉄の沿線地域とG&Sが開発している自社システムを連携させ<みまもり>の観点から、 沿線の住民の皆様に安心して暮らしていただける街づくりを目指した新サービスとなり、 小田急電鉄のサービスプラットフォーム内で、 2022年4月にスタートした子育て世代向けの「小田急ONE子育て応援プログラム」の一環として取り組んでいます。
見守りタグのすれ違いにより更新される位置情報の取得機能と、 小田急沿線と周辺施設に設置する受信機の受信機能を活用し、 アプリを通じて、 専用タグを持つお子さまの現在地を通知メールで親御さまに確認いただける“お子さま見守りメール配信機能” です。
小田急電鉄からのプレスリリース
駅からはじまる「小田急×biblle みまもり通知サービス」実証開始
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000023djb-att/o5oaa10000023dji.pdf

NEIGHBOR GOOD PROJECT
「みんなで探す」「みんなで見守る」
モノ・ヒト・コトの<移動>と<位置>を新たな価値に、 全ての<移動>と<位置>が新たな価値に、 誰かのためになります。 NEIGHBOR GOOD PROJECTは、 誰かをサポートするマインドを持つ人をNEIGHBORと定義しています。
誰かの大切なものを、 サポートし合う、 そんな“少しだけ優しい”コミュニティを形成していくプロジェクトです。
https://neighbor-good-project.com/

京王電鉄株式会社
東京都の新宿から多摩西部に路線を持ち、 「つながりあう全ての人に誠実であり、 環境にやさしく、 『信頼のトップブランド』になることを目指す」という京王グループ理念のもと、 運輸業、 流通業、 不動産業、 レジャー・サービス業など5つの事業グループを構成し、 人々の幸せな暮らしの実現に日々チャレンジしています。
沿線価値創造部では、 「住んでもらえる、 選んでもらえる沿線」づくりのために、 移動販売を含む生活サポート事業の展開、 自治体連携・学校連携などを通して沿線の魅力向上策に取り組んでいます。

小田急電鉄株式会社
『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』というグループ経営理念の下、 80社を超えるグループ会社とともに東京・神奈川を主な事業エリアとして、 運輸、 流通、 不動産などさまざまな事業を展開している。
経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」を策定し日本一暮らしやすい沿線づくりを進めている。

日本オラクル株式会社
私たちのミッションは、 人々が新たな方法でデータを理解し、 本質を見極め、 無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。 データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、 それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。 オラクル・コーポレーションの日本法人。 東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。
URL: www.oracle.com/jp

ジョージ・アンド・ショーン株式会社
「少しだけ優しい世界を創ろう。 」をビジョンに掲げ、 なくしもの防止&見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、 biblleのコアとなるテクノロジーである、 ビーコンテクノロジーや、 AIを活用し、 認知症/MCI 早期検知サービスの開発など様々な社会課題解決のための開発を行う。
社員の多くが兼業での活動をしており、 新しいスタイルの起業を体現し、 メディアへの露出も多い。 海外への出展や、 ピッチコンテストにも積極的に参加し、 数々の賞を受賞。
この世界に暮らす人々が、 少しだけ優しくなれるために、 ジョージ・アンド・ショーンは事業を展開していきます。
主な事業展開
・biblle(ビブル)         ビーコン位置情報見守りタグ/アプリ
・施設360°(シセツサンロクマル) 高齢者施設向け位置情報見守り&生活習慣管理システム
・Cognivida(コグニヴィーダ)   生活習慣データを利用した脳の認知機能推定AIサービス
・hulali(フラリ)         「地球の歩き方」と「ハワイ州観光局」公認のハワイトラベルアプリ
・KYOUDOKO(キョウドコ)    小田急電鉄株式会社との共同事業の地域コミュニティアプリ

代表     :井上憲
本社所在地  :〒151-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号(代表) :03-3405-7230
ウェブサイト : https://george-shaun.com/


■本件に関するメディア関係者からのお問い合わせ先■
株式会社III Three(アイスリー)
担当:池田
TEL:03-6455-3527
MAIL:release@iii-three.co.jp

2022/10/24

『本当に大人が着たいと思える』ご高齢の方・介護が必要な方向けに、着る人・着せる人両方の視点から考えた、機能性とデザインを兼ね備えたルームウエア『keamu / ケアム by mille vies』

冨士経編株式会社(福井県鯖江市上河端町5-1-6 、 代表取締役社長 平木 弘史)が開発したルームウェア『keamu / ケアム by mille vies』が、 2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、 「グッドデザイン・ベスト100」「グッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン]」を受賞しました。

「グッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン]」は高度な技術や技能によって実現された、 特に優れたデザインの製品に贈られます。 『keamu / ケアム by mille vies』は、 「グッドデザイン・ベスト100」に選出された中から高い評価を得て、 この度の特別賞の受賞となりました。

  • ケアウエアと一般着の垣根を崩す可能性が感じられる(審査委員・評)

ケアウェアと一般着の垣根を崩す可能性が感じられる素晴らしい製品である。 ホテル向けパジャマやユニフォームなどを原糸から製品まで製造する老舗メーカーが、 介護現場のニーズをキャッチしながら若い世代のデザイナーと協働し超高齢化社会に向き合った一つの回答。 脱ぎ着させやすい、 毎日洗濯しても劣化しにくくすぐ乾くというケアする側の視点も然ることながら、 着用する本人が快適に気持ちよくおしゃれを楽しむ延長で使える点にボタン1つからしっかりと応え、 ケアウェアの選択肢を拡げた点が大変高く評価された。

  • 『keamu / ケアム by mille vies』の特徴

『本当に大人が着たいと思える』ご高齢の方・介護が必要な方向けに、 着る人・着せる人両方の視点から考えた、 機能性とデザインを兼ね備えたルームウエアです。
『いつまでも自分らしくいること』『あなたらしくいること』を応援します。

特徴1 着る人を引き立てる美しいデザイン

毎日を快適に過ごしたい。 そしていつまでも。
そんなシニア世代の願いを叶えるべくデザインされたケアウエアです。

特徴2 着やすく動きやすいスタイル設計

身体が少し不自由になってきた方に着やすく動きやすい設計になっています。 着る人・着せる人が着脱しやすい工夫や快適に過ごせる工夫が詰まっています。  

特徴3 毎日洗濯しても大丈夫

洗濯機で毎日洗濯しても新品のような状態を保つことができ気軽に着用いただけます。 すぐ乾くので忙しい皆さんにはうれしい機能です。  

関連リンク:

keamu / ケアム 公式HP:  https://www.mille-vies.com/projects-3
グッドデザイン公式HP :  https://www.g-mark.org/award/describe/53152

  • 鯖江・地場産業のつながりによって生まれた『keamu / ケアム by mille vies』

福井県鯖江市の創業64年の⽼舗繊維メーカー〈冨⼠経編株式会社〉がローカルクリエイティブカンパニー〈合同会社TSUGI LLC.〉と協力して生まれたプロジェクトです。

⽼舗繊維メーカーの技術力 〈冨⼠経編株式会社〉
有名ホテル向けパジャマ、 メディカル向け看護⾐への技術ノウハウを活かし、 当社の強みである業務用洗濯(リネンサプライ)向けの耐洗濯性に優れたものづくりと、 原糸~最終製品まで繊維製品製造のトータルプロデュース力により、 耐洗濯性に優れた業務用洗濯対応の新素材開発を実現しました。
当社の強みを活かしつつ、 日本の抱える超高齢化社会という社会問題を解決するため、 新商品開発および新しい販路開拓にチャレンジしてきました。 このチャレンジには社内の若い社員や社外の若いスタッフの参加が欠かせません。 『keamu / ケアム by mille vies』は介護現場のニーズをキャッチし、 これからの時代を担う若者の意見やアイデアを取り入れた商品です。

ブランディングおよびアートディレクション 〈合同会社TSUGI LLC.〉
冨⼠経編のホテルリネン製品製作で培ってきた生産技術力を最大化すべく、 ブランディングから全体のアートディレクションを監修しました。 アートディレクションでは、 感性の若い高齢者の方とターゲット層ではない若い方にも響くよう、 シンプルで気持ちのよいデザインを心がけました。 またデザインには⽼人福祉施設へのインタビュー内容を反映しました。 たとえば、 ワンピースやチュニックの前びらきのボタンは、 スナップにせず、 ご自身で留めていただくことで、 毎日の小さなリハビリとなるように設計しています。 アパレルのデザインには、 TSUGIのディレクションのもと、 KENJI HIKINOを率いる引野謙司氏に参画いただき、 ケアウエアとしての要件を満たした上で、 ミニマルで美しいデザインをご提供いただきました。

  • 会社概要

社 名:冨⼠経編株式会社
代表者:代表取締役社長 平木 弘史
設 立:昭和34年6月1日 資本金:3,000万円
本 社:〒916-0037 福井県鯖江市上河端町5-1-6
電 話:0778-51-1758(代) FAX : 0778-51-1391
公式HP: https://www.fujitateami.co.jp


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
冨⼠経編株式会社 広報担当:揚原健一郎 山本克弘 
電話:0778-51-1758 FAX:0778-51-1391
メールアドレス:mille-vies2020@fujitateami.co.jp 

2022/10/24

~“これまでのくらしを、これからも”をテーマとしたコンセプトムービーを公開~

「未来の常識を創り出し、 人々の生活を変えていく」をグループ理念に掲げ、 全国に3,300店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開する株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区、 代表取締役社長:松本清雄)は、 プライベートブランド「matsukiyo(マツキヨ)」より、 「大人用おむつ」を、 10月11日(火)より全国のマツモトキヨシグループ、 ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)と自社オンラインストアで販売開始します。 「これまでのくらしを、 これからも」をコンセプトに、 おむつを買う方、 使う方に寄り添い変わらない暮らしを支援するシンプルなパッケージデザインを採用しました。
デザインへの想いをまとめたコンセプトムービーは、 下記URLからご覧になれます。
コンセプトムービーURL: https://www.youtube.com/watch?v=U3wKFtsMjzc

  • 暮らしに寄り添うデザインにこだわった「matsukiyo 大人用おむつ」開発背景

国内の高齢化が進み、 大人用おむつのニーズが高まっています。 使う方の履き心地のよさや肌触り、 吸水力の高さなどに加え、 おむつを買う方が「購入時に迷わない」「脱ぎ履きさせやすい」といった、 双方にとっての「快適さ」を兼ね備えた商品を作りたいと考え、 今回の開発に至りました。 また、 お客様より「おむつを他人に見られると恥ずかしいのでなるべく隠している」「おむつを見ると、 親が年を取った現実を実感してさびしさを感じる」など、 こうした生活者の想いに寄り添った商品を開発できないかと考えました。
“これまでのくらしを、 これからも”というコンセプトのもと、 機能面だけではなく、 店頭で購入する時もベッドの脇に置いている時も、 違和感なく暮らしに寄り添うパッケージデザインにこだわって開発しました。

ベッドの脇においても恥ずかしさやさびしさを感じないデザイン
  • より快適に、 介護という日常のワンシーンをサポートする「matsukiyo」の想い

人生の分岐点は誰にでも訪れ、 これまでと同じ暮らしを続けられなくなることもあります。 今回の大人用おむつは、 そんな分岐点のタイミングで、 これまでの暮らしと変わらずに、 「驚き」や「楽しさ」を楽しめる環境づくりをサポートできる商品になればと考えました。 暮らしに寄り添うパッケージは、 「使用時の暗く落ち込みがちな気持ちを軽減」「購入時に短時間で商品を選べる」ように工夫しています。 今後も「matsukiyo」は、 「介護」という日常のワンシーンをより快適になるよう、 サポートしてまいります。

必要な情報が一目で分かり、 店頭で時間をかけずに選べる
  • 新商品について

販売エリア:全国のマツモトキヨシグループ、 ココカラファイングループの店舗(一部店舗を除く)と自社オンラインストア
発売予定日:2022年10月11日

matsukiyo 尿とりパッド 2回吸収
ふんわりやさしい素材を採用した大人用おむつです。
ズレにくく、 しっかりと吸収をします。
容量:56枚
価格:822円(税込)

matsukiyo 尿とりパッド 3回吸収
ふんわりやさしい素材を採用した大人用おむつです。
立体ギャザーでモレを防ぎます。
容量:39枚
価格:822円(税込)

matsukiyo 夜用パッド 一晩中快適
スピード吸収が特徴の大人用おむつです。
横モレブロック採用し、 長時間の着用でも安心です。
容量:42枚
価格:1,240円(税込)

matsukiyo 夜用パッド 一晩中安心
スピード吸収でムレにくいことが特徴の大人用おむつです。 夜でも安心の大判サイズです。
容量:26枚
価格:1,240円(税込)

matsukiyo はくパンツ うす型快適
お肌にやさしい下着のような心地よさが特徴の大人用おむつです。
容量:22枚(M)/20枚(L)
価格:1,317円(税込)

matsukiyo はくパンツ 長時間快適
すっきりとしたシルエットが特徴の大人用おむつです。
お肌にやさしく、 吸収率の高い素材を採用しています。
容量:20枚(M)/18枚(L)
価格:1,317円(税込)

matsukiyo 紙パンツ専用 尿とりパッド
股下がすっきりとした形状なので動きやすく、 前後のテープでパッドがズレにくい仕様です。
容量:30枚
価格:657円(税込)

  • matsukiyoブランドについて

matsukiyoは、 「毎日の暮らしをより美しく、 健やかに、 楽しく彩る、 アイデアを利かせたブランド」をコンセプトに、 品質へのこだわりだけではなく、 毎日携帯したくなるようなかわいいデザインや、 お部屋に置きたくなるようなおしゃれなデザインなど情緒的なベネフィット、 そしてマツキヨココカラ&カンパニーらしい斬新さを付加した主力ブランドです。

matsukiyoは、 毎日の暮らしをより美しく、
健やかに、 楽しく彩る、 アイデアを利かせたブランド

  • マツキヨココカラ&カンパニーが目指す“持続可能な社会”

私たちマツキヨココカラ&カンパニーは、 SDGsの目標を達成し社会を変えていくために、 今できること・これからすべきことをステークホルダーの皆さまとともに考え、 実行してまいります。 プライベートブランドにおいては環境配慮素材への切り替えや省資源化を推進し、 環境負荷軽減に向けた取り組みを通して、 “持続可能な社会”の実現を目指してまいります。

  • リリース全文は以下URLよりダウンロードください。

https://prtimes.jp/a/?f=d89283-20221005-c04458d9932b913c2b2e9c5d603b8313.pdf


【マツキヨココカラ&カンパニーへのお客様からのお問い合わせ先】
<マツキヨココカラ&カンパニー お客様相談室>
フリーダイヤル:0120-845-533 受付時間 09 :00~22:00 (年中無休)

【本件に関する報道関係の皆さまからのお問い合わせ先】
ビルコム株式会社「マツキヨココカラ」PR事務局 荒木/江崎
TEL:03-5413-2411 FAX:03-5413-2412 MAIL: matsukiyococokara@bil.jp

2022/10/24

競技動画URL:https://youtu.be/yvrGHHRyXno

トヨタ自動車株式会社(以下、 トヨタ)は、 給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトを始動し、 第一弾として、 一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会(以下、 世界ゆるスポーツ協会)と、 クルマの給電機能を活用した新スポーツ『SPACE SOCCAR(スペース サッカー)』を共同開発しました。 10月10日スポーツの日より提供開始します。

トヨタは、 クルマから電気を取り出せる給電車によって、 もっと暮らしの可能性を広げたいという思いから、 さまざまな課題と向き合う方々と共に取り組む「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動させました。

第一弾は、 だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすスポーツクリエイター集団、 世界ゆるスポーツ協会と共同で開発した、 心と身体の運動不足を改善するスポーツ「SPACE SOCCAR」です。

SPACE SOCCAR(以下、 スペースサッカー)は、 宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、 椅子に座ってボールを蹴り、 惑星に見立てた相手ゴールを狙います。 体力差も、 年齢差も、 電気のチカラで少なくでき、 世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツです。 クルマを活用した新競技であることから、 サッカー【SOCCER】の名前にCARの字があてられています。

トヨタは、 自動車を移動の手段だけでなく「動く電源」という未来のインフラとして活用してまいります。

  • スペースサッカーとは

宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとし、 EVA(船外活動)として楽しむサッカーです。 椅子に座ったままボールを蹴り、 惑星に見立てた相手ゴールを狙います。 宇宙での活動は精密さと冷静さが求められるので、 熱中し過ぎには注意。 あまり動きすぎると給電チューブが外れ、 EVAが継続できなくなります。 また、 ボールを強く蹴りすぎるとクラッシュの反則になり、 減点されてしまいます。 3人のクルーと協力をし、 安全かつ正確にEVAを成功させましょう。

「スペースサッカー」競技動画URL: https://youtu.be/yvrGHHRyXno
「スペースサッカー」特設サイトURL: https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/sports/

【競技情報】
人数:3対3(2人がプレー+1人が補佐) 時間:1試合 4分30秒(90秒×3ミッション)
特徴:椅子に座り、 力がなくても蹴ることができる特殊なボールを使うため、 年齢や体力を問わずプレーできる
使用電力:合計2158w(1台で1500W給電できるRAV4 PHV 2台を使って給電)

  • 開発の背景:この2年間で、 高齢者の体力・運動能力は3%落ちている

毎年ゆるやかに上昇していた高齢者の体力・運動能力。 ところがコロナ禍で、 その傾向が一変。 長期間にわたる移動や外出の自粛などにより活動の機会が失われ、 高齢者の身体機能が全国的に急低下している可能性があります。
また、 運動時間が減った人ほど、 趣味や娯楽への参加も減っていると言われます。 社会との交流を一度失った高齢者にとって、 新たな活動を自力で取り戻すのは、 若い世代より難しいかもしれません。 高齢者が疎外されず、 誰もが楽しく心と身体を動かせる、 そんな場づくりが期待されています。 こうした背景から、 心と身体の運動不足を改善するスポーツ「スペース サッカー」は開発されました。

  • 当プロジェクトに寄せて

一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会 事務局長 萩原拓也
今回、 シニアの運動不足の解消ということをテーマにトヨタさんと共同開発しました。 ハンデなどを付けず同じ条件であっても年齢を超えて競い合えるスポーツにしたいと考えていましたが、 実際やってみると、 20代の若いチームが、 平均年齢70歳以上のシニアチームに負けてしまったりなど、 まさに狙った通りのものができたなと思います。 コロナの影響で、 運動する機会も人と集まる機会も減っていた方々が、 世代を超えて交わり、 楽しめていたのも良かったです。 給電できるクルマによって、 ゆるスポーツの楽しみは、 とても広がりました。 移動できる電源で、 駐車場などの電気のない場所にもこうした競技をお届けできるということは、 今後の大きなメリットになると思っています。

ニッセイ基礎研究所 村松容子
スポーツ庁の調査によると、 2021年に高齢者の体力・運動能力は低下傾向に転じました。 この傾向は今後もしばらく続く可能性があります。 身体を動かすことと、 社会的交流は、 どちらも高齢者の健康長寿に重要であることがわかっていますので、 そういった場を高齢者に用意することは、 全国的な課題と言えるでしょう。
このスペースサッカーは、 目新しいゲームですが、 体力がなくても参加できる工夫がされています。 競技への参加はもちろん、 応援したり、 会場に見に行ってみることで、 運動機会や地域社会での活動を広げる場としての活用が期待できるのではないでしょうか。

*略歴:専門領域は、 健康増進、 疾病予防分野の研究。 各種統計を使った分析から、 新たな視点で健康・医療不安を分析している。

  • トヨタ「#電気が動くとできること」プロジェクトとは

給電車は、 災害時の非常用電源として役立つことから、 これまで防災対策の一環として、 被災地や避難所での活用を進める取り組みが行われてきました。 今回トヨタは、 そうした「もしもの時」だけでなく「いつもの暮らし」においても活用できる、 給電車のフェーズフリーな可能性を広げるために当プロジェクトを始動。 今後も、 さまざまな課題と向き合うパートナーとの共創に取り組んでいきます。

プロジェクトサイトURL: https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/
トヨタの給電車普及台数(日本国内)87万5,000台 ※2022年8月現在

  • 給電とは

クルマから電気を取り出し「移動できる電源」として使えます。 いつもの暮らしから、 もしもの非常時まで、 “電気が動く” ことで、 場所に縛られることなく、 うれしさや安心が次々と広がっていきます。
「トヨタの給電」WEBサイト: https://toyota.jp/kyuden/
*1*2 電力の使用条件および注意事項は上記WEBサイトにてご確認ください

  • 世界ゆるスポーツ協会とは

公式HP: https://yurusports.com
公式Facebook: https://www.facebook.com/yurusportslove
世界ゆるスポーツ協会は“スポーツ弱者を、 世界からなくす。 ”ことをコンセプトに、 2015年4月10日に発足しました。 当協会は、 だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすことを追求し、 100種類以上(2022年1月1日現在)の競技を公開し、 幅広く親しんでいただく活動を行っています。 また、 運営にあたりプロデューサー、 ディレクターを中心に、 スポーツアンバサダーおよび、 多数のスポーツクリエーターにより推進しています( https://yurusports.com/members )。 2017年12月に「HEROs AWARD」の第1回となる「HEROs Award 2017」を受賞しました。


≪本資料に関するお問い合わせ先≫
トヨタPR事務局担当:宮下・高杉・橋本
Tel:03-5572-6071 Mail:toyota_kyuden@vectorinc.co.jp

2022/10/24

高齢者がオンラインのチームで励まし合いながら歩数を伸ばし虚弱化を予防

習慣化アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社(東京都中央区 代表取締役CEO:長坂 剛)は、 10月11日より藤沢市(市長:鈴木 恒夫)および慶應義塾大学 スポーツ医学研究センター(所長:勝川 史憲)とみんチャレを活用した高齢者のフレイル(※1)予防を意図した効果検証研究を開始します。
 
産学官が連携してチーム制アプリを活用した高齢者の身体活動量の変化を検証する本取組は、 フレイル予防業界初となります。 コロナ禍で高齢者の活動量の減少や人とのつながり不足が懸念されていたことから、 藤沢市・慶應義塾大学と連携の上、 実施にいたりました。
本取組では、 藤沢市の高齢者を対象に3ヶ月間の活動量アッププログラムを実施します。 高齢者は、 みんチャレを活用して地域の仲間同士5人組のチームに参加し、 活動量の維持向上を目指します。
当社は本取組を通じて、 自治体の情報通信技術(ICT)を活用した高齢者のフレイル予防・人とのつながり形成を支援し、 高齢化社会の課題解決に貢献します。

※1 フレイル:年齢とともに心身の活力が低下し、 要介護状態となるリスクが高くなった状態。 予防することで健康長寿につながる。

  • 導入背景

コロナ禍で高齢者のフレイル加速が懸念されている
近年、 新型コロナウイルスの流行に伴い、 外出自粛による閉じこもりや人との交流機会の減少による孤立など、 高齢者の体の衰えや気持ちの落ち込みによるフレイル状態の悪化が懸念されています。 そのため、 運動や人とのつながりを維持すること(社会参加)の重要性が増しています。

自治体が地域で実施している高齢者のフレイル予防のための取組は、 コロナ前は集合・対面型が主流でしたが、 現在は感染拡大対策をふまえて各イベントを実施しています。 ウィズコロナ時代に対応した、 高齢者のフレイル予防支援が喫緊の課題です。

高齢者の健康管理のためのスマートフォンアプリ活用が注目されている
近年、 高齢者のスマートフォン所持率は増加傾向にあり、 60代では75%、 70代では50%、 80歳以上では20%の人がスマートフォンを所持しています(総務省 令和3年 通信利用動向調査より)。

スマートフォンなどのモバイル技術を用いた健康・医療サービスは、 近年身体不活動や座りがちな生活を改善するための介入ツールとして注目されています。 特に、 アプリケーションの種類によって身体活動の変化を検証した先行研究では、 仲間と取り組むグループベースのアプリが最も身体活動量を増加させ、 1日の座位時間を減少させたことが示されています(King AC, 2016)。

しかし、 65歳以上の高齢者の身体活動に対して、 みんチャレのようなグループベースのスマートフォンアプリを用いた介入の効果を検証した研究はまだありません。

そこで、 本事業では高齢者に対してグループベースのアプリ(みんチャレ)を活用した介入を行い、 身体活動量の増加を図ることを目的とします。 本取組によって、 高齢者の身体活動量の増加が見られた場合、 高齢者の健康寿命の延伸、 QOL(生活の質)向上に繋がる新たな方法を示すことができます。

  • 事業の概要

コロナ禍に対応した高齢者の活動量アッププログラム
藤沢市の高齢者を対象に3ヶ月間の活動量アッププログラムを実施し、 その効果検証を行います。 参加者は、 みんチャレを活用するグループと、 みんチャレを活用せず一人で取り組むグループに分かれ、 3ヶ月間活動量の維持・向上を目指します。

みんチャレを活用するグループの方は、 高齢者同士5人1組のチームに参加し、 仲間とアプリ上で励まし合いながら取り組みます。

■ 実施期間:2022年10月11日~2023年3月末(うちプログラム実施期間は3ヶ月間)
■ 対象者 :

  • 藤沢市在住の65歳以上の高齢者
  • 医師にウォーキング等を制限されていない方
  • 日頃あまり運動習慣がない方
  • 歩行に制限がない方
  • スマートフォンの文字入力ができる方

■ 定 員 :80名(みんチャレ活用40名、 みんチャレ不使用40名の2グループを設定)
■ 実施内容:

  • 開始・終了時に体力測定・生活習慣等に関するアンケートを実施し、 その変化を評価する。
  • みんチャレを活用するグループには、 開始時にアプリの使い方講座を実施する。
  • 3ヶ月間、 活動量を意識して生活する。

※みんチャレを活用するグループは、 3ヶ月間アプリ上で仲間と励まし合いながら取り組む。
■ 実施体制:
藤沢市 :事業の主催および周知・参加者募集
慶應義塾大学:本臨床研究の推進、 効果検証
エーテンラボ:みんチャレやアプリデータの提供

  • 関係者のコメント

藤沢市 高齢者支援課 包括介護予防担当  田口 真由美様 課長補佐(保健師)

感染症の拡大により、 従来は当たり前であった生活様式を見直すことが必要な時代を迎えました。 活動の場所や方法、 人とのつながりについて考えながら、 今回の実証実験を通じて、 「どうしたら健康的な生活ができるのか」、 そして、 「楽しく続けられて効果のあるフレイル予防」を市民の皆様と共に考えていきたいと思っています。

慶應義塾大学 スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科 小熊 祐子准教授
アプリ上で共通の習慣化の目的(今回の場合は身体活動量アップ)を持った仲間が集まり、 励ましあい、 継続していく「みんチャレ」には、 直接集うことが難しい状況下でも効果を発揮することを期待しています。 私たちの方では、 「みんチャレ」を活用した身体活動促進・フレイル予防の方法について、 様々な角度から検討していきたいと考えています。

  • 「みんチャレHealthcare フレイル予防」について

みんチャレ Healthcare フレイル予防では、 地域の高齢者同士がアプリ上でつながり、 フレイル予防行動や交流を継続する仕組みを提供します。 利用開始時にみんチャレの使い方講座を実施することでデジタルデバイド解消に寄与します。 自治体様の介護・フレイル予防事業やデジタルデバイド解消事業、 高齢者の生きがいづくり事業に採用されています。

・サービスHP: https://a10lab.com/service/healthcare/frail/
・府中市様 導入事例: https://a10lab.com/case-study/fuchu/
・関連プレスリリース:
(2021年7月1日)三日坊主防止アプリで高齢者のつながり、 運動維持を支援!7月より自治体向け「フレイル予防事業」を本格展開 https://a10lab.com/news-20210701/
(2022年6月16日)自治体向け「みんチャレ HEALTHCARE フレイル予防」を横須賀市、 綾瀬市に提供開始
 https://a10lab.com/news-20220616/
(2022年8月31日)習慣化アプリ「みんチャレ」を墨田区の高齢者向けデジタルデバイド解消事業に提供開始
https://a10lab.com/news-20220831/

  • 「みんチャレ」 について

・5人で励まし合いながら楽しく続けるデジタルピアサポートアプリ
みんチャレは勉強・ダイエット・運動・糖尿病改善・など同じ目標を持った匿名の5人でチームを作り、 チャットに報告して励まし合うことで楽しく習慣化に取り組むことができるアプリです。
・糖尿病患者の目標歩数の達成率・平均歩数が2倍に!
神奈川県との臨床研究で2型糖尿病患者と予備群の方を対象に生活習慣改善の効果検証を行った結果、 みんチャレを使用したグループは使用しないグループと比べてウォーキングの目標歩数の達成率・平均歩数で2倍の有意差が認められました※。 現在、 複数の大学や医療機関、 自治体と臨床研究を進めています。
※参考プレスリリース「習慣化アプリ「みんチャレ」の効果を日本公衆衛生学会で発表」(2021年11月4日) https://a10lab.com/news-20201104/

<特徴>
・ユーザー数120万人 *2022年8月現在の累計利用者数
・2020年 経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」で優秀賞・企業賞を受賞
・2016・2017・2019年 Google Playベストアプリに選出
・府中市とのフレイル予防事業で「第10回健康寿命をのばそう!アワード」介護予防・高齢者生活支援分野の厚生労働省 老健局長 優良賞 自治体部門を受賞


【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
エーテンラボ株式会社 広報担当 加藤
TEL : 070-4203-0045
E-mail : pr@a10lab.com

【本件に関する自治体ご担当者様からのお問い合わせ先】
エーテンラボ株式会社 事業開発担当 渋谷
TEL : 03-5422-8396(会社代表) 
お問い合わせフォーム:https://a10lab.com/contact/

2022/10/24

自身の闘病がオープンのきっかけに/「栄養バランスの整った食事」を地域高齢者へお届け

高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、 代表取締役:高橋洋)は、 青森県では4店舗目(※1)となる『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』十和田店を2022年10月10日(月・祝)十和田市にオープンいたします。
※1 青森県の出店店舗…八戸店、 ハッピー・ドラッグ勝田店、 弘前店、 十和田店

  • オーナー自身が闘病中に求めた「栄養バランスの整った食事」 今後は地域高齢者へお届けする側に

十和田市は、 青森県南部に位置する総人口59,201人(※2)の市です。 65歳以上の高齢者人口は20,473人、 高齢化率は34.6%です(2022年3月末時点)。 2021年に発表された「第8期 十和田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」(※3)によると、 14歳以下の年少人口と15歳以上64歳以下の生産年齢人口は年々減少する一方、 65歳以上の高齢者人口は増加しており、 少子高齢化が進行しています。 高齢者が住み慣れた地域での生活を継続していくために、 フレイル予防・健康づくり・地域活動参加の推進や老人クラブの活動支援などの施策が実施されています。 今回オープンする『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』十和田店の雇地(やといち)オーナーは、 5年前に癌を患い、 栄養バランスの整った食事をどう摂ればよいのか困っていたといいます。 栄養価が考慮されたお弁当を配達してくれる配食事業者を探していたところ、 『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の理念と自身の想いが重なるところに気づいたことがオープンのきっかけとなりました。 今後は、 食事にお困りの高齢者へ配達する側に立ち、 県内の配食数を増やしていきます。 お弁当の配達だけでなく、 子ども食堂の機能も備えた『昭和浪漫倶楽部』(※4)といったサロン活動も行う予定です。 また、 10月12日(水)より、 十和田警察署と連携して特殊詐欺防止チラシを配布する活動も行います。 お弁当を手渡しすることで見守り機能を備えながら、 地域の課題解決に向けて、 サポートを必要とする高齢者の健康寿命を延ばすお手伝いをしていきます。

※2「住民基本台帳に基づく十和田市の人口(令和4年3月31日現在)」より
※3「第8期 十和田市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」より
https://www.city.towada.lg.jp/shisei/gyousei/machidukuri/files/00fukusikaigokeikaku_8ki.pdf
※4 地域の高齢者が集まり、 運動不足解消や文化教室、 一緒に食事をする「共食の場」となるサロン活動

  • 全国各地で切れ目のない配食網実現へ

今回の『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』十和田店は、 青森県では4舗目のオープンとなります。 十和田市・三沢市・おいらせ町・五戸町・七戸町・六戸町・東北町が配達エリアに追加され、 青森県内のより多くの方々にお弁当をお届けすることが可能になりました。
現在、 『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』では、 全国お客様の声アンケートを行っており、 多くのお客様から利用時の感想やご意見をいただいています。 中には、 「配達員に声をかけてもらうことで自分は一人ではないと感じ、 生きる希望になりました」、 「顔を見て元気がなさそうな時、 笑顔で励ましてくれて元気が百倍になります」という声もいただいています。 当社では、 お弁当のお届けに加えて声かけといった見守りサービスを行うことで、 高齢者の“心の栄養”に繋げたいと考えています。 十和田店にとどまらず、 一人でも多くの方に明るい気持ちの変化を感じていただけるよう、 今後も全国各地で切れ目のない配食を目指していきます。

  • 向こう三軒両隣の精神で、 今日も利用者に「会いに行く」

高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は、 現在全国で353店舗展開しており(2022年10月1日時点)、 月間約300万食を提供しています。 店舗では、 在宅の高齢者を中心に、 宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時から実践しており、 昼食・夕食を別々にお届けし、 1日2回訪問することで、 顧客により近い存在となれるよう努めています。 お弁当は管理栄養士が栄養バランスを考慮して献立を作成し、 エネルギーやたんぱく質をしっかりと摂取することができます。 前日18時まで注文やキャンセルを受け付けており、 ケアプランや生活スタイルに合わせた利用ができるよう曜日別の注文が可能な他、 口腔状態に合わせて刻み対応やおかゆへの変更も無料で行っています。 また、 月1回、 高級食材や各地域の特産品を使用したお食事をお届けする日として“ご馳走の日”を設けており、 お弁当が待ち遠しくなるような“心の栄養”の取り組みを実施しています。 10月の“ご馳走の日”は、 「静岡県焼津産メカジキのトマト煮弁当」です。 しっとりとしたやわらかな静岡県焼津産メカジキに濃厚なトマトソースを合わせ、 香草のアクセントをまとわせた風味豊かな洋風の魚料理となっています。 今後も利用者の生活に寄り添った柔軟な対応や、 “ご馳走の日”といった“心の栄養”に繋がるサービスを行ってまいります。

  • 店舗概要

施設名:宅配クック ワン・ツゥ・スリー 十和田店
オープン日:2022年10月10日(月)
所在地:青森県十和田市西23番町30-1
電話番号:0176-27-0241
営業日:年中無休 ※正月3が日のみ休業
HP: https://takuhaicook123.jp/

  • 会社概要

会社名:株式会社 シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
TEL:03-5427-3981
HP: https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営


<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社シニアライフクリエイト 担当:波瀬・鈴木
TEL:03-5427-3985(直)  FAX:03-5427-3987

2022/10/17

「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」をウェブサイトで一般公開。

大和ハウスグループの大和ライフネクスト株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役社長:竹林 桂太朗)は、 昨今の社会問題である「孤立死」について、 マンションの管理員が第一発見者となる事例が多いことから、 マンションの管理現場から届いた1,700名の声をもとに、 マンション管理会社としてどう向き合うべきかをまとめた「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」をウェブサイトで一般公開いたします。

※本マニュアルは、 当社従業員を対象に作成したものですが、 マンションにおける「孤立死」問題が深刻化している社会情勢を鑑み、 当社の管理マンション以外でも参考としていただけるよう、 下記ウェブサイトにて一般公開いたします。
「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」: 
https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/report/220921_report_01

  • 「孤立死対応マニュアル」作成の背景

独居世帯での孤立死を発見するきっかけとなる「最近姿を見かけない」「新聞がたまっている」「異臭がする」などの異変に、 管理員が最初に気が付く例が多くあります。 そこで、 大和ライフネクストが運営する総合研究所「マンションみらい価値研究所」では、 2021年7月に当社で勤務する管理員およびフロント担当者を対象に一斉アンケートを実施し、 集まった1,724件の回答を調査しました。 その結果、 孤立死の対応をしたことが「ある」と回答した管理員・フロント担当者の割合は約11%に上り、 またその中で“最初に居住者の異変に気が付いた人”が「管理員」であったケースは約4割に上る ということが分かりました。

<参考>マンションみらい価値研究所レポート「マンションにおける孤立死の対応事例~管理員、 フロント社員1700人アンケート~」: https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/report/211130_report_01

また、 同アンケートでは、 実際に孤立死の対応をしたことがある管理員から「研修などで教わっておらず、 どう動けばよいのか分からなかった」「準備や心構えができていればよかった」「日々の管理業務においてもっと気を付けていればよかった」などといった声も多数上がりました。

そこで、 大和ライフネクストが運営する高齢者向けワンストップ紹介サービス「プレシャスライフ相談室」は、 マンション管理の現場で働く当社従業員に向けた「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」 を作成。 管理会社の立場から「孤立死」を早期に発見するためのポイントや、 実際に「孤立死」が起こってしまった際の具体的な対応方法、 また「孤立死」を未然に防ぐために日頃の管理業務内でできることをまとめました。

  • 「孤立死対応マニュアル マンション管理会社版」の特徴

・当社で働く管理員・フロント担当約1,700名のアンケートをもとに作成
・当社では初となる、 「孤立死」に特化した管理員向けのマニュアル
・孤立死を未然に防ぐポイント、 発生した際の早期発見ポイントおよび対応方法について具体案を提示
・実際に孤立死対応を経験した従業員のコメントを多数掲載
・管理組合への提案や相続など各種手続きの流れについて図版を用いて解説

  • 「プレシャスライフ相談室」とは

親の介護や、 自分の老後、 家族に残しておくことなど、 シニアライフでそろそろ考える「そろそろごと」。 プレシャスライフ相談室は、 「そろそろごと」にお応えする相談窓口です。 有料老人ホームへの住み替えや、 シニアライフに関する各種サービスの紹介を行うほか、 「孤立死」に関連した遺品整理や特殊清掃、 相続手続きなどのご相談にも対応しており、 相談者の負担の軽減はもちろん、 ご相談の時点でまだ表面化していない複合的なニーズについてもあわせてご提案します。
URL: https://preciouslife.class-plus.jp/

  • 「マンションみらい価値研究所」とは

マンション管理会社では初となる総合研究所として2019年に設立。 居住者の高齢化にともなう役員のなり手不足や、 建物の高経年化・人件費高騰にともなう工事価格の上昇などを背景とした修繕積立金不足など、 日本の「社会インフラ」となったマンションに存在するさまざまな問題を分析し、 新たなマンションの価値創造に貢献するための調査報告を発信しています。
URL: https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/

  • 会社概要

大和ライフネクスト株式会社
代表者:代表取締役社長  竹林桂太朗
資本金:1億3,010万円    
設立:1983年3月8日
所在地:東京都港区赤坂5-1-33
事業内容:分譲マンション、 賃貸マンション、 ビル・商業施設、 ホテルなどの建物管理サービス、 寮社宅のサブリース、 オフィス移転サポートやコールセンター業務などの法人向けサービス
コーポレートサイトURL:  https://www.daiwalifenext.co.jp/


【問合せ先】
大和ライフネクスト株式会社
TEL:050-1745-2233
経営企画室(担当:田島、金坂、田頭) e-mail:kouhou@dln.jp

2022/10/17

〜「アルツハイマー型認知症超早期発見・予防サービス普及」へ繋げるメカニズムの解明プロジェクト〜

MIG株式会社(代表取締役社長:甲斐英隆、 本社:東京都渋谷区、 以下MIG)と国立大学法人一橋大学イノベーション研究センター(東京都国立市)の青島矢一センター長・教授は、 MIGが提供する認知症の超早期発見と予防支援サービスを題材として、 予防医学サービスの普及を促すメカニズムを解明することを目的とする調査研究を開始いたします。
今回の調査研究実施の背景と目的:

  • 予防医学の重要性は以前より認識されている。 それは、 人々の健康寿命を延伸し豊かな生活を実現する上で、 また,国の社会保障費を抑える上でも有効な手段である。 しかし、 健康診断のように義務化されているものを除くと、 自主的に検査・診断を受けることにはいまだ壁があると考えられる。
  • また、 アルツハイマー型認知症(認知症全体の約70%を占める)は、 罹患した本人のみならず、 介護を余儀なくされる家族に対しても大きな負担を強いることになる疾患であり、 それがもたらす社会的影響は極めて大きい。 一度発症すると治療することは極めて困難であり、 発症前から予防的に対処することが望ましいことが解っている。
  • こうした状況を改善するために、 学習院大学理学部生命科学科の高島教授の先行研究に基づき、 MIGが認知症の超早期発見と予防支援を開発・提供しているが、 有望なサービスでありながら他の多くの予防医学のサービス同様に、 一般への普及はなかなか進んでいない状況がある。
  • そこで本研究では、 MIGが提供する認知症の超早期発見と予防支援サービス(Brain100 studio)を題材として、 予防医学サービスの普及を促すメカニズムを解明することを目的とする。
  • 研究結果は、 MIGのサービス普及に実際に適用されることが期待されるとともに、 広く予防医学の普及に資するものと期待される。
  • これまでにも、 医療サービスを念頭において人々の行動変容を自然に促すメカニズムを解明しようとする研究は数多くあるが(ナッジの研究など)、 それらの多くは仮想的な状況を想定した質問票や実験による調査であり、 実際に人々が行動を起こすのかどうかを十分に確認することはできない。 それに対して本研究は、 実際のサービスに関する情報に触れることによる行動変容を直接観察するという方法をとることに特徴がある。

一橋大学イノベーション研究センター 青島矢一センター長・教授
「アルツハイマー型認知症は、 罹患した個人のみならず家族を含めた多くの人の生活にまで影響を与える重大な疾患です。 今後、 必然的に老齢化が進む日本社会においては、 認知症による問題がますます深刻化することが予測されますが、 完全に治療する方法はありません。 それゆえ、 発症させない、 もしくは、 発症を遅らせる予防医療の重要性が高まっています。 MIG社のアルツハイマー型認知症超早期発見の試みは、 認知症予防の1つの有望な方法であると思いますが、 他の予防医療同様、 健常者の行動を促すことは難しく、 普及には壁があります。 そこで今回の研究では、 MIG社のサービスの普及過程で得られるリアルなデータをもとにして、 予防医療が普及するメカニズムを解明にすることを目的としています。 」

MIG代表取締役社長兼CEO甲斐英隆
「この度、 一橋大学イノベーション研究センター青島教授より、 巨大な社会課題である認知症予防に対して、 弊社が直面している普及へ向けての壁の克服への糸口をこの研究を通して見つけることが出来ると期待しています。 最も予防アクションが効果的な年代には危機意識があまりなく他人事だと思っている方が非常に多く、 その一方で予防活動を真剣に実施して頂きたい年代にはITリテラシーの問題があり、 より効果的な予防活動の実施や普及への障害があるなど、 なかなか予防については複雑な心理的・物理的構造が存在していると思っており、 今回一橋大学が科学的にメカニズムを解明して頂けることに大きな期待を持っています。 」

Brain100 studio(動画1)
MIGが提供するVRゴーグルによる高島式アルツハイマー病超早期スクリーニング検査プログラムです。 Brain100 studioプログラムではVRゴーグルでの空間ナビ測定と、 WHOが定めた発症リスク因子などのヘルスチェックに回答いただくと、 予防アドバイスを含めた脳健康レポートを提供します。

  • 最新のVRゴーグルを使った15分間の簡単なテストです(画像1、 動画2)。
  • アルツハイマー病の神経破壊が一番はじめに起きる嗅内野(きゅうないや_海馬と並ぶ脳の中枢)の機能「空間ナビゲーション※4」を測定します。
  • この空間ナビ機能の測定値はアルツハイマー病に至る病理ステージ進行の年齢別分布(画像2)と相関が認められています。 (Braak博士の剖検によって定められた staging)
  • 既存の「早期判定」といわれる検査方法(神経心理テストや血液検査・PET検査など)では見つけられないごく最初期の脳機能の変化を見つけることができる世界最先端の技術です。
  • VRゴーグルを使ったテストは、 バーチャル空間でのゲーム的な要素を含んでおり、 楽しみながら受けることができると好評をいただいております。


空間ナビゲーション(経路統合能)
空間ナビゲーションという機能は、 空間の中での自分の位置を認識するものです。 オキーフ博士・モーザー博士夫妻らがノーベル賞(2014年医学・生理学賞)を受賞した研究を経て、 ヒト試験やバーチャル空間での試験で実証されてきました。
日経サイエンス ノーベル賞受賞の記事  https://www.nikkei-science.com/?p=44210
 
◆予防の鍵は「超早期」段階での発見、 MIG開発のVR検査と予防プログラム
認知症の約7割を占めるのがアルツハイマー病、 多くの専門医が口を揃えて語るのは「予防の最大の鍵は、 できる限り早い段階で見つけること」。 (画像2)
驚くことにアルツハイマー病の「最初期」段階である嗅内野での脳神経細胞の破壊が始まっている方(Braak Stage I)は40代でも約50%近くいます。 しかし自覚症状が全くない上に、 既存の検査方法では「健常者」と判定されるために、 知らない内にそのまま進行しているのが現状です。 発症リスク低減活動(予防活動)も最初期から始めると高い効果が期待できることが世界中で実施された疫学的研究からも分かっています。 (画像3)
 

画像1  VRゴーグルを用いた高島式アルツハイマー病超早期スクリーニング検査
画像2 アルツハイマー病の進行状況の年齢分布(推定)
画像3 アルツハイマー病の進行と「超早期」検査の関係

動画1 Brain100 studioのご紹介ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=dbsTImdHx-k

動画2 空間ナビ測定VRの様子
https://www.youtube.com/watch?v=3ptagjaajjs

■【MIG株式会社について】
MIGは、 認知症予防サービス「Brain100 studio」( https://brain100studio.com/ )を提供しているベンチャー企業です。
MIGは認知症を大きな社会問題と捉え40代・50代から始まるといわれる認知症の、 「超早期(アルツハイマー病最初期段階) 」での発見と対策に取り組んでいます。  2019年からキリンホールディングス株式会社と連携、 また経済産業省の助成金により臨床試験とサービス開発を実施し、 技術基盤を確立。 2020年4月に、 MIGのVRテストを使用してアルツハイマー病の超早期判定アプローチを確立するAMEDプロジェクト「最初期アルツハイマー病を検出する脳ナビゲーションタスクの神経回路基盤解明に関する研究開発」(主研究者:藤田医科大学脳神経内科渡辺宏久教授、 名古屋大学医学部、 放射線医学総合研究所などとMIGが参加)が採択され推進中です。

■【会社概要】
~人生100年、 脳の健康を保ち人生を全うする~
会社名   :MIG株式会社
代表取締役 :甲斐 英隆
URL    : https://www.medicalig.com/
資本金   :86,749,925円(2022/4/1現在)
創設    :2017年9月1日
事業内容  :Brain100 studio事業( https://brain100studio.com/ )
直営スタジオ:渋谷区桜丘町29-24秀和桜丘レジデンス516号

■【MIG代表取締役CEO プロフィール】

甲斐 英隆(Kai Hidetaka)
10年間の闘病介護生活ののちに母親を認知症で失う。 最後の4年間は父の顔も認識できなくなった母、 その母を見つめる父の悲しい表情が忘れられず同年MIGの起業を決意。 米国系経営コンサルティング会社アーサー・D・リトル、 米国サンマイクロシステムズ本社、 富士ゼロックス、 ディメンションデータジャパン&APAC、 アクサ生命保険などの役員を歴任。 早稲田大学理工学部卒業、 マサチューセッツ工科大学先端技術研究所客員研究員、 同大スローン経営大学院経営科学修士。

■【MIG取締役CSO プロフィール】

高島 明彦(Takashima Akihiko)
学習院大学理学部生命科学科 教授。 米国FDA研究員、 三菱化成生命科学研究所主任研究員、 理化学研究所アルツハイマー病研究室長、 国立長寿医療研究センター長寿神経生物学ディレクターを経て現職。 九州大学理学部生物学科修士、 神経生物学 Ph.D.
近著に『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』(集英社)

■【高島明彦近著 JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法】

集英社及び医療時代劇マンガ「JIN-仁-」作者の村上もとか先生が、 MIGのビジョン「人生100年、 脳の健康を保ち人生を全うする」に賛同され、 認知症予防アプローチに迫った本書は今年2月に刊行。 「JIN-仁-」主人公の南方仁と認知症予防の専門家高島明彦教授の対話形式で、 読みやすい形になっております。 Amazon精神医学書ベストセラー選別。

<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
MIG株式会社 担当:小田原達郎
東京都渋谷区桜丘町29-24
秀和桜丘レジデンス516号
電話:03-4500-8261(代)
Mail: contact@medicalig.com

お読みいただき誠にありがとうございましたcontact@medicalig.com


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