シニアライフ総研®特選ニュースを更新しました

2021/3/4

デジタル技術で新しいシニアライフを実現するビジネスコンテスト

情報サイトを運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と、生涯学習事業を展開する株式会社オールアバウトライフワークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:菱倉 英一)は、インフォコム株式会社、SOMPOホールディングス株式会社、SOMPOケア株式会社が主催する、テクノロジーを活用して高齢者が健康で快適な生活を送る「新しいシニアライフ」をテーマにしたビジネスコンテスト「シニアライフ・イノベーション・チャレンジ2020(以下、SIC2020)」にて、「SOMPO賞」と「帝人賞」の2部門で受賞いたしました。

「SIC2020」はインフォコム株式会社が主催する新事業創出プログラム「デジタルヘルスコネクト」と、SOMPOホールディングス株式会社、SOMPOケア株式会社の3社が2017年から共催するスタートアップ企業を対象としたビジネスコンテストです。入賞者にはインフォコムによる事業化支援や協業、SOMPOケアの介護現場における実証実験など、事業の成長と技術を進化させる機会が提供されます。今回は「新しいシニアライフ」の実現に向けて、テクノロジーを活用した革新的な事業に取り組む企業を対象に、応募テーマ「高齢者が健康で元気に活躍できる社会」「持続可能で魅力ある介護の実現」「認知症に備える社会の実現」に該当する製品・サービスを募集し、厳正な審査の結果、各賞の決定に至ります。


オールアバウトグループでは、これまでにヘルステック領域のスタートアップへの投資及び成長支援のほか、オールアバウトライフワークスのMCI・認知症対応型趣味教室事業で、経済産業省の「認知症共生社会に向けた製品・ サービスの効果検証事業」の事業者に採択されるなど、超高齢化社会に直面する日本の社会課題に取り組んでいます。このたびの「SIC2020」では、これらの実績と強みを活かし、人生100年時代と言われる日本において、国を挙げて取り組みの重要性が高まる認知症やフレイルの予防を実現する「高齢者特化型の趣味教室サービス」を、2021年2月26日(金)に開催された決勝ピッチイベントにてプレゼンテーションいたしました。その結果、「SOMPO賞」と「帝人賞」の2部門で受賞することとなりました。

主催者からは受賞理由として「テクノロジー(オンライン)とリアルな場でのサービス(オフライン)を最適に組み合わせた素晴らしいサービス提案でした。リアルワールドデータの取得や解析を通じた健康増進や疾病予防への展開を期待します。」という評価をいただきました。

■高齢者特化型趣味教室サービス全体像
 
株式会社オールアバウト
 
オールアバウトグループではこのたびの受賞を機に、様々な企業とサービス開発での連携を推進し、さらなる事業成長を目指すことで、「認知症予防・健康増進」だけにとどまらない高齢者の「生きがい・就労機会創出」を実現していきます。


■オールアバウトについて URL:https://corp.allabout.co.jp/
約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイトを運営。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約2,600万人(2020年5月実績)となっています。「あなたの明日が動きだす」というサイトスローガンのもと、システムだけでは到達しない満足度へ“人”がナビゲートするサービスです。

 
■オールアバウトライフワークスについて URL:http://www.gakusyu-forum.net/
株式会社オールアバウト子会社。生涯学習の普及推進を活動の大きな目標に掲げ、各分野の技能や知識を体系化し講座にすることにより、その分野を「学び」「教え」「伝え」ていきます。現在、ハンドメイド・クッキング領域を中心に全国に約1万3,000人の専門講師が所属し、教室活動や作家活動を行っています。
 

2021/3/4

売れ行き好調で第二弾発売!『美しい日本の四季と風景』

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:影山博之)は、2021年2月18日(木)、127万部を突破した人気のスクラッチアートの新シリーズ「脳活性スクラッチアート」第二弾の『美しい日本の四季と風景』を発売いたしました。
 
世界遺産の四季の風景が美しいパッケージ

世界遺産の四季の風景が美しいパッケージ

 

■なぞりながら削るだけで誰でも本格的な絵が完成。A4サイズの額縁に飾れます。
真っ黒なスクラッチシートに描かれた下絵の線を、専用ペンでなぞりながらカリカリッと削るだけなのでお子さんから年配の方まで、だれでも楽しむことができます。どこの面を削るかで、完成の絵が変わってくることも魅力です。
絵に自信がなくても大丈夫。なぞるうちにいつの間にか、夢中になり、どんどんのめり込んで行きます。完成した絵はA4版の額縁に入るので気軽に飾ることができます。

株式会社 学研ホールディングス4

A4サイズ額縁に飾ることができます

株式会社 学研ホールディングス6

世界遺産の四季の風景が美しいアート。春の姫路城、夏の富士山、秋の清水寺、冬の白川郷の4枚です

株式会社 学研ホールディングス2

シルバーのホログラムのアートは、光で虹色にキラキラ輝きます

 

■「脳活性ポイントは、仕上がりをイメージし楽しく削ること!」川島隆太先生
東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太先生と共に開発した「脳活性スクラッチシリーズ」の特長は、なぞる線が通常のスクラッチより少し太く見やすく作られていること、そして、簡単なものから力作まで、難易度が4段階に設計されていることです。楽しくなければ脳は活性化しませんので、簡単なシートから誰でも気軽に進められ、楽しめることを目指しています。どこを削るかで仕上がりが大きく変わるスクラッチアートですので、仕上がりを自分なりにイメージし、削る場所を決めて削っていくことで、脳は活性化します。思い出の場所や、行ってみたいと思っていた場所として、日本の世界遺産の美しい風景に思いを馳せながら削っていただけるよう、心を込めて作りました。大切な方へのプレゼントにもおすすめします。

株式会社 学研ホールディングス5

大判の説明書に削り方や作品例を掲載

 

東北大学加齢医学研究所所長
川島隆太 教授 プロフィール

1959年千葉県生まれ。東北大学医学部卒業後、同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、同専任講師を経て、同大学教授として、高次脳機能の解明研究を行う。人の脳活動のしくみを研究する「脳機能イメージング」のパイオニアであり、脳機能開発研究の国内第一人者。ニンテンドー DS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズの監修者。学習療法を応用した『脳が活性化する100日間パズル』シリーズ(学研)や『楽しい!脳活パズル120日』(学研)など著書多数。


[商品概要]
『川島隆太監修 脳活性スクラッチアート 美しい日本の四季と風景』
絵:shino  isotope 構成:isotope
価格:本体1,100円+税
判型:A4変型/スクラッチシート4枚、スクラッチペン1本、説明書
ISBN:978-4-05- 750760-6
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1575076000


【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4057507604
・楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16583720/
・セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1107164559

 

2021/3/4

補聴器ユーザーのために開発された「耳にかけないマスク」をもれなくプレゼント! さらにフィリップスの人気商品が当たるダブルチャンスも!

デマント・ジャパン株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木下 聡、以下デマント)は、 フィリップス初のAI(人工知能)音声技術を搭載した補聴器「フィリップス ヒアリンク 9030/7030/5030」の発売を記念して、「フィリップス AI補聴器発売記念キャンペーン」を2021年3月3日(水)より実施いたします。

本キャンペーンは、フィリップス補聴器初のAI音声技術を搭載した高性能な補聴器「フィリップス ヒアリンク 9030/7030/5030」購入者を対象に、補聴器・メガネユーザーのために開発された「耳にかけないマスク」をもれなくプレゼントいたします。さらにダブルチャンスとして、本製品を購入して応募した方の中から抽選で、フィリップスのSmartSleep ウェイクアップ ライト、電動歯ブラシなどの人気商品をプレゼントいたします。

対象製品購入者にもれなくプレゼントする「耳にかけないマスク」は、マスクを外すときに補聴器が外れてしまうという補聴器ユーザーの悩みを解決するために開発されました。100回洗えて抗菌防臭機能に優れた高機能マスクです。

弊社は本キャンペーンを通じて、高性能な補聴器によって聞こえに悩む人々により良い聞こえを提供するとともに、感染予防対策でマスクの着用が日常化する今、補聴器ユーザーに利便性に優れたマスクを提供することで安全かつ健康的な生活を送っていただきたいと願っています。
 

【キャンペーン 概要】

■キャンペーン名                    フィリップスAI補聴器発売記念キャンペーン
■キャンペーン内容キャンペーン期間中に、対象商品をご購入いただいた方にもれなく、抗菌防臭機能に優れた高機能マスク「耳にかけないhamon AGマスクⅡ」をプレゼント。
さらにダブルチャンスとして、対象製品購入者で応募した方の中から抽選で、フィリップスの人気商品が当たる。
■キャンペーン対象商品フィリップス ヒアリンク 9030、7030、5030(充電式補聴器)
■キャンペーン実施期間2021年3月3日(水)~2021年5月28日(金)
■賞品のお届けご購入製品をお渡しする際に「耳にかけないhamon AGマスクⅡ」を贈呈いたします。

 

<ダブルチャンス 抽選>

■応募条件キャンペーン対象商品を1台以上ご購入いただいた方
■賞品の内容【A賞】 Philips SmartSleep ウェイクアップ ライト 3名様
【B賞】 Philips 電動歯ブラシ 3名様
【C賞】 Philips 電動シェーバー 3名様
■応募方法「耳にかけないマスク」に同封された専用応募ハガキに必要事項をご記入のうえ、郵送にてご応募ください。
■ダブルチャンス応募期間         2021年3月3日(水)~ 2021年6月18日(金)
※6月18日当日消印有効
■当選発表厳正なる抽選の上、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
■キャンペーンサイトhttps://www.hearingsolutions.philips.com/ja-jp/ai-campaign

 

■プレゼント賞品画像
【もれなくプレゼント】
「耳にかけない hamon AG マスクⅡ」(ミツフジ製)
補聴器やメガネの利用者向け。ダブルのウイルス対策で感染予防対策。
・100 回洗える 2 層マスク。3 次元多層構造フィルター使用
・抗菌・抗ウイルス機能繊維加工
・マスク内側のポケットには抗菌防臭効果にすぐれた銀繊維を使用
・4 段階ボタンでサイズ調節可能。伸縮性のある素材で着け心地の良さ、フィット感を実現

デマント・ジャパン2 デマント・ジャパン3

 

 

【A賞】Philips SmartSleep
ウェイクアップ ライト
3名様
【B賞】Philips
電動歯ブラシ 9000 シリーズ
3名様
【C賞】Philips
シェーバー 9000 シリーズ
3名様

 

■本キャンペーンに関するお問い合わせ先:
フィリップス ヒアリングソリューションズ カスタマーサービス
電話:044-382-5800(平日 9:30-17:30)
Email:philipshearingsolutions-jp@demant.com

■ 本プレスリリースサイト
https://www.hearingsolutions.philips.com/ja-jp/press/press-releases/press-releases/2021/ai-campaign

■新製品サイト「フィリップス ヒアリンク 9030/7030/5030 充電式補聴器」
https://www.hearingsolutions.philips.com/ja-jp/hearing-aids/hearing-aids/new-philips-hearlink

■ その他、フィリップス補聴器、お取り扱い店舗等については当社のホームページをご覧ください。
https://www.hearingsolutions.philips.co.jp/

・文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。

【デマントについて】
デマント(Demant)は世界をリードする聴覚ヘルスケアグループであり、世界130カ国以上で聴覚ヘルスケアに関連するビジネスを展開しています。デマントは、世界でヘルスケア市場を牽引するロイヤル フィリップス社と、補聴器事業におけるブランド使用の独占グローバルライセンス契約を締結しています。デマントは1世紀以上にわたり、人々の聞こえと健康の改善に努め、生活、そして人生に変化をもたらすような革新的なテクノロジーとノウハウの開発をおこなってきました。詳細についてはこちらをご覧ください。https://www.demant.com/
デマントはフィリップス ヒアリンク補聴器とともに聞こえの健康を次世代のレベルへと進化させ、聴覚ケアの専門家や難聴者に対して画期的なソリューションを提供してまいります。
https://www.hearingsolutions.philips.co.jp

 

2021/3/4

スペシャル対談 嘉門タツオ×整形外科専門医 
同時公開 「ロコモティブシンドロームの歌」by 嘉門タツオ 
公式ホームページ “ロコモONLINE”にて。

 ロコモ チャレンジ!推進協議会(以下本会、委員長:大江隆史)は、この度、アーティストの嘉門タツオさんと15年以上の親交がある本会副委員長の整形外科専門医 佐藤公一のスペシャル対談コンテンツを、公式ホームページ“ロコモONLINE” (https://locomo-joa.jp/)にて公開いたします。対談では、便利になった現代社会において運動器※1の異常に早めに気づく重要性や、家族ならびに自分自身のためのロコモティブシンドローム※2への備えが語られています。「介護や老後など自分にはまだ先のこと」と思っている方にこそぜひご一読いただければ幸いです。また、嘉門タツオさんがロコモティブシンドロームを知ってもらいたいという思いで作詞・作曲された「ロコモティブシンドロームの歌」の動画を同時公開いたします。

 本会は超高齢社会日本の健康寿命延伸において大きな社会課題であるロコモティブシンドローム(略称ロコモ)啓発を推進しています。ロコモは、高齢者だけでなく子供から中高年まで幅広く老若男女に及ぶ全年齢的な課題です。そして今、新型コロナウイルス感染症流行による健康二次被害としてのロコモが危惧されています。本会は、ロコモをより多くの方々に知っていただけるように今後も活動を進めて参ります。

※1:骨や筋肉、関節のほか、脊髄や神経が連携し、身体を動かす仕組みのこと。詳細は後述の参考資料をご参照ください。
※2:「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態。
 

ロコモ チャレンジ!推進協議会2

嘉門 タツオさん

ロコモ チャレンジ!推進協議会3

佐藤 公一

ロコモ チャレンジ!推進協議会1

「ロコモティブシンドロームの歌」の一場面

 

嘉門タツオ(かもん・たつお)さんのコメント&プロフィール
「『自分はまだ先』と思っている人たちにとって、僕の歌がロコモを意識するきっかけになればいいなと思います」
プロフィール:シンガーソングライター。1959年大阪府生まれ。1975年、高校在学中に落語家の笑福亭鶴光師匠に弟子入り。破門後、1981年よりライブ活動を開始し、1983年、嘉門達夫として「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でレコードデビュー。以来、ライブ、テレビ、ラジオなどで活躍。現在は「嘉門タツオ」と名を改め、小説やコラムの執筆、YouTubeを始め、Clubhouseなどの新ツールにも活躍の場を幅広く展開し続けている。

本会副委員長 佐藤公一(さとう・きみひと)のコメント&プロフィール
「ロコモと聞くと高齢者のイメージがありますよね。けれど、体に変化が出始めるのはだいたい50歳頃なのです」
プロフィール:ロコモ チャレンジ!推進協議会副委員長。1980年に順天堂大学医学部整形外科学教室入局後、関東労災病院スポーツ整形外科、順天堂浦安病院整形外科、同病棟医長を経て、1993年に佐藤整形外科開院。スポーツ整形外科、膝関節外科、骨粗鬆症を専門とし、日本整形外科学会や日本臨床整形外科学会の役員として、ロコモや運動器の障害などの啓発活動に取り組んでいる。

<ロコモティブシンドローム(略称 ロコモ 和名 運動器症候群)とは>
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態。進行すると将来介護が必要になるリスクが高まります。
要支援・要介護になる原因の第一位は運動器の障害です※
※厚生労働省2019年国民生活基礎調査より。骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷の合計
 

ロコモ チャレンジ!推進協議会6

 

<公式ホームページロコモONLINE内「コロナに勝つ!ロコモに勝つ!」特設WEBサイト>
(1)ロコモは誰もが迎える“曲がり角”のサイン。意識しておくことが大切

アーティスト嘉門タツオさんと本会副委員長佐藤公一とのスペシャル対談。嘉門タツオさんの歌う「ロコモティブシンドロームの歌」も収録
(2)いとうまい子と学ぶロコモ教室
女優で現在はロコトレ支援ロボット開発研究もされている、いとうまい子さんと協議会委員による対談形式のロコモ解説ショート動画。長引く新型コロナウイルス感染症流行の健康二次被害として危惧される活動量減少で進行するロコモのリスクにも触れています。
(3ロコモチャンネル
全国整形外科専門医等「運動器のプロ」による運動指導や、足腰などの運動器の健康維持に関するアドバイスを配信しています。全国整形外科専門医等からの投稿も受け付けています。
)健康経営カンファレンス2020ONLINE紹介
健康経営について情報提供を行っている「健康経営カンファレンス2020ONLINE(本会協賛)」WEBサイトへのリンクコーナーです。近畿大学准教授谷本道哉先生による「ロコモ予防スペシャルレッスン」のほか、具体的な運動指導映像をご覧いただけます。
)金澤翔子、ロコモを書く!
世界的に活躍する書道家金澤翔子さんの書をご覧いただけます。ダイナミックに身体を使う金澤さんの書で身体を動かす喜びを感じていただけます


参考資料

<運動器図解>

ロコモ チャレンジ!推進協議会

出典:公益社団法人 日本整形外科学会HP


左の図は運動器を図解したものです。運動器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称であり、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経(運動・感覚)、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官によって構成されており、その機能的連合が運動器です。筋・骨格・神経系の組織・器官にはそれぞれに独自な作用・機能がありますが、それらが密接に連動・連携して運動器としての役割を発揮しています。





<公益社団法人日本整形外科学会について>
 日本整形外科学会は1926年(大正15年)、「整形外科学に関する研究発表、連絡、提携および研究の促進を図り、整形外科学の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与すること」を目的に設立されました。
 平成23年4月1日に公益社団法人日本整形外科学会となりました。その目的は「整形外科学及び運動器学について調査、研究を行い、整形外科学及び運動器学の進歩普及に貢献し、もって国民の健康、疾病の予防、スポーツ医学等を通じた国民の心身の健全な発達、障害者の支援、高齢者の福祉の増進及び公衆衛生の向上に寄与すること」です。目的を達成するために行う事業として、研究の奨励及び調査の実施、専門医及び研修施設の認定、医療保険制度・介護保険制度・障害者(児童)福祉制度に関する調査・研究及び提言、一般市民向けの広報などがあります。
 学会がめざすところは、運動器の機能の維持・改善を支援することです。そして、このために必要な診断能力をもち、適切な医療を提供することができる専門医を育成することです。適切な医療には運動療法や薬物治療などの保存的治療、そして手術治療を含みます。
 日本整形外科学会は、公益社団法人として今後一層、整形外科学、運動器学の発展に寄与してまいります。

<ロコモ チャレンジ!推進協議会について>
 ロコモティブシンドロームを、医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマであると考え、広くロコモを啓発し、ロコモに負けない社会をつくるため、日本整形外科学会では、任意団体「ロコモ チャレンジ!推進協議会」を立ち上げました(委員長:大江隆史、所在地:東京都文京区本郷2-40-8)。
 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」では、ロコモティブシンドロームに関する正しい知識の普及と予防意識の啓発を行います。協議会では、会員企業・団体を募り、連携のうえロコモ予防を社会運動化していきます。

■活動内容:
 ―ロコモティブシンドロームの予防・啓発のための広報活動
 ―「ロコモ チャレンジ!」のワード、ロゴマーク使用の認証管理
 ―「ロコモ チャレンジ!」公式WEBサイト、ロコモONLINE(http://locomo-joa.jp)の運営・管理
 ―会員企業・団体と連携した広報活動 等

2021/3/4

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収、以下キユーピー)は、離乳食や介護食など“配慮が必要な食事”の備えに関して、さまざまな取り組みをしています。

 

非常食の備え、できていますか?

甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経とうとしています。震災をきっかけに、備蓄や非常食を準備するようになった方も多いのではないでしょうか。災害時、やわらかくする必要のある介護食や離乳食、アレルギー対応食など“配慮が必要な食事”は、とりわけ確保が難しく、事前の備えが重要です。“配慮が必要な食事”の備えについて、キユーピーが関わる取り組みをご紹介します。

そのまま食べられるカップタイプ、 賞味期間延長で備蓄もしやすく

キユーピー2

左:やさしい献立「やわらか親子丼風」、右:すまいるカップ「北海道コーンのチキンドリア」

災害時はライフラインの供給が止まることも。食器に移し替える必要がなく、温めずそのまま食べることができるベビーフード「すまいるカップ」シリーズや、介護食「やさしい献立」シリーズのカップタイプは、日常使いはもちろん、非常食としても便利です。今年の3月にそれぞれシリーズを刷新、賞味期間を12カ月から18カ月に延長し、さらに備蓄しやすくなりました。

 

活用方法を提案
いざ準備をしようと思っても、「何をどれだけ準備すれば?」と頭を悩ませる方も多いはず。キユーピーは、備蓄・非常食としての介護食の活用方法やお役立ち情報などを病院・施設向けや在宅介護向けにまとめ、ご提案しています。

キユーピー3

提案書イメージ

 

被災地支援にも活用
東日本大震災をきっかけに公益社団法人 日本栄養士会が「日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT)」を立ち上げ、以降各地の大規模災害で活躍しています。JDA-DATは、災害発生時に迅速に被災地の医療・福祉・行政栄養部門と協力して「特殊栄養食品ステーション」を開設し、状況に応じた細かな栄養・食生活支援活動を行っています。とりわけ乳幼児や高齢者を抱えたご家族に向けては、アレルギーに配慮した食事ややわらか食など、きめ細かい支援が必要になります。その災害備蓄品に、キユーピーのベビーフードと介護食(一部)が採用され、2月23日以降、都道府県栄養士会に配備されています。

キユーピー1

左:やさしい献立「やわらか親子丼風」、右:すまいるカップ「北海道コーンのチキンドリア」

 

– Comment - “必要な人”に“必要な物”を

キユーピー6

キユーピー株式会社 食と健康 推進プロジェクト
岡埜 容明 

当時仙台支店に所属していた私は、仙台で被災しました。数日後には支援物資の供給を開始し、従業員がある避難所にベビーフードをお届けした時のこと。一人の女性が「たくさんの物資が届きましたが、アレルギー持ちのこの子は食べられなかったのです。キユーピーのアレルギー配慮商品のおかげで、ようやく食べさせてあげることができます。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にされました。「ただ届ければよいわけではない。必要な人に必要な物を届けることが大切なんだ」と痛感した瞬間でした。

2021/3/1

シニアを”甘やかさない靴”で靴業界の常識に挑む

 女性誌カテゴリー販売部数 No.1(※1)を誇るシニア女性誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤 孝夫)は、50代以上の女性向けに1から開発したオリジナルの靴製品を販売する実店舗を新規出店します。2月24日(水)の小田急新宿店を皮切りに、3月3日(水)小田急町田店、3月10日(水)梅田大丸店、4月9日(金)福岡天神店と、続々とオープン、春以降も全国の地方都市での展開を予定しています。
(※1)日本ABC協会発行社レポート(2020年1月~6月)

 

株式会社ハルメク4

※写真は店舗イメージ

 

 この度の新規出店にあたり、同社では2021年1月29日~2月9日に熊本鶴屋百貨店にてポップアップストアを出店しており、期間中の靴売上TOPの結果になりました。また、専用の測定器を活用した「足の健康チェック」サービス体験者の約6割が購入という高成約率、また返品率も1%未満ととても高い満足度となり、直営店の出店を決定しました。
 

これまでの靴の常識を覆す「ずっと自分の足で歩ける靴」

 シニア女性誌「ハルメク」を発行するハルメクホールディングスですが、雑誌だけではなく多岐にわたってシニアビジネスを展開しており、通販事業も大変好調です。通販カタログの中でも特に人気が高かったのが「靴」。ハルメク読者アンケートにて調査を行ったところ、足が痛いという課題認識と、「自分の足で歩き続けたい」というニーズが多いことが分かりました。
 これまで一般的に「足に良い」とされてきたのは、足幅の広い、かかとが大きい緩い靴ですが、実はこのような靴を履き続けていると、足裏や指が固定できず、筋力が低下したり、余計な力が入って外反母趾などの変形を招くこともあります。足にとって理想的なのは、しっかりと足を固定しながら、足指が機能的に動かせるジャストサイズの靴。そこでハルメクは、足指のスペシャリストである理学療法士の湯浅慶朗先生と共同開発した3つのテクノロジーで、「幅広・ゆるい靴が良い」という常識を覆す、ジャストフィット設計で「足の筋力を育てる靴」を1から開発しました。

株式会社ハルメク1

 

単なる靴の販売にとどまらないサービス

 「ハルメクの靴」では、ただ単に靴の販売を行うだけではなく、店頭で「足のバランス測定」「足のセルフケア・体操レクチャー」などのカウンセリングサービスを無料提供します。
・足のバランス測定
足圧測定器で、足のゆがみ・浮指・外反母趾など足のバランス状態を測定します。測定結果をその場で確認でき、ご自身の状態や、足腰・歩行トラブルの原因を知ることが可能です。

株式会社ハルメク5

 

・足のセルフケア・体操レクチャー
希望者には、足の痛みやO脚、浮指が改善する1回5分の足指マッサージ「ひろのば体操」など、ご自宅でできるセルフケア法を店頭でレクチャー。正しい靴を選んでもらうだけでなく、足の健康をトータルでサポートします。
 

「ハルメクの靴」新規出店にかける想い(事業責任者 勝谷氏)

株式会社ハルメク6

 

 私は前職でも靴を販売していました。しかも、今私が作っている「足の筋力を育てるジャストフィットの靴」の真逆の「緩い・柔らかい・幅の広い靴」です。確かに緩い柔らかい靴は楽で履きやすく、お客様にも本当に喜ばれていました。ただ、長期的にみると、緩い・柔らかい靴は本当にお客様の足にとって良い靴なのか?これはメーカーが売りやすい為だけに大きく宣伝しているのではないか?という疑問を抱いていました。

 そしてハルメクに入社後、湯浅先生の「靴のなかで足が動く事が足にとって良くない」という助言により、売りにくい為どこのメーカーも手を出していない、「足をしっかりホールドするジャストフィットの靴」を作りました。
 昨年10月以降全国百貨店で期間限定ショップを11回開催した結果、「足のバランス測定」を実施したお客様の60%が靴をご購入下さいました。今まで緩い・柔らかい靴が良い靴だと思われていたお客様も「しっかり足をホールドしたこの靴の方が履きやすい」というお声も多数頂戴し、懸念であった返品・交換数も想定を遥かに下回る結果となりました。こういった結果から、高い満足度を得られると確信したため、一気に4店舗の直営店を出店することを決めました。
 直営店には、上級シューフィッターの研修を受けたスタッフが、足の測定や形状チェック、靴の選び方、履き方などのアドバイスを行い、お客様の「ずっと自分の足で歩ける人生」をお手伝いさせて頂きます。春の4店舗の出店を経て好結果の場合は、一気に全国展開の実施を行う予定です。

■監修者プロフィール
足指研究の第一人者 湯浅慶朗先生

株式会社ハルメク2

 

理学療法士。足指研究所 所長。
足の痛み・痺れの改善スペシャリストとして知られ、これまでに延べ6万人以上の治療実績がある。解剖・運動生理学に基づいた治療法YUASA-METHOD、足指のストレッチ体操「ひろのば体操」など独自開発のケアは新聞、テレビ等、多くのメディアで紹介されている。現在、リハビリテーションの安全性や効果検証を目的として、東京大学と共同研究も実施中。著書に『足指のばし』(マキノ出版)など。

■店舗情報・出店スケジュール
・2月24日オープン 小田急新宿店                         
〒160-8001 東京都新宿区西新宿1丁目1番3号       
小田急百貨店新宿店 本館3階 靴売場
・3月3日オープン 小田急町田店
〒194-8550 東京都町田市原町田6丁目12番20号
小田急百貨店町田店 1階 靴売場  
・3月10日オープン 梅田大丸店 ※ハルメクおみせと同時オープン
〒530-8202 大阪府大阪市北区梅田3丁目1−1
大丸梅田店 11階              
・4月9日オープン 福岡天神店
〒810-8717 福岡県福岡市中央区天神1丁目4−1
大丸福岡天神店 7階

これら春のオープン以降も、池袋、横浜などの首都圏主要都市、札幌、名古屋などの地方有力都市の百貨店への出店を予定しています。

株式会社ハルメク3

■女性誌販売部数No.1!50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」
1996年に50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「いきいき」として創刊。20周年を迎えた、2016年5月号から、誌名を「ハルメク」にリニューアルし、50代からの女性が前向きに明るく生きるための価値ある情報をお届けしています。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載です。
 2018年には公式WEBサイト「ハルメクWEB」もオープン。健康で美しく、アクティブなセカンドライフを応援するコンテンツを毎日発信しています。

■会社概要
商号          : 株式会社ハルメク
代表者       : 代表取締役社長 宮澤 孝夫
本社所在地   : 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂四丁目 1 番 1 号
設立          : 2012年7月24日
事業内容      : 出版ならびに通信販売業
会社サイト   : https://halmek.co.jp/corp
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2021/3/1

Android端末やガラケーでも「Hachi」のみまもり機能を利用可能に。ご家族でのコロナ対策にも

AP TECH株式会社(本社:岩手県八幡平市、代表取締役:大西一朗)は、家族のつながりアプリ「Hachi(ハチ)」の新機能『Hachiのおしらせメール(以下、「おしらせメール」』機能を2021年3月8日(月)にリリースいたします。
 
■1日2回、朝夕に「元気かな?」を確認できる『おしらせメール』機能
 「Hachi」は、Apple WatchとiPhoneを活用し、遠く離れたご家族の安否や体調を、IPhoneアプリ画面にて24時間365日みまもることができるアプリケーションです。「高齢の両親を簡単にみまもりたい」「持病のあるパートナーの体調をみまもりたい」といった思いを持つ家族の皆様にご活用をいただいています。
 今回リリースする『おしらせメール』機能は、Hachiが取得したバイタルデータ等の情報を、みまもる方のメールアドレスに1日2回(9:00、18:00)定期配信する機能です(画面イメージ:下図右)。
 
AP TECH1
 
 『おしらせメール』で配信可能な項目は、アプリ画面ですでに閲覧可能である「Apple Watch電池残量」「心拍数」「心拍変動」「歩数」のほか、「経皮的酸素飽和度」「体脂肪率」「体温」「血圧」「血糖値」「現在地(位置情報)」となっています。みまもられる方においてApple WatchやBluetooth対応機器で測定された最新の数値を、規定の時間に自動で配信します(取得データがない項目は「—」の表示で配信します)。みまもるご家族が確認できるデータの幅が広がったことで、より事情に沿ったみまもりを行うことが可能となります。

※送信するバイタルデータは、みまもられる方のiPhone「ヘルスケア」アプリに取得された最新データです。
※送信する項目は、設定や使用する機器の選択により、任意でON/OFFが可能です。
 
AP TECH3
 
■Android端末やガラケーからも、より充実した見守りを
 「Hachi」シリーズは現在、iOS(Apple Watch/iPhone/iPad)のみに対応していますが、本機能のリリースにより、メールを受信可能な端末であれば、Androidスマートフォンやガラケー等でも「SOS のメール/着信/SMS での受信」に加えて「1日2回のおしらせメール受信」が可能となります。

■Apple Watch S6の活用で、コロナ対策で気になる「血中酸素」モニタも簡単に
 Apple Watchの最新機種Series6は、リアルタイムでの心拍数、歩数、位置情報の自動取得に加え、簡単な操作で「血中酸素ウェルネス(Apple Watch S6が取得する、血中に取り込まれた酸素レベルを示す指標。経皮的酸素飽和度(SpO2)に相当。)」が取得可能です。アプリ画面操作での測定に加え、装着しているだけで随時自動的に測定する「バックグラウンド測定」も公式に発表されています。(※血中酸素ウェルネスは、「医療用ではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスを目的としたもの」とされています。参考:Apple公式https://support.apple.com/ja-jp/HT211851
 
AP TECH2
 
 新型コロナウイルス感染症に関しては、息苦しさ等の自覚症状がないままに低酸素血症になる「幸せな低酸素症(happy hypoxia)」と呼ばれる症状がみられ、この特徴が、無症状患者や在宅療養者、自宅待機者における「急激な重症化」という事態を招く一因になっているとも指摘されています。

 この機能とHachiを活用することで、新型コロナウイルス感染症による体調急変が心配される方に、設定済のApple Watch S6を「日々装着していただくだけ」で、みまもるご家族の皆様は、日々の血中酸素ウェルネスの最新数値を朝夕定期的に確認することが可能となります。

 今後もHachiは、「離れていても、心はそばに」というコンセプトに忠実に向き合い続け、離れているからこそ大切にしたい「安心」と「つながり」をお届けできるよう、尽力してまいります。

■Hachi公式website:https://aptechnology.co.jp/
■Facebookページ:https://www.facebook.com/Hachi.aptech
■お問い合わせ先:info@aptechnology.co.jp、08033991274 (担当:川端)
 

2021/3/1

介護自動記録AIアプリFonLogが、科学的介護情報システムLIFE/CHASEに対応しました

新年度の介護報酬の改定においては「科学的介護情報システム(LIFE)」への対応が重視されています。ただLIFEは日本全体のケアの向上には役立つものの、事業所のデータ入力の負担が増大する恐れがあります。国立大学法人九州工業大学で開発された介護自動記録AIアプリFonLogは、LIFEにさっそく対応しました。LIFEからのフィードバックに頼らずとも、ケアの向上や業務効率を改善したりできます!
 
○背景:

厚生労働省は2月19日、新年度からの「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用に向けた通知を出しました。
LIFE(Long-term care Information system For Evidence)とは、これまで高齢者の状態やケアのデータ収集システム(CHASE)と、通所・訪問リハビリテーションデータ収集システム(VISIT)を一体運用をするものです。
LIFEは、「科学的介護推進体制加算」だけでなく、来年度からの介護報酬の多くの加算項目に、LIFEの活用が要件として含まれました。また、ICT導入補助金のためにも要件となっています。

LIFEを活用するには、1. 利用者の情報を毎月LIFEに提供することと、2. LIFEからのケア改善に関するフィードバックを十分に生かすこと、が重要ですが、2の内容はまだ明らかになっていません。
つまり、LIFEは日本全体でのエビデンスに基づくケアの向上のためには非常に重要なもの、現時点では、1のために余計な負担はかかるが、ケア向上のPDCAを回すことはできない、という、現場の負担が増えるだけになる恐れがあります。

国立大学法人九州工業大学で開発された介護自動記録AIアプリFonLogは、その柔軟なデータ取り扱いの特徴を生かして、LIFEにさっそく対応しました。
スマートフォンで利用者の情報を入力すると、Webの管理画面から、LIFEに対応したCSVファイルを出力することができます。

このアプリは、
・たった2画面で使いやすい
・あらゆる入力項目とと出力に対応できる
・Wifiが施設内に行き渡らなくてもオフラインで使える
・しゃべりかけるだけで構造化できる一歩進んだ音声入力
・IoT・ビッグデータ活用がスムーズ

といった特徴があり、すでに国立大学病院2大学や介護施設に導入の実績があります。

このように、もともとビッグデータに活用することを目的としたアプリのため、LIFEからのフィードバックに頼らずとも、利用者の情報を可視化したり、スタッフの業務効率を改善したりすることが可能となりました。

国立大学病院や介護施設で実績のある介護自動記録AIアプリFonLogを正式リリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000057750.html


○LIFE/CHASEについて

LIFEを活用すると、介護保険において4月から導入される、「科学的介護推進体制加算」を算定することができます。新年度からすぐLIFEを活用したい場合は、3月25日までに利用申請をすませる必要があります。

この加算は利用者一人あたり40-60単位/月ですが、このほかにも施設型・通所型、訪問リハビリテーションにおける多くの加算項目に、LIFEの活用が要件として含まれましたので、トータルとして見ると、LIFEへの対応は多くの事業所にとって無視できないものです。
合同会社AUTOCARE3
厚生労働省「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について(別添1)より
http://www.roken.or.jp/archives/24039


○LIFEを活用するためには?

LIFEを活用して「科学的介護推進体制加算」を算定するには、大きく2つの要件があります。

1. 全ての利用者の心身の基本的な情報を、翌月10日までにLIFEに送ること

利用者のADLや栄養状態、口腔機能、嚥下の状態、認知症の状態など、多岐にわたる情報を提供する必要があります。施設型サービスで加算(II)を算定するには、詳細な既往歴や服薬状況、同居家族の状況など、更に多くの情報を提供する必要があります。

この情報をLIFEに送るためには、LIFEのサイトでデータを直接する方法と、介護ソフトからCSV連携で送信する方法があります。

2. LIFEからのケアの改善に関するフィードバックを十分に活かすこと

LIFEからケアの改善に関するフィードバックが、利用者ごとに示されますので、それを活かすPDCAサイクルを回す必要があります。
フィードバックの内容はまだ明らかになっていませんが、
「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について(別添2)5-6ページによると、
http://www.roken.or.jp/archives/24039

・リハビリテーションの提供に合わせて、間食など食事提供量の増量を推奨。
・入所者は元気な方が多い傾向であり、食事の状態を踏まえると、 排泄の状態も、更に改善が期待できることを示唆。

と言ったフィードバックがイメージされています。


○LIFEは、ICT導入補助金のために必要

「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について(別添6)
http://www.roken.or.jp/archives/24039

によると、介護事業所の業務効率化のために導入する介護ソフト、スマートフォン、Wifi機器といったICTのための令和2年度補助金が、介護報酬改定に合わせて令和3年度も過年度執行が可能な見込みです。
この要件として、LIFE(現CHASE)による情報提供に対応している必要があります。
 
合同会社AUTOCARE2
 
厚生労働省「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について(別添6)より

○介護自動記録AIアプリFonLogのLIFE/CHASE対応

国立大学法人九州工業大学で開発された介護自動記録AIアプリFonLogは、その
・あらゆる入力項目とと出力に対応できる
という特徴を利用して、LIFE/CHASEに対応することができます。

まず、スマートフォンまたはWebから、LIFEに対応する項目を、利用者ごと、またはまとめて入力します。
 
この入力は、FonLogの
・Wifiが施設内に行き渡らなくてもオフラインで使える
という特徴により、ネットにつながらない状態(オフライン)でも入力できます。(後でWifiなどにつながった時にアップロードされます。)

入力されたLIFE/CHASE情報は、Webブラウザの管理画面から、CSV形式でダウンロードすることができます。
CSVファイルは、日付や日付を指定したり、全ての利用者をダウンロードしたりできます。
 
合同会社AUTOCARE4
 
○LIFEに頼らない、さらなる分析を

LIFEは、利用者ごとのフィードバックを活用してPDCAサイクルを回して初めて、ケアの向上に役立つものです。
フィードバックが得られなければ、情報の提供は事業所にとっては手間でしかありません。

しかし、FonLogは、もともとビッグデータ分析に活用することを目的として開発されたアプリです。
クラウド上のGoogleスプレッドシートに出力して、利用者の状況を可視化したり、スタッフの業務効率を改善したりすることが簡単にできます!
合同会社AUTOCARE5
 
さらには、介護従事者のワークエンゲージメント(仕事の充実感)を高める機能など、LIFEのフィードバックを待たずに、さまざまなケア環境の向上を目指すことができます。

介護従事者を大切にしない事業所はもう無くなっていい。これが介護記録AIスマホFonLogでのワークエンゲージメント向上https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000057750.html


○ITは不安・苦手だから、確かめながら進められるお試しのステップ

次のような、試してみていつでもやめられるステップを用意しています。

1. 試用: 期間限定で、スマホを1台無料で貸出しますので、使い勝手を確かめてください。いつでも止めることができます。
2. 試験導入: 介護ITインストラクターが使い方を丁寧に教えます。月額利用料が必要ですが、いつでも当月分全額返金します。※スマホ本体は応相談
3. 本格利用: 引き続き介護ITインストラクターがサポートします。導入費用はこの時点でお支払いいただければ結構です。
 
合同会社AUTOCARE6
 
○連携サービス
介護事業所においてかゆいところに手が届く、次のようなシステムも開発しています。FonLogに連携可能になる予定です。

☆訪問介護らくらく集計システム
直行直帰をするヘルパーさんの移動距離を、住所から自動計算・集計します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000057750.html

☆訪問介護スケジュールシステム
ヘルパーさんの予定を把握しながら訪問担当者を簡単に割り当てます(開発中)。

☆訪問介護指示・報告システム
特定事業所加算を取るためのサービス提供責任者の指示・報告をIT化します(開発中)。

☆デイサービス送迎ルートシステム
ソフトウェアのインストール無しで、手軽に、シンプルに送迎最短ルートを検索できるシステムです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000057750.html

○合同会社AUTOCAREについて
合同会社AUTOCARE1
 
私たちは、国立大学法人 九州工業大学のテクノロジーを社会に役立てる大学発スタートアップ、合同会社AUTOCAREです。

私たちは、介護の分野に、AIとIoTを、学びとともに普及させることをミッションとしています。
・介護自動記録AIアプリFonLogのサービス
・介護ITインストラクター養成
・IoTとAIの専門知識を活用したDXコンサルティング
を提供します。

九州工業大学井上創造研究室では、これまで介護施設や病院に、多くのスマホを提供して、IoTおよび行動認識AIの実証実験を多数行ってきました。
井上創造研究室の研究によると、介護付き有料老人ホームにおいて、手書きで一人一日あたり約57.6分かかっていた介護記録が、IT導入によって約34.6分に減り、さらにスマホのセンサから行動を認識するAIによって約23.8分に減りました*(国際的に権威のあるIMWUT Journalで報告)。これは施設にとっては年676万円分の人件費に相当します。30分に一度、24時間記録を続けるグループホームなど、業態によってはその数倍の効果が見込まれます。人材不足が叫ばれている介護・福祉業界において、これは喫緊に変わらなければならない、デジタルトランスフォーメーションです。

*Sozo Inoue, Paula Lago, Tahera Hossain, Tittaya Mairittha, Nattaya Mairittha, “Integrating Activity Recognition and Nursing Care Records: The System, Deployment, and a Verification Study”, Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies, Vol. 3, No. 86, 24 pages, 2019-09-09.
  • 介護自動記録AIアプリFonLogとスマホを無料で借りるにはこちらから:  https://autocare.ai

また、介護のIT化についての相談窓口も設けています。以下からお申し込みください。

2021/3/1

「施設360°」への機能拡充として提供開始

この度、見守りタグ「biblle(ビブル)」の開発・販売および、AIを用いた高齢者認知症や、その早期段階である軽度認知障害(以下:MCI)の早期検知などのヘルスケア・サービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:井上憲 / 以下G&S)は、認知症/MCIのスコア予測を行う機能を「Cognivida(コグニヴィーダ)」として本格的に商用サービス化します。第一弾の提供形態は、高齢者施設内の見守りサービス「施設360°(シセツサンロクマル)」への機能拡充となり、同時に施設360°も本格サービス化を開始します。
 
本サービスは2020年6月1日からベータ版提供を開始しており、聖隷福祉事業団エデンの園(神奈川県藤沢市)をはじめ、複数の施設からのフィードバックを元に開発しています。
 
ジョージ・アンド・ショーン1
 

認知症/MCI早期検知AIサービス「Cognivida」開発の背景】

本サービスは、認知症/MCIの疑いがまだない方に対して、早期段階での気づきを与える機会を創出することが目的です。
認知症およびMCIの改善には、より早期での発見が重要ですが、早期であればあるほど発見は困難です。利用者の方々にとって負担の少ない形で早期検知が行えることで、より高精度な認知症テストの案内や医療機関受診の促進、また改善のための活動やサービスの日常的な効果測定ツールとしての役割を担うことが可能になります。


サービス名「Cognivita」 の由来

認知を表す”Cognitive”と生活を表す”vita”を合わせた造語です。
本サービスの最大の特徴は、医療データを用いた認知症診断ではなく「生活習慣データを用いた」認知症テストであることです。これにより、利用者の方々の負担が減少し、認知症/MCIの疑いがまだない方に対しても提供できるサービスを目指しています。

「Cognivida」サービス概要

高齢者の方々の生活習慣データを収集し、認知症やMCIを早期検知するAIサービスです。
検知に用いるデータは「位置情報の履歴」、「睡眠サイクル」、「家電利用の状況」、「会話データ」等を用いており、これら複数のデータは独立して認知症/MCIを検知することができます。
約4年間、累計約400名の症例データ、および認知症テスト(MMSE※)の結果を活用し、認知症やMCIの方々の生活習慣をモデル化することで、非テスト者の認知状態を予測します。
認知症高齢者の検出精度で最大95%、MCI群の検出精度で最大81.8%の検出精度を持ったAIエンジンとなります。
(※最大精度は睡眠データ利用時のものであり、センサー毎で推定精度は異なります。)

なお、本AIサービスは、ケンブリッジ大学で開催された“ACII 2019“等、国際学会での発表、また日本経済新聞社主催”スタ★アト ピッチジャパン 2020”でグランプリを受賞するなど各方面から評価を得ています。
※MMSE: ミニマルステートメント検査。認知症の疑いをスクリーニングする検査であり、国際的に最も活用の広い検査手法。課題遂行や口頭質問により30点満点にて認知機能をスコアリングする。

サービスプラン

□初期利用費
・設置受信機1台 9,500円
・登録入居者1名 月額1,000円
※受信機は位置情報の取得必須(自室、共用部、玄関など各所に配置)
※入居者に配布するビーコン端末は無償
※最低利用期間として1年間
※施設360°の利用費のみでCognivitaの機能も利用可能(追加費用なし)

今後追加する新機能は、追加費用は発生せず、基本料金の中で利用が可能となることをを想定しています。

□無償導入期間
2021年5月末まで継続提供予定。

□「Cognivita」導入可能時期
即時。「施設360°」に必要な機材のみで利用可能。追加での設備は必要ありません。

法人企業様向けCognividaの提供
Cognividaは複数のセンサーデータをもとにした、認知症/MCIのスコアリング予測を行うAIプラットフォームとなっています。
そのため、既に提供しているセンサータイプに限らず、例えば日常の購買データ、運転データ、そのほか生活習慣データなどから同様に認知症/MCIの程度を推定できる可能性を持っています。
今後の開発の中で、本基盤の利用および、弊社との共同での開発に対してご興味がある企業様、また本基盤を活用した新たなビジネス展開について興味がある企業様いらっしゃいましたらお問合せください。

■問い合わせ先■
ジョージ・アンド・ショーン株式会社
TEL : 03-3797-0062
問い合わせURL : https://george-shaun.com/contact/

 

認知症/MCIのスコアリング予測

1 「メインページ」で認知状態の経年変化を確認する

認知症およびMCIの予測結果はMCIスコアとして算出されたスコアリングにて表示されます。このスコアはMMSEスコア予測結果をもとに100点満点となるように独自の指標により算出した結果として表示されます。
利用開始から2週間~1か月で最初のスコアが算出され、その後は毎日算出されて更新されます。スコアリングの精度は利用期間を経るごとに向上していきます。

ジョージ・アンド・ショーン2

2 行動履歴や行動量を他の高齢者の人と比較する

利用者の方の日常の行動の状況をモニタリングします。
特にMCIスコア算出に関与したパラメータを中心に、他の高齢者の方たちとの行動の違いを見えるようにすることで、改善を促すことを図っています。

ジョージ・アンド・ショーン3

 

「施設360°」と「Cognivida」の連携について

施設360°で利用できるCognividaは、施設内の移動の履歴を生活サイクルのデータとして収集し、生活習慣の特徴から独自の評価方法により認知状態をスコアリングするものです。

ジョージ・アンド・ショーン4

 

協力施設からのコメント
聖隷福祉事業団 エデンの園(神奈川県藤沢市) 山田総園長、能登谷様

特に、首都圏や当ホームのように交通インフラが整っている地域は、交通の便が良く短時間で遠くに行くことが可能です。

その反面、入居者が予定通りに帰宅しない場合や、不自然な時間帯に外出し所在がわからなくなった場合、所在確認には多くの職員を動員するような体制も準備していますが、そのようなリスクを最小限にするために本システムを導入することは効果があると考えています。
また、本システムと本施設も実証に協力している「見守りサービスにおける健康寿命延伸サービス」を併用することにより、日常の生活リズムの変化(施設内での行動履歴、睡眠時の状態、外出の頻度や時間帯等)を事前に察知することで、軽度認知症状・MCIの事前判断(簡易スコアリング)が可能となることにも期待をしています。
 

施設360°について

ジョージ・アンド・ショーン5

 
 
Webアプリケーションを介して、利用者の方々の施設内外の位置情報をリアルタイムに把握できる見守りサービスです。
各場所に設置する受信機が、高齢者施設の入居者及び施設スタッフが常時携帯するG&S提供のビーコンタグ”biblle”より、位置情報を収集しリアルタイムに更新します。
公式サイト:shisetsu360.com

ジョージ・アンド・ショーン株式会社
「少しだけ優しい世界を創ろう。」をビジョンに掲げ、なくしもの防止&見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、biblleのコアとなるテクノロジーである、ビーコンテクノロジーや、AIを活用し、認知症/MCI 早期検知サービスの開発など様々な社会課題解決のための開発を行う。
社員の多くが兼業での活動をしており、新しいスタイルの起業を体現し、メディアへの露出も多い。海外への出展や、ピッチコンテストにも積極的に参加し、数々の賞を受賞。
この世界に暮らす人々が、少しだけ優しくなれるために、ジョージ・アンド・ショーンは事業を展開していきます。

主な事業展開
・biblle(ビブル)  なくしもの防止&見守りタグ兼サービス・アプリ
・施設360       高齢者向け集合住宅施設向け見守りシステム
・認知症検知AI    生活習慣データを対象にAIを活用した認知症/MCI 早期検知サービス
・hulali(フラリ)  「地球の歩き方」と「ハワイ州観光局」公認のハワイトラベルアプリ
・KYOUDOKO       小田急電鉄株式会社との共同事業の地域コミュニティアプリ

代表     :井上憲
本社所在地  :〒150-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-3  ZOOM神宮前1201
電話番号(代表) :03-3405-7230
ウェブサイト :https://george-shaun.com/
 
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