クオリテック/どうして遅れるの?何をしたら解決するの?介護施設の送迎サービス、利用者家族とスタッフに直接調査!
2021/12/9
「介護施設の送迎状況」に関する調査結果
クオリテック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:藤原 誠)は、1.通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方、2.通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフを対象に、「介護施設の送迎状況」に関する調査を実施しました。
介護サービスの中で、 送迎に課題を感じている方は多いのではないでしょうか?
サービスを利用する方本人やご家族にとっては、送迎バスの時間が遅れたりすると、ソワソワして落ち着かないでしょう。場合によっては、ご高齢の方が外へ出ようとすることもあると思います。予定がずれることで、多忙な介護生活がより多忙になることもあるはずです。
介護施設の側にとっても、送迎時間のずれは厄介な問題となります。
時間通りに利用者が到着するのであれば、出迎えの際に車椅子などの準備を事前に済ませておき、スムーズに施設を利用してもらうことが可能です。しかし、こうした前準備は到着時間がずれると難しくなり、利用者が到着してから準備を始めることになります。
こうした悩みを解決するためには、 どうすれば良いのでしょう。
そのあたりを探るためには、まず送迎される側とする側の双方が、どのように考えているかを明らかにする必要がありそうです。
そこで今回、動態管理(位置情報管理)システム『iHere(アイヒア)』を運営する クオリテック株式会社 は、1.通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方、2.通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフを対象に、「介護施設の送迎状況」に関する調査 を実施しました。
• 4割以上の方が介護送迎の遅延を経験!最多の待ち時間は10分以上20分未満!
はじめに、デイケア・デイサービスといった通所介護施設に家族が通っている方に、介護送迎について色々と伺っていきたいと思います。
まずは、送迎そのものを利用しているかどうかについてお聞きしました。
「施設利用の際、自家用車ではなく送迎を利用することはありますか?」と質問したところ、8割以上の方が『ある(83.1%)』と回答しました。
4分の3さえ大幅に超えて、大半の方が送迎を利用していることがわかる結果となっています。
これだけ沢山の方が利用しているとなると、送迎する側も沢山の方の家へ出向くことになりますね。遅延などが起こる様も、目に浮かびます。
そこで、遅延の経験についても家族の方には伺ってみました。

「介護送迎が遅れることはありますか?」と質問したところ、4割以上の方が『頻繁にある(3.3%)』『たまにある(41.2%)』と回答しました。
『頻繁にある』はさすがに一桁台にとどまったものの、『たまにある』は40%を超えています。やはり実際に遅延はかなり発生していると言えるでしょう。
発生する遅延がどれくらいの時間なのかも気になるところです。家族の方には、経験した遅延時間の長さについても伺おうと思います。
「これまで最大でどのくらい遅れたことがありましたか?」と質問したところ、『10分以上20分未満(47.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『20分以上30分未満(21.3%)』『10分未満(21.3%)』が同率で続きました。
半数近くの方が15分前後の遅延を経験しており、2割以上の方は25分前後待たされた経験があることが明らかになりました。
いずれも、他のことをするには微妙に短い時間です。そして、何かするわけにもいかず待つしかできないのとうのは、なかなかに時間の無駄と言えます。
積もり積もると、かなりの時間を無駄にすることにもなりそうですね。15分~25分前後待たされる経験というのは、なかなかに辛いものであることが想像できます。
• 送迎車が遅れた場合、連絡は来た?来てない?
先程の調査では、通所介護施設に家族が通うかなりの方が送迎の遅延を経験していることがわかりました。
ここからは、遅延に対する施設側の対応についても伺っていこうと思います。たとえば、遅延が発生した際にその旨の連絡が施設側から行われたのでしょうか。
そこで、「送迎車が遅れた際に、連絡はありましたか?」と質問したところ、6割以上の方が『はい(62.2%)』と回答しました。
かなりの数の施設が、遅延に関する連絡をしっかり行っていることが明らかになりました。6割というのは、確かに「多い」とは断言できない比率かもしれませんが、遅延で困る家族のことを考えてくれる施設は少なくないことが、この結果からは伝わってきます。
とはいえ、「1分程度の遅延でも事細かに連絡をくれる」というのも、それはそれで困りものです。家族にとっては連絡の対応が増えますし、施設にとっても仕事が増えます。
連絡が必要と思う遅延時間についても、 家族の方にお聞きしました。
「送迎車が遅れる場合、どのくらい遅れるなら連絡がほしいと思いますか?」と質問したところ、『10分以上20分未満(39.6%)』と回答した方が最も多く、次いで 『5分以上10分未満(33.1%)』と続きました。
先程お聞きした「経験した遅延時間の長さ」と同じ15分前後という回答が、最多となっています。
一方で、さらに短い7分前後という回答もかなりの数が集まりました。10分前後の遅延が予測される場合は、施設側はご家族に連絡すべきと言えるかもしれません。
• 利用者側は、 送迎に位置がわかるようなシステムを求めている!
ここまでの調査で、通所介護施設に家族が通う方の多くが送迎を利用し、その送迎の遅延を経験していることがわかりました。また、到着が10分前後遅れる場合は連絡がほしいと思っていることも見えてきたと思います。
では、家族の方が遅延連絡を求める理由とは何なのでしょうか。
送迎車の到着時間がわからないと、どのようなことが困るのかも気になるところです。

そこで、「送迎車が来る時刻が読めないと、困ることは何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の用事が行いづらくなる(63.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『準備の時間が増える(33.3%)』と続きました。
いつ来るかわからない送迎者を待つために、他の用事を行うのが難しいという回答が、最多となっています。待つ時間が増える分、準備の時間が増えるのもまた、家族にとっては負担になっているようです。
こうした悩みを解消する手段としては、車両の位置などがわかるサービスが既に存在しています。これらのサービスを利用し、送迎車の場所がわかり時間が読めるようになるとメリットがあるのかどうかも、皆さんにはお聞きしました。
「送迎車両の位置がわかったり、位置通知があれば、どんなメリットがあると思いますか?」と質問したところ、『予定を組みやすくなる(37.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『スケジュール調整が楽になる(21.1%)』と続きました。
確かに、到着する時間を予測することができたら、予定やスケジュールの調整は大幅に楽になります。「とにかく早く着く」という送迎も当然ありがたいでしょうが、家族にとっては時間の都合がつけやすいサービスもまた歓迎できるものかもしれませんね。
• 送迎スタッフ側が考える遅延の原因は、道路事情が最多!
先程のまでの調査では、通所介護施設に家族が通う方に対して送迎に関する意見を伺ってきました。
ここからは、その送迎を実際に行う方、つまり通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフの方々がお持ちのお考えについても伺っていこうと思います。
まずは、送迎者の遅延が生じる原因について率直にお聞きしました。

車に関するサービスでは回避不能とも言える『交通渋滞』という回答が、最多となりました。しかし、その『交通渋滞』に迫る比率で『乗降時における利用者への対応』という答えも集まっています。
介護を必要とされる方の乗降ですから、スムーズに進まない場合も少なくないでしょう。スタッフと家族の方の大変さが、回答からも伝わってきます。
スムーズな乗降を行うには、スタッフ側の配慮に加えて家族の準備もまた有効であると思われます。
そこで、送迎を待つ間に利用者側にしておいてほしいことを、送迎スタッフの皆さんに具体的な形でお聞きしました。
■送迎の待ち時間にこれをしてくれると助かります!
- 外に出て待つことができれば待っていてほしい(20代/女性/新潟県)
- すぐ出かけられるように、段取りをきちんと済ませてほしい(30代/男性/北海道)
- お手洗いは事前に済ませてほしい(30代/男性/京都府)
- 着替え等して出られる準備をしておいてほしい(40代/女性/岐阜県)
- 持ち物、トイレ準備を済ませておいてほしい(50代/男性/埼玉県)
- すぐに車に乗れるようにしてほしい (50代/女性/愛媛県)
「準備を全て済ませておいてほしい」といった意見が多く集まりました。
中でも、「トイレを済ませておいてほしい」という意見は特に目立っています。スタッフの方は日頃からこうした事態に直面していることが、伝わる結果と言えるかもしれません。
こうした準備も、送迎車の位置がわかれば行いやすくなる可能性があります。
皆さんには最後に、車両位置がわかるサービスに関する考えについても伺いました。

「送迎車の位置が利用者(介護者)にわかれば、業務の負担が減ると思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『思う(83.6%)』と回答しました。
80%を超えて大半の方が、車の位置がわかることは業務にとって有効であると答えています。先程の利用者家族への調査結果とも照らし合わせると、車両位置がわかるサービスは送迎をする方にもされる方にも有益なものと言えそうです。
• 【まとめ】送迎される側とする側、 双方の課題を解決するシステムが必要!
今回の調査で、通所介護施設に家族が通っている方の大半が介護送迎を利用し、その多くが遅延を経験してることが判明しました。
また、10分前後遅延する場合は連絡を求めており、送迎車両の位置がわかると準備や用事を行いやすいと考えていることがわかったと思います。
さらに、実際に送迎を行う側である送迎スタッフの方も家族側の事前準備を望んでおり、送迎車両の位置情報が業務削減につながる可能性にも期待していることが明らかになりました。
介護送迎は、交通渋滞や乗降時対応によって遅延が発生しやすいサービスと言えるでしょう。また、待ち時間そのものが家族にとっては負担になることも、先程の調査結果で明らかになった通りです。
こうした家族の負担を減らし、またスタッフ側に必要以上の負担を強いないためには、双方が効果を期待する車両位置サービスが有効となるかもしれません。
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• 位置情報管理サービスなら「i Here」

今回、「介護施設の送迎状況」に関する調査 を実施した クオリテック株式会社 が運営する『i Here』は、送迎される側とする側、双方の課題を解決するスマートフォンを利用した位置情報管理クラウドサービスです。
【位置情報管理システムとは】
タクシーやバスなどの交通機関や、配送トラックなどで使用されている車両の位置をGPSで把握するシステム、それが位置情報管理システムです。
本システムを導入することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
■会社・企業のメリット
1.業務の効率化
社外で使用されている、営業車や商用車などの社用車の動きを管理することで、どのように活動しているのか、どのコースを使って回っているのかなどを、リアルタイムに把握することができます。
そうすることで、今まで見えていなかった効率の悪いポイントを修正し、より効率的な動きへと変えていくことができます。
また、社外で作業中のスタッフの位置を把握しておくことで、急なクライアントからの要請に対しても迅速に対応ができるようになります。
2.コストの削減と意識改革
ガソリン代などの社用車の運行コストは、業務の効率化を図ることで削減することが可能です。
より良い運行コースの選択はもちろん、常に動態管理されているという状態は、社用車を使用するスタッフの意識の改革にもつながります。
また、出先での事故など何かトラブルが起きた場合にも、すぐにフォローすることができるので、 遅延などのリスクを解消することも可能です。
■個人・利用者のメリット
1.計画的に行動できる
送迎バスなどのバスは、道路状況などによって遅延が起きやすく、いつどこにいるのかを利用者が把握することが難しいです。
しかし、本システムを導入しているバスであれば、スマートフォンなどの携帯デバイスからアプリやサイトを使用して位置を把握することが可能になります。そのため、計画的に行動することができるのです。
2.安心感を得られる
荷物の配送トラックへ、本システムを導入している配送会社を選べば、自分の荷物が今どこにあるのかを把握することができます。
また、エリアごとに反応をくれるシステムであれば、どのエリアに配送中かなども分かるため、 安心して家で待つことができるのです。
■i Here:http://trasco.jp/iHere/wp/
■お問い合わせURL: http://trasco.jp/iHere/wp/inquir
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調査概要:「介護施設の送迎状況」に関する調査
【調査期間】2021年11月2日(火)~2021年11日5日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】
1.通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方:508人
2.通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフ:506人
【調査対象】
1.通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方
2.通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフ
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
■クオリテック株式会社:http://q-tec.com/
■iHere:http://trasco.jp/iHere/wp/
■TEL:03-5846-9296
■お問い合わせ先:http://q-tec.com/inquiry/
2021/12/9
従来品と比較して最大約30%の軽量化を実現、 防かび・防汚加工も
入浴用品「ユクリアAir」シリーズ 使用イメージ(1)
パナソニック エイジフリー株式会社(以下、パナソニック エイジフリー)は、従来品と比較して最大約30%の軽量化を実現し、 防かび・防汚加工を施した入浴用品「シャワーチェアAir」と「浴槽台Air」を2021年12月13日に発売します。
国内において要介護者が増加する中、高齢者の自立支援と要介護度の重度化防止が重要な課題になっています。また、65歳以上の高齢者が介助者となる老々介護の割合が在宅介護を行う世帯で年々増加しています。
加えて、昨今の在宅時間の増加により、運動量が減った高齢者の身体機能低下が懸念されており、利用者、介助者それぞれの負担を軽減できる環境が求められています。
パナソニック エイジフリーは、高齢の利用者と介助者双方の入浴時の負担を軽減するため入浴用品「ユクリアAir」シリーズを開発しました。身体や髪を洗う時の姿勢を保ち、楽に立ち座りできるシャワーチェアと、浴槽からの出入りを補助する浴槽台を品揃えしています。

「ユクリアAir」シリーズでは、しっかりとした強度を保ちつつ、従来品と比較して最大約30%の軽量化を実現しています。これにより、利用者と家族が同居している家庭で、入浴のたびにシャワーチェアなどを設置・片付けする際の負担を軽減しています。
また、 従来の「ユクリア」シリーズで好評の防かび加工に加え、 新たに防汚加工を施しており、掃除時間を約30%(※1)削減できます。
さらに、シャワーチェアでは折り畳み時の幅が業界最薄クラス(※2)の約13 cmを実現しており、スペースが限られる浴室でも邪魔になりにくい仕様となっています。
浴槽台は業界最軽量クラス(※3)の本体重量と持ちやすい形状により、片手でもラクに設置・取り出しできます。

パナソニック エイジフリーは介護用品の製造販売、介護ショップ、介護サービスの運営を総合的に担う企業です。今後も利用者、介助者ともに使いやすく、家族みんなが“ここちいい”時間を過ごせるために、快適な介護生活のご提案・サポートのご提供で、これからの「在宅ケア時代」を支えていきます。
<特長>
1. 従来比で最大約30%の軽量化と防かび・防汚加工で掃除や設置、片付けの負担を軽減
2.【シャワーチェア】業界最薄クラス(※2)の折り畳み幅を実現
3.【浴槽台】業界最軽量クラス(※3)の本体重量と持ちやすい形状で設置、取り出しの負担を軽減
| 【製品群名】入浴用品「ユクリアAir」シリーズ 【品名】シャワーチェアAir/浴槽台Air 【品番数】15品番(シャワーチェア1種 浴槽台4種 各3色展開) 【発売予定日】2021年12月13日 |
※1:パナソニック調べ 汚れ付着直後と1日後の水拭き時、洗剤使用時にかかる時間を従来品比較でモニター調査
※2:国内の介護保険適用商品の入浴用いすにおいて、2021年11月24日時点パナソニック調べ
※3:コンパクト1220タイプの場合、国内の介護保険適用商品の自沈式浴槽内いすにおいて、 2021年11月24日時点パナソニック調べ
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【お問い合わせ先】
パナソニック エイジフリー株式会社 ケアサプライ事業部
フリーダイヤル:0120-365-887(平日 9:00~12:00、 13:00~17:00)
<関連情報>
2021/12/9
介護スタッフの約8割が人材不足と回答
福祉の人材サービスおよび育成を行う株式会社ニッソーネット(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:山下吾一)は、当社に登録している介護派遣スタッフを対象としたアンケートを10月に実施し、調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。同アンケートは2008年より継続して行ってきたもので、今年で14回目となります。
【アンケート集計結果のポイント】
- 介護スタッフの約8割(80.3%)が、スタッフの数が不足 していると回答。昨年(82.0%)から変わらず高水準で、深刻な人手不足が続いている状況。
- 長く働ける介護の職場の条件は、「職場の人間関係が良い」(50.8%)が前年比10.1pt増で、3年連続1位。一方、2位の「納得のいく賃金」(22.3%)は前年比7.0pt減。
- 2020年春の新型コロナ感染拡大以降、回答者の6割以上(65.8%)が転職を経験。内、約3割(31.1%)が、異業種からの転職。
- 異業種からの転職者の定着で重要なことは、「事業者がきちんと研修を行うこと」が約8割(76.7%)と最多の結果に。
- コロナ禍で海外からの外国人介護人材の新規入国が滞っている状況について、“早く来てほしい”(44.6%)という回答が、“急ぐ必要はない”という回答(42.5%)を上回る。
- 介護スタッフの約8割(78.2%)が、介護人材の確保や定着に関して、最優先で取り組むべきことは「介護職員の処遇改善」 と回答。
■ アンケートについて
【アンケートの目的】
コロナ禍での介護現場の実態をアンケート調査により把握し、 発信することで、 介護の仕事に従事するスタッフの声を広く知らせることを目的としています。
【 調査期間と方法 】
2021年10月6日~10月21日、インターネット・モバイル回答方式
【調査対象と回収数】
当社登録の介護派遣スタッフ、回収数193名
■ アンケート集計結果 (詳細)

Q1. 働いている職場では、現在、介護スタッフの数は足りていると思いますか?(単一回答)
昨年と比較すると、「ちょうどよい」が6.1pt増加し、約2割(18.1%)まで上昇しましたが、依然として約8割(26.4%+53.9%=80.3%)が不足していると回答。昨年(28.7%+53.3%=82.0%)とほぼ同じ数値だったことがわかりました。
コロナ禍で消毒作業などの業務が増えたことで、介護現場では深刻な人材不足が続いていることがうかがえます。
Q2. 介護スタッフとして必要な資質やスキルは何だと思いますか?(3つまで選択可)
介護スタッフの9割近く(87.6%)が「コミュニケーション能力」、7割超(73.6%)が「人柄」と回答。一方、「介護経験の有無」(24.9%)や「介護関連の資格の有無」(11.4%)は低い数値となり、介護の現場では、経験や資格よりもコミュニケーション能力や人柄の方が重視されていることがわかりました。

Q3. 長く働ける介護の職場の条件として、 最も求めるものは?(単一回答)
経年変化を見るため2019年から同じ質問をしており、「職場の人間関係が良い」が3年連続1位となりましたが、2021年は前年比10.1pt増の50.8%となり、初めて半数を超えました。
コロナ禍で異業種からの転職者も増え、様々なバックグラウンドのスタッフが同じ職場で働く状況となっていています。介護現場では、個人の介護スキルだけでなく、チームワークが求められるため、職場の人間関係はとても重要と言えます。
また、「納得のいく賃金」(22.3%)は前年比7.0pt減、「希望通りのシフトで働ける」(10.4%)は前年比5.6pt減となった一方で、「教育・研修制度の充実」(7.3%)は年々上昇し、2019年と比較すると約4倍に。全体から見るとまだ少ない数値ですが、今後、人材定着のポイントのひとつになってくることがうかがえます。

Q4. 2020年春の新型コロナ感染拡大以降に、 転職をしましたか?(単一回答)
2020年春の新型コロナ感染拡大以降に回答者の6割以上(34.7%+31.1%=65.8%)が転職を経験(※ニッソーネットの派遣社員として働き、派遣先が変わった人も含む)。内、「介護業界以外から転職をした」という人が約3割(31.1%)という結果に。
コロナ禍で雇用が不安定になり、ジョブチェンジの一環として異業種から転職した人が一定数いることがわかりました。

Q5. コロナ禍となり、異業種から介護業界へ転職をする方も増えています。介護現場では、そういった方々が長く介護業界で働いていく上で、重要なことは何だと思いますか?(複数回答)
Q4で、「介護業界以外から転職をした」という回答が約3割(31.1%)だったことがわかりましたが、そういった方々が長く介護業界で働いていく上で重要なこととして、「介護事業者側が、 異業種からの転職者にきちんと研修を行うこと」(76.7%)が2位の「介護スキルのある人が、異業種からの転職者をフォローすること」(46.1%)と30.6%もの差をつけて1位となりました。
異業種から介護業界へ転職し、経験や知識がない方でもきちんと研修を行うことで、早い段階での業務習得や長期的な介護業界への定着に繋がることが考えられます。

Q6. コロナ禍で、海外からの外国人介護人材の新規入国が滞っている状況が続いています。このことについてどう思いますか?(単一回答)
「受け入れ体制が整っていないので急ぐ必要はない」(37.8%)という意見が多かった一方で、「日本人介護士や利用者にとって良い刺激になるので早く来てほしい」(31.1%)も3割超となりました。
“急ぐ必要はない”(37.8%+4.7%=42.5%)という回答よりも、“早く来てほしい”(31.1%+13.5%=44.6%)という回答の方が僅かに多かったことから、現場で働く介護スタッフは、コロナ禍の現在においても外国人介護人材に対して期待を持っていることがわかりました。

Q7. 厚生労働省によると、2040年度には280万人の介護職員が必要となり、65万人不足すると言われています。介護人材の確保や定着に関して、優先的に取り組むべきことは何だと思いますか?(複数回答)
「介護職員の処遇改善」(78.2%)が約8割、「柔軟な勤務形態など働きやすい環境整備」(57.0%)が約6割となりました。特に1位の「介護職員の処遇改善」は2位と21.2%の差をつけ、多くの介護スタッフが、優先的に取り組むべきこととして考えていることがわかりました。

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※ご参考
●アンケート調査一覧ページ(ニッソーネットHP内)

ニッソーネットは、介護士・保育士・看護師の人材派遣・紹介、育成サービスを提供する企業として、登録する派遣スタッフやクライアントである事業所のニーズを正確に把握し、より満足度の高いサービスを実施するため、アンケート調査を実施しております。
ニッソーネットHPでは、業界データとして活用していただくとともに、福祉業界への関心を促進することを目的として、これまでの調査結果を公開しております。
<過去の介護スタッフアンケート>
第13回介護スタッフアンケート結果(20年10月発表)
新型コロナによる介護現場の影響について
介護現場で働くスタッフの8割以上(82.0%)が、人手不足と回答
●その他:ニッソーネットのニュースレター
『ニッソーネットのふくし通信』(21年9月発行)
~介護の派遣スタッフ最新動向~ コロナ禍1年目と2年目で新規登録者の「前職」に変化
ニッソーネットは、 福祉への関心をより深めていただけるよう、介護・保育に関するトレンドや各種制度などを解説したニュースレター『ニッソーネットのふくし通信』を発信しております。2021年9月号では、当社の介護派遣スタッフ新規登録者のデータをもとに最新の動向をまとめております。
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【会社概要】
質の高い介護士・保育士・看護師を「人材派遣」「人材紹介」「紹介予定派遣」という形で、高齢者福祉施設、保育所、病院へ提供。 また、介護資格講座やセミナーを行う「福祉の教室 ほっと倶楽部」の運営や、外国人介護人材の採用・育成・定着を目的とした就労支援も行っております。
[社名] 株式会社ニッソーネット [代表者] 代表取締役会長兼社長 山下吾一
[設立] 1999 年9月
[資本金] 1,000 万円
[売上高] 74億円(2021年3月期)
[事業内容] 人材サービス事業、 教育・研修事業、外国人就労支援[事業拠点] 18拠点
大阪本社:大阪府大阪市北区芝田 1-4-14 芝田町ビル 2F
TEL:06-6375-2111 FAX:06-6375-1717
東京本社:東京都新宿区西新宿 1-13-12 西新宿昭和ビル 3F
TEL:03-6911-4011 FAX:03-5321-4311
[会社URL] http://www.nissonet.co.jp/company/
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<本件に関するお問合せ>
・株式会社ニッソーネット 堀田(ほった)
TEL:0120-982-279
Email:a-hotta@nissonet.co.jp
・株式会社アネティ(PR会社) 真壁
TEL:03-6421-7397
Email:makabe@anety.biz
2021/12/9
鉄道事業者・医療・介護・飲食の現場のニーズに対応
株式会社コーワ(本社:愛知県あま市、代表取締役:服部直希)は、コロナ禍で人々の衛生感覚がより高まっているこの時期に、液体や嘔吐(おうと)物を簡単に処理可能な掃除機アタッチメント、 「Wet & Dry Vacuum Attachment tanQest β-4(ベータフォー)」を開発しました。
掃除機本体に取り付け、吸引力で液体や嘔吐物などをアタッチメントに吸い込み、掃除機本体には汚物が入らない構造です。アタッチメント内の吸水ポリマーパックを取り外して捨てるだけで処理可能となるため、多くのエッセンシャルワーカーのニーズに応える製品として本年12月1日(水)に発売開始いたしました。
また、発売開始前に「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2021」にて疑似ゴミを使用した実演を行いました。


■駅や飲食店、医療・介護現場でのニーズ
食べこぼしや、嘔吐物・汚物等の処理は駅や飲食店、医療・介護現場など、さまざまな場所で深刻な問題です。
施設が汚れ、清掃には手間を要し、周りの人々も不快な思いをします。これらは手作業による処理が多く、清掃に関わるエッセンシャルワーカーの方々にとって作業面や衛生面においての改善が急務とされていました。
■掃除機アタッチメント「tanQest β-4」の特徴
- たっぷり容量の 吸水ポリマーパック …多層構造のパックで液体物や嘔吐物などを、 約500ml の容量まで吸収
- Wet & Dry立体ノズル で吸引…専用ノズルで 液状物も逃さず捕集
- 各メーカー対応 …各社業務用充電式スティッククリーナーに取り付け可能(口径32.5mm~35.2mm)
- 簡単な手入れ…アタッチメントは 分解・丸洗い可能
- らくらく破棄処理…集めた汚物に 手を触れずに廃棄可能
- クリーンな排気… 高性能クリーンフィルター(準HEPA)採用 。さらに、消臭剤等の使用も可能。
■商品概要 *特許出願中
【製品】
- 製品名:Wet & Dry Vacuum Attachment tanQest β-4
- 本体寸法:幅141mm×奥行き 207mm×長さ435mm
- 全体寸法:幅141mm×奥行き 207mm×長さ648mm
- 接続:各社業務用充電式スティッククリーナー / 充電式背負いクリーナー(口径32.5mm~35.2mm)
- 質量:約830g
- 吸水ポリマーパック集塵容量:約500ml
- 内容品:本体 / 吸水ポリマーパック2枚 / ノズル / 350mmアルミパイプ / 500mmアルミパイプ
- 定価:30,800円(税込)
【別売】
- 内容品:吸水ポリマーパック100枚セット
- 定価:22,000円(税込)
【販売方法】
- 各業務用清掃道具代理店にて販売
■「tanQest β-4」使い方動画
■発売前初披露「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2021」出展
展示ブースにてβ-4を使用し疑似ゴミを処理する実演を行いました。
- 会期:2021年11月24日(水)~26日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)西展示棟3・4ホール
- ブース名:コーワ タンクエスト(ブース番号 3J-10)
- URL:https://www.jma.or.jp/BMCL/ ※本年(2021年)の展示会は終了しております。
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<参考>
■「tanQest」とは
株式会社コーワは1935年ブラシ・刷毛の製造業として創業し、工業用・家庭用のブラシを開発・製造する総合ブラシメーカーです。 ブラシをコアとするクリーン機器の自社ブランドtanQestの名前の由来は「 世界にない、を探究する 」。デザイン、パフォーマンス、クオリティ、すべてにおいて最上を目指し、これまでにない驚きと感動をもたらすクリーン機器をお届けすることを目指しています。
「tanQest」のフラッグシップ商品である業務用クリーナー「tanQest α-1」はビルメンテナンス業界やラグジュアリーホテルから高い評価を得ています。その他、国内トップメーカーの掃除機ブラシ、エアコン用フィルターなど多様な産業の洗浄・清掃場面で高度なニーズに応え続けています。
今春、予約発売した、家庭用ほうき・ちりとりセット「ONE STROKE」はMakuakeにて4,300万円を超える応援購入となりました。
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【会社概要】
法人名:株式会社コーワ
所在地:愛知県あま市西今宿平割一22番地
代表者:服部直希
設立: 1935年4月
事業内容:生活家電クリーン事業、産業機器クリーン事業、化粧品事業
会社HP:https://www.kowa-ne.co.jp
tanQest 特設サイト:https://www.tanqest.jp/
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社コーワ 広報・マーケティング室:担当 山崎
Mail : t.yamazaki@kowa-ne.co.jp
- 著者:大津 たまみ
- 出版社:あさ出版
- 発売日: 2015年11月18日
いざというときに役立つ! 事務手続一覧付! ! 親の家の片づけは、整理整頓ができればOKというわけではありません。 いわゆるモノの整理だけだと、リバウンドしてしまったり、親子関係が崩れてしまったり、といったケースも少なくないようです。 せっかく取り組まれるなら、本当の意味で、親子皆が幸せになるお片づけをしてみませんか。
- 著者:松村 清
- 出版社:商業界
- 発売日:2007年1月
もう「老人」で悩まない。これまで語られてこなかった高齢者の自分・家族・社会へのアイデアとホンネを集めました。
- 著者:Ruth Campbell(ルース・キャンベル)/黒川由紀子/慶成会老年学研究所
- 出版社: 木楽舎
- 発売日: 2016月4月8日
高齢者専門の研究者たちが監修し、延べ28時間にもおよぶ自由なセッションで飛び出した現代の高齢者たちの言葉をまとめた。シニアビジネス担当者にも、介護従事者にも、イラストを交えて楽しく読める一冊。
- 著者:日経デザインブランド向上委員会
- 出版社:日経BP社
- 発売日: 2011年6月27日
「色の鉄則」「文字の鉄則」「年齢・性別で攻めるデザインの鉄則」など、狙っているターゲット層に響くパッケージデザインのつくりかたを解説。売れるパッケージを作るためにはどのようなものの見方をすればよいのか、どのような判断基準を持つべきか、消費者調査をもとに科学的な『鉄則』を導き出しました。
- 著者:鶴蒔 靖夫
- 出版社:IN通信社
- 発売日:2009年6月
自由で、豊かに、楽しい老後を送るために-超高齢社会「ニッポン」を展望、「あかるく、みぢかな、かいご」-高齢者に寄り添う個性あふれる“仕事人”たち、豊かなシニアライフを支援する人々-アミカのヴィレッジライフと今後の方向などをまとめた1冊。
- 著者:日経デザインブランド向上委員会
- 出版社:日経BP社
- 発売日: 2011年6月27日
「色の鉄則」「文字の鉄則」「年齢・性別で攻めるデザインの鉄則」など、狙っているターゲット層に響くパッケージデザインのつくりかたを解説。売れるパッケージを作るためにはどのようなものの見方をすればよいのか、どのような判断基準を持つべきか、消費者調査をもとに科学的な『鉄則』を導き出しました。
- 著者:ブランドデータバンク
- 出版社:日経BP社
- 発売日:2011年11月25日
日本全国の消費者3万人に130のジャンルを超す持ち物と嗜好の調査を実施し、5歳刻みの年齢と性別・ブランドを掛け合わせて分析。世代別のデータから、事実に基づいた冷静な「ニッポン人の消費実態」が見えてくる。
- 著者:西川 立一
- 出版社:ぱる出版
- 発売日:2013年7月1日
- 著者:本郷 孔洋
- 出版社:東峰書房
- 発売日:2006年6月
これからの日本で成長産業の大きな柱となるのは、シニア向けのビジネス。シニアビジネスに興味があ る会社、漠然とシニア社会を考えている企業人、そしてベンチャーとして起業したいと思っている人に贈る1冊。
- 著者:根本 重之
- 出版社:日本経済新聞出版社
- 発売日:2013年9月12日
- 著者:三菱総合研究所
- 出版社:丸善プラネット
- 発売日:2013年11月19日
- 著者:大津 たまみ
- 出版社:あさ出版
- 発売日: 2015年11月18日
いざというときに役立つ! 事務手続一覧付! ! 親の家の片づけは、整理整頓ができればOKというわけではありません。 いわゆるモノの整理だけだと、リバウンドしてしまったり、親子関係が崩れてしまったり、といったケースも少なくないようです。 せっかく取り組まれるなら、本当の意味で、親子皆が幸せになるお片づけをしてみませんか。
公益社団法人全国老人福祉施設協議会 (略:全国老施協所在地:東京会長:石川憲)では「第11回介護作文・フォトコンテスト」を実施中。応募期間は7月9日から9月7日。今回はビデオレター部門を新設し、介護に関わるやりがいや魅力発信のメッセージ、介護する人への応援メッセージを募集している。
全国老施協が実施する「介護作文・フォトコンテスト」は今年で11回目を迎える。過去10回のコンテストでは介護に関わるやりがい・魅力発信のメッセージや介護する人への応援メッセージなど、通算15,000件以上の作品が応募されている。
今回のメインテーマは『よろこび、ときには、つらいことも。それは、わたしの成長につながっている』とし、応募は介護の専門従事者だけでなく、介護に関わるすべての方々から、介護の今についての“声”をひろく募集している。
過去の貴重な介護経験を活かし、現在、現場で向き合っている方々の励みになるような、介護現場の勇気をはぐくむような作文・エッセイ・フォト・ビデオレターの応募が期待される。
審査委員長は公益財団法人社会福祉振興・試験センター常務理事、公益社団法人全国老人福祉施設協議会理事の矢田宏人。
作文・エッセイ部門の審査員は、介護現場における膨大な人々との出会いを通じて、多方面での活躍を続ける、ベテランクリエーターの佐賀由彦氏。
フォト・ビデオレター部門の審査員には、写された人たちの深い部分までも写し取れる「写心家」として活動中で、現在、ヘアメイクのチームと協力して、施設などの高齢者向けの撮影プロジェクトを発足中の岡部ユミ子氏を迎える。
審査委員長の矢田宏人からのメッセージ
第10回に引き続き介護作文・フォトコンテストに審査委員長として関わらせていただきます。 多くの皆様の声が介護現場の勇気をはぐくみ、成長につながるような作品をお待ち申しあげております。
募集内容
作文・エッセイ部門
- 1200文字以内(原稿用紙・ワープロ原稿)
- 縦、横書き可、書式自由
- 一人1作品まで
フォト部門
- JPEG形式 10MB 以内(紙焼きの場合はA4まで)
- タイトル、 作品説明文を明記
- 一人3作品まで
ビデオレター部門
- 募集テーマ : 「介護に関わるやりがいや魅力発信のメッセージ。介護する人への応援メッセージ」
- 1分以内、300MB以内
- タイトル、作品説明文を明記
- 一人1作品まで
募集期間
- 平成30年7月9日(月)- 平成30年9月7日(金)
応募資格
- 特に問いません(国籍、性別、年齢、職業不問)。
応募方法
- 郵送(応募先) : 〒114-0001 東京都北区東十条三丁目10番36号 図書印刷株式会社内 「第11回 介護作文・フォトコンテスト事務局」宛
- メール : e-mail : info@kaigo-contest2018.jp
- 応募フォームコンテスト専用サイト : http://www.kaigo-contest2018.jp
- 必要事項 :
- 郵便番号・住所
- 氏名
- 年齢
- 電話番号
- メールアドレス
- 職業(介護従事者はその施設・事業所名・職種、学生は学校名・学部・学科・学年を明記ください)
- 作品タイトル
賞金
作文・エッセイ部門
- 最優秀賞 : 10万円
- 優秀賞 : 3万円(2作品)
- 入選 : 1万円(3作品)
- 学生部門 : 佳作3万円 / 奨励賞1万円(2作品)
フォト部門
- 最優秀賞 : 10万円
- 優秀賞 : 3万円(2作品)
- 入選 : 1万円(20作品)
ビデオレター部門
- 最優秀賞 10万円
- 優秀賞 : 3万円(2作品)
注意事項
- 応募作品は本人のもので、未発表作かつ日本語で書かれたものに限ります。
- 応募者が一切の著作権を有しているオリジナル作品に限ります。
- 以下に該当する作品は応募することは出来ません。
- 規模の大小を問わず、他のコンテスト等に応募中もしくは応募予定である場合。または、過去に入賞した作品
- 第三者により雑誌、写真集の掲載など特定の目的で利用された作品
法人概要
- 法人名:公益社団法人全国老人福祉施設協議会
- 略称 : 全国老施協会長:石川憲
- 設立 : 昭和37年
- URL : http://www.roushikyo.or.jp
- 所在地 : 東京都千代田区平河町2-7-1
- TEL : 03-5211-7700
- FAX : 03-5211-7705
- 事業内容 : 高齢者の福祉の増進に関する調査研究、研修等の実施、普及啓発活動、相談支援事業など
コンテスト内容に関してのお問い合わせ
- 図書印刷株式会社内「第11回介護作文・フォトコンテスト」事務局
- 東京都北区東十条3-10-36
- TEL : 03-5843-9754 (平日10:00 – 17:00)
- FAX : 03-5843-9879
- e-mail : info@kaigo-contest2018.jp
- コンテスト専用サイトURL : http://www.kaigo-contest2018.jp
情報掲載・取材に関するお問い合わせ
- 広報担当 : 島野(株式会社ファイブシーズン)
- y.shimano@five-seasons.jp
- TEL : 080-3597-5081
介護作文フォトコンテスト・ニュースリリース (PDF)
将来への不安から今の状態を
「維持」するために運動するシニア
からだづくり三鷹フィットネスクラブ 所長 寺本由美子氏
『会員様ひとりひとりのニーズに合わせたトレーニング指導』を心がける、からだづくり三鷹フィットネスクラブ。それぞれの目的を達成できるよう、健康状態に合わせたプログラムを提供し、定期的な個別カウンセリングを行う等、一人一人に密着しているため、ご高齢の方にも評価を頂いています。今回のインタビューでは、施設の概要や特徴をはじめとして、健康運動指導士、西東京糖尿病療養指導士、介護福祉士の資格を持つ寺本所長が、日々のトレーニングを通じて感じるシニア層の特徴について、幅広くお話をお聞きしました。
2015年6月 取材

Q.様々な資格をお持ちですが、まず寺本所長のプロフィールについて教えてください

大学を卒業してから健康運動指導士の資格を取得し、一般のフィットネスでインストラクターをしていました。運動指導自体は約30年弱やっていますが、ここに来る前は、介護施設の運営会社の職員でした。
そこでは介護業務もしておりましたので、介護福祉士の資格を取得し、デイサービスやグループホーム、介護付有料老人ホームの入居者への運動指導、市から委託される介護予防運動教室での指導もしておりました。
西東京糖尿病療養指導士は、高齢者の糖尿病が非常に多く、糖尿病セミナーのお手伝いをさせていただく機会があって、高齢者と関わるのであれば、勉強したほうがいいだろうと思い、昨年取りました。
介護予防の仕事に携わり、参加者を見ていると、色々な変化があって、とても面白いんです。これまでの経験を活かして、高齢者の運動指導のスペシャリストになりたいですね。
Q.からだづくり三鷹フィットネスクラブの会員はどのような方が多いのでしょうか。
若い方もいらっしゃいますが、大手フィットネスに比べて全体の年齢層は高いです。一番多い世代は40代・50代ですが、60代以上が全体の1/3を占めており、平均年齢が現在52.8歳です。40代・50代は主婦層が多いのですが、60代以上は男性のほうが若干多いですね。
現在は元気な会員ばかりですが、以前は介助が必要で、付き添いの方とトレーニングに来られる方もいらっしゃいました。
また、中には糖尿病の方もいらっしゃいます。ただ、ここに来られる方は通院されていて、医師の指導に基づいた自己管理をきちんとされている方が多いですね。西東京糖尿病療養指導士、介護福祉士の資格を持っておりますので、症状や数値等をお聞きしながら、状態に合った指導にしています。
Q.「健康クラブiみたか」について詳しくお聞かせいただけますか。
「健康クラブiみたか」は、経済産業省からの助成金をもとに、株式会社まちづくり三鷹を中心に薬・食・運動がトータルに連携して、生活習慣の改善や介護予防を目的につくられた会員制健康クラブです。
内科クリニック、調剤薬局とフィットネスが連携して、皆さんの健康づくりをトータルでサポートできるように、平成22年に三鷹産業プラザ5階に開設されました。
内科クリニックでの定期健康診断結果に基づいた栄養相談、調剤薬局での服薬相談、フィットネスでの運動プログラムを作成するといった、一貫した会員の健康維持を目指していましたが、残念ながら平成26年3月をもってサービスを終了いたしました。
Q.どういう目的で通われていらっしゃるのでしょうか。
会員によって違いますが、多いのは健康診断の血液検査の結果で、病気までではなくとも、数値が悪く、食事や運動に気を付けるよう言われた方が多いですね。
40代・50代の主婦の方は「痩せたい」という方が多いですね。どうしても50代になると、特に女性はホルモンバランスが変化して痩せにくくなってしまうんです。
対して、60代以上の方は、「筋力を向上させたい」、「痩せたい」というよりも、皆さん将来に不安を抱えていらっしゃるようで、「寝たきりになりたくない」「介護を受けたくない」という理由から、「今の状態を維持したい」という方が多いです。70代・80代はほとんどそういう方ですね。
若い世代は、体脂肪率を何%にしたい、体重を何キロ落としたいなど、明確な数字で言われる方が多いですが、高齢者は感覚的な動機が多い気がします。
Q.60代以上の方のトレーニングはどのようにされているのですか。
日頃のお悩みは、階段を上がるのが大変になってきた、椅子からなかなか立ち上がれなくなってきた、歩くとフラフラする、と皆さん異なります。ただ、足を鍛えたいからといって足を動かせばいいというわけではありません。足を動かすためには、まず関節や筋肉の動きが滑らかにする必要があります。そのためには、まず身体をほぐす、ということから始めます。万遍なく全身を動かさなければいけませんので、どんな方でも最初に行うメニューはある程度決まっています。
はじめは、言った通りのトレーニングを一緒にするのですが、ある程度一人でできるようになると、独り立ちしていただきます。そうすると、皆さんそれぞれの自己流になります。やはり運動の効果を上げるためにはフォームや動きが重要になりますので、随時スタッフがチェックし、注意するようにしています。
更に慣れてくると、「このメニューはやりにくい」、「ここが痛い」など、だんだん自分の意見が出てきますので、進捗に合わせたメニューになるよう、15回のトレーニングごとにプログラムの見直しをしています。
とはいっても、高齢者の場合、無理をしないようにしなければいけません。高齢になればなるほど、身体が思うように動かなるため、腕を伸ばせなかったり、膝を曲げられなかったり等、できない事が増えてきます。そのため、極力身体に負荷をかけず、できるメニュー/できないメニューを見極めながら、その人に合ったメニューにアレンジしています。
中には「物足りない!」、「もっとやりたい!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。ただ、無理な運動をしてしまうと、次の日まで疲れが残りますし、筋肉痛にもなってしまいますので、まずは物足りないくらいが丁度良いです、とお話しています。高齢者ほど頑張り過ぎる方が多いですね・・・苦笑
Q.普段トレーニングをされていて、シニア層の特徴としてお気づきの点があればお聞かせください。
高齢者といっても、戦前生まれと戦後生まれは全く違うように感じます。
60代・70代の方は、「ここが痛い」という訴えが多いですが、80代の方は大抵「できます」、「大丈夫です」とおっしゃいますし、我慢して頑張り過ぎる傾向にあります。実は足腰が痛い、血圧が高いため毎日服薬している、心臓が弱かったりする方でも、それを見せないのが80代です。
会員の最高齢で87歳の男性がいらっしゃるのですが、毎回マシーンで30分歩いて、筋トレもされます。更に、ご自宅でも毎朝30分の運動もされているそうです。非常に健康意識が高く、とにかく元気ですね。心臓が悪いそうですが、全くそうは見えないんですよね。
色々お話を伺っていると、80代の方は、戦時中の苦しい生活を経験されています。生活が苦しいと、生きていくために働かなければいけませんし、そのためには動かなければいけませんので、かなり身体を使っていたと思います。筋肉の貯金みたいな感じでしょうか。身体の地盤ができているような気がします。
それに対して、60代・70代の方は、苦労されていないとは言い切れませんが、戦争を体験されている80代と比べるとやはり違いますね。
今の若い世代は、ファーストフードやジャンクフード等、食べ物ひとつとっても昔とは全く違います。小さい子供の遊ぶ場所にしても、昔は外で走り回ることが多かったですし、公園で何をしてもいいという時代でしたが、最近はボール遊びができない公園があったり、身体を動かす場所が少ないですよね。遊び方の選択肢も増えて、家の中でゲームをする子供もいます。
子供の体力低下が問題になっていますが、恐らく今の子供世代が大人になった時、病気や怪我をしやすく、回復する力も弱いと思います。
やはり世代や、育つ生活環境によって全く違うと思いますね。1週間に何百人と接していると、結構感じるものですよ。
Q.他のフィットネスクラブとの違いはどのようなところでしょうか。
一番の違いは、パーソナルトレーニングとはいかないまでも、個人に密着しているところでしょうか。
若い世代ですと、自分のペースで「黙々とトレーニングをしたい」という方が多いのですが、年齢層が高くなると、「これでいいんだろうか」、「ちゃんとやれているのだろうか」と不安をお持ちの方が多いです。
ここでは、お一人でメニューをこなせるまで指導しますし、お一人でやられていても、スタッフが随時チェックしています。施設面積は決して広くはありませんが、スタッフの目が行き届いています。会員の年齢層が高いのはそのためではないでしょうか。
もうひとつは、会員同士の会話が活発なことです。特に高齢の方がそうおっしゃいますね。
一人暮らしの高齢の方ですと、家に帰っても会話する相手がいないので、だんだんと言葉も出づらくなくなってしまいますが、色んな人と会話すると、脳の体操になります。運動は脳の活性化に効果があり、認知症の予防になると言われていますので、ここに来れば身体だけではなく会話でも脳を活性化できるということですね。もちろん、大手のフィットネスクラブでも会話はあると思いますが、ここは狭い分、会話をする時間が多いと思います。
実際にここでお知り合いになられたコミュニティーもあります。午前中は女性の方たちが本当に賑やかですよ(苦笑)。女性のコミュニケーションの凄さは目を見張るものがあります。とにかくパワーがありますし、年齢は関係ないようなので、女性特有なのかもしれません。
時には女性コミュニティーと同じ時間帯に来られる70代・80代の男性も混じっていらっしゃることもあります。リードする方は年齢層の高い女性が多いですが、積極的に男性にも声をかけられていますね。
皆さんはじめは運動するために来られているのですが、だんだんとコミュニティーも楽しくなり、それを楽しみにされている方もいらっしゃると思います。
カウンターの前にマシーンがありますので、カウンターにいるスタッフに声をかけていただいたりすることもあり、施設の構造自体もそうですが、私たち自身も目が届きやすく会話が生まれやすい環境づくりを心掛けています。

あと、地域密着型ということでしょうか。ここから歩いて数分のところにお住まいの方が多く、近隣住民の方がほとんどです。中にはトレーニングウエアを着てこられて、ご自宅でシャワーを浴びるという方もいらっしゃいます。
Q.総務省主導のプロジェクトに携わっていらっしゃるとお聞きしたのですが、具体的にはどのようなことをされていらっしゃるのでしょうか。
ICT健康モデル事業の実証プロジェクトですね。ICTシステムや健診データ等を活用した健康モデル(予防)の確立・普及に向けて、地方自治体が主体となった実証実験です。超高齢社会の医療費や労働人口の減少等の問題解決のために、高齢者の健康を維持して病気を予防するための取り組みです。
実際には、運動前後の体力測定データや、普段からお持ちの活動量計のデータ、健康データ等、ネットワークを通じて共有して分析するそうです。
現在このプロジェクトで受け入れている方は、65歳以上の21名です。アクティブシニアがプロジェクトの対象ですので、基本的には皆さん元気で活動的な方が多いです。お話を聞くと、別のスポーツクラブに通っていらっしゃったり、毎日歩いていらっしゃったり、自分で健康維持の方法を見つけて、取り組まれている方が多いです。
特に皆さんプロジェクトの趣旨を理解していらっしゃいますので、お休みされることなく来られます。出席率はほぼ100%ですね。
Q.最後に、寺本さんにとっての“シニア”とは何かお聞かせください。
私にとっては目標ですね。自分がその年代になったときに、こうなっていたいなと思います。
本当に皆さんお元気で、逆に我々スタッフが元気をもらっているくらいです。
介護予防事業でも、アクティブシニアに近い方たちを対象とした体操教室をやっているのですが、そのパワーに圧倒されます。教室の場合は回数が予め決まっていますので、調子が悪くて、運動する元気がなくても、見ているだけでもいいので来てください、というお話をします。一度休んでしまうと休み癖がついてしまいますからね。そうすると皆さんいらっしゃるんですが、見ているうちに、何となくやりたくなって、できることだけやってみると、スッキリして元気になって帰られることがよくあります。若い方よりも元気ですよね・・・
これからもフィットネスを通じて、シニアの皆さんが元気になるお手伝いをして、元気を共有していきたいですね。
からだづくり三鷹フィットネスクラブWEBサイト
http://karadadukuri.jp/
シニアライフ総研®では、シニアマーケットやシニアビジネスに参入している企業・団体・行政などが、どのような商品やサービスを展開し、どこをターゲットとして、どのようなペルソナ設定で戦略設定から事業運営を図っているのかなど、シニアマーケティングやシニアビジネスの成功事例を取材しています。














