【シニアの概況】地域別に見る高齢化 2019年3月

高齢化率の最も高い県は秋田県35.6%、最も低い県は沖縄県21.0%

平成29(2017)年現在の高齢化率は、最も高い秋田県で35.6%、最も低い沖縄県で21.0%となっています。今後、高齢化率は、すべての都道府県で上昇し、平成57(2045)年には、最も高い秋田県では50.1%となり、最も低い東京都でも、30%を超えて30.7%に達すると見込まれています。 また、首都圏など三大都市圏をみると、千葉県の高齢化率は、平成29(2017)年の27.1%から9.3ポイント上昇し、平成57(2045)年には36.4%に、神奈川県では24.8%から10.4ポイント上昇し35.2%になると見込まれており、今後、我が国の高齢化は、大都市圏を含めて全国的な広がりをみることとなります。
都道府県別高齢化率の推移

出典:平成29年は総務省「人口推計」、平成57年は国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」

都市規模が大きいほど65歳以上人口の伸びが大きい

さらに、平成27(2015)年を基準年として、都市規模別に65歳以上人口の推移をみると、都市規模が大きいほど65歳以上人口の伸びが大きい見込みとなっています。 一方で、「人口5万人未満の都市」では、平成32(2020)年をピークに65歳以上人口は減少し、平成47(2035)年には平成27(2015)年時点よりも65歳以上人口は減少する見込みとなっています。

都市規模別にみた65歳以上人口指数(2015年=100)の推移

 出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」をもとに作成。


出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」をもとに作成。

記事作成:2019年3月


>>>高齢化の要因

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年齢階級別の死亡率の低下による65歳以上人口の増加

65歳以上人口の増加に伴い、死亡者数の実数は増加傾向にありますが、人口の年齢構成に変化がないと仮定した場合の年齢調整死亡率は低下傾向です。戦後、日本では、生活環境の改善、食生活・栄養状態の改善、医療技術の進歩等によって、年齢調整死亡率が大幅に低下し、1947年の男性23.6、女性18.3から、2016年には男性4.8、女性2.5になりました。

死亡数及び年齢調整死亡率の推移

出典:厚生労働省「人口動態統計」

出典:厚生労働省「人口動態統計」

少子化の進行による若年人口の減少

我が国の戦後の出生状況の推移をみると、出生数は、第1次ベビーブーム(1947年~1949年。この間の出生数805万7,054人)、第2次ベビーブーム(1971年~1974年。この間の出生数816万1,627人)の2つのピークの後は減少傾向にあります。 2016年の出生数は97万6,978人、出生率(人口1,000人当たりの出生数)は7.8となり、出生数は前年の100万5,677人より28,699人減少しました。※ ※なお、厚生労働省「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」によれば、平成29(2017)年の出生数は、94万1,000人、出生率は7.5と推計されています。 また、合計特殊出生率(その年次の15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子供の数に相当。)は、第1次ベビーブーム以降急速に低下し、1956年に2.22となった後、しばらくは人口置換水準(人口を長期的に維持するために必要な水準)前後で推移しましたが、1975年に1.91と2.00を下回ると、1993年に1.46と1.50を割り込みました。 その後も低下傾向は続き、2005年には1.26と過去最低を記録したものの、2016年は1.44となっています。

記事作成:2019年3月


 >>>高齢化の社会保障給付費に対する影響

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高齢化率過去最高の27.7%

我が国の総人口は、平成29(2017)年10月1日現在、1億2,671万人となっています。 65歳以上人口は、3,515万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も27.7%となりました。 65歳以上人口を男女別にみると、男性は1,526万人、女性は1,989万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.7であり、男性対女性の比は約3対4となっています。 また、65歳以上人口のうち、「65~74歳人口」は1,767万人(男性843万人、女性924万人、性比91.2)で総人口に占める割合は13.9%、「75歳以上人口」は1,748万人(男性684万人、女性1,065万人、性比64.2)で、総人口に占める割合は13.8%。 出典:総務省「人口推計」 出典:総務省「人口推計」

我が国の65歳以上人口は、昭和25(1950)年には総人口の5%に満たなかったが、45(1970)年に7%を超え、さらに、平成6(1994)年には14%を超えました。高齢化率はその後も上昇を続け、平成29(2017)年10月1日現在、27.7%に達しています。 また、15~64歳人口は、平成7(1995)年に8,716万人でピークを迎え、その後減少に転じ、平成25(2013)年には7,901万人と昭和56(1981)年以来32年ぶりに8,000万人を下回りました。

約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上

日本の総人口は、長期の人口減少過程に入っており、平成41(2029)年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、平成65(2053)年には1億人を割って9,924万人となり、77(2065)年には8,808万人になると推計されています。 65歳以上人口は、「団塊の世代」が65歳以上となった平成27(2015)年に3,387万人となり、「団塊の世代」が75歳以上となる平成37(2025)年には3,677万人に達すると見込まれています。 その後も65歳以上人口は増加傾向が続き、平成54(2042)年に3,935万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されています。 総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、平成48(2036)年に33.3%で3人に1人となります。平成54(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、平成77(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されています。総人口に占める75歳以上人口の割合は、平成77(2065)年には25.5%となり、約3.9人に1人が75歳以上の者となると推計されています。 65歳以上人口のうち、65~74歳人口は「団塊の世代」が高齢期に入った後に平成28(2016)年の1,768万人でピークを迎えます。その後は、平成40(2028)年まで減少傾向となるが再び増加に転じ、平成53(2041)年の1,715万人に至った後、減少に転じると推計されています。 一方、75歳以上人口は増加を続け、平成30(2018)年には65~74歳人口を上回り、その後も平成66(2054)年まで増加傾向が続くものと見込まれています。

高齢化の推移と将来推計

出典:高齢化率は、2015年まで総務省「国勢調査」、2017年は総務省「人口推計」(平成29年10月1日確定値)、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。

出典:高齢化率は、2015年まで総務省「国勢調査」、2017年は総務省「人口推計」(平成29年10月1日確定値)、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。

現役世代1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会の到来

65歳以上人口と15~64歳人口の比率をみると、昭和25(1950)年には1人の65歳以上の者に対して12.1人の現役世代(15~64歳の者)がいたのに対して、平成27(2015)年には65歳以上の者1人に対して現役世代2.3人になっています。今後、高齢化率は上昇し、現役世代の割合は低下し、平成77(2065)年には、65歳以上の者1人に対して1.3人の現役世代という比率になります。
また、出生数は減少を続け、平成77(2065)年には、56万人になると推計されています。この減少により、年少人口(0~14歳)は平成68(2056)年に1,000万人を割り、平成77(2065)年には898万人と、現在の半分程度になると推計されています。 出生数の減少は、生産年齢人口にまで影響を及ぼし、平成41(2029)年に6,951万人と7,000万人を割り、平成77(2065)年には4,529万人となると推計されています。 一方、65歳以上人口の増大により死亡数は増加、死亡率(人口1,000人当たりの死亡数)は上昇を続け、平成77(2065)年には、17.7になると推計されています。

出生数及び死亡数の将来推計

出典:2006年、2010年、2016年は厚生労働省「人口動態統計」による出生数及び死亡数。2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。

出典:2006年、2010年、2016年は厚生労働省「人口動態統計」による出生数及び死亡数。2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。

2065年の平均寿命は男性84.95歳、女性91.35歳

日本の平均寿命は、平成28(2016)年現在、男性80.98年、女性87.14年と、前年に比べて男性は0.23年、女性は0.15年上回りました。今後、男女とも平均寿命は延びて、平成77(2065)年には、男性84.95年、女性91.35年となり、女性は90年を超えると見込まれています。

平均寿命の推移と将来推計

出典:総務省「人口推計」

出典:総務省「人口推計」

記事作成:2019年2月


 >>>高齢化の国際的動向

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梅雨も本格化し最近は雨ばかりですね。気温の変化も激しいですが、お体はいかがでしょうか。

さて、ご存知の方も多いかとは思いますが、本日7月7日は「七夕」ですが、本日を「盆入り」とする地方もあるようです。7月7日に盆入りすることを東北地方・中国地方では「ナヌカビ」、近畿地方では「ナヌカボン」と呼ぶそうです。

「盆入り」、実は一部地域では、子供にとっても楽しい行事になりつつあるのです。

それは・・・お年玉ならぬ「お盆玉」という行事があるからです。

この「お盆玉」という言葉は、ポチ袋を販売する、株式会社マルアイの戦略として打ち出されたもの。株式会社マルアイは、お盆時期に祖父母から帰省した子供や孫にお小遣いをあげる風習を広げようと、「お盆玉」という言葉を商標登録し、世に発信したそうです。

内閣府調査の『高齢者の経済生活に関する意識調査(平成23年)』によると、60歳以上の男女2,095人への調査で「優先的にお金を使いたいと考えているものは何か(3つまでの複数回答)」と質問に対して、33.4%が「子供や孫のための支出」という結果になっています。

(1位は健康維持・医療介護42.8%、2位は旅行38.2%)

シニアマーケティングにおいて、「孫」は切っても切り離せないキーワードになりつつありますね!

 

最近では、年齢を感じさせないくらい元気で、パワーのあるシニアを「アクティブシニア」と呼んだりもします。

今回はそんな「アクティブシニア」が多く集まる、人気のコンサートを調べてみましたのでご紹介します。

西城秀樹さんやリリーズ、あべ静江さんなど、豪華出演者による60年~70年代のヒット曲をふんだんに盛り込んだ「同窓会コンサート」。「アクティブシニア」と言っても、まだまだ若い50代を中心にした客層が特徴的です。

歌謡ショーだけではなく、お芝居をセットにしているようなコンテンツもあります。歌謡ショーでは小林旭さんを始め、千昌夫さん、狩人などの大物スターの生歌やトークで盛り上がります。中には追っかけファンが、いくつかの公演を回り歩くことも!まさに「アクティブ」ですね。

 

 

中国・四国・近畿地方を中心に、ディナーショーやトークショーを展開。中には北島三郎さんのコンサートもあれば、中高年女性から絶大な人気を誇る綾小路きみまろさんの漫談などのコンテンツがあります。

 


1949年に創立し、会員が中心となって企画・運営を行う音楽鑑賞運動。

会員は年会費を支払うようですが、各エリアの労音によって価格は異なります。コンテンツも大物歌手による単独コンサートなどが多く企画されています。

こういったコンサート会場を見ていると、「アクティブシニア」の皆さんは、指定席にも関わらず、1時間ほど前から会場の前で並ぶほど、楽しみにしている方が非常に多いようです!

前々回の記事で、アミューズメント施設の「シニア割引」の対象年齢をご紹介しました。

今回は、「シルバー」という言語を使っている企業の割引対象年齢を調べてみましたのでご紹介します。

上野公園内にある美術館、東京都美術館では、 高齢者優待日「シルバーデー」という日が設けられています。

その名前の通り、シルバー世代の方を対象にした高齢者優待日で、毎月第3水曜日に設定されています。

「シルバー」という名前が付いていますが、対象は65歳以上となっています。 65歳以上であれば、東京都美術館が主催する特別展や企画展などの展覧会を無料で観賞できるというものです。

美術館めぐりが趣味というシニア層も多く、非常に混雑するようです!

 

国産、産直、環境にこだわった生協の食材宅配サービス、パルシステム。

パルシステムでは「シルバー特典」が設定されており、「満70歳以上の単身でお住まいの方」、「夫婦二人世帯で、いずれか一方の方が満70歳以上の場合」、「満70歳以上の方たちだけでお住まいのご家族」が対象で、パルシステム手数料(基本手数料や商品配送料)が無料になるというもの。

決まった日に、自宅まで宅配してもらえるので、スーパーまで買い物に行くのが大変なシニア世代にはピッタリですね!

その他、以前ご紹介した企業も「シルバー」割引としています。

・東京都シルバーパス・・・70歳以上

http://www.tokyobus.or.jp/silver/

・日本航空(JAL)・・・65歳以上

https://www.jal.co.jp/dom/waribiki/t-silver.html

今回「シルバー」を5つご紹介しましたが、同じ「シルバー」でも65歳以を対象にしているところもあれば、70歳以上を対象とするところもあり、やはりその定義は様々なようですね。

ただ・・・やはり美術館や飛行機に乗って出かけるような元気な方を「シルバー」と呼ぶのには少々抵抗がありますね。ご本人たちはどのような心境なのでしょうか・・・

 

 


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さてさて、近年、高齢者の自動車事故が増加し、ニュースでもよく取り上げられています。

ある調査データによると、「ほぼ毎日運転している」60代は全体の約55%、70代は約40%、80代以上に至っては約25%と、まだまだ現役の方がかなり多いようです。
 
さらに、60代の約67%は「ハイブリット自動車を購入したい」と回答しており、70代は約60%、80代は約28%と、購買意欲も高い傾向にあります。
シニアに人気のあるコンパクトカーは、「ヴィッツ」、「フィット」、「デミオ」。 フロアシフトで操作がしやすく、サイドブレーキが横にある、昔ながらのスタイルと手軽さが人気の理由の一つのようです。
 
 
軽自動車では、「Nボックス」、「ムーヴ」、「ワゴンR」が人気車種で、軽自動車にも関わらず車内が広く、窮屈さを感じさせない点が、シニア世代にも支持されているようです。
 
年齢を重ねるにつれ、確実に身体能力は衰えてしまいますが、自動ブレーキシステムなど様々なサポートシステムが開発されているため、年を取っても安全な運転が実現できる日が訪れるのも、そう遠くないかもしれませんね!

 以前、交通機関の「シニア割引」の対象年齢から、各企業の「シニア」の定義ついてご紹介しましたが、今回は、アミューズメント施設の割引対象年齢をご紹介します。

 

 

通常の”1デーパークチケット”の大人料金6,900円に対して、 「シニアパスポート」は6,200円と700円の割引がされています。

 

色々な記事を見てみると、オリエンタルランドは、2008年頃から3世代に向けたコミュニケーションを本格的に考え始めたそうです。少子高齢化の影響でファミリー層の母数は確実に減少していくため、増やす余地のあるのは「ニューエイジング層」であり、団塊の世代が65歳を迎えた今、定年退職して金銭的に余裕のある方も多い。特にかわいい孫への出費なら喜んで…という傾向も強いため、3世代による来園に着目したそうです。

 

 

60歳以上の方は入場料一律1,100円のシニア割引、「夫婦50割引」というどちらかが50歳以上の夫婦であれば、2人で2,200円という2つの割引サービスがあります。

子供が独り立ちして、時間に余裕のあるシニアの取り込みを狙っています。若い頃、二人で映画館デートをされていたシニアが、歳を重ねてまた同じように映画館デートなんて、ロマンチックですね!

 

 

「朝トク! 毎朝健康 シニアパック」という平日の8時~10時の受け付けでボウリング2ゲーム500円になるというお得なパックがあるようです。 少子化や増税の影響で苦戦するラウンドワンでは、シニア客の獲得のために、ほぼ全店の開店時間を午前10時から8時に早めたそうです。 ボウリングの競技年齢は非常に幅広いですが、特にシニア層が多く、手軽なスポーツとして人気のようですね。

 

このように50歳以上のところもあれば、65歳以上のところもあり様々ですね。

 

次回以降で、他の業種企業の「シニア」定義についてご紹介させていただきます!

 みなさん、「介護食」をご存じでしょうか?

「介護食」とは高齢になり噛むことや飲み込むことが困難になった方向けに食べやすく、飲み込みやすく加工された食品のことを言います。

(実は明確な定義がないという課題もあるのですが、それは別の機会に。)

 

一昔前はドラッグストアではほとんどこのカテゴリの商品を見ることはありませんでした。

それがここ数年、柔らかく飲み込みやすく加工された「やわらか食」や飲み込みを助ける「とろみ剤」など多くの商品が店頭に並んでいます。

恐らく、扱っていない店舗を探すほうが難しいのではないでしょうか。

この背景には高齢者人口の増加に加え、受け入れられる施設や病院の数の不足、在宅介護を行う家族が増えてきたことで一般市場が拡大していることが挙げられます。

在宅介護を行う中で施設や病院と同じような食環境を手軽に行いたい、そんなニーズの高まりがそこにはあるのです。

それに伴い数多くの食品メーカーがこの市場に日々参入してきています。

商品パッケージも昔は味気ないものばかりでしたが最近では思わず「美味しそう」と感じるほど一般食品と遜色ない商品が目立ちます。

私もいくつかの商品を試食する機会がありましたが最近は煮込んだり刻んだりするだけでなく

酵素の力で見た目そのままで料理を柔らかくするといった商品まで出てきて、味もとても美味しくなっています。

現在の市場規模は出荷ベースで1000億円程度と想定されていますが、要介護者数数から介護食のニーズを換算すると2兆5000億円になるとも言われています。

これからますます多くの企業が参入しイノベーションが起きていくのではないでしょうか。

誰しもが行く道。

私たち現役世代が介護食のお世話になるときにはどのような環境が待っているのか、少し楽しみでもあります。

さてさて、今回はシニアの第二の人生に注目してみたいと思います。

 

これまでは60歳で定年退職を迎える方が多く・・・

「会社を定年退職したらずっと家にいられる!」 
「今まで忙しくてできなかった趣味や夫婦の時間を満喫しよう!」

と、この時を今か今か!!と待ち望む方もいらっしゃいました。
かたや、最近は高齢化と共に元気な方も増え・・・

「こんなに元気なのに、引退なんて!」
「昨日までバリバリ働いていたのに、有り余る体力と時間を注ぎ込むものがない!どうしたらいいんだ!」

と、それまでの人生を仕事に捧げていたばっかりに、困惑される方もいらっしゃいます。

後者の方の中でも、定年後も同じ企業や職場で働きたいという方は、再雇用制度を利用するのもひとつの方法ですよね。平成25年4月の「改正高齢者雇用安定法」によって、希望する従業員の65歳までの継続雇用が企業に義務づけられました。

しかし、最近は違う選択肢が増えている、というあるニュースの記事を見つけました。それによると第二の人生として「起業」の道を選ぶシニアが増えているそうです。

中小企業白書(2014年版)のデータでは、約20年前に14.2%だった60歳以上の起業家の割合が2012年には32.4%に増加しています。30代の起業家の割合は23.6%なので、それを大きく上回っています。これは驚きですね!

「これまでの経験や人脈を活かし、会社員で叶わなかったビジネスに再チャレンジしよう!」
「今までと同じくらい、いやもっと稼ごう!」

ということだけでなく・・・

「社会に貢献しよう!」
「恩返ししよう!」

というモチベーションを持つシニアが多いようです。実際に年齢が高くなるにつれ、社会貢献やボランティアの意識も高まるというデータも出ています。

確かに、引退して家でぼーっと毎日を過ごすよりずっと良いですね!皆さんの周りのシニアは定年後どう過ごされていますか?

前回、世間一般的にはWHOが定義した65歳以上の人の事を指すようですが、法律・法令・制度を調べてみると、「高齢者」、「高齢」という言葉の定義は様々で、明確な定義はないことが分かりました。

結果、参入するマーケットによって、年齢やライフスタイル・・・等々、企業によりそのセグメントは違うということでしたね。

そこで、今回は年齢で「シニア」を定義している企業の事例をご紹介します。

 

最近「シニアライフ総研」を担当しているからか、よく「シニア割引」という言葉をよく耳にします。

この「シニア割引」ですが、どの企業も「年齢」で区切っています。確かに、年齢以外に何かを証明できる数値的なものが少ないからなのでしょうか・・・

各企業は何歳からを割引対象の「シニア」と定義しているのでしょうか。

今回は交通機関の割引対象年齢を調べてみました。

 

 

発行時に交付費用を払えば、指定されたバスや交通機関を自由に乗り降りできるというもの。 「シルバー」という言葉になっていますが、ホームページには「東京都の高齢者の社会参加を助長し、高齢者の福祉の向上を図るため」とあります。 年を重ね身体が思うように行かなくなると家にこもりがちですので、交通弱者とされる高齢者をそれを少しでも外に!という取り組みですね。

 

「大人の休日倶楽部ジパングカード」というカードで年会費が必要ですが、会員になると全国のJR運賃が最大3割引き、JRホテルグループの宿泊料金が割引になります。

男女の年齢が異なっていますが、これは年齢差のご夫婦に配慮されたからなのでしょうか・・・

また「大人用の休日倶楽部ミドルカード」というのもあり、50歳以上が対象となっています。 メインキャラクターは吉永小百合さんです。

 

 

 

「シニア空割」という割引で、ANAマイレージクラブ会員で65歳以上の場合、お得な運賃で搭乗できるというものです。

キャッチコピーは「65歳を過ぎたら、日本はまるごと あなたのものだ。」

※日本航空(JAL)も同じように「当日シルバー割引」というサービスを行っています。

 

次回は・・・アミューズメント・娯楽施設の「シニア割引」の年齢についての事例をご紹介いたします!

さて、今回は・・・「高齢者の定義」についてです。

「シニアライフ総研」というサイト名称にも「シニア」という言葉を使っていますが、 その他にも「高齢者」、「老人」、「お年寄り」、「シルバー」等々様々な呼び方があります。 中でも今回は「高齢者」という言葉の定義について調べてみました。 まず、法律・法令・制度ではどう定義されているのでしょうか・・・

  • 公的年金の受給開始年齢・・・60歳 ※平成25年~37年度にかけて65歳へ引き上げられます。
  • 老人福祉保健法(第10条の3)・・・65歳
  • 所得税法(「老人扶養親族」)・・・70歳
  • 国民生活基礎調査における「高齢世帯」・・・65歳
  • 道路交通法・・・70歳

個別の法律の中で「高齢者」、「高齢」という言葉が使われていますが、その定義は様々なようですね・・・。

更に、高齢者医療制度では、「高齢者」の中でも65歳から74歳までを前期高齢者、

75歳以上を後期高齢者と定義されており、制度も異なります・・・。

つまり、明確な定義はない、ということです。

ただ、世間一般には高齢者とは、65歳以上の人のことを指すことが多いような気がしますね。

それは、国連の世界保健機構(WHO)が65歳以上と定義しているからなのでは?と言われています。

中には年齢で区切るものではないとおっしゃる方もいらっしゃいます。

確かに、一般企業において、どのマーケットに参入するかによりますので、

年齢で区切られるものでもありません。

例えば、同じ80歳でも元気で自分で買い物をされる方もいらっしゃいますし、

寝たきりの方もいらっしゃいます。

 

次回は・・・年齢で「シニア」を定義している企業についてご紹介予定です!

 

お伺いしたのは東京都江戸川区にある「ロングライフ葛西」さん。駅からそう遠くない住宅街の一角に、極めて自然に溶け込むような洋館がそれでした。 居住者の皆さんが、緩やかな時の流れを楽しむかの如く生活され、花や草木に囲まれたリゾートホテルのような共有スペースが一層の心地良さを演出してくれていました。

 

 

 

近年、「サ高住」なども話題になっていますが、高齢者が健康状態も含めて、「自分らしく生活する」為の選択肢がどんどん増えているように思います。 ビジネスベースでは、高齢者を取り巻くさまざまな市場はその構成人口数の増加により拡大傾向にありますが、正しい競争、本質を問うサービスの向上によって『住みやすい・生活しやすい日本』の具現化が図られることを期待しますし、実際そうなってきていると実感します。 願わくば、これらのエッセンスがカスタマイズ可能なフォーマットとなって、日本だけではなく海外へ輸出できるモデルへと昇華し、超高齢社会・日本の新たな強みとなることを期待したいものです。

 

 

 

『歯につきにくいガム粒・いい息タイプ〈クリアミント〉』 『歯につきにくいガム粒・うるおいタイプ〈シトラスミックス〉』

非常に分かりやすいネーミングですね!「義歯の方でも安心してチューインガムが楽しめる」 そうですよ。

50~60代のアクティブシニアをターゲットにして、パッケージもシニア向けに考慮されており、 商品名を大きくし、尚且つ一目でフレーバーが識別できるようにデザインされています。

発売されたら早速食べてみます!!

こんにちは!!

「シニアライフ総研」を運営しております、
ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社の担当 藤野(ふじの)と申します。

「マーケターのつぶや記」では、日常で気づいた/見つけた高齢者向けの商品やサービスをご紹介して参ります。

是非チェックしてくださいね!!

担当:藤野

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