【老後資金に関するアンケート調査】『介護ポストセブン』が読者会員サービス「介護のなかま」会員に対して実施
2023/8/30
『介護ポストセブン』が読者会員サービス「介護のなかま」会員に対して老後資金に関するアンケートを実施
■アンケート概要
株式会社小学館が運営する介護のバーティカルメディア『介護ポストセブン』は、無料読者会員サービス「介護のなかま」の会員に対して、老後資金に関するアンケート調査を実施しました。その結果をお伝えします。
老後資金に関するアンケート
・調査期間 2023年7月28日(金)16時~8月21日(月)23時59分
・調査対象 「介護のなかま」会員(男女) 有効回答数3,534
・老後資金の準備方法は「預貯金」「定期預金」と回答する人が多い一方で、「特に準備していない」と回答する人も多い結果となった(複数選択回答形式)
・その他、老後資金の準備方法に関する自由回答例
- 経済的に余裕がなく、していない [62歳 女性]
- 準備していたが、家族の介護で無くなった。 [58歳 女性]
- 準備をしたかったが、子どもに全て使ってしまった [58歳 女性]
- ワンオペ介護で生活が苦しく貯金など出来ない。 [50歳 女性]
- 退職金 [75歳 女性]
・老後資金の準備額(準備しようと思っている額)は「500万円未満」が最も多い。「2000万以上」と回答した人は、全体の約25%(選択回答形式)
・老後資金・介護資金についての不安や悩みはさまざま(自由回答形式)
- 専業主婦で収入がない。配偶者の退職が近い。 [56歳 女性]
- 将来のことは誰にも分からないので、いくら資金があれば安心というものがない。自分の気持ちの持ちようも大事かと思います。 [56歳 女性]
- 現在ショートでお世話になっているが介護度が下がって入所出来なくなる事が心配 [60歳 女性]
- 老人ホームに入るのもお金がかかる。子供達に迷惑かけないようにある程度は貯めたい [48歳 女性]
- 2000万は無理 [65歳 男性]
- 国民年金なので、年金だけでは生活できないので、月のパート給料から少しずつ貯めています。働ける限りこの先もずっと働き続けますが、身体的に無理になって来た時の為に、何とかしなくてはと焦りもあります。投資も考えてみましたが、失敗した時若ければいいですが、年齢的なことや知識不足から、投資は諦めてひたすら働き、少しずつですが貯金しています。周りに迷惑をかけないよう、最低限の生活でいいので、自分の力で老後を乗り切っていきたいです。 [62歳 女性]
- 自分の貯金は今のところあるが、少しずつ生活費に消えていっている。主人の貯金は結婚当初から0なので、老後は私の貯金でやり繰りしないといけなくなりそう。流石に2人分は確保出来ないので心配。 [41歳 女性]
- 年金も貰えるかどうかわからない世の中なので、老後も働けるまで働くしかないのかなぁとか心配は多々あります [49歳 女性]
- 選択肢やプランの提案がありすぎて、寧ろ混乱する。管理しきれないと思うし、どこのどれだけの資産を振り分けているか分からなくなる。それは認知症になった場合、もっと困ることになるだろう…。 [53歳 女性]
- 子供に負担を掛けたくない。自分の両親は本当に手のかからない老後を過ごしてくれたので同じようにしたい。 [49歳 女性]
・まとめ
老後資金を貯蓄でまかなおうとする人が多い中、現実には子育て、介護等さまざまな事情で、十分な老後資金を準備できている人は多くないことが分かりました。将来どのような介護状況になるか、病気に罹るかなど不安事項を解消するために、老後資金がいくら必要になるかを想像することが難しい現実も窺うことができました。
『介護ポストセブン』は、これからも「介護のなかま」に登録いただいた会員の方々と共に、介護にまつわる“リアル”に向き合い続けて参ります。
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