連載コラム「黒川由紀子の シニアの世界へようこそ」に「第6回 街」を追加しました

カナミックネットワーク、パナソニック、学研ココファンがサ高住でIoT連携による介護サービス向上のプロジェクトを開始


株式会社カナミックネットワーク(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 山本拓真、以下「カナミックネットワーク」)とパナソニック株式会社(本社 大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏、以下「パナソニック」)、株式会社学研ココファン(本社 東京都品川区、代表取締役社長 五郎丸徹、以下「学研ココファン」)の3社は、学研ココファンのサービス付き高齢者向け住宅『ココファン藤沢SST』において、パナソニックの『エアコンみまもりサービス』が取得する生活データなどをカナミックネットワークの『カナミッククラウドサービス情報共有プラットフォーム』と連携させることで、サービス向上とスタッフの負担軽減を図る実証プロジェクト(以下「当プロジェクト」)を開始します。


■背景
サービス付き高齢者向け住宅をはじめとする高齢者住宅や介護施設では、ご入居者様のプライバシーを守ることが重要である一方で、恒常的に安否確認、体調確認を行うことが求められています。こうした中、カナミックネットワーク、パナソニック、学研ココファンは、それぞれの持つ技術やノウハウからIoTを活用した仕組みを構築し、ご入居者様への配慮を欠かすことなく、適切な状況確認を行い、サービスに活かす実証プロジェクトを開始いたします。

■当プロジェクトの概要
プロジェクト開始 2017年9月25日
実施場所 ココファン藤沢SST(神奈川県藤沢市辻堂元町6-21-1)
実施内容 当プロジェクトでは、学研ココファンが運営する「ココファン藤沢SST」の全居室に設置するパナソニックの「エアコンみまもりサービス」の高感度センサーから得られるご入居者様の住空間情報・生活情報を、カナミックネットワークの「カナミッククラウドサービス」の情報共有プラットフォームに同期させます。これにより、介護職員、住宅職員がご入居者様の安否状況、睡眠状況、部屋の温度・湿度などを簡便に把握できるようになります。ご利用者様の状況に合わせたサービス提供の質向上と職員の負担軽減へ繋げることを目的とします。

■国際福祉機器展への出展
当プロジェクトの概要について、2017年9月27日から9月29日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」のカナミックネットワークのブースで展示します。

■「ココファン藤沢SST」について
パナソニックを代表幹事とする18企業団体と藤沢市の共同プロジェクトで生まれたスマートタウン「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(SST)」で、健康・福祉・教育の複合拠点として機能する、学研の福祉事業を象徴する拠点です。自立期から要介護・終末期まで対応したサービス付き高齢者向け住宅(70戸)を中心に居宅介護支援・訪問介護・通所介護・訪問看護、クリニック・薬局、保育園・学童・学習塾という様々なサービスを有します。これらサービスが事業の垣根を越えて連携し、包括的なケアの提供を推進しております。

■「エアコンみまもりサービス」について
パナソニック株式会社は2016年6月、サ高住や有料老人ホームの介護職員が常駐する集合住宅・施設向けに居室内の安否確認を行う「エアコンみまもりサービス」を開発・実用化。熱中症・脱水などのインシデント把握や特に夜間の利用者の状況把握で、職員負担軽減や入居者の安心感で好評を得ています。

■「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームについて
「地域包括ケアシステム」実現のために開発されたクラウドサービスです。患者および要介護者一人ひとりについて、地方自治体や医師、訪問看護師、ケアマネジャー、介護サービス事業者など、多職種・異なる法人間で情報をリアルタイムに共有・集約できます。現場に応じて、パソコンやタブレット、スマートフォンの各端末で簡単に利用でき、検索・閲覧がしやすく、分析データとしての活用も考慮した機能性を備えています。2017年3月時点での自治体や医師会などによる導入先は、477地域となります。

■学研ココファンについて
社名:株式会社学研ココファン
所在地 :〒141-8420 東京都品川区西五反田2-11-8 学研ビル7階
設立:平成16年7月20日
事業内容:サービス付き高齢者向け住宅の企画・開発・運営、指定居宅サービス事業、指定居宅介護支援事業、フランチャイズ事業、不動産賃貸に関する事業、その他付帯する一切の事業
アドレス: http://www.cocofump.co.jp/

iPadアプリ『モフトレ』を使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)において、認知機能が116%と可動域が115%と向上。


株式会社Moffは、当社が開発するウェアラブル端末「Moffバンド」を使ったIoTによる自立支援サービス(iPad用アプリ)『モフトレ』を使い、「通所介護利用者」を対象に、『モフトレ』の利用による可動域や認知機能の効果を検証致しました。

通所介護事業所(12ヶ所)を対象に、要介護者95人を下記2グループに分け、2017年7月末から8月中旬にかけて、介入期間は3週間とし、前後の数値評価を行いました。
【A】モフトレを使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)
【B】モフトレによるトレーニングを行わないグループ (非介入群)

■検証の結果
1)認知機能スコアが向上
介入期間後、介入群において、認知機能と可動域が、以下のように向上しました。
・認知機能の数値が、3週間前と比べて、116%と向上。
・非介入群は102%に。

2)可動域が向上
介入期間後、介入群において、可動域が、以下のように拡大しました。
・右肩の可動域が、3週間前と比べて、115%と向上。
・非介入群は99%とほぼ変化なし。
株式会社Moff(東京都千代田区、代表取締役社長 高萩昭範)は、株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長 森崎孝)および株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(代表取締役社長 筒井祐智)と、ウェアラブルデバイス「Moffバンド」を使ったIoTによる自立支援サービス(iPad用アプリ)『モフトレ』を共同開発しています。
今般、「通所介護利用者」を対象に、『モフトレ』の利用による可動域や認知機能の効果を検証致しましたので、お知らせします。
モフトレ:http://www.moff-training.jp/
株式会社Moff:http://jp.moff.mobi/
リリース詳細:http://jp.moff.mobi/?p=4144
本件へのお問い合わせ:http://jp.moff.mobi/?page_id=3834

■検証の背景
2017年6月9日に閣議決定された政府施策「未来投資戦略2017」では、「高齢者自立支援に向けた科学的介護の実現」を目指しており、科学的分析に必要なデータ収集の重要性が高まっています。今回のデータ検証は、厚生労働省老健局老人保健課による「介護保険におけるエビデンス活用にかかる提案募集」に際して、実施を致しました。

■検証の概要
通所介護事業所(12ヶ所)を対象に、要介護者95人(男性25人、女性70人)を
【A】モフトレを使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)
【B】モフトレによるトレーニングを行わないグループ ※1(非介入群)
※モフトレ介入群には、通常の通所介護サービスに加えて、モフトレ(ロコモ予防トレーニング、日常生活動作トレーニング)を原則として週2回以上実施。
※1非介入群では通常の通所介護サービスを実施

上記2グループに分け、2017年7月末から8月中旬にかけて、各グループへの介入期間は3週間とし、介入期間前後の下記2項目の数値評価を行いました。

・ 認知機能(長谷川式簡易知能評価スケール)
・ 可動域(右肩・左肩、右足・左足)

iPadアプリ『モフトレ』によるトレーニング内容(肩)
iPadアプリ『モフトレ』によるトレーニング内容(肩)

IoTウェアラブルデバイス『Moffバンド』
IoTウェアラブルデバイス『Moffバンド』

■検証の結果
介入期間後、モフトレを使ってトレーニングを実施したグループ(介入群)において、認知機能と可動域が、以下のように向上しました。

1)認知機能スコアが向上
認知機能スコアが向上


・認知機能の数値が、3週間前と比べて、116%と向上。
・非介入群は102%に。
※長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)による測定。
※対象は、HDS-Rが実施できた介入群13名、非介入群8名。
※HDS-Rの点数の変化は以下となります
 介入群平均は10.7から12.4に
 非介入群平均は10.8から11.0に

2)可動域が向上
可動域が向上


・右肩の可動域が、3週間前と比べて、115%と向上
・非介入群は99%とほぼ変化なし。
※対象は、介入群13名、非介入群63名

■検証の総括
各群の変化量の比較において、上記の項目については、対照群に対してモフトレ介入群の結果が向上する傾向がみられました。このことから、モフトレを実施することにより、認知機能の向上と可動域の拡大に効果があると考えられ、自立支援に向けた有効なプログラムとして期待が持てる結果となりました。

■今後の展開
今回は対象者数が少ないため、今後、継続して対象者数を拡大して検証していく予定です。
モフトレでは、今後も様々な多種多様な検証を実施し、集積したエビデンスをもとに、認知症の方向けの新規コンテンツの開発や、サービスの改善に取り組んでまいります。

■株式会社Moffhttp://jp.moff.mobi
オリジナルウェアラブル端末「Moffバンド」を中心に「子供からお年寄りまでが、より明るく健康的な生活を送ることへの貢献」をモットーに、3次元での動作認識と運動・認知能力評価をベースとした教育・健康・ヘルスケアのためのアプリ・コンテンツ配信・データ分析基盤を提供するIoTスタートアップです

■本リリースのお問い合わせ先
株式会社Moff 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-17 ヨシダFGビル 4F
担当:園野・土田
お問い合わせフォーム:http://jp.moff.mobi/?page_id=3834
電話番号:03-4405-5216

アテント尿とりパッド史上 最高の吸収量の夜用パッドが、ついに登場!(当社調べ 平成29年5月時点)アテント夜1枚安心パッドたっぷり12回吸収で朝まで超安心 平成29年10月21日(土)全国で新発売


エリエールブランドの大王製紙株式会社(住所:東京都千代田区富士見二丁目10番2号)は、アテント尿とりパッド史上 最高の吸収量(当社調べ 平成29年5月時点)の『アテント夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心』を平成29年10月21日より新発売します。

アテント夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心』

《発売のねらい》
テープ用尿とりパッド市場174億円のうち、夜用パッドは78億円となっており、最も大きい市場です。特に、吸収回数が10回以上の夜用パッドの販売金額は、平成27年度比約1.3倍に伸長しています(※1)。
※1 インテージSRIに基づく平成28年度当社推計値

在宅介護では夜用パッドを使いながらも、約3割がモレを経験しており、また、モレを経験した方の5割以上が吸収量(吸収回数)の多いパッドを求めていることから、今後も市場が拡大する見込みです(当社調べ)。

そこで今回、『夜1枚安心パッド 巻かずに使える男性用4回吸収』、『夜1枚安心パッド ムレを防いで長時間吸収4回吸収』、『夜1枚安心パッド 仰向け・横向き寝でもモレを防ぐ 6回吸収』、『夜1枚安心パッド 特に多い方でも朝までぐっすり10回吸収』のラインナップで夜用パッドシェアNo.1(※2)ブランドを獲得しているアテントは、「肌へのやさしさ」はそのままに、アテント尿とりパッド史上 最高の吸収量(当社調べ 平成29年5月時点)の12回吸収を実現した『アテント夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心』を新発売し、更なるモレにくさを求める生活者ニーズに幅広く応えていきます。
※2 インテージSRI調べ大人用おむつ尿とりパッド(パンツ用パッドを除く)市場
  平成28年度累計販売金額NO.1ブランド(アテント夜用パッドシリーズ合計)


《商品特長》

《商品特長》

                    
1. アテント尿とりパッド史上 最高の吸収量!
(当社調べ 平成29年5月時点)
おしっこ12回分(※3)をしっかり吸収。尿量の特に多い方でも一晩中安心の吸収量です。
※3 1回の排尿量を150mlとして当社測定方法による

2. 「お肌ふわさらシート」採用!
肌への接触面積を低減する「お肌ふわさらシート」で、朝までお肌さらさら。

《商品特長》

3. 超大判63cm

4. センターライン入りバックシート

センターライン入りバックシート


           
5.全面通気性シート

《商品概要》
■商品名:『アテント夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心』
■発売時期:平成29年10月21日(土)
■発売地区:全国
■商品規格:

『アテント夜1枚安心パッド たっぷり12回吸収で朝まで超安心』

〜国内最大級のネットワークで落し物を防止してお出かけをサポート〜



エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)とMAMORIO株式会社(本社:東京都、代表取締役:増木大己、以下 MAMORIO社)は、9月13日より、日本において、認知症の方や高齢者を対象とするお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」※1(読み:みまもりお)を発売することをお知らせします。

認知症の方や高齢者向けのお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」を新発売
エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)とMAMORIO株式会社(本社:東京都、代表取締役:増木大己、以下 MAMORIO社)は、9月13日より、日本において、認知症の方や高齢者を対象とするお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」※1(読み:みまもりお)を発売することをお知らせします。

「Me-MAMORIO」は、近距離無線通信規格Bluetooth2を活用した小型タグです。軽量で丸いボタン形状で、認知症の方や高齢者が携帯しやすいように、上着や帽子に縫い付けたり、鞄や財布などに入れたりすることができます。「Me-MAMORIO」を携帯した認知症の方や高齢者が、アプリケーションをインストールしたスマートフォンを持つ地域住民、または駅などに設置された固定受信装置に近づくと、「Me-MAMORIO」の位置情報が自動的にサーバーに送信されます。ご家族や介護関係者は、位置情報をスマートフォンで確認することができます。また、「Me-MAMORIO」使用者の急なケガや病気などのトラブルに備え、東京海上グループと提携し、ご本人やご家族が利用できる24時間電話受付の緊急医療相談やサービスなどを提供します。

総務省の統計では、団塊世代が75歳以上を迎える2025年には、65歳以上の高齢者は3,657万人、総人口の30%にのぼると考えられています。また、厚生労働省によると、認知症の方は、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人となる約700万人まで増加すると予測されています。さらに、警視庁の集計では、2016年に警察に届け出のあった行方不明者のうち、認知症が原因だった人は15,432人となり、統計を開始した2012年以降、年々増加しています。

エーザイとMAMORIO社は、2016年7月に「Me-MAMORIO」の開発提携に関する契約を締結し、自治体や地域住民などの協力のもと、実用化に向けた実証実験を行ってきました。その結果、認知症の方や高齢者の自由なお出かけ支援のためには、ご本人が携帯しやすいタグの形状や重量の工夫、および位置情報データの取得精度の向上に加え、「Me-MAMORIO」の活用と併せた、人的ネットワークを含む見守り環境の整備が重要であることが分かりました。
エーザイは、自治体、医療従事者や介護関係者などの協力を得て、2008年から疾患啓発や医療・介護関係者等による多職種連携などの「認知症と共生するまちづくり」に取り組んでおり、「Me-MAMORIO」活用の前提となる、地域の見守り環境整備の支援をめざします。
MAMORIO社は、「Me-MAMORIO」と同様のIoTタグ技術を使った紛失防止タグ「MAMORIO」の販売展開を通じて、タグの位置情報把握のための国内最大級のスマートフォンアプリのネットワークおよび駅や百貨店などに固定受信装置を設置したMAMORIO Spotを有しており、「Me-MAMORIO」もこれらを利用して展開することとなります。

エーザイとMAMORIO社は、「Me-MAMORIO」の普及と共に、地域全体の見守り環境の整備を進め、認知症の方や高齢者が、自分らしさを保ち、住み慣れたまちで自由に外出できる社会の実現を支援してまいります。

1. お出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」について
「Me-MAMORIO」(読み:みまもりお) 「Me-MAMORIO」(読み:みまもりお)
名称: Me-MAMORIO
販売価格: 4,500円 (消費税抜き)
月額利用料金なし
関連アプリケーション無料
本体サイズ: 直径37㎜、厚み5.8㎜
本体重量: 7g
色: 白、黒



使用例: 帽子に付けて使用例: 帽子に付けて

付属品のシールを用い、メッセージや連絡先を付属品のシールを用い、メッセージや連絡先を


2. 「Me-MAMORIO」の機能
1)自宅からの外出を確認
「Me-MAMORIO」とスマートフォンを同期(ペアリング)しておくと、「Me-MAMORIO」を携帯したご本人が自宅から外出したことを、自宅にいるご家族が、スマートフォンのアプリケーションから確認することができます。

2) 在宅確認の支援
無料のアプリケーションをインストールしたタブレットやスマートフォンをWiFiなどの通信環境のある自宅に設置することで、ご家族や介護関係者は遠隔地にいながらにして、スマートフォンやタブレットから「Me-MAMORIO」の位置情報を確認することにより、ご本人の在宅あるいは外出された時間を確認することができます。

3) 外出時の見守り支援
「Me-MAMORIO」を携帯して自宅から外出した認知症の方や高齢者が、無料アプリケーションをインストールしたスマートフォンやタブレットを持つ見守り協力者、あるいは駅などのMAMORIO Spotに設置された固定受信装置に近づくと、自動的に位置情報がサーバーに送信されます。ご家族や介護関係者は、スマートフォンやタブレットから、最大で24時間前までの確認できます。
見守り協力者は、全地球測位システム(GPS)とBluetooth※2をオンにしてアプリケーションを起動することで、見守りに協力することができます。見守り協力者には、「Me-MAMORIO」と近づいたことは知らされません。


3. エーザイ株式会社について
エーザイ株式会社は、本社を日本に置く研究開発型グローバル製薬企業です。患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「がん」「神経領域」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
エーザイは、アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症治療薬の開発・販売から得た経験を生かし、医療従事者や介護関係者、行政などの協力を得て、認知症と共生する「まちづくり」に取り組んできました。全国110 カ所の市町村や医師会との協定を締結し、疾患啓発や、医療や介護関係者などの多職種間での連携を支援しています。
エーザイの詳細情報は、http://www.eisai.co.jpをご覧ください。

4. MAMORIO株式会社(旧社名:株式会社落し物ドットコム)について
MAMORIO株式会社は利用ユーザー同士のスマートフォンのクラウドトラッキングプラットフォームとAI技術でたいせつなモノをみつける世界最小のIoT製品「MAMORIO」の開発・運用をはじめとし、日本最大の遺失物情報のポータルサイト「落し物ドットコム(http://otoshimono.com)」の開発・運営等を手がけ、「なくすを、なくす。」をビジョンに、あらゆる大切なモノがなくならない社会の実現を目指す日本のスタートアップ企業です。
詳細については下記URLをご覧ください。 http://company.mamorio.jp

製品の情報と購入 https://mamorio.jp/me-mamorio/
Me-MAMORIO専用ダイアル 03-6479-1425 (受付日時:平日10:00~19:00)

※1 「Me-MAMORIO」は、MAMORIO社の登録商標です。
※2 Bluetoothは、米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。

~シニアが採用されない原因は高齢者雇用に対して「人事責任者が消極的」(31.4%)、「職場全体に消極的な雰囲気」(18.6%)~



エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、65歳以上の男女2000人を対象に、「シニアの労働観・労働実態」に関する調査を実施しました。
同調査の中から、今回は「働きたい」と考えているが「働いていない」か「不定期に働いている」シニアに尋ねたアンケート結果を紹介します。


【TOPICS】
  1. シニアが働けていないのは「職場の高齢者雇用に消極的な雰囲気」「健康面の不安」が原因か
  2. シニアは週3日前後の勤務を希望し、1~3件の求人に応募
  3. 希望する仕事は「自宅から通いやすい」(58.1%)、「能力・経験が生かせる」(39.5%)
  4. 採用されなかったのは「職場全体」が高齢者雇用に消極的だったから

【調査背景】
前回の調査では、定年を迎えてからも仕事を続けているシニアから回答を得たアンケート結果を取り上げました。一方で、高齢や健康面の不安などが原因なのか、「働きたい」と望んでいても定期的に働けていないシニアもいます。

前回レポートでお伝えしたとおり、働く意欲があって働けているシニアでは現在の生活への満足度は平均76.0点だったのに対して、働きたいが定期的に働けていないシニアの満足度は平均65.9点となりました。

働きたいが定期的に働けていないシニアは、なぜ定期的な仕事に就けていないのでしょうか。その理由をどのように考えているのか、調査してみました。

【調査結果サマリー】
◇シニアが働けていないのは「職場の高齢者雇用に消極的な雰囲気」「健康面の不安」が原因か

・今回、アンケートに回答したシニアが、働きたくても定期的に働けていないのはなぜだろうか。まずは以前の勤務先との関係について尋ねてみたところ、「正社員だったが定年を迎えた」(51.0%)ことから働けていないと答えた回答者が多かった。

以前の勤務先との関係


・続いて、以前の勤務先から継続雇用や契約延長されなかった理由を複数回答可の形式で質問してみた。「当てはまる項目はない」(32.8%)、「その他」(16.4%)を選んだ回答者が多かったが、「職場全体に高齢者雇用に消極的な雰囲気があった」(15.6%)、「自分の健康面に不安があった」(13.1%)ことから継続雇用や契約延長されなかったと考えていることが分かった。


以前の勤務先から継続雇用や契約延長されなかった理由


◇シニアは週3日前後の勤務を希望し、1~3件の求人に応募

・「働きたい」と望んでいても定期的に働けていないシニアは、週に何日くらい働きたいのだろうか。前回調査で紹介した「働きたい」と考えて週1日以上は働いているシニアと比較したグラフは次のとおりとなった。

「働きたい」と望んでいても定期的に働けていないシニアには、「週3~4日働きたい」(47.0%)、「週1~2日働きたい」(41.0%)と望んでいる人が多かった。

「働きたい」と考えて週1日以上は働いているシニアと比較したグラフ


・「働きたい」と望んでいても定期的に働けていないシニアは、以前の勤務先で働かなくなってから、企業・団体が出している求人に何件くらい応募しているのだろうか。具体的な応募件数を記載してもらったところ、56.1%は「0」件だと回答した。1~3件ほどに応募したシニアが多く、30.1%を占めた。

・11件以上の求人に応募したシニアはわずか3.6%だったが、応募した件数は50件や100件に達すると回答したシニアもいた。

「働きたい」と望んでいても定期的に働けていないシニアの応募件数


◇シニアが希望する仕事は「自宅から通いやすい」(58.1%)、「能力・経験が生かせる」(39.5%)

・どのような求人に応募したのか複数回答可で聞いたところ、「自宅から通いやすいエリア」(58.1%)に応募したとの回答が最も多かった。次いで「自分の能力・経験が生かせる」(39.5%)、「勤務日数について融通してくれる」(29.1%)といった条件で選んでいるシニアが多いことが分かった。


どのような求人に応募したのか


◇採用されなかったのは「職場全体」が高齢者雇用に消極的だったから

・求人に応募しても採用されなかった理由について、どのように分析しているのだろうか。「人事責任者が高齢者雇用に消極的だった」(31.4%)から採用されなかったと感じる回答者が最も多く、「職場全体に高齢者雇用に消極的な雰囲気があった」(18.6%)、「自分の専門的な能力・スキルが評価されなかった」(14.0%)といった要因がそれに続いた。


求人に応募しても採用されなかった理由


・このように定年を迎えてから求職活動をしてみたシニアに、どのような感想を抱いたかと聞いてみた。主な回答は次のとおりだった。

<年齢がネックとなって働けない>
・65歳を超えると働く場所はないです
・まず年齢がチェックされる。求人にはあからさまには書けないらしいが、これが実情
・高齢者の再就職は考えていたより、ハードルが高いと思った
・63歳を超えたらもう求人はないのだと思います。余程若々しく見えるようにしないと、話を聞いてもらえないです
・求人には年齢制限なしとしながらも、実態は高齢の理由だけで、面接さえも受けられなかった
・年齢で勤められる業種は限られていると思ったのが一番で、何十年かやってきた職種は頭から年齢でアウト。狭き門を実感した。定年がある以上、定年後継続雇用はあるものの一般中途雇用は高齢者にはない
・健康上も、能力的にも、また意欲においても人並み以上とおもうが、68歳という年齢では、この国では門戸が実質的に開かれていない
・年齢の壁を超えるのが大変だと痛感した。年齢だけで、選べる職種が限定されてしまうのが残念です

<専門性が必要/自身の専門性とのミスマッチ>
・資格をとっておくべきだった
・特殊な資格・スキル・体力等が無ければ、現実はいくら条件を下げても、高齢者には再就職は難しい
・持っている資格を有効に生かせる求人数が少ない。応募企業内に知人がいないと保障の面でマイナスとなる場合が多いと感じた。面接では「会社内に保証人となってもらえるような人がいますか?」とよく聞かれた
・技術は日進月歩であり、古い技術や経験は評価されないと思いました
・元々、仕事をする事が好きだった事があるが在宅の仕事はcomputerを使用する事しかないのかなあと言う事が正直な感想です。自分の資格や今迄の実力を生かせる仕事って少ないと思いました

<その他>
・公務員等、前職の職業で影響されているのではないでしょうか
・時間の融通の利く職場を探すのが難しいと思った。自分の希望する労働時間で働くのが困難な職場が多い
・どの会社も上に立つ人次第と、以前より強く思うようになった
・介護で求職活動を中断した
・不採用の理由を明確に応募者に回答することを義務付けたらどうか?
・まだまだ働けるのに、年齢制限で働けない場合が多い。高齢者社会になるのに、もっと積極的に働ける職場を提供してもらえれば意欲のある人は認知予防にもなると思いました

【調査概要】
調査方法:ネットリサーチ
期間:2017年7月18~20日
対象:「とても働きたい」「ある程度は働きたい」と考えているが「不定期に働いている」か「働いていない」と答えた65歳以上の男性131人、女性69人


–メディア関係の皆様へ—
本調査データはご自由にご活用ください。
記事での紹介・引用時には、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ、など、調査元を明記ください。
Webサイトでご紹介いただく際は、下記の記事にリンクを貼っていただけると幸いです。
http://engineer.fabcross.jp/archeive/170912_senior.html

グラフデータは【プレスリリース画像一覧】からダウンロードいただくか、上記の記事URLから取得ください。より大サイズのグラフをご希望でしたら、メイテック広報部 三宅(kouhou@meitec.com)までお問い合わせください。
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【メイテックグループについて】
メイテックグループは、エンジニアのキャリアを支援することを事業コンセプトに、設計・開発から、解析・評価、設計補助まで、幅広い業務領域に対応したエンジニアによる技術サービスを提供しております。

グループで、約9,000名の正社員エンジニアが働いており、取引先は大手製造業を中心に、常時1,200社以上、延べ4,000社以上の取引実績があります。

社名:株式会社メイテック
設立:昭和49年(1974年)7月17日
代表者:代表取締役社長 國分 秀世
本社所在地:東京本社/〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-26 住友不動産青山ビル 西館
Tel:(03)5413-2600(代)
資本金:50億円(2017年3月31日現在)
株式:東証1部(No.9744)
売上高:899億79百万円(グループ連結:2017年3月期)
社員数:7,132名(2017年3月31日現在)
営業拠点:東京・名古屋・大阪など国内主要都市33拠点
取引先:株式1部・2部上場企業および優良中堅企業約1,200社
事業内容:
1)研究開発
2)設計・開発
3)解析・試験・評価
労働者派遣事業許可番号「派 23-301659」

【「fabcross」「fabcross for エンジニア」について】
メイテックはメイカーズムーブメントや最新のものづくり事情をお伝えする「fabcross(https://fabcross.jp/)」、現役エンジニアに役立つ情報を配信する「fabcross for エンジニア(http://engineer.fabcross.jp/)」などの情報サイトを運営しております。

スマホによるインターネット利用が拡大

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、社長:加藤讓)は「Senior+/ex(シニアプラスエクス)」の最新データ(2017年4~6月調査)から、敬老の日にちなみ「シニアとインターネット」について分析した結果を紹介します。なお、この分析は当社のシニア研究チーム「ひと研究所VRエイジング・ラボ」が主体となって実施しています。


スマホによるインターネット利用が拡大
ここ数年急速に普及しているスマートフォン(以下スマホ)。シニア層においても普及は進み、東京50km圏では60代前半の3人に2人、60代後半では2人に1人、70代前半で3人に1人が所有していることがわかりました。それに伴い、変わってきたのがインターネット(以下ネット)の利用のされ方。まずは直近3年間のネットの利用率をデバイス別にみたところ、各年代ともPCでの利用はほぼ横ばいなのに対し、スマホでの利用は大きく伸び、所有率の上昇とパラレルにネット利用率も上昇しています。これは、従来型の携帯電話、いわゆるガラケーの所有率とネットの利用率が乖離しているのとは対照的な傾向であり、スマホならではのインターフェイスが、シニアの手元での情報探索行動を促していると推測されます。

スマホでは速報、PCでは吟味と情報の使い分け
インターネットで利用・閲覧している情報やサービスを、PCとスマホそれぞれのネット利用者で見比べてみると、スマホで利用が高かった上位には、LINE等のメッセンジャーアプリ、メール、SNS、天気、ニュース、芸能・スポーツ情報、クーポン、レストラン情報など。PCでは、動画の視聴、価格・商品比較サイト、旅行・ホテル情報、チケット予約などでした。メッセージのやり取りや、その場ですぐ入手することに価値のある情報、速報的な情報はスマホで、じっくり吟味したい情報や、手元では見にくい情報、決済が絡む情報などはPCで、とシニアも使い分けている様子がうかがえます。

※グラフ等詳細は弊社HPをご覧ください。
https://www.videor.co.jp/press/2017/170912.htm

一方で、動画視聴や旅行・ホテル情報などは、現時点ではまだPCでの利用率が高い情報ではありますが、じわじわとスマホでの利用も上がってきていることが確認できました。また、まだスコアとしては小さいものの、キャンペーンや懸賞への応募、メールマガジン、ネットバンキング、オンラインゲーム、オンラインアルバム、ショッピングやファッション情報なども、スマホでの利用がじわりと上がって来ています。
今後、さらにシニアへのスマホの浸透は進んでいくでしょう。スマホのインターネットへのアプローチのしやすさが、シニアの情報接触や消費行動も大きく変えていくかもしれません。

『ACR/ex』(Senior+/ex)調査概要
調査方法      訪問による調査対象者説得、電子調査票による調査
対象者抽出方法     エリア・ランダム・サンプリング
対象者条件      12~74歳男女
※12~69歳は「ACR/ex」、70~74歳は「Senior+/ex」より抽出
調査エリア      東京50Km圏
調査時期       2015年/2016年/2017年 4~6月調査
サンプル数      (2017年調査時点)60~74歳 1235s

※ビデオリサーチ『ひと研究所 VRエイジング・ラボ』とは?
(株)ビデオリサーチがシニア市場の活性化を目指して立ち上げたシニア研究プロジェクト。老年学の専門家や自身がシニア年代のマーケティングコンサルタント、オピニオンリーダー的シニアが所属するNPO団体とも連携し、リアルなシニアを捉えマーケティング活動に活かすべく、研究活動や情報発信、企業のシニアマーケティングへのコンサルティング業務を行なっています。


<お問い合わせ先>
(株)ビデオリサーチ コーポレートコミュニケーション室
TEL.03-5860-1723 FAX.03-3556-8914 
E-mail:info@videor.co.jp

行動履歴の取得・データ解析を実施


株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司、以下「当社」)は、九州工業大学(学長:尾家 祐二、以下「九工大」)へ技術提供をし、介護領域におけるIoTの実用化をさらに推し進め、介護従事者の負荷軽減を目指す取り組みを開始いたしました。


■技術提供の背景・概要
九工大では、政令都市の中で最も高齢化が進む北九州市において、独自性の高い「非接触生体センサ」と実績豊富な「AIによる行動認識技術」の組合せで、高齢者が「より安全に」「快適に」「やりがいをもって」生活するためのIoTソリューション実現を目指しています。九工大発ベンチャーである「ひびきの電子株式会社」より今秋より順次リリースされる非接触生体センサをはじめとした各種センサを施設全体でネットワークに接続し、行動認識するための技術開発を行います。

具体的には、高齢者施設や病院のベッドに、センサ情報や業務記録などを包括的に活用し、見える化することで業務改善、安全性・サービス性の向上を目指します。非接触生体センサを含め複数のセンサで取得した情報や介護記録等テキストデータを機械学習で解析し、対象者の行動を認識・予測する「行動認識技術」を活用したシステムの研究開発を行い、「シニア 見守り&ヘルスケアIoT事業化」を目指し、企業への技術導出、新事業体創設などによる実現化を目指しています。本件は、文部科学省 平成28年度地域イノベーション・エコシステム形成プログラムに採択されたプロジェクトとして研究開発を推進しています。

技術提供の背景・概要
今回当社からは、温湿度、照度、気圧のセンサが内蔵された「SkyLogger Piccolo」の試作品と、次世代通信規格であるLoRa仕様の屋内用ゲートウェイ「SkyGate」を提供し、より広範囲での環境センシングを実現します。1台のLoRaWANゲートウェイで8階建てのビルの各階でデータ取得が可能であることも実験で確認されており、中規模〜大規模の介護施設や病院での利用に向けて期待が寄せられています。

熟練の介護士の行動履歴を元に、新しく入ってくる介護士の教育に活かしたり、最適な人員配置の検討に利用したりできる解析結果を導き出すことで、介護業界の課題である業務負荷と人手不足を同時に解決することを目標にしています。

研究室:
九州工業大学 大学院 生命体工学研究科 イノベーション推進機構若松分室 佐藤 寧教授
九州工業大学 大学院 工学研究院 基礎科学研究系 井上 創造准教授
URL:https://www.iot.kyutech.ac.jp/


■IoT スターターキット(LoRa model)について
「IoT スターターキット(LoRa model)」は、IoTの実現を簡単にスピーディーに提供するためのワンストップソリューションです。このスターターキットだけですぐにセンサを使ったIoTソリューションを構築できます。10種類から選択できるセンサデバイスからデータを取得、クラウドで集積されたデータを分析し、その情報を可視化するまでパッケージ化されているため、リードタイムも短く、安価にIoTが始められます。

今回はセンサデバイス「SkyLogger®」、LoRa ゲートウェイ 「SkyGate」のSD-GW11(屋内用)使った技術協力をさせていただいており、今後はIoTデータ解析クラウドAI「SkyAI」との連携も視野に入れた開発を行ってまいります。

■IoTデータ(時系列データ)解析に特化したクラウド型AI「SkyAI(スカイエーアイ)」
あらゆるセンサで収集したデータから、AI学習モデルを生成し、正常異常判定や予測などの結果をわかりやすく表示することができるサービスです。


IoTデータ(時系列データ)解析に特化したクラウド型AI「SkyAI(スカイエーアイ)」

図のように、まず既存のデータやセンサデバイスで収集した時系列データを生データとして用意します。次に整形プログラム(フーリエ変換やZ変換)によって、AI用学習データである整形データに変換、その後パラメーターのチューニングやデータの見直しをし、AI実運用モデルを完成させます。そして新しいデータを入力していくことで、正常異常判定や予測などの結果が得られるようになります。

当社では、生データを整形する際、時系列解析に強みを持つ整形プログラム(フーリエ変換(FFT)、自己相関解析、時系列モデル)を用います。また、これまでの実証実験(PoC)で作成した学習モデルがすでにあるため、より精度の高い正常異常判定や予測を得ることができます。

【株式会社スカイディスク 会社案内】
会社名:株式会社スカイディスク
URL: https://skydisc.jp
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名二丁目6番11号 FUKUOKA growth next 2F 217
代表者:橋本 司(代表取締役CEO)
設立:2013年10月1日
事業内容:
・IoTセンサデバイスの開発
・IoT通信環境の構築
・IoT分析(AI)クラウドの構築
・IoT分野別サービスの提供

【Copyright/商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問合せ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

~働くシニアの満足度(76.0点)は、働けていないシニアの満足度(65.9点)を上回る~


エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、65歳以上の男女2000人を対象に、「シニアの労働観・労働実態」に関する調査を実施しました。
同調査の中から、今回は「働きたい」と考え、週1日以上は働いているシニアに尋ねたアンケート結果を紹介します。


【TOPICS】

  • 65歳以上で働いているシニアの月収、45.0%が10~30万円
  • 65歳以上の仕事、30.0%が「自分で起業」して確保。21.0%が定年前の勤務先で働く
  • 「通いやすい」「勤務日数を融通」「能力・経験が生かせる」仕事で働きたいが、希望どおりにいかない現状
  • 65歳以上になっても働けているのは「専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)
  • 働くシニアの満足度は76.0点。働けていないシニアの満足度65.9点を大幅に上回る

【調査背景】
「fabcross for エンジニア」を運営する株式会社メイテックは、7000名のエンジニアを正社員雇用しエンジニアリングソリューション事業(派遣型・受託型)を展開しております。2017年3月末時点で200名以上の定年到達エンジニアがおり、2020年には400名を超える見込みです。生涯を「エンジニア」という一つの職業を軸にしたプロフェッショナルとして生きていくことができる「生涯プロエンジニア®」という働き方を今後も確立していきます。

前回から「シニアの労働観・労働実態」に関する調査データをご紹介しておりますが、定年を迎えてからもやりがいのある仕事を続けていくためには、どのようなキャリアを築いておく必要があるのでしょうか。

今回は同調査の中で、「とても働きたい」「ある程度は働きたい」という意欲を示し、週1日以上は働いていると答えた回答者に、現在の収入、仕事の見つけ方、今も働けている理由などについて尋ねてみました。

【調査結果サマリー】
◇65歳以上で働いているシニアの月収、45.0%が10~30万円

・意欲を持って週1日以上働いている65歳以上シニアの月収は、いくらくらいなのだろうか。現在の月収を聞いてみたところ、「10万円以上 20万円未満」という回答が最も多く、24.5%を占めた。次いで「20万円以上 30万円未満」が20.5%。合わせて45.0%が10万円以上 30万円未満の月収ということになる。

・働いているシニアの月収について平均値を算出してみたところ、29.2万円となった。

◇65歳以上で働いているシニアの月収、45.0%が10~30万円
◇65歳以上の仕事、30.0%が「自分で起業」して確保。21.0%が定年前の勤務先で働く

・65歳以上のシニアは、どのようにして今の仕事を見つけたのだろうか。最も多かったのが「自分で起業した」(30.0%)で、「取引先・仕事仲間・知人などが仕事を紹介してくれた」(14.5%)が続いた。「定年を延長」(8.0%)や「退職した後に再雇用」といった形で、以前からの勤務先に勤めている人は合わせて21.0%だった。

◇65歳以上の仕事、30.0%が「自分で起業」して確保。21.0%が定年前の勤務先で働く
◇「通いやすい」「勤務日数を融通」「能力・経験が生かせる」仕事で働きたいが、希望どおりにいかない現状

・“現在働いている仕事”と“希望している仕事”はどんな特徴に当てはまる仕事かと複数回答可の形式で質問し、“現在働いている仕事”と“希望している仕事”のギャップを調べてみた。

その結果、シニアが“希望している仕事”は「自分の能力を生かせる」(38.5%)、「自宅から通いやすいエリア」(27.5%)、「勤務日数について融通してくれる」(25.5%)、「これまでの職場と同じ業種」(22.5%)、「これまでの職場と同じ職種」(22.0%)であることが分かった。

◇「通いやすい」「勤務日数を融通」「能力・経験が生かせる」仕事で働きたいが、希望どおりにいかない現状
・“現在働いている仕事”と比較してみると、「同じ業種」(現在:20.5%、希望:22.5%)、「同じ職種」(現在:20.0%、希望:22.0%)については概ね満たしているようだが、「自宅から通いやすいエリア」(現在:17.5%、希望:27.5%)、「勤務日数について融通してくれる」(現在:15.5%、希望:25.5%)、「自分の能力・経験が生かせる」(現在:30.0%、希望:38.5%)という面では希望どおりの仕事ではないことが伺える。

・また「これまでに経験したことがない業種・職種」を希望する人は5.5%に過ぎなかったが、19.0%が“現在働いている仕事”は「これまでに経験したことがない業種・職種」だと回答した。不本意ながら、「これまでに経験したことがない業種・職種」で働いている65歳以上シニアが多いと考えられる。



◇65歳以上になっても働けているのは「専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)

・65歳以上のシニアに「今も定期的に働けている理由」を聞いてみた。複数回答可で選んでもらった結果は次のグラフのとおり。「自分の専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)、「自分のこれまでに残した実績が評価されているから」(30.5%)を選んだ回答者が多かった。

◇65歳以上になっても働けているのは「専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)
・「今も定期的に働けている理由」を自由回答形式で詳しく答えてもらった。主な回答として、次のようなものがあった。

<能力・スキルを評価されている>
・過去の経験と人脈が生かせており、今の会社に貢献できているため
・業務内容に精通しており、会社に貢献している
・医療業なので患者さんに求められている
・長い付き合いでの信頼関係があり、仕事が受注できている
・役員として従来の経験と人材教育面で採用を継続されている
・専門性のつよい職種職場だから、常雇いではないが非常勤として引き続き、以前の業務を継続して担当。これまでの実績や対人関係をスッパリ切るのではなく、余韻を残していた方が良いと思ったため
・自分の技量が活かせる職種にした。家電製品販売で第2種電気工事士免許取得しての電気工事、エアコン取り付け工事、テレビ用アンテナ工事などで需要はかなりあります
・自分の経験と努力が報われたと考えている。今もスキルアップしながら仕事をしている。この歳になっても現在の仕事が好きである
・電子機器システムの維持・メンテナンスは、過去の専門技術を生かせる。また、顧客のすぐ近くに常駐しての対応なので、職場が近いということで続けやすい
・コンピューターシステム運用という特殊な職種だから
・会社内外の状況に詳しい。技術面から人事・総務面までの広範囲の知識に長けている
・機械技術的な能力と先見性かと思います
・一つの仕事をしていれば、自ずと経験が増え、今まで気がつかなかったことが見えてきたり、できなかったことができるようになるという、積み上げ(実績)の結果が活きてくるので、より仕事が面白くなってきたからです。人間は捨てたもんじゃぁありませんよ
・過去に得たスキルが活用できる。教育の場なので、仕事に対する情熱、責任感。知的刺激などが有り精神的に充実できる。若い人と接するので精神的にも活性化する

<健康面に不安がない>
・自営業で健康面で不安が無いので働ける間は働くつもりでいます
・将来的には不安はあるものの、現在は心身共に健康である
・人はやはり社会と何らかのつながりを持っていないと、心や体が正常でなくなるのではないかという不安がある。今までの業務にも真正面から取り組んできたので、体も心も社会で稼げる状態にあると思っています
・現在の仕事は肉体労働であるため、体をしっかり使っている。健康にもいいし、心地よい眠りを与えてくれる。それというのも若い頃から体を鍛錬しており、この年でも十分働ける健康状態にあることです
・健康に問題がないし、仕事をすることで社会との接点を保っていたいのが一番

<高齢者が働きやすい企業だから>
・基本的に生涯雇用の企業だから
・会社として高齢者の雇用に積極的であり高齢者が働きやすい組織に改組している

<後継者の不在>
・現状の業務を早急に引き継ぐ人がいない
・後継者が育っていないから

<その他>
・今の業務(技術職)が好きだから
・自分で起業して働いているので定年はないし、気軽に働ける
・定年後の仕事ですが、公共性があり、やりがいを感じられる仕事ができている。体を動かすことが、精神面、健康面でいい

◇働くシニアの満足度は76.0点。働けていないシニアの満足度65.9点を大幅に上回る

・現在の生活に対して、どの程度満足しているか、100点満点で点数付けしてもらったところ、働く意欲があって働けているシニアの満足度は平均76.0点だった。対して、働きたいが定期的に働けていないシニアの現在の生活への満足度は平均65.9点にとどまった。

【調査概要】
調査方法:ネットリサーチ
期間:2017年7月18日
対象:「とても働きたい」「ある程度は働きたい」と考え、週1日以上は働いていると答えた65歳以上の男性160人、女性40人

–メディア関係の皆様へ—
本調査データはご自由にご活用ください。
記事での紹介・引用時には、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ、など、調査元を明記ください。
Webサイトでご紹介いただく際は、下記の記事にリンクを貼っていただけると幸いです。
http://engineer.fabcross.jp/archeive/170905_senior.html

グラフデータは【プレスリリース画像一覧】からダウンロードいただくか、上記の記事URLから取得ください。より大サイズのグラフをご希望でしたら、メイテック広報部 三宅(kouhou@meitec.com)までお問い合わせください。
—————————-

【メイテックグループについて】
メイテックグループは、エンジニアのキャリアを支援することを事業コンセプトに、設計・開発から、解析・評価、設計補助まで、幅広い業務領域に対応したエンジニアによる技術サービスを提供しております。

グループで、約9,000名の正社員エンジニアが働いており、取引先は大手製造業を中心に、常時1,200社以上、延べ4,000社以上の取引実績があります。

社名:株式会社メイテック
設立:昭和49年(1974年)7月17日
代表者:代表取締役社長 國分 秀世
本社所在地:東京本社/〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-26 住友不動産青山ビル 西館
Tel:(03)5413-2600(代)
資本金:50億円(2017年3月31日現在)
株式:東証1部(No.9744)
売上高:899億79百万円(グループ連結:2017年3月期)
社員数:7,132名(2017年3月31日現在)
営業拠点:東京・名古屋・大阪など国内主要都市33拠点
取引先:株式1部・2部上場企業および優良中堅企業約1,200社
事業内容:
1)研究開発
2)設計・開発
3)解析・試験・評価
労働者派遣事業許可番号「派 23-301659」

【「fabcross」「fabcross for エンジニア」について】
メイテックはメイカーズムーブメントや最新のものづくり事情をお伝えする「fabcross(https://fabcross.jp/)」、現役エンジニアに役立つ情報を配信する「fabcross for エンジニア(http://engineer.fabcross.jp/)」などの情報サイトを運営しております。

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文=松井健太郎
写真=高岡 弘

年輩の方も参加できる「ゆるスポーツ」。
外出のきっかけになることを期待。

 

『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎)のアンケート調査で、「日常生活で不自由を感じるのは?」と尋ねたところ、最も多かった回答が「外出するとき」(13.0%)でした。年輩の方にとって「街」は必ずしも快適な場所とは言えないようです。さらに、「外出先で困ることは?」と問うと、「道路に階段、段差、傾斜があったり、歩道が狭い」(15.2%)、「ベンチや椅子など休める場所が少ない」(13.7%)、「トイレが少ない、使いにくい」(11.3%)、「地下道路などが複雑で、どこを歩いているかわからなくなる」(5.2%)という回答が得られました。以前と比べると、駅にはエレベーターが設置されるなど街の環境は改善されてきたように感じる一方で、若い方が階段を勢いよく駆け下りるすぐそばでお年寄りの方が怖い思いをされている場面もしばしば見かけます。電車に女性専用車両があるように、街にもお年寄りの「専用レーン」が設けられ、ゆっくりと安心して歩いたり、階段を上り下りできる空間が増えればいいなと思います。連載の第1回で、アメリカのプールに「シルバータイム」という、年輩の方だけが泳げる時間が設けられているという話をしましたが、プールに限らず、日本の公園のジョギングコースや、駅やデパートに設置されているベンチにも、お年寄りが優先される「シルバータイム」を設けてはいかがでしょうか。

スポーツの話で思い出しましたが、皆さんは「ゆるスポーツ」をご存知ですか?年齢や性別、運動神経の良し悪しに関わらず、誰もが楽しめる新しいスポーツで、一般社団法人『世界ゆるスポーツ協会』という団体が考案し、普及させています。ゆるスポーツはいくつかのカテゴリーに分かれていて、そのなかの一つ、「ゆるスポヘルスケア」はお年寄りの方も簡単に参加できるもの。例えば、「打ち上げ花火」というゆるスポーツは、天井に光る的に向かって風船を投げ上げ、中心に近い的に当たると高得点を得られ、大きなデジタルの花火が打ち上がります。腕の上げ下げ運動や、首まわりのストレッチに効果があるようです。「トントンボイス相撲」は、紙相撲なのですが、手で土俵を叩くのではなく、「トントントン!」と声を発するとその振動が土俵に伝わり、紙の力士が相撲を取るというもの。高齢になると喉の機能が低下し、嚥下障害を起こすこともありますが、そのリハビリを楽しく行えるゆるスポーツです。

そんなユーモアあふれるゆるスポーツが、街なかの施設や公園で気軽に楽しめるようになれば、年輩の方が外出するきっかけの一つになるかもしれませんね。


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街全体がツルンとするのは反対。
バリアフリーよりも思いやりを。

 

前章で紹介した『いちばん未来のアイデアブック』のアンケートで、「道路の段差が困る」という回答が多く寄せられました。実は、私は4年ほど前、うかつにも転んで足首を骨折し、しばらくの間、車椅子に頼る生活を送ったことがあります。当時、上智大学に勤務していたのですが、それまでは気にならなかった微妙な段差がキャンパス内にたくさんあることに気づかされました。教室にたどり着くのもひと苦労です。雨が降るとさらに大変。車椅子では傘は差せませんから。両手を自由にするためにリュックがほしいと思いましたが、車椅子の背もたれにぶつかり、背負えません。

さらに、キャンパスから外へ出て、青山一丁目界隈に車椅子で散歩してみると、フラットだと思っていた道路が障害だらけなのにも驚きました。歩道の端も急勾配になっています。勾配を乗り越えるために相当な力を要しました。ですから、「道路の段差が困る」という回答に共感する部分は大いにあるのですが、かと言って、街全体が段差のないツルンとしたつくりになるのは個人的には反対です。私の知る80代の女性は、急な階段のあるアパートの2階に住んでおられます。体力の面で年相応の衰えがあり、階段を上がり下りされている姿は危なっかしくも見えるのですが、逆に、いい歩行訓練にもなっていると思いました。

そうした小さな「障害」さえも、街や建物から一切なくなり、女性もエレベーターで上り下りするようになったら、移動は楽にはなりますが、おそらく体力はさらに衰え、歩行時の注意力も低下することになるでしょう。それは、安全という名の大きな危険をはらむ街になること。経験者として、車椅子で移動できる道筋の確保は声を大にして求めたいことではありますが、極端なバリアフリー社会に移行することには反対です。完璧なバリアフリーよりも、街の段差で困っている高齢者や障害者を見かけたら、周囲の人が思いやりの手をさしのべることで乗り越えるのが、いちばん大事な未来のアイデアだと思うから。


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認知症に関する知識を事前に共有。
街全体で対応できる仕組みづくりを。

 

認知症の方にとっても、街は過ごしやすくあるべきです。今、「認知症サポーター養成講座」が全国で広がりを見せていますが、実際のところ、それを受講したからといって認知症に関する専門的な知識を得られるとは思えません。ただ、厚生労働省がコンセプトに掲げる「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」に取り組むきっかけとして、受講者が増え、街に暮らす人々に理解が広まるのはよいことだと思っています。理解が広まった先に、どこへ連絡すれば対応を助けてもらえるのかというシステムができれば、なおよいですね。そうなれば、商店街のお店に認知症と思われるお客さんが来店した場合にも、互いが不安に陥らずにすむでしょうから。

前頭側頭型認知症(ピック病)の患者さんは、万引きをしてしまう可能性があります。もちろん万引きは犯罪ですが、認知症の症状の一つでもあるわけです。そこで、当事者が行きそうな店を事前に訪れ、事情を説明し、「もしも商品を盗んでしまった場合には必ず返しますので、そういう行動が見られたら電話連絡をください」という対応をされているご家族もおられます。そうした万引きの背景には、認知症の可能性があるという知識も一般的にあまり知られてはいません。そうした知識も、より多くの方々に知ってもらいたいです。事前に共有できていれば、大きなトラブルに発展することも少なくなるでしょう。

そんな、認知症の方が暮らしやすい街づくりを目指して取り組んでおられるのが、東京・世田谷区のNPO『語らいの家』代表の坪井信子さんです。NPOのある成城で、認知症の方に対してフレンドリーな店舗や施設を示した街のマップを制作されました。マップは、認知症の当事者や家族、あるいは、店舗や施設で働く従業員が利用されているようです。マッピングされた店舗や施設の従業員は、認知症の方への対応の訓練を受けたり、対応できない場合にサポートを求める施設とつながりを持ったり、「監視」という考え方ではなく、困ったときに街全体で対応できる仕組みをつくられたのです。「一主婦」だった坪井さんの先駆的な活動は、今や全国に知られるようになり、海外からも視察に訪れるほど注目を集めています。

超高齢社会に突入した今、認知症を患う高齢者もますます増えていくと思われます。認知症の方々が街にたくさんおられることを前提にした街づくりを、当事者や家族を含めた街に暮らす人々、店舗や施設、行政が一緒になって考えなければいけない時代が訪れているのです。

2017年9月


プロフィール高齢者 生活 シニア 生活

黒川由紀子
くろかわ・ゆきこ●1956年東京都生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。保健学博士、臨床心理士。東京大学医学部精神医学教室、大正大学教授、慶成会老年学研究所所長を経て、上智大学名誉教授、慶成会老年学研究所特別顧問。ミシガン大学老年学夏期セミナーの運営委員などを務めた。著書に、『日本の心理臨床5 高齢者と心理臨床』(誠信書房)、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎/監修)など。

 
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