定期調査/2020版よりー第2回シニアにまつわる「ウソとホント」経済事情&IT活用編

2020/8/18

シニアは現金決済派!?
老後資金2,000万円の準備万全!?
ネット通販を利用しない!?
ITに弱い!?広告宣伝はアナログ媒体!?

ウソ?ホント?

現在55歳以上の1965年(昭和40年)以前に生まれたシニア層と呼ばれる全国の男女を対象にしたインターネット調査を実施し、シニア層の実態を数字で検証しました。都市伝説的に表されるシニア像を「ウソとホント」形式でご紹介いたします。

 



シニアは「キャッシュレス決済」についていけてない!?

ウソ

キャッシュレス決済の普及率は82%で完全に浸透している。コロナ禍の影響で3%程度、新たに使用するようにもなった。因みに、使用されているキャッシュレス決済デバイスは「クレジットカード」90%、「流通系ICカード」34%、「交通系ICカード」34%、「QRコード決済」31%となっている。

キャッシュレス決済利用率
シニアライフ総研®2020年5月下旬実施調査より N=666(居宅や施設で介護を受けている方を除く)
利用しているキャッシュレス決済の種類
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=550(キャッシュレス決済利用者のみを対象)


シニアは「老後資金2,000万円」の準備万全!?

ウソ

金融庁のレポートで年金以外に2千万円の貯蓄が必要だといわれたことで物議をかもしたが、現時点での貯蓄高で2千万円に満たない人は68%おり、そのうち百万円未満の貯金額の人は全体の19%であった。反対に5千万円以上の貯金がある人は11%であった。「お金持ち」の定義によるが、いずれにしても将来を加味して贅沢三昧に生活できるシニア層は限られると思われる。

シニア層の貯蓄額分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=560(65歳以上のみを対象。居宅や施設で介護を受けている方を除く)


ニアは「ネット通販」を利用しない!?

ウソ

インターネット通販の利用経験は80%で「月に1回程度利用する」21%、「月に複数回利用している」人は27%である。購入アイテムは「食料品」49%、「家電」38%、「衣料品」37%、「趣味のもの」29%、「書籍」28%となっている。男性は「趣味のもの」3%が、女性は「美容・コスメ」36%と各々高いことが顕著である。

インターネット通販利用率
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532
インターネット通販の購入品
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,276(インターネット通販利用者のみ対象)


シニアはアナログで「IT」に弱い!?

ウソ

よく使用するIT機器・機能・サービスを調べたところ、「パソコン」は74%が使用しており、「Eメール」52%、「Yahoo!JAPAN」48%でシニアの中でもIT技術は生活に密着したものとなっている。パソコン・スマホ・タブレット端末の利用も進んでおり、パソコンOSは「Windows」(41%)、スマホOSは「Android」(34%)、検索サービスは「Yahoo!JAPAN」(48%)が好まれ、SNSにおいては「LINE」(37%)の利用率が高い。

シニア層のIT利用率
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532


シニア向けの広告宣伝はやはり「アナログ媒体」!?

ウソ

シニアのメディア接触率は「テレビ(地上波)」が93%で圧倒的に高いが、「ネットのニュース」65%や「ネットの動画サイト」42%も存在感を増している。また、相対的に各メディアへの接触率は男性の方が高いが、「フリーペーパー」をはじめ、「地域の広報誌」「企業のダイレクトメール(DM)」「会員誌・会報誌」などのアナログメディアは男性よりも女性の方が接触率が高い傾向。但し「ネットのニュース」「ネットの書き込み・口コミ」においては女性の方が僅かに高い接触傾向がうかがえる。

メディア接触率
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532

 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

定期調査/2020版よりーシニアにまつわる「ウソとホント」ライフスタイル編
2020年5月調査ー第1回 コロナ禍シニアの行動変化
メディア編 ー 定期調査/2020年版

2020/8/6

シニア夫婦間で温度差!?
シニアは病院通いが多い!?
自宅にこもりがち!?終活は当たり前!?
女性の平均寿命が長いのは必然!?

ウソ?ホント?


現在55歳以上の1965年(昭和40年)以前に生まれたシニア層と呼ばれる全国の男女を対象にしたインターネット調査を実施し、シニア層の実態を数字で検証しました。都市伝説的に表されるシニア像を「ウソとホント」形式でご紹介いたします。



夫婦間に温度差!?シニア男性は妻に片思い!?

ホント2

シニア男性が最もコミュニケーションをとっているのは「配偶者・パートナー」で64%となっている。女性のそれは48%と差異はあるが「お子様」24%や「友人」6%で男性のそれに比べて多い。つまり対象者が多いというのが実情。

しかし、今後もっとコミュニケーションを増やしたい相手として、男性は「お子様」33%、「配偶者・パートナー」32%に対し、女性は「お子様」35%、「友人」34%であり、「配偶者・パートナー」は20%と男性との差異は大きく、「お孫様」19%や「兄弟姉妹」15%へも目が向いていることも事実。男性はこの現実を真摯に受けておくことは必要。

男女別コミュニケーション相手分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532
男女別コミュニケーションを増やしたい相手分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532

シニアは「病院通いが多い」!?

ウソ

特に疾患・持病等はなく通院の必要がない『健康シニア族』は全体で45%おり、「日常生活に支障がない程度の疾患・持病がある」程度の方を含めれば全体の74%が健康体である。『健康シニア族』は男性39%に対し女性が51%で牽引している。

男女別健康状態分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,332(居宅や施設で介護を受けている方を除く)

シニアは「自宅にこもりがち」!?

ウソ

「国内旅行」44%、「温泉旅行」23%、「日帰り旅行」20%などトラベル系のアウトドアな趣味が人気。「映画鑑賞」「パソコン」「ウォーキング」「音楽鑑賞」「スポーツ観戦」「読書」「園芸、盆栽、ガーデニング、家庭菜園」などにも人気が多岐に渡りインドア派とは言い切れないと思われるが、トラベル系以外は比較的ひとりで完結する趣味が多いのも特徴。

シニア層の趣味上位10位
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532

シニアにとって今や「終活」は当たり前!?

ウソ

ここ数年「終活」というキーワードを耳にする機会が増えたが、果たして当事者であるシニアは意識的に取り組んでいるのか見てみると、「終活」が出来ている人(「計画通りに実行中」、「計画済み、まだ実行していない」、「計画したが、実行できなくなった」の合計)は僅か21%であり、全く「計画していない」人となると47%と約半数にものぼるのが現状。ちなみに、「将来や余生で特に不安に思っていること」として「健康・病気」58%、「医療費・介護費用」29%、「生活費」27%が特に高く、もしもの時の備え方や計画などを家族も含めて決めておくことは重要に思えるが「終活」を実現できている人はまだまだ多くはない。

シニア層の終活状況分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532
将来や余生についての不安分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532

女性の平均寿命が長いのは必然!?

ホント2

平均寿命が延びているのは医療技術の進歩のお陰であることは間違いないが、健康維持のために「食事への配慮(食事制限や栄養管理など)」48%、「散歩・ウォーキング」33%を中心に何かしら取り組んでいる人が7割以上いることも大きな要素である。特に平均寿命の長い女性の方は「食事への配慮」54%、「体操」25%、「健康食品やサプリメントの摂取」23%など具体的な取り組みを男性よりも実施していることも大きな要因である。

男女別健康維持のため行っていること分布
シニアライフ総研®2020年3月中旬実施調査より N=1,532

 


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

2020年5月調査ー第1回 コロナ禍シニアの行動変化
メディア編 ー 定期調査/2015年版
買物編 ー 定期調査/2015年版

2020/6/16

 

「新しい生活様式」の浸透はシニア女性の
意識変容が下支えになる!
95%のシニアが「意識や行動」に変化!
女性が最も新型コロナウイルスの影響を!

 


シニアライフ総研®では、シニア層の日常生活における新型コロナウイルス感染症拡大の影響を把握するため、55歳以上の高齢者約670人を対象にインターネット調査を行いました。

 

【調査概要】

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2020年5月下旬
  • 対象エリア:日本全国
  • 対象者:介護サポートなどを必要としない健康な高齢者(年齢55~87歳)
  • 有効回答数:666名(男性:337名/女性:329名)

【調査結果①】男女別 比較結果

1. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「意識や行動」について変化があったもの (複数回答)

「意識や行動」について変化があったもの

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の95%が「意識や行動」について変化があったものとして、中でも「外出時にマスクの装着を欠かさなくなった」83%、「手洗い・うがいなどを、こまめにするようになった」82%、「外出をほとんどしなくなった」が48%、「室内換気をこまめにするようになった」42%、「運動不足を感じるようになった」38%と続く。

これらは全て男性よりも女性が数値を大きく押し上げていることから、コロナ感染の流行はシニア層の女性が非常に敏感に反応したことがうかがえる。

男性で特徴的なのは、「自宅でお酒を飲むことが増えた」が10%と女性の2倍となっており、毎日の過ごし方に変化があったと思われる。

2. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「時間が増えたもの」(複数回答)

コロナ禍で時間が増えたもの

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の75%に自身が行う「時間が増えたもの」があり、挙げられたのは「TVの視聴時間」49%、「PCによるインターネットの利用時間」43%、「スマホなどのモバイル端末によるインターネットの利用時間」が20%、「YouTubeの視聴時間」16%とシニア層にもテレビと共にインターネットが確実に浸透していることが分かる。

これらの傾向もこのコロナ禍では特に女性が牽引しており、さらに「料理の時間が増えた」23%と、家事にも時間を費やしたと回答している。

 

3. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「新たに生活に取り入れたこと・やってみたこと」 (複数回答)

コロナ禍で新たに生活に取り入れたこと

女性の4人に1人が「室内での健康維持・増進策(体操や筋トレなど)」を新たに取り組んだと回答しており、今後についても「筋トレやストレッチ、ヨガなどは自宅で動画を活用しようと思う」15%(5参照)と、それぞれ男性回答を上回っており、女性の方が健康への意識が高い傾向にある。

4. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、自身を含む家族の「買い物」について変化があったもの(複数回答)

コロナ禍で「買い物」について変化があったもの

買い物に関しては、「購入頻度が減り、1回あたりの購入量・金額が増えた」と答えた女性は56%にのぼり、「通販を利用」15%、「食事のテイクアウト」13%、「ネットスーパー利用」8%など、男性のそれらに比べて積極的に利用したことがうかがえる。

今後、女性の14%は終息後も通販を利用予定と答えており、今後の買い物形態も変化するかもしれない。

5. 厚生労働省から発表された「新しい生活様式」を受けて、今後の生活様式について変える予定のもの(複数回答)

「新しい生活様式」を受けて今後の生活様式について変える予定のもの

コロナを想定した「新しい生活様式」について女性は「3密(密集・密接・密閉)」を意識的に回避」78%、「こまめな手洗い・うがいの実施」78%、「外出時、屋内にいるときや会話をする時は症状がなくてもマスクを着用」60%、「こまめに室内換気」54%、「帰省や旅行は控えめにしようと思う」42%と、男性を含む全体のトップ5項目すべてで14~26ポイント以上高く、「新しい生活様式」への意識もかなり高い実態が浮き彫りとなった。


【調査結果②】シニアライフ総研®オリジナルシニア6区分 比較結果

シニアライフ総研®では「シニア」を年齢軸で55歳以上と定義し、年齢軸の他に就業状況、身体状態、普段利用しているデジタルデバイスやインターネットの利用頻度、趣味やコミュニティ参加などの回答を得点化し、シニアライフ総研®独自の視点で6つの分類にシニア世代を大別しています。

>>>シニアの定義・カテゴライズについてはこちら
>>>6区分・各カテゴリの特徴についてはこちら


この6区分のうち、介護を受けている層を除く「現役層」「引退層」「アラ70/アクティブ層」「アラ70/マイペース層」別に見た調査結果をご紹介します。

シニア4区分

1. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「意識や行動」について変化があったもの (複数回答) 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「意識や行動」について変化があったもの(4区分)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による「意識や行動」の変化について、すべての層において女性のほうが男性よりも「変化した」と答えている。

その中で、「変化しなかった」と答えた割合は、男女ともにアラ70マイペース層が最も多い結果となった。全層であてはまる回答者数が最も多い、「マスクの装着」、「手洗い・うがい」の2項目についても、主に女性のほうが男性より割合が高いが、男性の中でもアラ70アクティブ層は「手洗い・うがい」について全カテゴリーの女性と同程度の意識の高さとなっている。

また「室内喚起をこまめにするようになった」に関しては、アラ70アクティブ層男性は40%と引退層の女性とほぼ同じ割合であり、男性のうちアラ70アクティブ層は衛生面への意識変容がみられる層である。

2. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「収入・支出」について変化があったもの(複数回答)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「収入・支出」について変化があったもの(4区分)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による「収入・支出」の変化は、「変化はなかった」と答える層が最も多い中、現役層の女性のみ「給与やアルバイト・パート等での収入が減った」と答えた割合が上回っている。現役層の男性についても、他層と比べて給与・収入が減ったと回答する割合が多くなっているが、その割合は現役層女性よりも10%低く、シニア層においても男性に比べて女性のほうが経済面での影響を強く受けたことが分かる。

他層で変化のあった点は、「食費が増えた」、「光熱費が増えた」と生活面での影響が見られる。「収入・支出」の変化についても、

他の層に比べてアラ70マイペース層は男女ともに「変化はなかった」と答えている割合が高く、その過半数があまり影響を受けていない結果となった。

3. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、自身を含む家族の「買い物」について変化があったもの(複数回答)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、自身を含む家族の「買い物」について変化があったもの(4区分)

買い物に関しても、やはり各層女性のほうが「変化した」と回答した割合が多い。

一方で、男性の中でも現役層の「食事のテイクアウト利用が増えた」17%や、アラ70アクティブ層男性の「買い物の頻度が減り、1回あたりの購入量・金額が増えた」56%などは、女性の回答数に近い割合で変化がみられている。

通販利用の増加および利用意欲については、アラ70アクティブ層が最も積極的で、また現役層男女、引退層男性、アラ70マイペース層の女性においても約1割がコロナ後も利用意欲があると答えている。

4. 緊急事態宣言発令に伴う自粛中に、自身を含む家族が「通販」で購入したもの(複数回答)

緊急事態宣言発令に伴う自粛中に、自身を含む家族が「通販」で購入したもの(4区分)

緊急事態宣言発令に伴う自粛中での通販利用への影響については、「意識・行動」や「買い物」の変化と同様に男性よりも女性への影響が強いとみられる。その中でも、通販での「食料品」購入については、アラ70アクティブ層女性が45%と他層の男女と比較して顕著に高くなっている。

現役層・引退層の女性については、約3割が「マスク」を購入しており、店舗における品薄が影響したのではないかと思われる。アラ70マイペース層は男女ともに他の層よりも通販利用の変化が小さい傾向にある。

5. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「新たに生活に取り入れたこと・やってみたこと」(複数回答)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「新たに生活に取り入れたこと・やってみたこと」(4区分)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、新たに生活に取り入れたこととして男性は半数以上が「取り入れたものはない」と回答している一方、女性はアラ70マイペース層を除いて過半数が「取り入れたものがある」と答えている。その中でも、アラ70アクティブ層の女性は約7割が「取り入れたものがある」と答えており、中でも、「室内での健康維持・増進策(体操や筋トレなど)」28%、「屋外での散歩・ランニング」24%と健康への意識が高まった傾向が見られた。

また「室内での健康維持・増進策(体操や筋トレなど)」に関しては、引退層女性が35%と他の層と比べて最も割合が高く、引退層女性の「屋内での健康維持」への意識の高さが見て取れる。

男性に関しては、アラ70アクティブ層男性は、同層女性よりは割合が低いものの、「室内での健康維持・増進策(体操や筋トレなど)」23%、「屋外での散歩・ランニング」20%と健康への意識が高い。

情報収集については、現役層女性と引退層男性が2割程度と、最も「取り入れたものがある」と答えたアラ70アクティブ層女性と同様の割合になっている。現役層女性と引退層男性は特に情報収集に敏感になった層であると考えられる。

 6. 新型コロナウイルス感染拡大の前後の「キャッシュレス決済」利用の変化(単一回答)

新型コロナウイルス感染拡大の前後の「キャッシュレス決済」利用の変化(4区分)

キャッシュレス決済の利用については、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用を始めた層として、アラ70アクティブ/マイペース層それぞれ数こそ少ないものの3~6%の影響がみられた。

「以前から使用していた」のはアラ70マイペース層の男性を除き各層約8割またはそれ以上を占めており、シニア層のキャッシュレス決済利用率の高さが分かる。

一方で、アラ70マイペース層男性は「以前から利用していた」68%と他層よりも利用率が最も低く、さらに「これからも利用するつもりはない」23%と他層よりも最も高いことから、キャッシュレス決済の利用に最も消極的な層とみられる。

同様に今後も利用見込みがない層としては、次点に引退層女性15%、現役層男性・アラ70マイペース層女性13%と続いており、性別や年齢による傾向があまり見られないことも指摘できるだろう。


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

メディア編 ー 定期調査/2015年版
買物編 ー 定期調査/2015年版
デジタルデバイス編 ー 定期調査/2015年版

テレビ(地上波)、新聞、ネットのニュースの順に多い。特にテレビ(地上波)は圧倒的で84%の方が情報収集源に。

p3_図表1

テレビは約8割超えの情報収集源として圧倒的なメディア

約84%が情報収集源としており、他メディアと比較して圧倒に多く、2位「新聞」の1.5倍にもなっています。番組ジャンル/番組名では「ニュース」と「NHK」が多く、「NHK」はシニアから圧倒的な支持を受けていると言えます。

p3_図表2

テレビ(BS・CS放送)は見る人は見る・見ない人は見ないの二極化

見る人は毎日見るようですが、見ない人は全く見ないという二極化の傾向にあります。男女別に見ると、女性よりも男性の方がよく見ているようです。

よく見られている番組ジャンルの1位「ニュース」、2位「ドラマ」は地上波と変わりませんが、「スポーツ番組」、「旅行番組」が上位にランクインしており、メディアの特性と同じく趣味・嗜好性の高いコンテンツが多い傾向にあります。

p3_図表3

ラジオはシニア女性よりもシニア男性が

約35%が「週1回以上」聴取しており、女性よりも男性の方がよく聞いている傾向にあります。

番組ジャンルについては、テレビと同様に「ニュース」が1位で、「音楽・歌謡番組」が2位、「野球」が3位と、テレビでも放送しているコンテンツではありあすが、ラジオの特性を活かした昔からあるコンテンツであると言えます。またラジオでもNHKが人気のようで、上位にランクインしています。

p4_図表1

シニア世代の約半数が新聞を読んでいる

約58%が毎日読んでおり、女性よりも男性の方が毎日読む傾向にあります。購読紙は1位「朝日新聞」で、僅差2位が「読売新聞」、次いで「日経新聞」、「中日新聞」、「産経新聞」と続きます。

p4_図表2

シニア世代の男性が雑誌メディアに接触

頻度は問わず男性の方が購読傾向にあります。中でも「週刊文春」、「週刊新潮」が圧倒的に多いようです。その他については、幅広く読まれていますが、男性は週刊誌、ビジネス誌、女性は週刊誌、家庭情報誌がよく読まれている傾向にあります。

p4_図表3

被介護・看護層を除くシニアの約9割がインターネットを利用

介護・看護を受けている層を除いて、約90%が毎日見ています。ただし、調査方法がインターネットリサーチであり、回答者のWEBリテラシーが平均よりも高いため、実際はもう少し数値が低いと推測されます。


シニア世代の約半数以上が毎日インターネット検索を

約56%が毎日検索しています。男性は約80%が週1回以上検索しており、女性よりも高頻度のようです。


シニア世代に人気な検索サイトはYahoo!JAPAN

介護・看護等を受けている層を除くと、「Yahoo!JAPAN」が約55%と圧倒的に多く、次いで「Google」が約35%。その他のサイトは10%程度ですので、ほぼ2つのサイトで検索しているようです。

p4_グラフ

 

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買物編 ー 定期調査/2015年版
デジタルデバイス編 ー 定期調査/2015年版
コミュニケーション編 ー 定期調査/2015年版
街中を腕を組みながら歩く老夫婦

生活必需品の購入者は自分自身で

介護・看護等を受けている層を除き、約6割以上が「自分自身」で購入しており、次いで多いのが「配偶者・パートナー」となっています。特に男性は配偶者・パートナーに任せている傾向にあります。その反面、介護・看護等を受けている層は「子供」による購入が最も多くなっており、次いで「配偶者・パートナー」と続きます。介護生活に入ると、身体的制限が大きいため、必然的に生活必需品購入者が極端に変化します。

p7_グラフ_1-3

シニア世代の移動手段は車

全体では1位「自家用車」、2位「徒歩」となっていますが、都市部と非都市部で大きく異なります。都市部は「徒歩」が約55%で1位、次いで「自家用車」約34%、「自転車」約26%と続きますが、非都市部は、1位が「自家用車」約68%、次いで「徒歩」約29%、「自転車」約15%と「自家用車」が圧倒的に多くなっています。

移動時間は都市部・非都市部変わらず平均15分未満以内となっています。


生活必需品の購入頻度は都市部の方が高頻度

約37%が生活必需品を週に2~3回購入しており、都市部の方が高頻度の傾向にあります。都市部は自宅近くに店舗があるため高頻度で購入し、非都市部は店舗が遠いので、まとめ買いをしていると推測されます。

p7_グラフ_2

生活必需品の購入場所はスーパーマーケットがダントツ1位

1位は「スーパーマーケット」で約88%となっており、2位「ドラッグストア」、3位「大型ショッピングセンター・モール」、4位 「ホームセンター」と続きます。都市部と非都市部を比較すると、非都市部は車社会であるため、郊外に多く見られるホームセンターの比率が都市部よりも高い傾向にあります。※複数回答

p7_グラフ_3

調査概要

 

  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国 (居住エリア分布は下記グラフ参照)
  • 調査期間:2015年8月28日~9月1日
  • 調査対象:55歳以上の男女
    ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
  • 回収サンプル数:1,000サンプル

 


 

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デジタルデバイス編 ー 定期調査/2015年版
コミュニケーション編 ー 定期調査/2015年版
趣味編 ー 定期調査/2015年版
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全体の約78%は毎日インターネットを利用しています。(※回答者のWEBリテラシーが平均よりも高いため、実際はもう少し低いと推測されます。)それに対して、介護・看護等を受けている層の約88%が「めったに利用しない/まったく利用しない」と回答しているため、シニア層の中でのインターネット利用者は平均寿命内の方がほとんどであると言えます。


インターネット通販利用経験・頻度

誰かに頼んでの利用も含めると、全体の約84%が「利用経験あり」と答えています。介護・看護等を受けている層は、約27%が「利用経験あり」で、そのうちの約71%が「家族や知人に頼んでの利用」となっており、自身での購入はほとんどありません。

また、利用経験者の利用頻度については、全体の約55%が「月1回~3回」利用しており、身体的制限が少ないほど利用頻度も高くなっています。介護層は全体と比較して極端に購入頻度が落ちるわけではないため、利用経験者数は低いものの、利用する頻度は変わらないと言えます。


普段使用しているデジタルデバイス

最も使われているのは「PC(パソコン)」約55%で、次いで「ガラケー」約53%、「スマートフォン」約22%の順となっています。若い層でのスマートフォン使用者が急増する中、シニア層は未だガラケー使用者が多いことが分かります。また「タブレット端末(iPadなど)」についても使用率は約13%であるため、シニア世代への普及はまだ遅れていると言えます。

p8_グラフ_1

デジタルデバイス/ソフト/SNS等の使用状況

「パソコン」の使用率が圧倒的で全体の約80%が使用しています。

OSでは、「Windows」約35%、「Macintosh」約3%、と圧倒的に「Windows」ユーザーの方が多くなっており、シニア層に支持されているOSと言えます。

また、利用者が少ないスマートフォンについては、「Android」が約11%、「iPhone」が約7%と、「Android」の方が多くなっています。

検索サイトでは「Yahoo!JAPAN」が約38%、「Google」約24%となっており、「Google」よりも「Yahoo!JAPAN」の方がより使用率が高くなっていますが、極端に差が開いているわけではありません。

SNSについては全体的に利用率が低い中、「Facebook」が約13%、「LINE」約10%、「Twitter」約6%の順になっており、「Facebook」の利用率が最も高くなっています。

p8_グラフ_2

調査概要

 

  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国 (居住エリア分布は下記グラフ参照)
  • 調査期間:2015年8月28日~9月1日
  • 調査対象:55歳以上の男女
    ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
  • 回収サンプル数:1,000サンプル

 

 


 

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コミュニケーション編 ー 定期調査/2015年版
趣味編 ー 定期調査/2015年版
公園の芝生に座って会話をする老夫婦

普段最もコミュニケーションを取っている相手は「配偶者・パートナー」

普段最もコミュニケーションを取っている相手を尋ねたところ、約50%が「配偶者・パートナー」と最もコミュニケーションを取っており、特に男性が約57%と女性よりも高くなっています。次いで、2位「子供」、3位「友人」と続きます。子供とコミュニケーションが密なのは一緒にいる時間が長いためか、女性が約29%と男性の2倍以上となっています。

p6_グラフ_1

コミュニケーションの話題は「生活全般のこと」

1位は「生活全般のこと」、2位は「家族・親戚のこと」、3位は「自分の体調・健康管理に関すること」、という順になっていますが、その他は多方面に渡る話題となっており、これといった偏った傾向は見られません。

p6_図表1

シニアのコミュニケーションの手段は圧倒的に「直接会話」

身体的制限が大きくなるほど、電話やメール等何かを媒介とせず、「直接会話」でコミュニケーションを取っており、約93%と圧倒的に多くなるようです。2位は「携帯電話」で会話約13%、3位「Eメール」約10%、4位「家の固定電話」約7%、5位「LINEやFacebook等のアプリ」約4%と続きます。

また、非都市部(東京、千葉、神奈川、埼玉、愛知、大阪以外の都道府県)は、都市部よりも直接以外の他手段を活用している割合が多くなっています。


シニアのコミュニケーションは毎日

施設で介護されている層以外の約8割がほぼ毎日の頻度でコミュニケーションを取っており、非都市部は都市部よりも頻度が高いようです。最もコミュニケーションを取る相手が離れて暮している事もあるためか、週1~2日の頻度が高いのも非都市部の傾向になっています。

p6_グラフ_2

シニア世代がコミュニケーションを増やしたい相手は子供

子供とのコミュニケーションを増やしたいと思っている層が多い反面、特に「誰ともコミュニケーションを増やそうとは思わない」人も多く、コミュニケーションに積極的な層と、そうでない層と二極化しているようです。

男女別にみると、男性よりも女性のほうがコミュニケーションに積極的な傾向にあります。また女性に比べて男性の方が配偶者とのコミュニケーションを増やしたいと望む傾向が強くなっています。


調査概要

 

  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国 (居住エリア分布は下記グラフ参照)
  • 調査期間:2015年8月28日~9月1日
  • 調査対象:55歳以上の男女
    ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
  • 回収サンプル数:1,000サンプル

 

 


 

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趣味編 ー 定期調査/2015年版
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被介護・看護者以外のシニアの趣味は「国内旅行」が圧倒的

介護・看護等を受けている層を除くと「国内旅行」が圧倒的に多く、全体でも約43%。2位は「パソコン」で約37%、3位は「映画鑑賞」約34%、4位「ウォーキング」約30%、5位「音楽鑑賞」約28%の順になっています。旅行やウォーキング等のアウトドアの趣味が上位ランクインしている反面、パソコン、映画鑑賞、音楽鑑賞とインドアの趣味も同時に上位に入っています。

男女別に見ると、男性は「パソコン」が1位で「国内旅行」が2位ですが、女性は1位が「国内旅行」で、「パソコン」は3位になっています。

また、男性は「スポーツ観戦」、「写真撮影・ビデオ撮影」が上位にランクインし、女性は「園芸・盆栽・ガーデニング」、「日帰り旅行」がランクインしています。

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調査概要

  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国 (居住エリア分布は下記グラフ参照)
  • 調査期間:2015年8月28日~9月1日
  • 調査対象:55歳以上の男女
    ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
  • 回収サンプル数:1,000サンプル

 

 


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