シニアライフ総研®特選ニュースを更新しました
2021/4/6
【薬いらずで治るタイプ】が多かった! 第一線で活躍する専門家が104個の悩みに回答!夜トイレに起きずに住む!
【Q】なんで、寝てるのにトイレに起きちゃうの?
【A】夜トイレに起きる原因はおもに3つありますが、シニア世代にとても多いのは「夜の尿の量が多いから」です。
夜トイレに起きる原因はひとつではなく、じつはとてもたくさんあります。過活動膀胱などの尿に関する病気が関係している場合ももちろんありますが、病気とは関係なく、むしろ健康意識が高いがゆえの生活習慣が夜間頻尿を引き起こしている場合もありますし、他の病気のためにのんでいる薬が影響していることもあります。そういったさまざまな原因を整理すると、左に挙げた3つにおもに分けることができます。
●①夜の尿の量が多いから
●②膀胱に尿をうまくためられないから
●③眠りが浅いから
この中でシニアに多いのはひとつ目の「夜の尿の量が多いから」。シニアのおよそ70%〜80%はこれが夜トイレに起きる原因です。
夜の尿の量が多くなる理由としては、水やカフェインの飲みすぎなど、毎日の習慣が原因となっているものから、高血圧や糖尿病、心不全などの病気が原因になっているもの、血液の循環がうまくいかず下半身にむくみとして水分がたまっているケース、加齢による抗利尿ホルモンの分泌量の減少など、さまざまです。
2つ目の原因である「膀胱に尿をうまくためられないから」は、膀胱が加齢によってしなやかさを失って、尿を膀胱にしっかりためられなくなり、頻尿になってしまうタイプです。「過活動膀胱」や「前立腺肥大症」などの病気によって膀胱が過敏になり、尿がほんの少したまっただけで強い尿意を感じるようになって頻尿になることもあります。
3つ目の原因は「眠りが浅いから」。これは加齢によって睡眠が変化することや、不眠症や睡眠時無呼吸症候群などの睡眠に関する病気によって起こります。夜何度も目覚めたときに実際は眠りの浅さが原因で目が覚めたにもかかわらず、尿意で目が覚めたと勘違いしてしまうことがあるのです。
夜間頻尿の治療法は原因によって異なり、さらに、複数の原因が絡み合って夜間頻尿を引き起こしている場合も多いので、その人の原因をしっかりと見極め、対応することが大事です。
夜間頻尿は「薬いらずで治るタイプ」がとても多かったんです!
排尿に関する悩みの中で一番人数が多いと言われている「夜間頻尿」。睡眠不足などにより大きくQOL(生活の質)を下げる困窮度の高い病気です。
特にシニア世代では、夜間頻尿を引き起こしている原因が複雑に絡み合っていて、専門領域の違う医師による診断が必要なこともあり、「もう年だから仕方ない」とあきらめて我慢している人もいるかもしれません。
ところが最近、いろいろな知見が蓄積されたり、効果的な薬が登場したことで、2020年に「夜間頻尿診療ガイドライン」が改訂されました。最初のガイドラインは2009年の発刊なので、11年を経ての改訂です。
薬で治療するケースが多い「過活動膀胱」や「前立腺肥大症」に対して、シニアに多いのは夜間の尿量が増える「夜間多尿」というタイプ。改訂されたガイドラインではこれに対して、薬ではなく行動療法(セルフケア)を推奨しています。薬による治療では、多くの薬を服用する「多剤併用」による副作用なども社会問題となっています。その点でもセルフケアを実践し、自分自身で健康維持をはかるのはとても大切なことと考えます。
本書では「医者にかかる前に知っておくべきこと」、「やっておくべきこと」が紹介しているので、新型コロナウイルス感染症流行の影響で病院にも行きにくい状況の方にもご活用いただけます。最新のガイドラインをベースにしつつ、夜間頻尿治療の最前線で患者さんたちに寄り添いながら活躍する専門医の方々のベストアンサーを集めました。さまざまな悩みに、懇切丁寧に回答するスタイルで夜間頻尿の悩みに真正面から向き合い、夜間頻尿に困っている人の疑問や不安を少しでも解消して、健やかなで快適な暮らしに役立てる本です。
=====================================
夜間頻尿 第一線で活躍する専門家が教える 朝までぐっすり!自宅ケアBOOK
ISBN 978-4-391-15566-2
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
本の詳細 https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-15566-2/
=====================================
お求めは全国の書店、ネット書店にて
〈Amazon〉https://www.amazon.co.jp/dp/4391155664/
〈楽天ブックス〉https://books.rakuten.co.jp/rb/16640409/
2021/4/6
自宅に居ながら本格理美容室体験!「外出できなくても綺麗になりたい」を「ココdeカット」が叶えます。

これからの時代にあわせた利用者とサービス提供者双方に利用価値を提供



サービス提供者:新しい働き方


高まる在宅サービスへのニーズの受け皿に
現在、65歳以上のご高齢者は全国に3515万人いますが、その内約90%の方が在宅で暮らしています。そこに、施設に入居している方、外出が難しくなった方の数が加わるとその数は未知数になります。ご自身はもちろん、ご家族や大切な方が、この先いつまでも心身ともに元気でいられるよう自由に選択できる環境、そして、そのお手伝いがしたいという多くの理美容師がチャレンジできる環境を提供し、それが当たり前の未来を「ココdeカット」を通じて作り上げてまいります。
運営会社
株式会社GYPSO(ジプソ)
代表取締役 垣内 蘭
東京都新宿区西新宿6-20-7-32階
兵庫県神戸市兵庫区湊川町4-1-4
URL: https://www.gypso.co.jp
<本リリースに関するお問合せ先>
マーケティングセバスチャン㈱ 担当:阿部
TEL:03-6303-1103 FAX:03-5434-5587
E-mail:abe@mksjapan.com
2021/4/2
7年間の取り組み、看護・介護従事者の受講者数増で仕事に直結 セラピスト養成に加え、フットセラピーインストラクター養成事業を開始
これまでに介護内容の進化や質の向上を目的に、複数の大学や病院と、介護の学術的な成果について研究を重ね、2015年以降は、ほぼ毎年、合計8回の学会発表を行ってきました。また、今月からは、高齢者の歩行困難を引き起こす足のむくみや、転倒防止を目的としたフットセラピー認定インストラクターの養成講座を開始します。

フットセラピーを行う様子:和歌山市
■足のトラブルによる寝たきり、転倒が引き起こす要介護を防ぐためのインストラクター養成を開始 フットケア セラピーは、第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎを刺激し、むくみや、足裏のアーチ崩れを防ぐことで、転倒を防止するマッサージトリートメントです。
コロナ禍の昨今、外出機会が減ることで、高齢者の脚力の低下やむくみによる歩行困難が、寝たきりや転倒に繋がり、要介護状態となる現状があります。足のトラブルは、生命に直結するものではないために、軽視されてきましたが、自ら歩行することを億劫にし、自立した生活を困難にします。多くの高齢者が足に何らかのトラブルを抱えている現状を鑑み、ビューティタッチセラピストの養成に加えて、フットセラピーインストラクターの養成事業を4月8日から開始します。
- むくみの進んだ高齢者の足
- 10回のフットセラピーを受けた足
■今月以降、全国13か所でリアル講座を再開
「触れる」ことを最も大事にしてきた当協会では、もともと、免疫力の下がった高齢者と接することにおいて、特に衛生面の知識や対応スキルを身に付ける講座を実施してきましたが、緊急事態宣言発令中は、リアルの講座を中止せざるを得ない状態でした。今月以降はさらに感染拡大を防止する細心の注意を払い、リアルの講座を再開します。高齢者の中でも認知症やうつ症状のある人には、人と話す、触れ合うというコミュニケーションがとても大切であり、コミュニケーションが減ることが、認知症状やうつ症状の悪化につながりかねないと言えます。長引くコロナ禍にあっては、コロナ対策と同じように、認知症やうつ症状の進行を抑える取り組みが必要であり、セラピストの活躍は、高齢者の認知症状の悪化を防ぐことで、介護士や医療従事者の業務を軽減することに繋がると考えます。ハンドセラピー・フェイシャルセラピー・メイクセラピー・介護基礎が総合的に学べる認定基本講座14か所に加え、フットケアセラピーの専門講座は6か所、メディカルアロマセラピーの専門講座は、11か所で開催します。

感染予防対策をしながら実施したセルフハンドマッサージ
■8年目に向けた今後の展望

代表理事 谷 都美子
当協会の取り組みは、2016年度には厚労省の「保険外サービス活用ガイドブック」に取り上げられるなど、超高齢社会にとって、必要な新しいサービスとして認知されつつあります。超高齢社会に突入した現在、高齢者にとって適切な接し方は、より必要と求められるものと思われます。
看護・介護従事者だけでなく、地域に密着したケアとしても、幅広い人が高齢者と自然に触れ合うことができる「ビューティタッチセラピー」をさらに普及啓蒙していきたいと考えます。(代表理事:谷 都美子)

認定基本講座スケジュール
介護士の資格を持つ人は、介護基礎講座が免除になるなど、その人の能力によって受けなければならない講座が異なり、講座の受講の有無により費用が異なります。詳しい内容は、HPからお問いあわせください。また、新型コロナ感染拡大に伴い、講座スケジュールが変更になる可能性があるため、当協会、ホームページにてご確認ください。

専門講座メディカルアロマセラピー スケジュール

専門講座フットケアセラピー スケジュール
専門講座は、認定基本講座を受講後に受けられる講座で、専門講座のみの受講はお受けしておりません。
【一般社団法人介護美容セラピスト協会 概要】
※一般社団法人日本介護美容セラピスト協会は、株式会社ナリス化粧品が、100%出資しています。
所在地:大阪市福島区海老江1丁目11番17号(株式会社ナリス化粧品 本社内)
設立:2014年4月
代表者:代表理事 谷 都美子
事業内容:心と体の美容療法®を創出。ビューティタッチセラピー®(介護美容)の手法を用いて、マッサージやメイクなどの「肌に触れるケア」をとり入れることで、主に高齢者の自立支援やQOLの向上を目指す。全国で、ビューティタッチセラピストの養成と認定講座を開催。2,025名(2021年3月末現在)の認定セラピストを輩出している。また、施設や地方包括ケア等のリクエストに応え、セラピストの派遣を行っている。
2014年9月 九州ヘルスケアサービス産業創出研究会テーマ事業に認定
2015年3月 日本健康支援学会で発表
2015年3月 日本早期認知症学会で発表
2016年3月 厚生労働省 「保険外サービス活用ガイドブック」に掲載
2018年6月 日本健康心理学会、日本ヒューマン・ケア心理学会学術集合合同大会で発表
2019年3月 日本健康支援学会で発表
2019年7月 日本感性工学会で発表
2019年10月 日本早期認知症学会で発表
2019年11月 日本ヘルスプロモーション理学療法学会で発表
2021年3月 日本化粧医療学会で発表
2021/4/1
リリースに先駆け、介護施設を対象に『業務改善サービス』を提供開始。まずは、東京23区内にて“介護領域”を中心にサービスを展開~『業務改善サービス』では、シニア人材を活用した新たな運用体制を提案
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長井 利仁)は、アクティブシニアと企業の”共創マッチング”サービス「アライクワーク」( https://www.alaic-work.jp/ )のβ版を2021年5月中旬(予定)にリリースすることを決定、さらに、β版のリリースに先駆けて本日より東京23区内の介護施設を対象に『業務改善サービス』の提供を開始したことをお知らせいたします。
近年、国内の労働市場における人材不足は深刻化しており、パーソル総合研究所によると2030年には644万人の人材が不足すると推計されています※1。
しかし、総務省の調査※2では、65歳以上の就業希望者は207万人と、多くの就業希望者がいる一方、内閣府の調査※3によると、健康上の理由以外で仕事をしていない理由は「年齢制限 26.9%」「仕事の種類 14.2%」「場所・時間などが合わない 12.7%」と、条件面で合う仕事が見つけられない人が計53.8%いることが分かっています。
■アクティブシニアと企業の”共創マッチング”サービス「アライクワーク」
「アライクワーク」は、アクティブシニア(60歳以上のはたらく意欲のあるシニア)と人材不足に悩む企業をマッチングするサービスです。高齢化が進む日本社会において、今後の企業成長にシニア人材の活躍は欠かせません。「アライクワーク」は、自分らしくはたらくことで前向きに社会に参画できるシニアを増やし、地域のシニア人材の力を借りながら企業の事業体制を健全化させる「共創型マッチングモデル」を目指しています。
―アクティブシニアは「家の近くで短時間ではたらきたい」
「アライクワーク」が行ったアクティブシニアへのインタビューでも、「体力や時間の制限から“家の近く”で“短時間” ではたらきたい」という希望が多く見られました。しかし、実際の就業状況を確認すると、「近くで条件に合う求人を見つけられない」との回答が多く、就業意欲のあるシニア層がはたらけていない要因としてはたらく「場所」と「時間」のミスマッチがあることがわかっています。
―「はたらきたい日時」を2時間単位で登録可能!
「場所」と「時間」のミスマッチを解消する高精度な『マッチング支援サービス』
このような状況を受け、「アライクワーク」の『マッチング支援サービス』では「はたらきたい日時」を2時間単位で登録可能としています。アクティブシニアであるユーザーは「はたらきたい日時」を登録することで自分の都合にあった仕事のオファーを受けることができます。企業側は、ユーザーの「はたらきたい日時」が集約されたデータベースの中から、条件(最寄り駅、日時)が合致するユーザーへ採用オファー依頼を出すことができます。これにより「場所」と「時間」のミスマッチを解消し、精度の高いマッチングを実現します。
―シニア人材を活用した新たな運用体制を提案する『業務改善サービス』
「アライクワーク」では、『マッチング支援サービス』に加えて、企業の経営状況の改善や従業員の業務負担軽減、就業環境改善のための『業務改善サービス』を提供いたします。業務改善サービスでは、現在の業務状況を調査、可視化し、シニア人材を活用した新たな運用体制の提案などを行います。
■β版では、東京23区内にて「介護領域」を中心にサービスを展開
特に人材不足が深刻な介護領域には、リネン交換や送迎、事務処理など、介護士資格がなくてもできる仕事が多くあります。5月中旬(予定)にリリースするβ版では、まずは東京23区内にて、介護領域を中心にサービスを展開してまいります。
■β版リリースに先駆け、本日より『業務改善サービス』の提供を開始
5月中旬(予定)のβ版提供開始に先駆け、本日より東京23区内の介護施設を対象に『業務改善サービス』の提供を開始いたしました。『業務改善サービス』では、現在の業務状況を調査した後、シニア人材を活用した新たな運用体制の提案を行っており、β版にて提供開始となる『マッチング支援サービス』のご利用を前に採用ポジションの決定などにお役立ていただくことが可能です。
■「アライクワーク」特別限定価格 料金プラン
本日から5月31日までの期間中、ご契約をいただいた先着10社様には、下記の特別限定価格にて「アライクワーク」の各種サービスを提供いたします。また、約1ヶ月間、『業務改善サービス』のうち一部サービスを無料でお試しいただける「お試しライトプラン」もご用意しております。
■サービス名称「アライクワーク」の由来
アクティブシニアが“はたらく”を通じて自分らしく社会との関わりを持ち、無理なくはたらき続けることが今後の日本社会の人材不足を救うとの想いから、「As Long As I Can Work~はたらけるうちはいつまでも~」の頭文字を取りました。
——
なお、「アライクワーク」は、当社が運営するイノベーション体質強化プログラム「Drit(ドリット)」第1期にて採択され事業化されたものです※4。
※4 第1期「Drit」については下記のプレスリリースをご覧ください。
「イノベーション体質強化プログラム「Drit」第1期の最終審査を3件の事業アイデアが通過」
https://persol-innovation.co.jp/news/2020/0619/
※1 出典:パーソル総合研究所「労働市場の未来推計2030」 https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/
※2 出展:総務省「就業構造基本調査」(平成24年)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000073860.pdf
※3 内閣府 高齢者の経済生活に関する調査結果(令和元年度)
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/r01/gaiyo/pdf/sec_2_2.pdf
■パーソルイノベーション株式会社について< https://persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY(テック プレイ)」、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」、シフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」をはじめとした新サービスを運営するとともに、新たな事業開発やオープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
2021/4/1
<4月8日は”しわの日”>老いを感じるポイント「しわ」は自分だけでなく他人も気になる!?シニア女性の4人に3人以上が“美容医療を試してみたい”と回答!
※1 美容に毎月5,000円以上遣う人 ※2 2010年を100%とした場合の2020年の患者様数
■求めるのは、“健やかさ”。60代・70代の女性が美容に求める「見た目」は、 1位「健康的な」66.5% 2位「自分が満足できる」54.% 3位「年齢より若い」46.2% ■自他ともに、「老い」を感じる三大ポイントは「たるみ」「しわ」「シミ」! 中でも、相対的に他人から目に付くのは「しわ」!? ■たるみが気になる人の6割以上が美容医療で何らかの頬のたるみ治療を試してみたいと回答 特に、昨今人気のハイフ(美肌マシン)は半数近くの人(47.8%)が試してみたいと回答! ■しわ・シミが気になる人の7割以上が美容医療で何らかの治療を試してみたいと回答 約3割の人が注射によるしわ治療、光・レーザーによるシミ治療を試してみたいと回答! ■老化のコンプレックスは美容医療で改善できる時代に!? シニア女性の4人に3人以上は美容医療を試してみたいと回答! 半数以上(56.0%)が「美容医療が身近になってきている」と感じている ■美容医療で若返りたい年齢 1位「10歳」、2位「5歳」、次いで 「0歳」と「20歳以上」が10%前後で拮抗! ■見た目が若返ったらしたいことは1位「旅行」、2位「人に会う」、3位「新しい服を買う」 その他「自撮りをしてみたい」と答えた人も! |
【調査概要】
調査対象 :首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住で、毎月美容に5000円以上かける60歳~79歳の女性
サンプル数:600サンプル(平均年齢約66.3歳)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2021年2月27日~2021年3月3日
※本リリースの調査結果を引用する際は「聖心美容クリニック調べ」と記載ください。
見た目に関する意識 |
■求めるのは、“健やかさ”。60代・70代の女性が美容に求める「見た目」は、
1位「健康的な」66.5% 2位「自分が満足できる」54.% 3位「年齢より若い」46.2%
60代・70代の女性に美容に求めるものは何かを尋ねると、「年より若く見える見た目(46.2%)」を上回り、「健康的な見た目(66.5%)」、「自分が満足できる見た目(54.2%)」が上位に入りました。単純に容姿が若々しくなることだけではなく、自分が納得できることや健康的に見えることが重要と考える女性が多いことが伺えます。
■自他ともに、「老い」を感じる三大ポイントは「たるみ」「しわ」「シミ」!
中でも相対的に他人から目に付くのは「しわ」!?
そんなシニア女性たちが自分の顔で「老い」を感じるポイントは、1位「たるみ(72.8%)」、2位「しわ(56.7%)、3位「シミ(55.0%)」という結果になりました。周囲の人の「老い」を感じる箇所も同様のランキングで、「たるみ」61.3% 「しわ」59.7% 「シミ」41.5%という結果に。「たるみ」や「シミ」は自身で感じるよりも他人が感じる割合が10%以上低い一方で、「しわ」は自分で感じるよりも他人が感じる割合が3%高い結果になりました。
美容医療に関する意識 |
■たるみが気になる人の6割以上が美容医療で何らかの頬のたるみ治療を試してみたいと回答
特に、昨今人気のハイフ(美肌マシン)は半数近く(47.8%)の人が試してみたいと回答!
Q2で自分の「老い」が気になるポイントとして「たるみ」を挙げた人に、試してみたい美容医療の施術について聞いたところ、6割以上(60.6%)の人が何らかの治療を試してみたいと回答しました。中でも、芸能人などが受けていることで昨今話題の「ハイフ」をはじめとする美肌マシンに関心の高い人が半数近く(47.8%)にまで上りました。
■しわ・シミが気になる人の7割以上が美容医療で何らかの治療を試してみたいと回答
3割前後の人が注射によるしわ治療、光・レーザーによるシミ治療を試してみたいと回答!
同じく、Q2で自分の「老い」が気になるポイントとして「しわ」「シミ」を挙げた人に、試してみたい美容医療の施術について聞いたところ、「しわ」は70.9%、「シミ」は73.9%といずれも7割以上の人が何らかの治療を試してみたいと回答しました。「しわ」「シミ」いずれも半数程度の人が外用薬の使用を希望し、「しわ」については3割前後の人が注射によるしわ治療(30.6%)を試してみたいと回答しました。「シミ」については「いずれも思わない」と回答する人は最も少なく、光治療(33.9%)、に次いでレーザー治療(28.2%)を試してみたいという結果になりました。
■老化のコンプレックスは美容医療で改善できる時代に!? 4人に3人以上は美容医療を試してみたいと回答
さらに半数以上(56.0%)が「美容医療が身近になってきている」と感じている
Q2での回答結果を問わず、回答者全員に「頬のたるみ、目の下のたるみ、顔のしわ、首のしわ、顔のシミ、顔の窪み」について希望の施術の有無を聞いたところ、いずれかの項目でなんらかの施術を試してみたいと回答した人は75.6%と、4人に3人以上の人が美容医療を試してみたいと思っているという結果になりました。
美容医療を試してみたいと答えた人にその理由を聞くと、圧倒的1位は「年をとって気になるようになったから(72.2%)」、次いで「自己満足のため(37.0%)」、「若く見られたいから(28.2%)」、「美しく見られたいから(26.2%)」と続きました。
また、美容医療が身近なものになっていると感じるかどうかを聞くと、半数以上の56.0%もの人が身近になっていると「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答。歳を重ねても美容に前向きに、美容医療を誰もが身近に感じられるものになってきていることが伺える結果となりました。
若返りに関する意識 |
■美容医療で若返りたい年齢 1位「10歳」、2位「5歳」、次いで
若返りを求めない「0歳」とできる限り若く見せたい「20歳以上」が10%前後で拮抗!
そんな身近になってきている美容医療に対して、どれくらい若返れることを期待しているのかを聞いてみると、43.5%の人が「10歳」と回答しました。次いで約4人に1人が「5歳」と回答。3位「0歳」、4位「20歳以上」はそれぞれ10%前後の回答となり、美容医療による若返りに興味のない人と、大きな期待を持っている人とで差が出る結果となりました。
■見た目が若返ったらしたいことは1位「旅行」、2位「人に会う」、3位「新しい服を買う」
その他 「自撮りをしてみたい」と答えた人も!
美容医療で見た目が若返ったらしてみたいことを聞くと、1位「旅行に行く(45.8%)」、2位「人に会いに行く(43.8%)」、3位「新しい洋服・着物を買う(40.7%)」という結果に。見た目が若くなると、外交的な気持ちを後押ししてくれたり、自分をもっと着飾りたいという気持ちが芽生える人が多いようです。
また、自由回答では「自撮りしたい(65歳女性)」「写真を撮る(64歳女性)」と、自撮りに興味を示す人も。「盛れた写真を残したい」という気持ちは年代を問わず変わらないのかもしれません。
聖心美容クリニック Doctor’s Comment

聖心美容クリニック 統括院長 鎌倉達郎
聖心美容クリニック全10院を統括。世界で初めて、脂肪幹細胞による豊胸術を行った医師。海外講演も数多こなす、日本を代表するトップドクター。
本調査の結果からもわかるように、60代・70代の女性は老化ポイントに悩む方も多く、且つ若返ったことによりよりポジティブに活動したいと考えている方が多くいらっしゃいます。
聖心美容クリニックでも、60歳以上の女性患者様数は年々増加しており、2010年から比較すると2015年は75%増、2020年は148%増と急激に伸びてきています。
「見た目に関する意識」にあったように「たるみ」「しわ」「シミ」でお悩みの方は多くいらっしゃいます。自分より他人の方が気になってしまう「しわ」については、自分では鏡で静止した顔を見ている一方、他人からは動いている顔が見られているため、表情の動きによりたるみやシミは目立ちにくく、逆に笑い皺などが目立ってしまうことから起きるギャップによるものと考えられます。
「美容医療に関する意識」でも明らかになった通り、切らない施術は60代以上の患者様にも非常に人気があり、聖心美容クリニックの「しわ」「くぼみ」治療では、肌内部のコラーゲン生成を高めることで肌そのものを若返らせる「プレミアムPRP皮膚再生療法」が人気です。
「若返りに関する意識」にあったように、もちろん若返りがすべてではありませんが、見た目の変化によって活動的になったり、やりたいことが生まれたり、ポジティブに過ごすきっかけになることもあります。聖心美容クリニックでは一人でも多くの女性が自分らしく輝ける未来を実現して欲しいという願いを込め、「I LOVE ME」をテーマにメッセージを発信しています。60歳以上のシニアの方々にも、人生まで美しくする「美」を美容医療を通じて提供できればと思っております。
<聖心美容クリニック 鎌倉統括院長プロフィール>
https://www.biyougeka.com/doctor/kamakura/
■聖心美容クリニックについて
「とことん真面目に、美容医療。」をスローガンに、美容外科初ISO9001:2015を認証取得し、美容外科業界の透明性を高めると共に、美容再生医療を全国に先駆けて導入するなど、日本を代表する美容医療業界のリーディングクリニックとして、患者さまに寄り添った提案・施術を施しています。これからも美容医療を患者さまに提供するにあたり、「安心、信頼、納得、安全、満足」を「だいじなもの」として捉え、美容整形業界の発展を後押しし続ける存在でありたいと考えています。
・聖心美容クリニック公式サイト URL:https://www.biyougeka.com/
■聖心美容クリニックの衛生対策について
聖心美容クリニックでは、患者様ならびにクリニックスタッフの健康と安全の観点から、下記のような院内衛生強化に努めております。
・超音波噴霧器で次亜塩素酸水を噴霧し、クリニック内の空気除菌
・次亜塩素酸水もしくは、次亜塩素酸Na、アルコールによる定期的な院内消毒(待合・ドアノブ等)
・院内に入る際の体温チェック(患者様、クリニックスタッフ)
・医師・スタッフのマスク、フェイスガード着用の徹底
■ビデオ会議・電話・メールでの取材も可能です。
聖心美容クリニックでは、医師への取材を積極的にお受けしております。
対面の他、文面・ビデオ会議・お電話等にも柔軟に対応しております。
2021/4/1
患者や家族の物理的・精神的負担が減る!?訪問看護利用経験者・訪問看護師に聞いて見えてきたメリットと課題とは。訪問看護師の仕事は『利用者に寄り添った看護ができる』一方で、『スタッフ間・関係者との情報共有』『カルテ・利用者情報の確認』に苦労している実態が明らかに
医療現場の電子化は、患者のみなさんにとって大変便利なだけでなく、医療従事者にとっても、業務の効率化や人的ミスの低減など、大きなメリットがあります。
特に、今般の新型コロナウイルス感染拡大によって医療現場がひっ迫しており、withコロナ、afterコロナは、医療現場の業務効率化が必須と言えるでしょう。
そして、コロナ禍以降急速に需要が高まっているのが、看護師が患者の自宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行う、いわゆる“訪問看護”です。
しかし、需要が高まる一方で、訪問看護師の人手不足や現職の訪問看護師の負担増といった問題も生じています。
これらの問題や課題を可及的速やかに解決することも、これからの社会には求められていると言えるでしょう。
実際に訪問看護の利用経験をお持ちの患者やその家族の方は、どのようなきっかけで利用し、どのようなメリットや課題を感じているのでしょうか?
また、訪問看護に従事している訪問看護師の方々は、現状にどのような課題を感じているのでしょう?
そこで今回、訪問看護専用電子カルテ『iBow(アイボウ)』(https://ewellibow.jp/)を開発・販売する株式会社eWeLLは、①訪問看護利用経験のある男女(本人またはその家族)②訪問看護従事者(経験者を含む)を対象に、「訪問看護」に関する調査を実施しました。
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護を選んだ理由
まずは、訪問看護利用経験者の方々に伺っていきたいと思います。そもそも、“訪問看護”というサービスを知ったきっかけとは何だったのでしょうか?
「“訪問看護”サービスを知ったきっかけを教えてください」と質問したところ、『ケアマネージャー(38.7%)』という回答が最も多く、次いで『医療機関(ホームページを含む)(28.1%)』『国・自治体・厚生労働省など公的機関のホームページ(8.6%)』『家族の話(5.6%)』『役所(DMを含む)(5.3%)』と続きました。
利用経験者の6割以上が、ケアマネージャーか医療機関から紹介されるまで、“訪問看護”を知らなかったということが分かりました。
■以降の結果はこちら
『友人・知人の話(4.5%)』『新聞・テレビ・ラジオ・雑誌など(3.9%)』『SNS・インターネット記事(3.1%)』『職場での話(2.0%)』

続いて、「訪問看護を利用した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『自宅で暮らしたいから(暮らして欲しいから)(32.4%)』という回答が最も多く、次いで『ケアマネージャーに勧められたから(26.9%)』『本人あるいは家族が医療機関に通うのが大変だから(26.8%)』『家族で一緒に過ごす時間を増やしたいから(21.9%)』『人生の最期は自宅で迎えたいから(迎えて欲しいから)(20.2%)』と続きました。
施設や病院ではなく自宅で暮らしたい患者の方、あるいは自宅で暮らして欲しいというご家族が多く、ケアマネージャーもその背中を押してくれているようです。
また、『家族で一緒に過ごす時間を増やしたいから』『人生の最期は自宅で迎えたいから(迎えて欲しいから)』という回答もともに2割を超え、大切な家族との時間を尊重するために訪問看護を利用している方が多いことが伺えます。
■以降の結果はこちら
『医師に勧められたから(16.4%)』『通院・入院よりも費用が安いから(6.5%)』『友人・知人に勧められたから(5.9%)』『国(厚生労働省)が推進しているから(3.1%)』
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護を利用してみて感じていること
では、実際に訪問看護を利用してみて、患者やご家族の方は、どのような印象を抱いているのでしょうか?そこで、「実際に訪問看護を利用してみて良かったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『物理的・身体的な負担が減る(41.7%)』という回答が最も多く、次いで『精神的な負担が減る(40.7%)』『必要な時間にサポートが受けられる(21.6%)』『生活の質(QOL)が向上する(21.3%)』『費用の負担が減る(17.5%)』『通院・入院と同等のサポートが受けられる(16.8%)』『良かったことはない(3.7%)』と続きました。
患者やご家族の負担が減ることが、大きなメリットと言えそうです。また、生活の質(QOL)が向上するなど、訪問看護は他にもさまざまなメリットがあるようです。

訪問看護を利用するにあたり欠かせないのが訪問看護師の存在ですが、では、担当の訪問看護師の対応については、どのような感想をお持ちなのでしょうか?
そこで、「担当訪問看護師の対応についての感想を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『頼もしくて非常に安心できる(安心できた)(40.3%)』という回答が最も多く、次いで『どんな相談にも親身になって対応してくれる(対応してくれた)(34.9%)』『丁寧に処置してくれる(処置してくれた)(33.7%)』『急変時にも迅速に駆けつけてくれる(駆けつけてくれた)(26.9%)』『スタッフ間の連携が素晴らしい(素晴らしかった)(14.3%)』『医師や薬剤師などとの連携が素晴らしい(素晴らしかった)(7.6%)』と続きました。
自宅での療養は色々と不安なことや心配なこともあったと思いますが、訪問看護師の対応は、それらを払拭してくれていることがよく分かる結果となりました。
■訪問看護師のこの対応に感動しました!
・看護される本人だけでなく家族にまで配慮してくれた(40代/女性/長崎県)
・患者のライフスタイルを尊重し自宅での生活を支えていることに感動した(40代/男性/福岡県)
・介護者の負担が一切ないように行動してくれた(50代/女性/神奈川県)
・細やかな気遣いをしてくれて、まるで家族のように接してくれて嬉しかったです(50代/男性/東京都)
・真夜中でも休日でもすぐに駆けつけてくれて助かった(50代/男性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
常に患者やご家族の方のことを最優先に考えて対応してくれる訪問看護師の姿勢に感動し、感謝している方が多いことが伺えます。
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護の費用
実際に訪問看護を利用してみての印象、そして訪問看護師の対応への感想が見えてきました。多くの方が、訪問看護師の手厚いサポートによって、自宅で快適な療養生活を送ることができているようです。
そんな、メリットが多い訪問看護ですが、先の質問では『費用の負担が減る』と回答した方もいらっしゃいました。
では、訪問看護に要する費用は、実際どれくらいかかるのでしょうか?

『10,000円~15,000円未満/月(26.0%)』という回答が最も多く、次いで『5,000円~10,000円未満/月(24.0%)』『15,000円~20,000円未満/月(17.1%)』『5,000円未満/月(16.3%)』『20,000円~25,000円未満/月(8.0%)』『30,000円以上/月(5.3%)』『25,000円~30,000円未満/月(3.3%)』と続きました。
もちろん、患者の方の病状などによって費用も異なってくると思いますが、多くても1か月平均で20,000円程度というのが、訪問看護費用の相場と言えそうです。
公益財団法人 生命保険文化センターが2019年9月に発表した「令和元年度 生活保障に関する調査《速報版》」によると、入院時の1日あたりの自己負担費用(※)は、平均で23,300円という結果が出ています。
(※)治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
(参照:https://www.jili.or.jp/research/report/pdf/r1hosho.pdf)
1日あたりの入院費がこの額ですから、当然ながら1か月あたりの費用はその何倍もの費用になります。
また、厚生労働省のホームページによると、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の1か月の自己負担額の目安として、要介護5の人が多床室を利用した場合の合計額は約102,200円とされています。
(参照:https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/commentary/fee.html)
訪問看護は費用負担も大幅に低減できることがよく分かります。
【訪問看護師に聞く】訪問看護師の魅力・やりがい
ここまで、訪問看護利用経験者に、訪問看護に関するさまざまなことを聞いてきました。利用経験者の多くの方が、訪問看護によって多くのメリットを感じ、また、訪問看護師の対応にも満足しているようです。
ここからは、訪問看護師として従事している方、または従事していた経験を持つ方に、訪問看護の現場の実態について聞いていきたいと思います。
まずは、訪問看護師という仕事の魅力について聞いていきます。

『利用者に寄り添った看護ができる(55.8%)』という回答が最も多く、次いで『利用者やその家族と強い信頼関係が築ける(48.7%)』『看護師としてだけではなく、人間としても成長できる(23.4%)』と続きました。
訪問看護は、施設や病院での看護以上に、患者一人ひとりに寄り添った看護ができること、患者ご本人やご家族と強い信頼関係を築けることが魅力であり、大きなやりがいに繋がっているようです。
【訪問看護師に聞く】レセプト業務の効率化は必須!?訪問看護師の大変なこと
大きな魅力ややりがいがある訪問看護師の仕事ですが、一方で、大変なこともあるでしょう。では、業務のどのような面で苦労することが多いのでしょうか?
そこで、「利用者への対応以外で、業務で苦労していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『スタッフ間・関係者との情報共有(34.4%)』という回答が最も多く、次いで『カルテ・利用者情報の確認(32.1%)』『書類作成(27.6%)』『移動が多い(26.4%)』『レセプト・請求業務が煩雑(18.4%)』『看護師一人あたりの担当件数が多い(17.2%)』『緊急時に相談できる相手が少ない・いない(8.9%)』と続きました。
看護師ひとりで訪問することも多い訪問看護の特性上、情報共有やカルテ・利用者情報の確認が特に大変なようです。
また、レセプト業務(健康保険の保険者へ月ごとに診療報酬を請求する業務)が煩雑だったり、看護師一人あたりの担当件数が多かったりすることが大変な様子も伺えます。
訪問看護の需要が高まっている一方で、その需要に対して供給が追い付いていないのが現状と言えそうです。
■訪問看護師の業務で苦労していることとは?
・訪問先での診察・処置でも時間を使ううえに、移動に時間を要するので限られた件数しか回れない(40代/女性/石川県)
・人手不足なのでさまざまなやりくりの面で苦労しています(40代/男性/静岡県)
・カルテをじっくり記入する時間がない(40代/女性/千葉県)
・利用者に関する細かい情報を、家族や前任者から聞き出したり共有したりするのに、行き違いやタイムラグがある(50代/男性/兵庫県)
・情報共有するためのミーティングのタイミングが難しい(50代/男性/大阪府)
施設や病院の勤務看護師ならそれほど難しくないことでも、訪問看護師の場合困難になるケースもあるようです。
高まる訪問看護の需要に応えるためには、国を上げた早急な対策が求められていると言えるでしょう。

先の質問では、訪問看護師の業務で苦労することとして、『レセプト・請求業務が煩雑』と回答した方が2割近くいらっしゃいました。
では、現状の訪問看護のレセプト・請求業務には、どのような課題があるのでしょうか?
そこで、「訪問看護のレセプト・請求業務での課題を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『レセプトの返戻や、確認作業の頻度が多い(44.2%)』という回答が最も多く、次いで『法制度が複雑すぎる(医療保険・介護保険などの正しい判別が難しい)(43.0%)』『情報入力に手間がかかる(32.1%)』『時間が限られている(請求できる期間が短い)(20.5%)』と続きました。
利用者のご自宅への移動が伴う訪問看護の業務は、限られた時間でさまざまなことを行う必要があります。
ですが、レセプトの返戻や確認作業の頻度が多くなってしまえば、それに比例して労働時間も長くなり、残業コストがかさんだり、訪問する時間を増やせず売り上げが伸びなくなったりするなど、経営にも悪影響を及ぼしかねません。
また、そもそも法制度が複雑すぎることが、レセプトの返戻頻度の多さに繋がっている可能性もありますから、そのあたりの改善が求められていると言えそうです。
訪問看護事業が抱える社会課題の解決が急務と言える
今回の調査で、訪問看護利用経験者がそのサービスを知ったきっかけから利用した印象、訪問看護師の対応に対する感想を聞くことができました。また、訪問看護師として従事している(していた)方からの、訪問看護師の魅力や現状での課題も見えてきました。
今回の調査結果からも分かる通り、患者やご家族から厚い信頼を寄せられている訪問看護師ですが、現在、全ての看護師の人数のうち、訪問看護師の数はわずか4.9%に留まっています。(※1)
今後、厚生労働省が推進する病院から地域医療へのシフトが加速していくことにより、訪問看護事業者は限られた人員でさらに多くの患者に看護を提供していかなければなりません。
※1 厚生労働省「平成 30 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」および「平成30年介護サービス施設・事業所調査の概況」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/18/dl/gaikyo.pdf
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service18/dl/kekka-gaiyou_2.pdf
また、訪問看護事業は経営が難しく、全国訪問看護事業協会の調査によると、年間1,376事業所が解説される一方764事業所が廃止・休止となっています。(※2)
※2 一般社団法人 全国訪問看護事業協会「令和2年度 訪問看護ステーション数調査」
https://www.zenhokan.or.jp/wp-content/uploads/r2-research.pdf
この背景のひとつとしては、元来、ナイチンゲールの精神で患者に寄り添ってきた看護師が、病院を離れ訪問看護に転向した途端、訪問看護は独立採算制となっているため利益を追求し事業の黒字化を図らなければいけないという事実があります。
このように、社会的に重要な役割を担う一方で、現場の負荷の高さ、事業継続の難しさという大きな問題を抱える訪問看護事業。
この社会課題の解決なくして、利用者も看護師も真の意味で快適な訪問看護の将来像は描けないと言えるのではないでしょうか?
『iBow(アイボウ)』は訪問看護のスタンダードを創り続けています
訪問看護の社会課題を解決するのが、訪問看護の支援企業、株式会社eWeLL(イーウェル)が提供する『iBow(アイボウ)』サービスです。(https://ewellibow.jp/)
全国47都道府県1,500ステーション以上で利用されている『iBow』は、全国の訪問看護ステーションが独自に行っている煩雑な業務を、現場の理にかなった電子カルテで効率化・仕組み化し、訪問看護現場の負荷軽減と、合理的でストレスフリーな『訪問看護業務の標準化』を実現します。
事実、『iBow』を利用している訪問看護ステーションの事業継続状況は、全国平均に比べ69%改善されています。
※一般社団法人全国訪問看護事業協会調べ「訪問看護ステーション数調査結果」に基づく推計。
過去2年間に開設したステーションのうち、2019年11月時点で事業を継続している割合
また、『iBow』は訪問看護への総合的な支援体制を強化するため、2021年4月1日より新サービスを加え、下記4つのサービスを展開します。
★【NEW】『iBowレセプト』(2021年4月1日~)
日々の記録から自動反映する従来にないレセプト(診療報酬請求)を実現。
入力の手間をなくし正確でストレスフリーな請求を実現します。
★訪問看護専用電子カルテ『iBow』(2014年5月~)
必要な機能を網羅し、誰でも簡単に使えます。
簡単に使えるから、1万人以上の訪問看護師が毎日利用。
医療水準のセキュリティを備え、訪問看護のテレワーク、災害対策としても活用されています。
★訪問看護専用勤怠管理サービス『iBow KINTAI』(2020年10月~)
訪問看護独特の複雑な勤務体系にシンデレラフィット。
オンコールシフト、常勤換算表の自動作成機能、直行直帰に適したGPS打刻機能など、現場を支える最新ツール。
※無料版あり。
★『iBow 事務管理代行サービス』(2021年1月~)
レセプトに関する入力・確認など、日々の膨大な事務作業を専門スタッフが代行。
返戻や請求漏れを防ぐプロ品質が支持されています。
『iBow』は、訪問看護ステーションが限られたリソースの中でもサスティナブルで適正な地域医療サービスを提供できるよう、ITにより業務を効率化し、未だ標準化されていない訪問看護のスタンダードをこれからも創り続けます。
■『iBow(アイボウ)』:https://ewellibow.jp/
■『iBow KINTAI』:https://ibowkintai.jp/
■『iBow』導入に関するお問い合わせ・資料請求受付:https://ewellibow.jp/demo/
■お電話でのお問い合わせ・資料請求受付:0120-49-0333(9:00~22:00 土日祝18:00~は受付のみ)
■株式会社eWeLL:https://ewell.co.jp/
■所在地:〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-3-3 サンビル備後町9F
■TEL:06-6271-9333
■E-Mail:ibowinfo@ewell.co.jp
調査概要:「訪問看護」に関する調査
【調査期間】2021年3月19日(金)~2021年3月22日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,050人(①訪問看護利用経験のある男女713人、②訪問看護従事者337人)
【調査対象】①訪問看護利用経験のある男女(本人またはその家族)
②訪問看護従事者(経験者を含む)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
2021/4/1
家族のつながりサービス・Hachi(ハチ)で、「iPhoneを持ってもらうだけ」のシンプルな見守りを実現。iPhone+専用アプリで、「振るだけSOS」と「位置情報」「歩数」の送信が可能に。

AP TECH株式会社が企画開発を行う、家族のつながりサービス「Hachi(ハチ)」。
■iPhoneを「3回振るだけ」の簡単SOS機能
「Hachi」は、遠く離れたご家族の安否を、スマートフォンやガラケーで日々みまもることができるサービスです。「高齢の両親を簡単にみまもりたい」「持病のあるパートナーの体調をみまもりたい」といった想いを持つ家族の皆様にご活用をいただいています。
今回リリースする『iPhone 振るだけSOS』機能は、みまもられる方が専用アプリをインストールしたiPhoneを3回振るだけで、みまもる方のメールアドレスに「SOS」メールが届く機能です。みまもられる方に設定済のiPhoneを持ち歩いていただくだけで、離れて暮らすご家族の皆様による日々のみまもりが可能となります。

みまもられる方が「iPhoneを3回振る」だけで、遠く離れたご家族のもとに、 「SOS」を知らせるメールがすぐに届きます。
■iPhoneで取得できる「歩数」や「位置情報」で元気な様子がわかります
みまもられる方が持つiPhoneが自動取得する「歩数」「位置情報」を、iPhoneアプリ画面や1日2回通知される「おしらせメール」で確認することができます。任意で、ご自宅等からのお出かけ/帰宅を知らせる「おでかけ通知」では「予定通り、お出かけしたみたい」「無事、自宅に戻ったようだ」ということを、メールで随時確認することが可能です。

専用アプリ(2021年3月現在、iOSのみ対応)画面では常に最新情報を閲覧可能。「おでかけ通知」をONにすれば、特定地点からの出入りをメールでお知らせすることが可能です。
■心配な時は、自動受話の「ビデオコール」「電話」による連絡がおすすめ
みまもられる方のiPhoneを「自動受話」設定としておくことで、受話アイコンを押さなくとも、数コール後に自動でFacetimeや電話機能による通話を開始することが可能です。(みまもるご家族用のiPhoneアプリ画面では、アイコン1タップでビデオ通話をコールすることが可能です。
自動受話設定とすることで、スマートフォンに不慣れな方でも操作なく受話できることから、緊急時の安否確認や、日々のコミュニケーションに役立ちます。
■プラスApple Watchで、「健康」や「体調」の見守りも!
みまもられる方に、Apple Watchの装着をいただくと、Apple Watchが取得する「心拍数」「心拍変動数」「歩数」「位置情報」「血中酸素ウェルネス(Apple Watch S6が取得する、血中に取り込まれた酸素レベルを示す指標。経皮的酸素飽和度(SpO2)に相当。)」のメール通知や、体調変化による高心拍/低心拍の自動メール通知、Apple Watch画面に5秒触れるだけで発出可能なSOS発信などの機能を利用可能です。目的に合わせ、利用いただく端末をご検討ください。
今後もHachiは、人とひとの多様な距離に寄り添い、あたらしい「安心」と「つながり」をお届けしてまいります。サービス利用、取材、販売パートナーのご希望等、以下よりお気軽にお問い合わせください。
■Hachi公式website:https://aptechnology.co.jp/
■お問い合わせ先:info@aptechnology.co.jp、08033991274 (担当:川端)
2021/4/1
お孫さんや家族みんなで踊ろ! 幅広い世代で介護予防を図れる「ウイズまごダンス」を栃木県が作りました。

ウイズまごダンス
・YouTube動画はこちらから
※「フレイル」とは?
加齢とともに筋力や運動機能が低下する状態のことを「フレイル」(虚弱)と言います。高齢化して要介護の状態になる前に、人はこの「フレイル」の段階を経ることがわかってきました。「フレイル」の予防は、日々の習慣と結びついています。早い時期から適度な運動を行うことで、「フレイル」を予防することができます。
栃木県では、「フレイル」の予防を図るために、世代を超えて楽しく踊れる「ウイズまごダンス」(2分49秒)を制作し、このほど、YouTube 動画で配信をスタートしました。振付け、監修・指導は、元オリンピック体操選手で、流通経済大学教授、一般社団法人TAISO LANDプロデューサーの田中光さん。
リズミカルな歌にのせて、多世代が交流でき、誰もがトライしやすいシンプルな動き。日頃の運動不足で、体を動かすのが億劫になってきた方でも、お孫さんやお子さんと一緒に踊れるならやってみようという気持ちで実践してもらえるのではと考案し、企画した栃木県のアイデア。運動理論に基づきつつも、楽しみながら、フレイル予防になるダンスとなっています。
途中、オーラルパートでは、口腔体操という口の動きによる「オーラルフレイル」の予防運動も組み込まれています。
・オーラルフレイル予防

「パタカラ」発音
栃木県内の家族や地域で、このダンスの輪が広がることを願い、「うまく踊れなくても、幅広い世代で、少しづつ、無理なく、楽しく始めませんか」と栃木県では呼びかけていきます。
・YouTube動画はこちらから
https://youtu.be/3Qy18fxQGHA
・問い合わせ
栃木県保健福祉部高齢対策課
TEL. 028(623)3148
2021/4/23
65歳以上の72%がワクチン接種予定だが、
いつ接種できるかよく分からないと
情報不足が鮮明に。女性はワクチン接種に敏感で、
安全性や実績の少なさによる不安が強い!

シニアライフ総研®では、シニア層の日常生活における新型コロナウイルス感染症拡大の影響を把握するため、55歳以上の高齢者約890人を対象にインターネット調査を行いました。
【調査概要】
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2021年4月中旬
- 対象エリア:日本全国
- 対象者:介護サポートなどを必要としない健康な高齢者(年齢55~88歳)
- 有効回答数:887名(男性:462名/女性:425名)
【調査結果】
1. 新型コロナウイルスに対するワクチン接種について(複数回答)
新型コロナワクチンについて接種順位の高い65歳以上のシニアに聞いたところ、「ワクチン接種をするつもりであるが、いつ接種できるのかの予定がよく分からない状態である。」が72%と最も多く、「ワクチン接種をしたいとは思っているが、リスクが良く分からなくて不安である。」17%、「ワクチン接種をするつもりであるが、どこに問合せして良いのか(どこから案内が来るのか)分からない状態である。」11%と続いており、ワクチン接種に関する情報が行き届いていないことがうかがえる。
また、男女別で見ると、男性は「ワクチン接種をするつもりであるが、いつ接種できるのかの予定がよく分からない状態である。」が女性よりも14ポイント高くなっていることから情報量の少なさを感じる傾向が女性より強い。女性は、「有効性や安全性に不安要素が多く、現時点ではワクチン接種はしないつもりである。」、「海外製(海外開発)のワクチンでは、自分には合わないのではないかと心配である。」、「もう少しワクチン接種の実績数が増えてから、接種するかを検討したい。」が男性の約2~3倍の数値となっており、男性よりもワクチン接種にネガティブであり、安全性や実績の少なさによる不安が男性より強い傾向にある。
2. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による使うお金の変化について (単独回答)
上がったものの上位は「自宅での食費」35%、「光熱費」28%、「生活必需品の購入費」11%と続いており、下がったものの上位は「外食費」59%、「交通費(ガソリン代・公共交通機関の運賃など)」33%、「衣服費」28%と続いていることから、外出自粛に直結する項目の変化が大きく見られる。
男性
女性
男女別で見ると、「衣服費」に大きな差異が見られ、女性は男性の2倍以上の40%が下がったと回答している。また女性は、男性よりもお金の変化に敏感な傾向にある。
3.新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「意識や行動」について変化があったもの (複数回答)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の90%が「意識や行動」に変化があったとして、中でも「外出時にマスクの装着を欠かさなくなった」81%、「手洗い・うがいなどを、こまめにするようになった」74%、「外出をほとんどしなくなった」28%と続く。これは前回調査時の上位3項目と同様であるが、「外出をほとんどしなくなった」について、2020年6月は48%であったのに対し、2021年4月は28%と20ポイントも減少していることから、外出自粛の意識が薄れていることが分かる。
2021年4月調査【男女別】
男女別で見ると、男性は「意識や行動」に変化があったのが86%であるのに対して女性は95%であり、更に多くの項目で女性のほうが数値が高いことから、女性の方が行動や意識変容が大きいことが分かる。
また、「ストレスを感じることが増えた」について女性は27%であり男性より15ポイント高いことが特徴的であり、外出自粛で自宅に家族がいることが多いため、普段より家事が増えたためではないかと想定される。
4.新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「時間が増えたもの」(複数回答)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の65%に自身が行う「時間が増えたもの」があり、前回調査(2020年5月)と比較すると9ポイント減少しており、コロナ禍前の生活に多少戻っている傾向にある。中でも上位は「TVの視聴時間」38%、「PCによるインターネットの利用時間」36%、「スマホなどのモバイル端末によるインターネットの利用時間」18%となっており、いずれも前回調査の数値を下回っている。
2021年4月調査【男女別】
男女別で見ると、男性の60%が「時間が増えたもの」があると回答しているのに対して女性は71%であり、更に多くの項目で女性のほうが数値が高いことから、女性の方が時間の使い方に変化が大きいことが分かる。
5.新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「時間や機会が減ったもの」(複数回答)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、シニア層の82%に自身が行う「時間や機会が減ったもの」があり、挙げられたのは「外食・食事会」58%、「旅行・レジャー」54%、「友人・知人との交流」41%と続く。これらの傾向は女性が牽引しており、中でも「友人・知人との交流」については男性と20ポイント差、「外食・食事会」は11ポイント差となっており、いずれも交流にまつわる項目の男女差が顕著である。
6.新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「新たに生活に取り入れたこと・やってみたこと」 (複数回答)
前回調査では47%が「新たに生活に取り入れたこと・やってみたことがある」と回答していたが、今回調査では40%とやや減少した。上位3位は前回調査と変わらず「室内での健康維持・増進策」18%、「屋外での散歩・ランニング」11%、「今まで作ったことがなかった料理」8%となっているが、いずれも前回調査から数値は減少している。ただし、「動画配信サービスの視聴」、「オンライン飲み会」、「内職」については回答数が少ないものの前回数値を上回っている。
2021年4月調査【男女別】
男女別で見ると、男性の36%が「新たに生活に取り入れたこと・やってみたことがある」と回答しているのに対して女性は44%であり、更に多くの項目で女性のほうが数値が高いことから、女性の方がコロナ禍の生活スタイルの変化に柔軟に対応できていると想定される。
シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。
入院・介護・老後資金・住まう場・配偶者亡き後・相続・葬儀・お墓……「いざという時」のために備えておきたいこと。入院や介護、相続などで「子どもに迷惑をかけたくない」というシニアは多いですが、そのためには、元気なうちからの準備が必要です。
人生100年時代の「長い老後」を安心して暮らすために、シニア世代が知っておくべき・やっておくべきことを、具体的な事例を交えながらわかりやすく解説します。
「子どもに迷惑をかけられたくない」というシニアの本音にも応える1冊です。
・著者:太田 差惠子
・出版社:翔泳社
・発売日:2021年3月
■目次(抜粋)
第1章●入院
・ある日突然、道で倒れたら?
・「身元保証」を子に頼れない、頼りたくない…
・配偶者の緊急入院!家事は?付き添いは?
・完治していないのに退院、どうしよう!?
・退院後の世話を巡って子どもたちが喧嘩!
第2章●お金
・今後の暮らしにかけられるお金は?
・自宅を貸して老人ホームの月々費用にあてたい
・子と同居したら医療費や介護費用が高額に?
・子から「孫の教育資金援助」を頼まれた
・子どもが離婚して、養育費の保証人を頼まれた
第3章●介護
・子どもには「世話にならない」と言ってたけど…
・ヘルパーさんに「ついで」を頼んだら断られた…
・「仲の良い子」と「折り合いの悪い子」がいる
・子が介護のために「仕事を辞める」と言っている
・トイレ介助、入浴介助が必要になったら誰に頼む?
第4章●配偶者の死
・配偶者が亡くなり「一人暮らし」を実感
・配偶者の遺品整理で子どもと喧嘩に…
・「心配だから」と無職の子が住み着いた
・夫の死後は、夫の親族とかかわりたくない!
・再婚を考えているけど、子の反応が心配…
第5章●住まう場
・老後の田舎移住、海外移住はアリ?
・事故も心配だけど、免許の返納はまだ…
・子からの同居の申し出を断ったけれど…
・子どもが施設入居を強硬にすすめてくる
・入居した高齢者施設が倒産してしまった!?
・年金額が少なくても入れる施設はある?
第6章●最期の準備
・「延命措置」について家族で意見が対立
・死後の手続きに必要な書類が見つからない!
・家族に見せたくないものを整理したい
・子どもがやたらと「断捨離して」と言ってくる…
・管理が大変なお墓、自分たちの代でどうにかしたい