シニアライフ総研®特選ニュースを更新しました

2020/2/17

60歳以上のシニアの53.2%が、電子マネーを使いたい場所に「歯科医院などの医療機関」と回答!〜医療機関、電子マネー決済未対応が浮き彫りに!? 現状「医療機関」での利用率は5.4%、JMS、「電子マネー」に関するアンケート調査を実施〜

 

 株式会社ジェイエムエス(本社:東京都新宿区、取締役社長:片貝 真樹)は、電子マネーの利用経験がある関東在住の60代の男女111名を対象に実施した「電子マネー」に関するアンケート調査の結果を発表しました。

「電子マネー」に関するアンケート調査

調査概要:「電子マネー」に関するアンケート調査
有効回答:電子マネーの利用経験がある、関東在住、60代男女111名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年1月31日~年1月31日

 

電子マネー利用頻度「週に2日~3日程度」が25.2%

 最初に「Q1. 電子マネー(交通系、流通系、ID、クイックペイなど)の利用頻度を教えてください。」(n=111)と質問したところ、「週に2日~3日程度」が25.2%と最多の結果になりました。
 
Q1. 電子マネーの利用頻度を教えてください。

Q1. 電子マネーの利用頻度を教えてください。

 

 

月1,000円~5,000円未満を電子マネーで利用しているシニア40.5%

 続けて、「Q2. 1ヶ月における電子マネーの利用金額を教えてください。概算で結構です。」(n=111)と質問したところ、40.5%のシニアが「1,000円~5,000円未満」と回答しました。

Q2. 1ヶ月における電子マネーの利用金額を教えてください。

Q2. 1ヶ月における電子マネーの利用金額を教えてください。

 

 

91%のシニアが電車乗車時に電子マネーを利用

 次に、「Q3. 電子マネーを利用する場所について全てお答えください。」(n=111)と質問したところ、「電車」が91.0%の結果になりました。

Q3. 電子マネーを利用する場所について全てお答えください。

Q3. 電子マネーを利用する場所について全てお答えください。

 

シニアが電子マネーを使いたい場所「医療機関・歯科医院など」53.2%

 続けて、「Q4. 電子マネーを利用できたら良いと思う場所を3つまでお答えください。」(n=111)と質問したところ、53.2%のシニアが「医療機関(歯科医院など)」と回答しました。

Q4. 電子マネーを利用できたら良いと思う場所を3つまでお答えください。

Q4. 電子マネーを利用できたら良いと思う場所を3つまでお答えください。

 

電子マネーを使い始めたのは「2004年以降から」22.5%

 次に、「Q5. 電子マネーを「日常」で利用を開始したと考えるご自身のタイミングを教えてください。」(n=111)と質問したところ、「2004年以前」が22.5%と最多の結果になりました。

Q5. 電子マネーを「日常」で利用を開始したと考えるご自身のタイミングを教えてください。

Q5. 電子マネーを「日常」で利用を開始したと考えるご自身のタイミングを教えてください。

 

電子マネー、「増やす予定」27.9%

  次に、「Q6. 今後、電子マネーの利用を増やしていこうと考えていますか?」(n=111)と質問したところ、「変わらない」が59.5%と最多、次いで「増やす予定」が27.9%の順になりました。

Q6. 今後、電子マネーの利用を増やしていこうと考えていますか?

Q6. 今後、電子マネーの利用を増やしていこうと考えていますか?

 

電子マネーの利用を増やす理由は「支払いがスムーズで便利だから」96.8%

 最後に、Q6で「増やす予定」と答えた方に「Q7.理由を教えてください。」(n=31)と質問したところ、96.8%のシニアが「支払いがスムーズで便利」と回答しました。

Q7.理由を教えてください。

Q7.理由を教えてください。

 

まとめ

今回の調査では、シニアの電子マネーのリアルな利用状況が表面化しました。小銭の煩わしさから解放され、支払いがスムーズになる点に魅力を感じ、交通はもちろんのこと、「医療機関」でより利用したいという結果となりました。また、27.9%が電子マネーの利用を今後増やす予定という回答があり、シニア層でもキャッシュレスへの意識の高まりが伺えます。より多くの場所でのキャッシュレス対応が求められていると言えるでしょう。
 

 

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会社概要

社名       : 株式会社ジェイエムエス(https://www.japanmerchantservices.com/
本社所在地    : 東京都新宿区大久保3-8-2 住友不動産新宿ガーデンタワー
代表       : 取締役社長 片貝 真樹
設立       : 2000年6月
資本金      : 8,000万円
事業内容     : クレジットカード事業などに関する加盟店業務の代行業

2020/2/17

介護離婚、ダブルケア、介護うつ……介護にまつわるすべての不安をこれで解決!
『親の介護、それでも人生思い通り! ~ちょっと待った、その介護離職~』
人生を棒に振る前に!みらいパブリッシングより2/21刊行

 

みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は『親の介護、それでも人生思い通り! ~ちょっと待った、その介護離職~』 を2020年2月21日に刊行します。 著者:児玉浩子 四六判 184ページ 本体 1400円+税 ISBN:978-4-434-27204-2 書籍詳細: https://www.amazon.co.jp/dp/4434272047

 

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介護離職は絶対にダメ!
介護は何年続くかわかりません
介護離婚、ダブルケア、介護うつ……介護にまつわるすべての不安をこの一冊で解決します

昔は介護は家族がするものでした。しかし、30年前と今では違います。
今は介護保険の各種サービスがありますので、それを徹底的に駆使すれば、家族の負担はだいぶ減らすことができます。
大切なのは、どんなサービスがあり、どうすれば受けられるのかを知ることです。

■出版社からのコメント

10代の頃から現在まで、30年にわたって、4人の家族の介護をしてきた著者が、自身の痛切な経験を踏まえ、
「介護離職」が「介護破滅」に至る最悪のシナリオになりうることを訴えます。
介護サービスの知識や、介護のノウハウ、そして心救われるメッセージの数々も掲載しています。

■著者について

児玉浩子(こだま ひろこ)

介護離職予防コンサルタント 株式会社ケイラボ所属
「本気で社員のことを考えている会社の介護離職予防研修」を担当
約30年以上にわたる親族4人の介護経験にもとづく親身な人生設計も含めた研修を行う。
アニメで介護保険制度などを伝えるYouTubeチャンネル「人生の達人」を2019年11月から開始。

■書籍概要

仕様:四六判 184ページ
定価:本体 1400円+税
ISBN: 978-4-434-27204-2
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434272047

■会社概要

みらいパブリッシング
設立: 2014年5月
代表者:代表取締役 松崎義行
所在地:東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階
事業内容:図書出版全般
URL: http://miraipub.jp

 

2020/2/17

栄養機能食品「ホネグッド」 2月18日(火)新発売

 

森永製菓株式会社(東京都港区芝、代表取締役社長・太田 栄二郎)は、大人のための栄養サポートココア「ホネグッド」を2月18日(火)に新発売いたします。
 近年、高齢者の「フレイル」※1に関心が高まっていて、フレイルの要因の1つに「しっかりと栄養がとれない事」が挙げられます。そこでそういった状況に不安を感じ、しっかり備えていきたい大人世代に向けて、1杯でいろいろな栄養素が一度に摂れる、大人のための栄養サポートココアを開発しました。
 栄養素を多く入れるとその風味が強く出てしまい味わいを損ねることが多いのですが、『ココアの森永』が味にもこだわり、栄養素の風味をマスキングして美味しく召し上がっていただけるように仕立てました。

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■「ホネグッド」の特長
1杯で1日分のカルシウム※2(680mg)が摂取できます。  (1杯=ホネグッド12g+牛乳150ml)
さらに、カルシウムの吸収を促進し骨の形成を助けるビタミンDと、カルシウムの働きをサポートするミルクオリゴ糖を配合しており、効率的なカルシウム摂取をサポートします。
・近年摂取意向が高まっている成分であるたんぱく質カカオポリフェノールを配合。
1杯でたんぱく質2.3gが摂取できる高たんぱく飲料です。
・カルシウム、鉄、ビタミンD、たんぱく質、カカオポリフェノール、ミルクオリゴ糖 が一度に摂れます。


■開発背景
ココア市場の中でも「健康素材ココアカテゴリー」は伸長しており、
そのカテゴリーの商品の1つに、成長期のお子さまをターゲットにした森永製菓の「セノビー」があります。
「セノビー」は1杯で1日分のカルシウムが摂取できることが特長の商品です。お子さまの成長を応援するココアとして発売しましたが、「1杯で1日分のカルシウムが摂れるなら私も飲みたい!」といった声が、50代以上の女性からも多く寄せられました。これが、大人向けココア開発のきっかけとなり、「ホネグッド」が誕生しました。

※1 フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと。
※2 栄養素等表示基準値2015(18歳以上、基礎熱量2200kcal)を目安としたとき。


■商品概要
◇商品名:ホネグッド
◇内容量:84g / 180g
◇参考小売価格:410円(税込)/オープン
◇発売日:2020年2月18日(火)
◇発売地区:全国
◇発売ルート:スーパー・ドラッグストア/ドラッグストア・通販
◇ターゲット:低栄養に不安を感じる50代以降の女性

 

 

2020/2/17

「きれいにする行為は、空間・身体をリセットして新たな未来を
迎えるきっかけになる」という日本における普遍的意識を確認

 

花王株式会社(社長・澤田道隆)感覚科学研究所は、国立歴史民俗博物館(館長・久留島浩、千葉県佐倉市)との共同研究で、日本人の「きれいにする行為」(=身体・空間の洗浄、片付け、整理整頓)や清潔な状態に対する意識について、民俗学や歴史学的なアプローチから考察を行ないました。これにより、清潔に対する意識は戦後の高度経済成長期の衛生環境の改善と洗浄行為の習慣化で大きく変化したことがわかりました。一方、「きれいにする行為」は、時代を問わず一貫して、空間や身体をリセットして新たな未来を迎えるきっかけになると信じられてきたことを確認しました。たとえば、江戸時代の年末のすす払いは、新年の年神様を迎える「信仰的儀礼」でしたが(図1)、これは現在も、過去の汚れを拭って新年を迎える年末の大掃除として継承されています。

今回の研究成果は「日本民俗学会第71回年会」(2019年10月12~13日、茨城県つくば市)にて発表しました。

 

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図1 揚州周延「千代田之大奥 御煤掃」 (国立歴史民俗博物館所蔵) 江戸時代の大奥の、年末のすす払いの様子を描いた浮世絵。「きれいにする行為」は、 空間や身体をリセットして新たな未来を迎えるきかっけになると信じられていたことの一例

 

背景

花王は、「清潔な国民は栄える」をモットーにしていたことにも表れているように、1890年に花王石鹸を発売して以来130年間、洗浄製品の開発と提供を通じて清浄文化の発展に貢献したいと考えてきました。

一方、近年ではサステナビリティへの関心が高まり、清浄文化に関連が深い環境や公衆衛生などが社会的課題として議論されるようになっています。このような時代における清浄文化の発展について考えるため、人々の清潔に対する意識・洗浄の意味が時代によってどう変化したかをあらためて検討することを目的に、花王は2017年から国立歴史民俗博物館と共同で民俗学・歴史学を中心とした研究を開始しました。

 

研究手法

日本の古代から近現代までを対象に、過去の人々の清潔に対する行為や意識について、民俗学資料※1や公刊統計資料などをもとに、時代背景や変化を検討しました。

※1 「養生訓(1712)」「歯牙統計(1892)」「奈良県風俗志(1915)」「男鹿寒風山麓農民手記(1935)」など

 

今回の研究知見

1. 衛生環境の改善による、清潔に対する意識の変化

高度経済成長期(1955年~1973年)には、社会全体と一般家庭の双方で衛生環境が大幅に改善されました。上下水道の整備や新築の清潔な公営住宅の増加などで赤痢患者数が激減したことがその一例です(図2)。また、国産の電気洗たく機がこの時期に一般家庭に普及し(図3)、花王が開発した衣料用洗剤「ワンダフル」などもそれに伴って爆発的な売れ行きを記録しました(図4)。

このような衛生環境の変化で、清潔は人知を超えた力に左右されるものから、技術や個人の力で得られるものになったと考えられます。同時に、不潔で不衛生な環境は日本人には不慣れなものになっていきました。

 

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図2 赤痢患者数の推移と上下水道普及率 出典:厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課 伝染病統計、厚生労働省 水道普及率の推移

図3 電気洗濯たく機普及率の推移 出典:内閣府景気統計部 消費動向調査(2018年3月調査)

図3 電気洗濯たく機普及率の推移
出典:内閣府景気統計部 消費動向調査(2018年3月調査)

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図4 花王の衣料用洗剤 ワンダフル(1953年発売)、ザブ(1960年発売)

 

2. 洗浄行為の頻度増加による、洗浄の目的の変化

高度経済成長期には、洗浄行為の頻度も大きく増加しました。たとえば洗髪では、終戦(1945年)直後は月1~2回であったのに対し、1980年代は週2~3回(月10回程度)と大きく増加し、1990年代には、ほぼ毎日になっています(表1)。また洗たくも、天候に左右される屋外の水仕事から、屋内で毎日行なうことが可能な仕事に変わることで、頻度が上がりました。

このような頻度の増加によって、洗浄には「汚れを落とすこと」に加えて、「汚れの予防」「身だしなみを整える」という目的が備わっていったと考えられます。

 

表1 洗髪頻度の変遷(花王調べ)

平安時代

年1回ほど

江戸時代

月1~2回(最も高頻度な江戸の女性で)

昭和戦後

月1~2回

昭和30年頃

1回/5日

1980年代

2~3回/週

1990年代半ば

ほぼ毎日(10-20代女性)

 

3. 「きれいにする行為」に対する普遍的な意識

清潔に対する行為や意識は高度経済成長期に大きく変化しましたが、普遍的なものはないかという観点での検討も行ないました。その結果、「きれいにする行為」は古今を通じて、単に汚れを落とすだけではなく、空間や身体をリセットして新たな未来を迎えるきっかけになると信じられてきたことを確認しました。

たとえば、江戸時代の年末のすす払いは、新年の年神様を迎える信仰的儀礼でした(図1)。これは現在も、過去の汚れや災厄を拭い去って新年の多幸を迎える準備をする年末の大掃除として継承されています。また、江戸時代に将軍に謁見する外国の要人が江戸を訪れる際は、町人が通り道を清めてもてなしの意を示しました。これは現在も、お客様を迎えるときの玄関の門掃きとして継承されています。さらに、禅僧が心を整える修行の一環として古くから行なってきた寺の清掃は、断捨離などの心理状態の調律を伴う整頓術に受け継がれています。

これらに見られる、空間や身体をリセットすることが新たな未来を迎えるきっかけになるという意識は、民俗学における「ケガレ※2を祓う」意識が一般の人々の生活に現れたものと解釈することもできます。

※2 ケガレ:民俗学では、不潔で危険で強い感染力をもつ死の力。「祓え」という信仰的儀礼でのみ解消することができ、その結果縁起物や生命力に逆転すると考えられている。

 

まとめ 

高度経済成長期に起こった衛生環境の変化や洗浄頻度の増加によって、清潔は人間の力で制御しやすいものへと変化し、「汚れの予防」「身だしなみを整える」という意味が備わりました。一方で、「きれいにする行為」は、古今一貫して、空間や身体をリセットして新たな未来を迎えるきっかけになると信じられてきたことも確認しました。

花王は、本研究から得た知見を、人々の「きれいな暮らしかた」の理解と発展、またその実現に向けての製品開発に応用してまいります。

 

共同研究者のコメント

 

関沢まゆみ氏

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国立歴史民俗博物館教授、研究推進センター長、文学博士

専門:高度経済成長と生活変化、代表著書:『現代「女の一生」人生儀礼から読み解く』

今回の共同研究では、水道などのインフラ整備や電気洗たく機・家庭風呂のような設備の開発だけではなく、共に使われるシャンプーや石けんなどの開発と大量生産体制の整備が相まって、体を洗う行動の回数を増やし、日本人の清潔への意識を形作っていったことが分かり印象的でした。学術研究の現場と企業の研究開発の現場との交流が実現して、互いに新しい知見を得ることができたと思います。

 

 

 

新谷尚紀氏

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国立歴史民俗博物館名誉教授、國學院大學 文学部 教授、総合研究大学院大学名誉教授、社会学博士

専門:民俗伝承に見られるハレとケ、ケガレとカミの相互関係、代表著書:『ケガレからカミへ』

私はこれまで、死者に触れたときの穢れのような、入浴や手洗いだけでは拭えないケガレを儀礼によって祓うことで、カミが生まれるというしくみを論じてきました。共同研究では、身体を洗い清めることが心理的なリセットやリフレッシュにつながって新たな生命力をもたらすという点で、日常の行為と儀礼的な行為の共通性を見出すことができ、たいへん感動しました。民俗学から見た信仰のような分析と、洗剤や清潔を扱う分析とが、たがいに通じるというのは新たな発見でした。

2020/2/14

文京区とKAIGO LEADERSのコラボ企画

 

日本最大級の介護に志を持つ若者のコミュニティ「KAIGO LEADERS(かいごりーだーず)」を運営する、株式会社Join for Kaigo(本社:東京都文京区本郷3-40-10 代表取締役:秋本 可愛)は、2018年より文京区と協働で区内在住・在勤の介護事業従事者や、学生を対象に人材育成事業を実施しています。同じ地域での横のつながりを深め、現場を超えて地域で活躍する人材の育成を目指します。

2年目となる2019年度のテーマは「チーム力」。全7回にわたり「チームワーク・他者との協働」に必要な様々な視点を学ぶワークやディスカッションを用いた体感型のプログラムを実施。そして、学んだことを実践する機会として、文京区内の介護職員がフリーペーパーを作成するプロジェクトを立ち上げました。事業所の垣根を超えた7名の介護職員がメンバーとなり、取材を通してつながりを構築しています。

 

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若手介護職員の視点で伝える介護のリアル

フリーペーパーの名前は、『介護坂』。介護職員が車いすに乗る利用者を押しながら坂道を登るシーンの写真を表紙・裏表紙に掲載しています。その背景には、「介護の仕事の大変さも含めたリアルな内容を伝えたい」、「介護業界を上り調子に!」といった思いが込められています。また、文京区は“坂”が多い地域であることも背景の1つです。

フリーペーパー内の各記事のテーマは、「仕事のやりがいをもっと知ってほしい」、「もっとこうなったらいいな」といった介護職員であるプロジェクトメンバーのモヤモヤした想いがアイディアの起点となっています。なかでも、研修を受講するなかで感じている、「事業所の垣根を超えたつながりや、地域を巻き込んでアクションしていくことの重要性」を強調して発信し、そのようなアクションを起こすためのヒントが散りばめられています。
 

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『介護坂』は、1月に5,000部発行され、文京区内の飲食店、介護事業所や教育機関等に配布・設置される予定です。


文京区『新任介護職員人材育成プログラム』ホームページ

https://www.city.bunkyo.lg.jp/tetsuzuki/kaigo/chiikimicchaku/ikusei_kaigo.html
フリーペーパーの内容を確認できます。


■運営団体

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株式会社Join for Kaigo
「2025年、介護のリーダーは日本のリーダーになる。」を掲げ、介護領域に志を持つ若者の日本最大級のコミュニティを運営。

WEB:https://heisei-kaigo-leaders.com

 

2020/2/14

介護現場の課題をアカデミア発のテクロジーで解決 

 

アカデミア発技術による社会課題解決に取り組むピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:千代田区、代表取締役 落合陽一、村上泰一郎)は、株式会社シルバーウッド(本社:千葉県浦安市、代表取締役:下河原忠道 以下「シルバーウッド」)と、自動運転車いす「xMove(呼称:クロスムーブ 商標登録出願中)」の開発を通じた介護福祉現場の課題解決を目指し、共同事業を開始しましたのでお知らせいたします。

 

注) 写真はイメージです。実際の製品とは異なります。

注) 写真はイメージです。実際の製品とは異なります。

 

テクノロジー企業と介護事業者の協業による介護現場の課題解決へ

超高齢社会における介護人材不足は、未来の問題ではなくなっています。この現代において、何歳になっても、どんな障害を持ったとしても、自分らしい豊かな暮らしを実現するために、介護福祉現場とテクノロジーやデザインの力を持った企業が手を組む必要があります。

しかし、実際の介護福祉現場では、一般的に他の業界よりもテクノロジーの導入が遅く、またテクノロジーへの拒否反応も強い傾向があります。現場は日々の業務で多忙を極めているにもかかわらず、パソコンのディスプレイやスマートフォン、タブレットがインターフェースとなるIoTテクノロジーを導入しても、操作を覚える手間やインターフェースに慣れる労力を考えると現場がこうしたテクノロジーに後ろ向きになってしまうのはやむを得ないことだと私たちは考えます。

私たちピクシーダストテクノロジーズは、こうした介護福祉現場の声に耳を傾け、「人類と計算機の共生ソフトウェア基盤を構築する」という経営理念のもと、コンピュータと現場の人々をつなぐ新たなインターフェースをデザイン及び開発している会社であり、高齢化が進んだ現場や、多忙ゆえに人材の獲得に悩む現場の課題をテクノロジーで解決すべく日々奮闘しています。

このように、アカデミア発技術による社会課題解決を目指す当社は、今般、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」を運営するシルバーウッド社と共同事業に取り組むことによって、介護福祉現場のよりリアルな課題解決につながるプロダクトの開発を行います。このたびの協業により、介護福祉現場で働く皆様、介護福祉施設の利用者様等より多くの方が自分らしい豊かな生活を送ることができる社会の実現を目指します。

 


車いすを使う入居者様が、好きなときに好きな場所へ

xMoveは、市販の電動車いすに自動運転化ユニットを後から搭載することにより、電動車いすを自動運転車いすに高度化することができる装置です。xMoveを搭載した車いすの利用者は、ボタンやスマートフォンによる操作で、好きなときに好きな場所に行くことができるようになります。当社は、xMoveの開発により、車いすの利用者の利便性向上と介護士の移動介助に関わる負担軽減を目指しています。

近時、日本においては少子高齢化により介護の需要に対して介護士の人数が不足している状況です。介護福祉の現場ではカメラを用いた見守り機能の強化やセンシング技術の導入によって、人手不足を解消しようとしています。xMoveでは介護福祉現場での「移動」に着目し、車いすに搭載したセンサーと施設に設置したセンサーで車いすの安全を2重3重に確認し、安全に走行します。現在、シルバーウッドの高齢者住宅において実証実験を実施しており、現場の方々のご意見を反映させながら開発を進めています。

 
株式会社シルバーウッドについて
株式会社シルバーウッドは、2000年に設立された、建築事業(薄板軽量形鋼造)、高齢者住宅事業(銀木犀)、VR事業(VR Angle Shift)を主軸としている企業です。

高齢者住宅事業(銀木犀)は、2011年に開設した銀木犀<鎌ヶ谷>(千葉県鎌ケ谷市)から始まり、現在サービス付き高齢者向け住宅(10棟)とグループホーム(2棟)を運営しております。2015年には、アジア太平洋高齢者ケア・イノベーション・アワードで最優秀賞を獲得し、2018年には、カンブリア宮殿(テレビ東京)でも紹介されました。介護現場から、社内外の関わりを通して様々な社会課題に取り組んでいます。


ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
■ 会社概要
商号: ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表取締役: 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地: 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号 住友不動産水道橋西口ビル4階
設立: 平成29年5月
資本金: 23億397万9,050円(令和2年1月1日現在)
URL: https://pixiedusttech.com/

■ 事業概要
当社は、筑波大学准教授の落合陽一によって2017年に設立されたベンチャー企業です。「人類と計算機の共生ソフトウェア基盤を構築する」を経営理念として、独自の「HAGEN 波源」(波動制御技術)をベースに当社ならではの製品を開発し、また顧客課題に根差したソリューションを共同開発する空間開発型事業「KOTOWARI 理」を展開します。これらの取り組みのなかで、アカデミアで産まれた知の連続的な社会実装を目指します。

現在、開発中の製品には、特定の人の耳元など空間の任意の位置に音を届ける焦点スピーカーや、介護施設向けの自動運転車いす等があり、大学発のテクノロジーで地方自治体や企業、障がい者の方などが抱える課題を解決すべく、視覚・聴覚・触覚領域の製品・サービスの開発に取り組んでいます。

 

2020/2/12

多数派を前提とする社会の偏りを変え、
誰もが誰かのために共に生きる社会の創造を
「共生社会」実現に向けた、2020年活動全体戦略を発表

 

 誰もが暮らしやすい共生社会をめざして サービス介助士、防災介助士、認知症介助士の共育・認定・普及に取り組む公益財団法人日本ケアフィット共育機構(東京都千代田区、代表理事:畑中 稔、以下:日本ケアフィット)は、2020年活動全体戦略として、「チーム誰とも」(誰もが誰かのために共に生きる委員会)ムーブメントの本格始動を発表しました。
 2020年活動全体戦略である「チーム誰とも」では、「共生社会」実現のため、多数派にとっての当たり前を前提とした社会の仕組みが少数派に「障害」を生み出していること(=障害の社会モデル)に目を向け、そのような無意識を気付きへ変えるための工夫を仕掛けていきます。オリンピック・パラリンピックイヤーである今年は、世界中の人を迎え入れる日本のホスピタリティに注目が集まります。特に、パラリンピックを通した日本の振る舞いは、その後の日本のイメージや信頼に大きな影響を与える可能性が高く、日本ケアフィットとしてはこの機会を「チーム誰とも」ムーブメントを起こすきっかけにしていきたいと考えています。

 今回、その第一弾として、サービス介助士導入企業を対象に「バリアフルレストラン トライアル版」を2月13日〜15日に開催いたします。今後は、法人向けワークショップ「ケアフィット発想ワークショップ」、小学生向け体験プログラム「おも活」のリニューアル、そして秋には大規模イベントを開催し、「バリアフルレストラン」の一般公開、インクルーシブデザイン商品展、小学生が見つけた無意識の偏り展、サービス介助士20周年感謝祭などの同時開催を予定しています。

 これまで日本ケアフィットでは、「サービス介助士」の認定を主とした法人向け事業を行ってきました。「チーム誰とも」では、法人だけでなく、一人一人の気付きとなるような機会を増やしていくことで、「チーム誰とも」ムーブメントを日本全体へ広げていきます。
 
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■2020年活動全体戦略発表の背景
 東京オリンピック・パラリンピックイヤーである2020年は、2017年に関係閣僚会議で決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」の真価が問われ、国内外からの関心が集まるタイミングでもあります。政府もこれを契機に、「様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合う” 心のバリアフリー”」の推進に取り組んでいます。「心のバリアフリー」を体現するためのポイントとして、「障害のある人への社会的障壁を取り除くのは社会の責務である」という「障害の社会モデル」を理解することがあります。日本ケアフィットでは、その第一歩はこの社会には「無意識の偏りがある」ということに気づくことだと思っています。「多数派に合わせることが当たり前」と無意識に思っていることが偏りを生み出していると考え、その無意識に気づくことで「障害の社会モデル」の浸透を進めていきたいと考えております。

 

■プロジェクト責任者コメント
sub4公益財団法人 日本ケアフィット共育機構
理事事務局長 高木 友子
 「日本ケアフィット共育機構ではサービス介助士の普及育成などを通じてこれまで20年に渡り共生社会の実現・推進に取り組んできました。高齢者や障害者など多様な人の困りごとに対してサポートをできる人材の育成を進めていきましたが、「なぜそのような困りごとが生まれるのか」という背景、社会の仕組みにまで踏み込み、働きかけることが、共生社会の実現には欠かせません。私たちはそのために今回のような、社会の偏りを体感するイベントの企画実施などを通じて、あらゆる方向から2020年以降の共生社会の推進をけん引していきたいと思います。」
 
 
■「共生社会」のイメージ
 現在の社会は、多数派にとっての「当たり前」がベースに成り立っており、障害者などの少数派に不利益を生み出しています。しかしながら、少数派の人たちに向けた施策としては、「車いす利用者にとって段差は不便なものだからスロープをつけよう」といった多数派を前提としたうえで、少数派の人たちが暮らせるように工夫をする程度に留まっており、社会が多数派を前提としていることに対して疑問を持つことが少ないのが現状です。日本ケアフィットが目指すのは、そういった無意識の「当たり前」に気づいて見直し、少数派など様々な「ちがい」のある人も暮らせる共生社会の実現を目指しています。
 
 
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■「チーム誰とも」ムーブメントの取り組み概要
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①車いすユーザーが多数派の社会を体験するイベント「バリアフルレストラン」
 
「チーム誰とも」の最初の活動である「バリアフルレストラン」は、共生社会実現に向けた第一歩として、この社会の「無意識の偏り」に気づいてもらうイベントです。仮想世界「車いす利用者が多数派の社会」を通して、日頃、車いす利用者が少数派として感じている日常の体験を、車いす利用ではない人たち(二足歩行者)に体験してもらう試みです。この体験を通して、「障害の社会モデル」を理解し、一人でも多くの人が、多数派を前提として作られた社会のあり方を見直す姿勢を持つきっかけをつくっていきたいと考えています。
 2月13日〜15日にはトライアル版として、サービス介助士導入企業の方を対象に招待制で開催し、秋には一般の方に向けて本格開催する予定です。
 また、今回のプログラムは、東京大学大学院教育学研究科が共催する文部科学省「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」の一部として実施するプログラムと同一の内容です。


②「ケアフィット発想ワークショップ」
 「ケアフィット発想」とは、共生社会を前提とし、多数派のあり方を当たり前に思っている無意識を変えるための発想です。ケアフィット発想に基づいたワークショップを、サービス介助士導入企業向けに実施し、企業の本質的な体質改善を狙います。これにより、社員一人一人のエンゲージメントの向上や事業内容・人事制度の改変、パーパスの改変といった効果を見込んでおります。
 
 
 ③「サービス介助士」カリキュラムの改定
 
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 おもてなしと介助技術のプロフェッショナルであるサービス介助士資格は、高齢者や障害者と接する機会の多い交通・小売・サービス・観光業、大学や専門学校の講座にも取り入れられ、全国1000社18万人が取得しております。共生社会の実現に向けて日本社会がさらに舵を切れるよう、2020年4月からカリキュラム改定を予定しています。
 
 
④「おも活」リニューアル
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「おも活」とは、子どもたちが体験を通して、相手の立場になり「気づき」「考え」「行動する」好循環を発揮する、効果的かつ合理的な出張授業です。これまでに170校で合計12000人の体験機会を作ってきました。
 今回、「障害の社会モデル」の考え方に立ち、多数派に合わせた社会を当然と思っていることに気づいていただけるよう、プログラムを大幅リニューアルしていきます。
 
 
⑤「チーム誰ともイベント」 ※2020年秋開催予定
 法人向けにプロトタイプをしてきた「チーム誰とも」の各プロジェクトを、一人でも多くの人たちに参加してもらい、大きなムーブメントとなるイベントとして開催いたします。それぞれの事業を有機的に統合することで、広く一般の方に「共生社会」実現の気運に参加していただくことが狙いです。
<実施予定プログラム> ※変更となる可能性がありますのでご了承ください
―「バリアフルレストラン」 一般公開
―ワークショップ導入企業による「インクルーシブデザイン商品展」
―「おも活」実施校による「小学生が見つけた無意識の偏り展」

 

■組織概要
・名称:公益財団法人 日本ケアフィット共育機構
・本部所在地:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-2-6
・設立年月日:一般財団法人設立 2012年12月25日
公益財団法人認定 2013年12月2日
※前身である特定非営利活動法人日本ケアフィットサービス協会は1999年11月1日設立
・代表理事:畑中 稔
・HP:https://www.carefit.org/

 
 

2020/2/12

平和テクノシステムとグッドツリー、
データ連携により要介護者の全体が見えるシステムを実現

 

平和テクノシステムの「Yui コール」とグッドツリーの介護ソフト「ケア樹」のデータ連携により、ナースコールシステムの呼び出しと応答履歴だけでなく、見守りセンサーから検知したバイタルサイン、生活行動状態、環境状態の異常や変化も、介護記録と一元管理することが可能になり、要介護者の全体を見えて適切なケアを提供できるようになります。

 株式会社平和テクノシステム(本社:静岡県沼津市、社長:達橋 義信、以下 平和テクノシステム)と株式会社グッドツリー(本社:宮城県仙台市、社長:西原 翼、以下 グッドツリー)は、介護施設向け見守りとナースコールシステム「Yui コール」とクラウド型介護ソフト「ケア樹」の連携を開始します。

 「Yui コール」と「ケア樹」のデータ連携により、ナースコールシステムの呼び出しと応答履歴だけでなく、見守りセンサーから検知したバイタルサイン、生活行動状態、環境状態の異常や変化も、介護記録と一元管理することが可能になり、要介護者の全体を見えて適切なケアを提供できるようになります。

【各製品の主な特長】


◇第三のナースコール「Yui コール」

 第三のナースコール「Yui コール」は、これまで別々に必要だった「ナースコール・PHS・ハンディナース・業務用電話」のシステムを一体化し、コストの削減とともに優れた拡張性を実現しています。ナースコールを中心に、見守りセンサー、各種ソフトなど、さまざまな機器、システム、ソフトウェアと連携することもできます。この優れた拡張性により、施設まるごと管理可能な「トータルシステム」になります。さらに、誰でも簡単に操作することができます。

◇クラウド型介護ソフト「ケア樹」

 クラウド型介護ソフト「ケア樹」は、介護請求、介護記録、計画管理、利用者管理など、介護サービス事業所の日常的な運営管理に必要な機能を備える介護ソフトとして、全国累計2,260以上の介護事業所に導入されています。クラウド型のため、基本機能は全てWebブラウザから利用でき、低コストで導入ができます。また、即時の情報共有が可能であり、災害時にもデータは安全に保管されます。iPadに対応する介護記録アプリは、タッチや音声などの簡単操作で入力できるため、介護記録作業時間の削減に貢献します。

【連携により生まれる価値】

 人手不足の状況下で、介護業務の効率化を図るために、介護施設は見守りシステム、ナースコールシステム、PHS、介護請求ソフト、介護記録ソフトなどさまざまなシステムを導入しています。各システムはそれぞれのベンダーから提供している場合、システム間のデータ連携ができなく、手動でシステムの間でデータを転記する手間が発生します。また、要介護者の基本情報、バイタルサイン、生活行動状態、環境状態、介護記録のデータが複数のシステムに分散している状況では、要介護者の全体を見えなく、科学的介護の実現を阻害しています。

 この度の見守りシステム、ナースコールシステム、PHSの機能をまとめた「Yui コール」とケアプラン、介護記録、介護請求の機能をまとめた「ケア樹」とのデータ連携で、介護業務に必要とされるさまざまな情報を一元管理できるようにしています。そして、報告書作成するたびに、手動でデータ転記する手間が軽減され、介護業務の生産性の向上を図れます。さらに、要介護者の情報を一元管理する上で、ケア樹のオプション機能を利用してグラフで確認できますので、要介護者の全体を見えるようになります。

 「Yui コール」が提供するナースコール、スマートフォン端末、見守りセンサーなどから収集した呼び出しと応答履歴、バイタルサイン(心拍、呼吸)、生活行動状態(離床、動き出し、起上り、入床、体動)、環境状態(湿度、温度、照度)などの情報を、「ケア樹」の介護記録へ即時に自動で転送されます。「ケア樹」では、これらの情報をiPadやPCから確認し、介護記録の登録、申し送り、報告書の作成などに流用できます。これにより、実態に沿った正確な介護記録の入力ができ、介護記録作業時間の削減と入力漏れや間違いのない精度の高い記録ができます。入力情報はクラウドサーバーで管理されるため、スタッフ間の情報共有も簡単に行え、迅速な情報共有が可能になります。それから、蓄積されたデータを要介護者ごとのグラフ画面でまとめて確認できますので、要介護者の全体を見えて適切なケアを提供することによりケア品質の向上につながります。

 

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【今後の展望】

 平和テクノシステムとグッドツリーはお互いの強みを生かして、介護施設のあらゆる課題・問題を解決する「簡単・安心」なトータルプラットフォームを目指し、事業者・高齢者にとって真に良いサービスの提供こそ社会課題解決・社会貢献につながるという思いで共同開発を進めています。今後は、データ連携した見守り・ナースコール・介護ソフトのトータルシステムを介護施設へ提供し、介護施設のフィードバックに基づいて、さらなる機能改善を進めていきます。


お客様のお問い合わせ先
 

平和テクノシステム:企画推進部 TEL:03-5913-9997 E-mail:syutoken@heiwa-net.ne.jp
グッドツリー:アライアンス推進部 TEL:022-341-6380 E-mail:HelpMan@GoodTree.JP

関連リンク:http:// heiwa-net.ne.jp
      https://CareTree.JP

 

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