「黒川由紀子の シニアの世界へようこそ」第3回 住まい
思い出の品々を整理しながら暮らす。 小さな家もお年寄りには幸せなのです。
「2世帯住宅にしたばかりに親子関係の仲が悪くなった」「一人で暮らしているとお友達やご近所さんが気兼ねなく遊びに来られ、楽しく暮らしています。寂しくないし、自由でいいです」「電気の交換とか、踏み台に昇らなくてはならず怖いです。近所の人に頼めると助かるのですが」といったお年寄りの暮らしの本音が、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎)に紹介されているように、老後の住まいや暮らしのかたちはさまざまです。 その『いちばん未来のアイデアブック』を私とともに監修したルース・キャンベルさんは、現在、カリフォルニア州のCCRC(Continuing Care Retirement Community/継続的にケアされる高齢者のコミュニティ)に入居されています。サンフランシスコ郊外にあり、娘さんの家も近いので、お孫さんがしょっちゅう遊びに来るそうです。CCRCのマンションにはさまざまな人生を背負ってこられたお年寄りが暮らしておられ、「いい出会いに恵まれている」と満足そうにおっしゃっています。 十数年間、日本に滞在し、介護や認知症ケアについて研究されていたとき、ルースさんは小さな借家に住まわれ、アメリカに戻られてからもCCRCの小さめの家に暮らしています。ルースさんに限らず日本のお年寄りも、年齢を重ねるにつれて小さな家を好む傾向があるのかもしれません。不用になった荷物を処分したり、思い出の品々を整理したりしながら、コンパクトに暮らす。「小さい家も意外にいいね」と思えれば、幸せなのではないでしょうか。要は、家の中で何を大事にしたいのかということ。「お風呂」「本棚」「キッチン」など、「これだけは譲れない」という場所や設備が一つでも実現できれば、満たされた老後が過ごせるようにも思われます。 私は大学生のとき、老人ホームへインタビューに訪れたことがあります。畳の部屋に数人が寝るという昔のかたちの老人ホームでしたが、同じ環境に暮らしているのに、ある方は、「こんな姿になってしまって恥ずかしい。友達にも来てもらいたくない」とおっしゃいました。ところが、別の方は、「3度の食事がいただけて、掃除もみんなで分担し、あとは遊んでいればいい。こんな幸せな暮らしはありません」とおっしゃっていたのが、今も強烈な印象として記憶に残っています。同じ空間なのに、それを幸せと受け取れるか、不幸と考えてしまうか。施設での共同生活には、入所者のそれまでの生き方が表れるんだなと思いました。老人ホーム、シェアハウス、近居…。 何よりも自分がハッピーに暮らすこと。
一人暮らしはもう無理だろうと家族に言われ、自分の意志によらず、住み慣れた家を離れることを余儀なくされるお年寄りもおられます。住み慣れた家や地域から引っ越すのは、お年寄りにとってはかなりな苦痛を伴います。友達や仲間と別れ、慣れ親しんだ街を離れることは、人生の中でもかなり大きな変化を迫られることになりますから。最初のうちは引っ越しによる生活の変化をなかなか受け入れることができず、折り合いをつけるために自問自答を繰り返す方もおられます。 ただ、引っ越すのは悪いことばかりではなく、一人暮らしで話し相手もいなかった方が、「老人ホームに入って仲の良い友達ができた」と言うように、人生に良い変化が生まれるきっかけになり得ることもあります。 年輩の方と若者が一緒に暮らすシェアハウスもあります。炊事を分担したり、寂しさを紛らわしたり、そんなに豪勢な暮らしではなくても、生活の空間や時間を、年齢を超えてシェアするのもいいものです。家族のかたちにこだわらず、いろいろなかたちの暮らし方があってもいいと思います。 「近居」という暮らし方もあります。先述したルースさんも、娘さんがそばにいるという安心感を持って暮らしています。孫を迎えに行ったり、お母さんが帰ってくるまでCCRCの家で一緒に遊んだり。孫の世話をすることで娘の役に立てるということが生きがいの一つにもなっているのです。誰かに世話されるばかりではなく、自分が誰かの世話をすること。多くの年配者は、誰かの役に立ちたいと思っているのです。 ただ、誰かの役に立っていないといけないと思い込むのも窮屈です。とりたてて社会の役に立っていなくても、平気でいられるような自分をつくるのも大事かもしれません。今までいろいろな人のためになることをなさってきたのですし、何よりもご自身がハッピーでいることこそ、家族やまわりの人たちにとっては望ましいこととも言えるのですから。認知症の方の住まいは、シンプルに。 バリアフリーの一歩先の設備や機器を。
認知症の方にとっての住まいは、シンプルで心地よい環境であることが大事です。例えば、好きな音楽を聴きたいときも、ボタンを一つ押せば流れるような、単純な操作で機能する設備や機器が求められます。認知症の方の家族は、「音楽が好きだから」とCDプレイヤーなどを部屋に置かれることがあるのですが、認知症の方は電源をつけることさえできない場合が少なくありません。操作の簡単ではないCDプレイヤーを置いても、部屋に音楽は流れないのです。 あるいは、絵が描くことが好きな方には、身近なところに画材が置いてあって、いつでも絵が描けるというような環境を用意しましょう。バリアフリーの一歩先とでも言いましょうか、自分が好きなことをすぐに楽しむことができる住まいの設備や機器には、大きなニーズがあると思います。 さて、ご家族の意志で介護施設に入院した認知症の方には、自分の意に反する入院に憤りを覚えてらっしゃる方もおられます。カウンセリングを続けていくなかで、少しずつ気持ちがほぐれ、家族を許してもいいと思うようになるのですが、認知症の症状が進行して施設に入院することになる前に、自分自身で答えを出しておくことも重要です。もし自分がそうなった場合に、どういうところで、どんなふうに暮らしたいか、ご家族と事前に話し合っておきましょう。 認知症で判断能力がないとき、後見人が決めるという場合もあり得るのですが、それはなるべく避けたほうがいいと思います。自分の意志ではなく入院させられ、空き家になった家を勝手に売却されて、寂しい思い、悔しい思いをされたという方のお話を伺ったことがあります。それは、人権に関わる問題です。人権擁護団体などに相談するのも一つの対応策だと思います。 人権という意味では、認知症の方が徘徊しないようにと管理、監視する傾向が高まっているのも事実です。でも、人にとって最も大切にされるべきものは「自由」です。自由が損なわれ、安全ばかりが優先される社会は少々危険ではないでしょうか。もちろん、技術的に防げるのであれば工夫することに反対はしませんが、極端に安全を求め、住まいや施設だけではないあらゆるところに監視カメラが設置され、自由な行動を妨げられることに違和感を覚えずにはいられません。認知症の徘徊に限らず、どうやって「管理フリー」な社会をつくっていくかは、これからの私たちの課題でしょう。人は互いに迷惑をかけ、一方で助け合いながら生きていくものだということを忘れてはいけません。プロフィール
黒川由紀子 くろかわ・ゆきこ●1956年東京都生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。保健学博士、臨床心理士。東京大学医学部精神医学教室、大正大学教授、慶成会老年学研究所所長を経て、上智大学・同大学院教授。ミシガン大学老年学夏期セミナーの運営委員などを務めた。著書に、『日本の心理臨床5 高齢者と心理臨床』(誠信書房)、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎/監修)など。50代以上の留学プログラム『大人の留学』
代表取締役副社長 加藤 ゆかり氏
創業から45年もの間、国内最大級の約20万人もの留学生に選ばれ続けている留学エージェント「留学ジャーナル」。2016年には、アジア最優秀留学エージェント(ST Star Agency Asia)に選ばれ、雑誌『留学ジャーナル』の発行を始めとして、留学に関する様々なサービスを展開していますが、今回は、シニア向けの留学プログラム『大人の留学』についてお話をお聞きしました。
2016年11月取材
Q. シニアマーケットに取り組むきっかけと貴社が考えるシニアの定義について教えて下さい
年配のお客様から「私の年齢で留学出来るプログラムはありますか?」などのお問合せは、以前からたくさん頂いておりました。どうしても、留学は「学生が行くもの」というイメージが強かったからだと思いますが、留学を「旅行の延長」くらいに考えてもらいたいと思い、どの年齢でもチャレンジできるものにしようと取り組みを始めました。また、媒体の進歩もあり、シニアにアプローチしやすくなっている事もきっかけの一つとなりました。
取り組み始めた当初は、「45歳以上」をアクティブシニアと定義していたのですが、その年齢だとまだまだ若い方が多く、シニアとは呼べないと感じました。一方、海外の語学学校では、30歳以上・40歳以上・50歳以上の限定クラスというように、年齢制限を設けているプログラムがあり、その中でも一般的にシニア向け留学プログラムとして提供されているのが「50歳以上のプログラム」です。その為、現在では50歳以上の方をシニアと定義し、パンフレットやホームページなどでご紹介していますが、実際は年齢を強く意識しているわけではなく、どの年齢でもどんどん留学にチャレンジしてもらいたいと考えています。
Q. シニア向け留学プログラム「大人の留学」の特徴を教えて下さい
シニアのお問合せは、以前からありましたが、その際は、通常の留学プログラムをご紹介していました。しかし、もっと多くの方に、そしてシニアの方でも気軽に留学するきっかけをご提供したいと考え、シニア向けの留学プログラムを「大人の留学」と名付けてリリースしました。ホームページやパンフレットなども、デザインを落ち着いたテイストにし、更に「大人」と表現することにより、留学を身近に感じて頂きやすくなったようで、お問合せ件数も大変増えています。
中でも、海外の語学学校に通いながら、現地の一般家庭にホームステイするプログラムは、若い方と同様にシニアにも人気があります。また、留学先では「イギリス」が人気です。文化を学びたいとか、若い頃に憧れた風景や音楽を肌で感じたいとか、交通の便など動きやすさのご希望条件を考えますと、こちらからもイギリスをおすすめする事が多くなります。また、最近では「マルタ島」もとても人気があります。メディアでも度々紹介されていますし、地中海のリゾート暮らしに憧れる方も多いようです。
今の50代、60代のみなさんが学生の頃は、英語の授業が普通にあったと思います。学生時代にどの位英語を勉強してきたかにもよるのですが、最終学歴が大卒というシニアも多いので、基本的な英語を勉強してきた方であれば、3ヶ月も海外で生活をしたら、それほど生活に困らなくなると思います。是非多くの方に「大人の留学」にチャレンジしてもらいたいと願っています。
Q. シニアの対応で気を付けている部分などはございますか
年齢に関わらず、「常にお客様目線にたって考え、対応する」という事を一番大切にしています。留学は、決して安い金額のものではありませんので、期待もそれなりに高くなります。その期待にしっかりと応えられるように、お客様の目線で物事を考え行動しています。ただ、シニアの方から見ると、自分の子供や孫のようなスタッフが関わる場合もあるわけですから、丁寧な言葉づかいや接遇などができるように、営業スタッフのみならず、他の全スタッフにも研修を行っています。
また、旅行の場合は、滞在するホテルがオーシャンビューだとか、交通の便が良いとか、選んだ条件がその方の希望通りであるかどうかは明確です。しかし、ホームステイとなると、人と人の相性もあり、Aさんが良いと評価したホームステイ先をBさんが悪く評価するなど望む条件に完璧に沿うかどうかは難しい部分があります。ホテルのように、部屋を変えればいいという単純なものではありません。また、ホームステイもお金を支払って泊めていただいているとはいえ、見知らぬ外国人を滞在させてくれていることに感謝の気持ちを持つことも大切です。
異文化の中で、思い通りにならないことも経験していただくのが「留学」ですから、留学プログラムの内容に関しては、誤解の無いようご理解いただけるように丁寧に説明をしています。その為、シニアのお客様への対応は、ある程度経験を積んだ留学カウンセラーが担当するようにしています。
Q. シニアマーケットをどのように捉えていますか
留学は、一生のキャリアの中の一過程であり、一生の中でいつ行っても良いと考えてiいます。自分の人生を豊かにする、子供の頃のあこがれや夢を実現するということがシニア留学の目的にはあると私たちは思っています。実際に、留学したシニアのお客様は、ビジネスで必要というよりも、自分の学生時代には資金的制約があり行けなかった、もしくは、行けないと思い込んでいた方々が多いです。大人になって今度は、仕事や家庭が忙しくなって時間がなくなった。そうした方々がシニア世代になり、時間とお金に余裕が出てきた今、「自分でも留学に行けるんだ」と興味をもつようになったり、海外に住んでみたいと考えたりするなど、潜在的なマーケットはかなり大きいと思っています。
Q. 競合や類似サービスとの違いはございますか
お客様が考えている「自分の海外体験像」のイメージに近いものを、いかに現実として提供できるかが重要ですので、その為に必要な情報量、リサーチ力、海外ネットワークなどを持っているのが他社との違いかと思います。そのあたりは、提案力が勝負だと思っていますし、その点にも自信があります。
また、雑誌『留学ジャーナル』は雑誌として存在するので、商品ラインナップのパンフレットとは異なり、よりリアルな部分をお伝えすることができていると思います。また、雑誌として書店に並んでいるので、英語の勉強をしたいと思って書店に行った時や図書館で『留学ジャーナル』を手に取ってもらえれば、シニア世代を含めた留学生の体験談なども載っていますから、留学に興味をもって頂きやすいと思います。その為、媒体を持っているということが一番の強みだと思っております。
Q. 今後の展開をどのように考えていますか
当社の親会社は、英会話のイーオンですが、趣味で英会話を習っているようなシニアの方々に、一つの経験として海外留学にもチャレンジして頂けたら嬉しいです。外国の方と日常的にお話しをしたり、外国で様々な体験をしたりして、綺麗な英語だけではなく多様な文化なども学んで頂きたいと思っています。
また、シニアの方々が「留学を経験して良かった」と思って頂ければ、その子供や孫世代にも留学の魅力が伝わっていくと思います。早い時期に留学という選択肢がある事を分かっていたり、その成果が分かっていたりすると、もっと若い時代に行けたらより豊かな人生につながったのではないか、と感じると思います。
シニアの方が、留学に行って終わりではなくて、留学の魅力を次の世代に伝えてくれるように、プログラムやサービスの質を更に向上していきたいと思います。
株式会社 留学ジャーナルホームページ
http://www.ryugaku.co.jp/
シニアライフ総研®では、シニアマーケットやシニアビジネスに参入している企業・団体・行政などが、どのような商品やサービスを展開し、どこをターゲットとして、どのようなペルソナ設定で戦略設定から事業運営を図っているのかなど、シニアマーケティングやシニアビジネスの成功事例を取材しています。
身だしなみを整える理美容サービスのニーズ「ある」とケアマネの約8割が回答 ~【ケアマネドットコム調べ】『理美容サービスの利用に関する実態調査』~
介護・医療の情報サービスを提供する株式会社エス・エム・エス(代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部上場、以下「当社」)は、ケアマネジャー向けコミュニティサイト「ケアマネドットコム」にて、「理美容サービスの利用に関する実態調査」を実施し、ケアマネジャー(以下「ケアマネ」)652名より回答をいただきました。 【調査の背景】 理美容サービスは介護保険外サービスのひとつで、理容師、美容師などが要介護者の自宅や介護施設を訪問し、洗髪やヘアーカット、ひげ剃りなどを提供するものです。後期高齢者(75歳以上)が急増する2025年へ向け、地域包括ケアシステムの構築が推進されていますが、介護保険外サービスは生活支援などを補うものとして注目されており、2016年3月には経済産業省、厚生労働省、農林水産省が連名でサービスの創出・促進のために「地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集」を策定しています。 本調査は、居宅介護支援事業所および介護施設に勤務するケアマネに対し、居宅介護利用者と介護施設利用者の理美容サービスの利用実態について調査したものです。 公的介護保険外サービスは一般的に、買い物代行や通院の付き添いなどがよく利用されているとイメージしがちですが、今回の調査により、ヘアーカットや顔そりといった清潔保持を目的とした理美容サービスも、要介護者の半数以上に利用されていることがわかりました。これらのことから、衣食住にかかわるものだけでなく、QOL*維持のための保険外サービスのニーズがあることがうかがえます。 *回答内訳:居宅介護支援事業所勤務ケアマネ(以下「居宅ケアマネ」)450、介護施設勤務ケアマネ(以下「施設ケアマネ」)121、その他81 *QOL(Quality Of Life):生活の質。人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送っているか、ということを尺度としてとらえる概念 【調査サマリー】- 居宅ケアマネの7割以上、施設ケアマネの9割以上が、担当している利用者が理美容サービスを利用したことがあると回答。介護施設利用者のサービス利用実績が高い傾向。
- もっとも利用頻度が高いサービスは、ヘアーカット、次いで顔そり、シャンプー。エステやスパといった美容要素が多いサービスよりも、基本的なサービスがよく利用されている。
- 利用者のサービス満足度は総じて高く、居宅ケアマネは9割、施設ケアマネも8割弱が「満足していた」と回答。居宅のほうが施設に比べ利用頻度が少ないが、「非常に満足していた」の割合が施設より約1割多い。
- サービス利用にかける費用は居宅に比べ施設のほうが低い。
- 性別では男性に比べると女性のニーズが高く、居宅ケアマネの5割以上が「女性のニーズを強く感じる」と回答。
- 理美容サービスのニーズについて、「ある」と回答したケアマネが居宅では8割弱、施設では9割弱と非常に高い。
- 居宅ケアマネの5割が、サービス利用後の利用者に変化が「あった」と回答。具体的には「表情が明るくなった」「身だしなみを気にするようになった」など。
- 3ヶ月に1回以上の利用は、居宅では約7割、施設では約8割。施設のほうが利用頻度が高い。利用実績がある居宅介護利用者のうち、認知症の人の割合は6割を超えている。
- 髪染めのニーズの時に、訪問介護のヘルパーと併用して利用できるようになればいいと思っているが、制度上実現は難しい。
- 技術もそうだが、介護が必要な人に対する対応や言葉遣い・気遣いなどができる方がいい。
- 実際、利用したいという利用者がいたが、私の地区はどんどん訪問理美容が減ってきており、時間の調整がつかなかった。そのため、利用実績がゼロとなっている。サービスを止めた理美容院の方に聞いたところ、在宅の利用者向けは特に手間が多く(駐車場の場所や移動時間の調整)、行くとしても施設等がせいぜいと言われた。
- いくつになっても、パーマをかけたり、髪を染めたりして、美しくいることが大切だと思う。
- 寝たきりなどの方以外は、理美容に「外出」することにも意味があると感じる。
- (サービス提供事業者が)ヘルパー資格を持たれていると非常に安心。
- 座位が取りにくい方や移乗が大変で理美容の利用が無かった方にサービス提供することで、生活に張りが出てとても効果がある。
- 交通費やカット代金を明確に表示しているところが助かる。自宅でカットするため、床への養生をしっかりとしてくれて、あとの掃除までしてくださったところが評判がよい。
- 調査対象:「ケアマネドットコム」に会員登録をしているケアマネジャー
- 調査期間:2016年11月22日~11月30日
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:ケアマネジャー652名
作家とスタイリスト、「アクティブ世代」を応援 あさのあつこさん・石田純子さんが「ダブルトーク」
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)は、Reライフ「きょうもキレイ・スペシャルトーク」の第二弾「内と外からステキになろう」を、来年1月22日(日)に東京・西新宿で開きます。ゲストは、作家のあさのあつこさんと、スタイリストの石田純子さんです。あさのさんは女性が年齢を重ねることの魅力について、石田さんはアクティブ世代の自然な着こなし方について教えます。アクティブ世代が、内面と外面の両方から「ステキ」になれるトークイベントです。 あさのさんは、岡山市で小学校の臨時教諭を勤めた後、37歳で作家デビュー。代表作「バッテリー」は累計1000万部を超えました。児童文学だけでなく時代小説など新ジャンルにも挑んできました。一方で、3人の子育てを経験し、現在は9人の孫がいます。トークでは、還暦を過ぎたご自身の人生経験をふまえながら、孤独と向き合うことの大切さや、女性の豊かな経験がどう社会や国を変えるのか、といったことを語ります。 石田さんは、ファッション誌編集者を経て独立、女性誌のファッションページやテレビなどのスタイリングを手がけ、女優らも数多く担当する人気スタイリストです。「大人の着こなしバイブル」など著作も多く、一般向けの着こなし講座は、アクティブ世代を中心に人気です。「その年齢に合うすてきさが着こなしに出ることが、本当のおしゃれ」が持論。イベントでは、実際にモデルに服を着せながら、その人に合った服の着こなしや選び方を教えます。- 開催日時:2017年1月22日(日)13~16時 (12時半開場)
- 場所:ハイアットリージェンシー東京(東京都新宿区西新宿2-7-2)
- 講師: 1部 あさのあつこさん(作家) 「孤独を知って豊かになろう」 2部 石田純子さん(スタイリスト)「大人のオンナの着こなし術」
- 定員:500人
- 参加費:〈一般〉4000円 〈優待〉3500円(朝日新聞2カ月以上の購読者、朝日新聞デジタル会員、朝日カルチャーセンター会員に適用)
- 申し込み:〈web〉http://www.asahi.com/relife/event/11035893?cid=pr20161228 〈電話〉朝日カルチャーセンター・プロジェクト事業本部(03-3344-2041)
- 主催:朝日新聞社Reライフプロジェクト
- 協力:小田急電鉄、アトラ50(http://atora50.com/)
レクリエーションを通じて地域交流の機会を創出する「はんしんいきいきレクカフェ」開催
第1回: 12月26日(月)@野田阪神ウイステで開催 http://smile-plus.co.jp/ BCC株式会社(本社:大阪市西区、 代表取締役社長:伊藤 一彦、 以下当社)の社内カンパニーで、 レクリエーション介護士制度*1を手掛けるスマイル・プラスカンパニー(本社:大阪市西区、 代表取締役社長:伊藤一彦)と、 沿線活性化を推進している阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、 代表取締役社長:藤原崇起)は、 両社が連携して、 誰でもできるレクリエーションを通じて沿線に地域交流の機会を継続的に創出することを目的とした「はんしんいきいきレクカフェ」を開催します。 プロジェクトの第1回目は、 12月26日(月)に野田阪神ウイステで高齢者からお子様まで多世代で楽しめる「マジックレクリエーション」をテーマとして開催します。 当社は、 従来より、 地域住民の交流や健康増進の促進、 地域包括ケアシステムに代表される地域健康インフラの構築を目的に「レクカフェ」を展開しています。 この度の連携により両社では「はんしんいきいきレクカフェ」として開催し、 2017年1月以降も沿線各地で地域住民の交流や健康増進等を内容としたレクリエーション介護士による様々なレクリエーションプログラムを提供していく予定です。■レクカフェ開催概要 日時 :2016年12月26日(月)1.11:30~13:00 2.13:30~15:00 場所 :野田阪神ウイステ1階 催事スペース(阪神電車「野田」駅徒歩すぐ/大阪市福島区海老江1-1-23) 内容 :マジックレクリエーション(プロマジシャンの方々によるマジックショー、 マジック体験会) ※レクリエーション介護士であるマジックポット株式会社(本社:岡山県岡山市、 代表取締役社長:前田真孝)所属のプロマジシャンによるマジックショーをご覧いただくだけでなく、 参加者の皆様にも簡単なマジックを習得いただき、 ご家庭や地域の中で披露できるようになっていただきます。 ■レクカフェについて レクカフェとは、 レクリエーション介護士による介護レクリエーションを体験できるコミュニティスペースです。 当社は、 介護レクリエーションが楽しめる憩いの場を各地域に創りだすことで、 地域住民間のコミュニケーション構築やご高齢者の健康増進の促進をサポートするとともに、 地域包括ケアシステムに代表される地域健康インフラの構築を目指しております。 当社が大阪府の「平成27年度 商店街サポーター創出・活動支援事業(課題解決プラン事業)」の採択を受けたことにより始動し、 過去に、 天神橋三丁目商店街の天三おかげ館と地域密着ドラッグストア「アカカベ薬局(大阪府大東市)」で実施いたしました。 ■レクカフェの機能 ■BCC株式会社 概要 ・代表取締役社長 :伊藤 一彦 ・所在地 :大阪府大阪市西区京町堀1-8-5 明星ビル12F(大阪オフィス) 東京都千代田区外神田6-15-9 明治安田生命末広町ビル9F(東京オフィス) ・事業内容 :営業創造カンパニー(IT営業アウトソーシング事業) スマイル・プラスカンパニー(介護レクリエーション事業) ・資本金 :2 億5,600 万円 ・ホームページ : https://www.e-bcc.jp/ BCC株式会社は、 2002年にIT営業アウトソーシング事業を手掛ける営業創造株式会社として創業し、 2012年に介護レクリエーション事業を手掛けるスマイル・プラス株式会社をグループに迎え、 2016年にカンパニー制に移行しました。 IT、 介護分野で更なる事業拡大を進めるとともに、 「創造・誠実・躍進」の企業理念の下で社会の課題解決に取り組み、 日本経済の成長に貢献して参ります。 ■スマイル・プラスカンパニー 概要 ・代表取締役社長 :伊藤 一彦 ・所在地 :大阪府大阪市西区京町堀1-8-5 明星ビル12F(大阪オフィス) 東京都千代田区外神田6-15-9 明治安田生命末広町ビル9F(東京オフィス) ・ホームページ : http://smile-plus.co.jp/ “「人を支える人」を支える”の企業理念のもと、 下記3つの事業を通じて、 介護に携わる方々の支えとなるサービスを提供しております。 介護レクリエーションを軸に、 介護業界と企業を繋ぎ、 高齢者と介護に携わる方々が心豊かに生活できる社会の実現を目指します。 1) 介護保険外サービス「レクリエーション介護士」制度の運営 2) 日本No.1の介護レク素材のプラットフォーム「介護レク広場」の運営 3) レクリエーション介護士によるレクリエーション代行サービス「介護レクサポーター」