【広島国際大学】ゲームを楽しみながら呼吸や嚥下のトレーニング
学生が企業と新作ARゲームを共同開発
【本件のポイント】
● 産学連携により、2種類の新作ARゲームを開発
● 摂食嚥下(えんげ)リハビリテーションを研究する学生がゲームの内容を考案
● 本ゲームを用いた介入研究を実施予定。呼吸や嚥下機能の変化を検証

加齢とともに口や喉の筋力が弱くなると、食べ物や飲み物をうまく飲み込めない誤嚥の危険性が高まります。また近年、硬いものを食べる機会の減少などにより、口周り機能の発達が不十分となり、虫歯や風邪・アレルギーになりやすい子供の口呼吸が増加傾向にあると言われています。
ピロピロPartyは、ICチップの付いた吹き戻し(コントローラー)とARゲームを連動させた商品です。楽しみながら口腔機能の向上と脳の活性化につながるトレーニングを行えます。今回、ピロピロPartyを販売する同社から嚥下障害について研究する本学学生に新作ゲームの制作についてコラボ依頼があり、2023年1月から共同開発がスタートしました。
ゼミ生6人は、子供から高齢者まで、幅広い世代で楽しめるようにと、音楽に合わせて画面の上から流れてくる音符のイラストを吹き当てる「ピロピロMUSIC」と、気球を空に飛ばし、次々に現れる障害物を吹き飛ばす「ピロピロ気球」を考案。ゲームの構成や難易度の設定、曲の選定、キャラクター作りなどを行い、開発担当者らと何度も検討を重ねて商品化に向け取り組んできました。
今後は、地域の憩いの場で学生がデモを行い、ゲームの使い方や活用方法を紹介するとともに、本ゲームによる呼吸や嚥下機能の変化について検証する予定です。
■クラウドファンディング概要
1.実施期間 : 2024年10月4日(金)12:00~11月3日(日)23:59
2.実施サイト: CAMPFIRE https://camp-fire.jp/projects/760673/view
3. 目標金額 : 30万円


関連記事
-
- 企業事例から学ぶ
- 第52回 株式会社ルネサンス ビジネスアワード2024 プロダクト賞企業
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
-
- 2025/7/17
- ●UHA味覚糖は、4週間のグミサプリの咀嚼によるオーラルフレイルの改善効果を日本老年歯科医学会で発表
- 記事へ
-
- 2025/7/17
- ●介護用洗身用具 switle BODY(スイトルボディ)が「介護テクノロジー」として認められました
- 記事へ
-
- 2025/7/16
- ●エンディングプラットフォーム「SouSou」、マイナンバーカードを活用した「デジタル逝去判定」機能を提供開始
- 記事へ
-
- 2025/7/16
- ●キューサイ×総合メディカルの第二弾コラボ商品「らくらくプロテイン」新発売 シェイカー不要、これ1杯でたんぱく質&野菜の栄養をチャージ!
- 記事へ
-
- 2025/7/15
- ●スカルプケアとドライシャンプーが1本に 頭皮のべたつき・においをリセット※1※2! 『AD&F 爽クールエアー』
- 記事へ