【11月11日は介護の日】訪問看護師・介護士の約8割が日常業務に“無駄”や人手不足を感じ、DX・デジタル化の推進を希望
2023/11/8
介護士の約8割が日常業務に“無駄”や人手不足を感じ、DX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「訪問状況の可視化」など
〜CareMakerが、訪問看護・介護の職場DXに関するアンケートを実施〜
- 【調査結果 概要】
-
訪問看護師・介護士の約8割が、日常の仕事の中に“無駄”を感じている
-
無駄を感じること 1位「現場間の移動時間」、2位「記録業務における転記」、3位「スケジュール管理」「一人あたりの業務量過多による負担」
-
約8割がDX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「訪問状況の可視化」など
-
DXで生まれた時間は「訪問件数を増やしたい」「より良いケアに充てたい」など、利用者のメリットを高めたいというポジティブな声が多数
- 【調査結果 詳細】
訪問看護師・介護士の約8割が、日常の仕事の中に“無駄”を感じている
普段の仕事の中で無駄が生じていると感じることがあるか尋ねたところ、「とてもある」と「ややある」が合わせて79.5%で、約8割が業務に無駄が生じていると感じていることがわかりました(n=78)。
無駄を感じること 1位「現場間の移動時間」、2位「記録業務における転記」、3位「スケジュール管理」「一人当たりの業務量過多による負担」
普段の仕事の中でどんなことに無駄が生じているか尋ねたところ、「現場間の移動時間」が48.7%で最も多く、「転記する必要のある記録業務」が42.3%、「スケジュール管理」と「一人あたりの業務量過多による負担」が35.9%と続きました(n=78)。
<無駄が生じている理由や原因/一部抜粋>
40代 女性:利用者の希望に合わせてばかりで、エリアなど関係なく訪問することになるので、移動距離の無駄が生じている
40代 女性:毎月の訪問管理表を作るのに時間がかかる。 訪問と訪問の間のロス時間がもったいない
60代 男性:看護記録が共有デジタル化できていない為に、全て訪問員の手持ち紙に記録されて持ち歩かれ、他の訪問員が情報共有しようとしてもタイムラグが生じやすい
40代 女性:事務員がおらず、書類やマニュアルの整理ができていない。見て学ぶ文化で、誰が行っても同じように行える方法を明記しておく習慣がない
6割以上が、1日平均5件以上の訪問看護を実施
普段1日に平均何件のご自宅に訪問しているか尋ねたところ、6割以上が1日平均5件以上の訪問を実施していることがわかりました(n=78)。
約8割が現場での人手不足を実感
現場で人手不足を感じるか尋ねたところ、「とても感じる」と「やや感じる」が合わせて77.0%で、約8割が現場の人手不足を感じていることがわかりました(n=78)。
約6割が、職場のDX化が進んでいないと回答
職場のDX・デジタル化が進んでいると思うか尋ねたところ、「あまり進んでいない」と「全く進んでいない」が合わせて56.5%と、約6割が職場のDXが進んでいないと感じていることがわかりました(n=78)。
<進んでいると回答した理由/一部抜粋>
30代 男性:訪問のログ管理も記録の作成も携帯で出来る為に、紙管理の頃より効率化が進んだ
50代 男性:自動シフト作成ソフトを導入している
50代 女性:iPadが支給され、記録ツールや情報共有アプリの使用、定期的なzoomでのミーティングをしている
<進んでいないと回答した理由/一部抜粋>
30代 女性:未だに紙で管理しているから
40代 男性:タブレット端末を導入していない
60代 男性:突然のキャンセル、追加など対応できない
約8割がDX・デジタル化の推進を希望。DXしたい業務は「スケジュール管理」「記録管理」「訪問状況の可視化」など
現在よりも業務のDX・デジタル化が進んでほしいと思うか尋ねたところ、「とても思う」と「やや思う」が合わせて78.2%で、約8割が職場のDX化を望んでいることがわかりました(n=78)。
<DX・デジタル化が進んでほしい理由/一部抜粋>
30代 男性:シフト管理や利用者様のアセスメント評価がまだアナログな部分が多い為に、もっとAIを活用した管理に移行すると人為的なミスも少なくなり効率化が進むと思う
40代 男性:タイムリーな情報利用
40代 女性:時間のロスがなくなり、件数が増える
40代 女性:看護の質を高めたい
約半数が現場DXにより「現場間の無駄な移動時間の削減」に期待
業務のDX・デジタル化により、どんなことを期待するか尋ねたところ、「記録業務の効率化」が60.3%で最も多く、「一人あたりの負担の軽減」が52.6%、「現場間の無駄な移動時間の削減」が48.7%と続きました(n=78)。
DXで生まれた時間は「訪問件数を増やしたい」「より良いケアに充てたい」など、利用者のメリットを高めたいというポジティブな声が多数
<業務効率化で生まれた時間の希望用途/一部抜粋>
40代 女性:訪問件数を増やしたり、利用者のより良いケアに充てたい
30代 男性:利用者さんのニーズに合わせた対応が出来るように、有益な情報を集め、多職種間と連携を深めて利用者により良い看護を提供したい
40代 女性:スタッフ間の業務のクオリティのばらつきを平坦化するためのマニュアル作成
40代 女性:研修やスキルアップの為の勉強など
30代 女性:営業活動
40代 男性:残業時間削減
<利用者さんのケアにあたり、危険を感じること/一部抜粋>
40代 女性:猛暑の中での体調管理。特に独居の高齢者は、冷房をつけない、暖房と間違えているなど、危険を感じる
30代 女性:認知症の独居の室内環境調整不足
30代 男性:大柄な利用者さんを一人で支えきれず危険を感じた
40代 男性:精神症状による危険行為
60代 男性:独居老人が低血糖で動けなくなっていた
株式会社CareMaker 代表取締役 山村 真稔 コメント
今回の調査では、多くの訪問看護・介護の現場で人手不足が深刻である現状と、DXにより業務を改善できる余地があることがわかりました。
調査の中で「移動の無駄」といった課題やDXにおける「シフト作成」の効率化ニーズが明らかになりました。CareMakerは、スケジュール調整をAIで自動化してシフト作成時間を90%削減することができます。さらに、移動時間の分析や調整業務を容易にする「シフト改善レポート」機能や、職員にかかるケアの心身的負担をAIが考慮してスケジュールを自動作成する機能も搭載しています。
これからもCareMakerは、現場のリアルなニーズを反映した機能アップデートで訪問看護・介護現場の課題を解決し、「最期まで個が尊重される社会」の実現に向けてサービスを提供してまいります。
- 【調査概要】
【調査概要】
調査名称:訪問看護・介護の職場DXについてのアンケート
調査機関:Freeasy、クラウドワークス
調査対象:訪問看護師、訪問介護士
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年10月23日〜2023年11月5日
有効回答数:78件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「CareMakerの調査によると」「CareMaker調べ」など
- 代表プロフィール

山村 真稔(やまむら まさとし)
広告代理店からキャリアをスタートし、その後、株式会社BitStarにてYouTuberの支援などインフルエンサーマーケティングに従事。新たな産業や文化が創られていくフェーズを経験する中で、自身も社会的インパクトのある産業課題を解いていくようなことを成し遂げたいと思い、2019年9月に創業。自身の母親が福祉業界に勤めていることから業界の課題を身近に感じる機会が多く、福祉領域での起業を決意する。IT技術や自身の経験を福祉領域にも持ちこむことで、ケアを受ける人・提供する人それぞれをエンパワーメントできると思い、『CareMaker』の提供を開始した。
- 訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」について
「CareMaker(ケアメーカー)」は、訪問看護・介護に特化したAIによる訪問スケジュール管理クラウドです。訪問ルートや希望条件を考慮してスケジュールを自動で最適化できるAIを搭載。作成業務に必要な時間削減に加えて、スタッフの移動効率化を通じた稼働率向上までサポートします。
サービスサイト:https://caremaker.jp/

- 株式会社CareMaker 概要
社名:株式会社CareMaker
代表:山村 真稔
本社所在地:〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目5−20 東京建物八重洲さくら通りビル1F
事業内容:訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」の運営
ホームページ:https://caremaker.jp/
2023/11/8
高齢者住宅の最新動向TPデータ・サービス「1.高齢者住宅データ〔全国版〕」2023年度下半期号を用いて
当商品は、全国を網羅した高齢者住宅に関する業界随一のデータ集であり、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅をはじめ、14種類・約5.8万ヶ所の高齢者住宅・施設を収録しております。高齢者住宅のホーム名や事業主体、所在地、戸数等の基礎情報のほか、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅については、月額費用や居室面積、入居率等の詳細情報も提供しております。また、「1.高齢者住宅データ〔全国版〕」2023年度下半期号及び既存発表データを用いて、有料老人ホームをはじめとする高齢者住宅の最新動向に関する分析を行いました。現況の開設戸数及びその推移、費用推移、事業主体別動向を明らかにしました。
■高齢者住宅の最新動向に関する分析
●高齢者住宅のホーム数及び戸数の現況 ~全国のホーム数は5.8万ヶ所/236.1万戸~
全国の高齢者住宅・施設の全14種類(2023年10月時点集計)のうち、ホーム数ではグループホームの14,307ヶ所が最多であり、住宅型有料老人ホーム(以下、住宅型)が12,055ヶ所、介護老人福祉施設(地域密着型含む)が10,361ヶ所とそれに次ぐ。サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ付住)の登録数は8,201ヶ所となっており、介護付有料老人ホーム(以下、介護付)は4,467ヶ所とその半分に留まっている。
居室数/定員数では、介護老人福祉施設の659,049床が最多となっている。介護老人保健施設の368,675床、住宅型の338,824戸がそれに次ぐ。サ付住は281,797戸となっており、介護付は256,056戸となっている。介護療養型医療施設については、2023年度末に廃止することが決められており、医療保険施設や介護医療院への転換等が進められている。現在、介護療養型医療施設は220ヶ所/7,268床まで減少しており、対して介護医療院は788ヶ所/45,662床と介護療養型医療施設の6.3倍の規模まで増加した。
※サービス付き高齢者向け住宅かつ有料老人ホームの届け出を行っているホームは有料老人ホームとして集計
●高齢者住宅のホーム数及び戸数推移 ~2021年以降の増加数は住宅型が最多~
高齢者住宅のタイプのうち、特に民間事業者の運営が中心となっている介護付、住宅型、サ付住、グループホームの各タイプに着目し、近年のホーム数・戸数推移を見ると、各タイプともホーム数・戸数は増加し続けている。2020年末に比して、2023年10月までに最も増加したタイプは住宅型であり、全国で1,267ヶ所/43,719戸増加した。サ付住がそれに次ぎ、613ヶ所/25,139戸の増加となっている。それらに比べ、介護付及びグループホームは増加量が少なく、それぞれ252ヶ所/16,893戸、491ヶ所/8,882戸に留まる。後期高齢者数の増加に伴い、要介護者向け高齢者住宅の需要は伸びており、そのホーム数・戸数とも増加している。しかし、介護付やグループホームについては、各自治体による総量規制があることからその供給量拡大は抑えられ、相対的に住宅型及びサ付住による供給量が増加している。
●事業主体別の有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅の開設状況
~㈱川島コーポレーションや㈱アンビス、㈱学研ココファンによる新規開設が活発~
全国の有料老人ホーム等の開設戸数は、SOMPOホールディングス グループが最も多く、302ヶ所/19,218戸であり、次いで㈱ベネッセスタイルケアが344ヶ所/18,873戸、㈱川島コーポレーションの156ヶ所/14,212戸となっている。
2019年末以降において、有料老人ホームの新規開設戸数(2023年10月まで)が最も多い事業主体は㈱川島コーポレーションであり36ヶ所/4,086戸に達する。㈱アンビスの56ヶ所/2,934戸、㈱ベネッセスタイルケアの29ヶ所/1,731戸がそれに次ぐ。同様に、サービス付き高齢者向け住宅において新規開設戸数(2023年10月まで)が最も多い事業主体は、学研グループの59ヶ所/3,311戸。フジ・アメニティサービス㈱の82ヶ所/2,846戸、ウェルオフ・グループの48ヶ所/2,157戸がそれに次ぐ。
㈱川島コーポレーションは、この間にサニーライフ板橋徳丸(164戸)やサニーライフ北区豊島(200戸)を開設し、100戸以上の大規模ホームを積極的に展開している。㈱アンビスは、医療依存度の高い方を入居対象とし、「医心館」のブランド名で全国展開を行い、急拡大を続けている。㈱ベネッセスタイルケアは、老朽化した有料老人ホームの閉鎖を進めつつ、高額ホームも含め、大都市圏を中心に新規開設を積極的に行っている。
学研グループでは、グループ会社の㈱学研ココファンがサ付住の運営を行っており、2021年は18ヶ所、2022年は17ヶ所、2023年は予定を含めて12ヶ所を開設する等、積極的な開設が行われている。フジ・アメニティサービス㈱は、主に関西圏で事業展開しており、月額費用が12万円代前半の低廉な価格設定が特徴となっている。2023年は予定を含めて18ヶ所を開設する。
●ホスピスホームの増加 ~上位5社のみでも年30ヶ所以上増加~
近年、重度医療対応型やパーキンソン病に対応した手厚い看護サービスを提供するホスピスホームが増加してきている。このようなホスピスホームとなる有料老人ホームの運営を行っている事業主体としては㈱サンウェルズやファミリー・ホスピス㈱等がある。㈱サンウェルズは、「PDハウス」のブランド名で、パーキンソン病専門の有料老人ホームを開設しており、㈱スーパー・コートも既存有料老人ホームをパーキンソン病専門住宅への転換を行っている。ホスピスホームは、既存の一般的な要介護者向け有料老人ホームに対し、特に医療依存度が高い方を入居対象とし、ターミナルケアの割合が高くなるなど、入居動態が既存ホームとは異なっている。また、ガン末期やパーキンソン病等の特定疾病に対しては、医療保険による訪問看護サービスが適用となるため、既存の有料老人ホームとは異なり収益構造も家賃・管理費及び介護保険のみではなく、医療保険によるものも含まれる。
このような、急増しているホスピスホームの事業者としては前述の㈱アンビスのほか、ファミリー・ホスピス㈱、㈱スタッフシュウエイ、㈱シーユーシー・ホスピス、㈱IWASAKI等がある。これら事業者では、主に住宅型有料老人ホームを開設しており、この5社のみでも、2022年には36ヶ所/1,852戸、2023年も10月までに34ヶ所/1,820戸を開設している。今後も、ホスピスホームは、増加が見込まれており、㈱アンビスは開設予定として22ヶ所を公表している。ホスピスホームの大規模かつチェーン的な展開は、これまで無かったこともあり、今後の動向が注目される。
●物価高による有料老人ホームの費用への影響 ~東京都では年額3.2万円程度上昇~
物価上昇等の影響を受け、昨年あたりより、有料老人ホーム等においても管理費や食費等が価格改定より上昇しているケースが多くみられるようになった。弊社データにおいて、東京都所在の有料老人ホーム等における家賃・管理費・食費等の年間負担額(60ヶ月入居想定の入居一時金償却を含む、要介護高齢者向け居室)は、2022年10月集計で4,043,084円、2023年4月集計で4,062,996円、今回の2023年10月集計で4,075,463円となっている。埼玉県所在のホームでは同じく2,149,584円、2,163,800円、2,174,684円となっており、この一年で東京都では32,379円、埼玉県では25,100円上昇している。このような価格改定の動きは今後も続き、再改定も含めて、各種費用は物価情報と連動して上昇していき、年金生活者にこの負担は重くのしかかるものと見られる。
■TPデータ・サービス
高齢者住宅に特化した開設支援コンサルタントとして長年の実績を持つ株式会社タムラプランニング&オペレーティングは、2005年より高齢者住宅や介護保険居宅サービスのデータ・分析レポート集(TPデータ・サービス)を提供しております。全国の高齢者住宅・施設、介護保険情報公表制度対象外の住宅型有料老人ホーム、分譲型ケア付きマンションや居宅サービス事業所までも網羅する等、他の追随を受けない業界最大のデータ・サービスです。
2023年度版TPデータ・サービスでは、「1.高齢者住宅データ〔全国版〕」、「2.介護保険居宅サービスデータ〔全国版〕」、「3.自治体別高齢者住宅・施設等の需給予測データ」を中心に、「1-a.高齢者住宅データ〔地域分割版〕」、「1-b.高齢者住宅データ〔分析レポート〕」、「2-a.介護保険居宅サービスデータ〔地域分割版〕」、「2-b.介護保険居宅サービスデータ〔分析レポート〕」、「3-a. 自治体別高齢者住宅・施設等の需給予測データ〔地域分割版〕」、「3-b. 自治体別高齢者住宅・施設等の需給予測データ〔分析レポート〕」を提供しております。「1.高齢者住宅データ〔全国版〕」では、高齢者住宅・施設のデータ及び分析レポート、オープン予定ホーム情報や公募情報等を提供するホームページサービス等で構成され、ワンストップで高齢者住宅の概況を把握できる商品となっております。
■1.高齢者住宅データ〔全国版〕
【データ】
全国・全14種類・約5.8万ヶ所(2023年10月時点)の高齢者住宅データを収録。
年2回、エクセルファイルによるデータ提供。
提供データの主な施設タイプ
・介護付有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 分譲型ケア付きマンション サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム 介護老人福祉施設(地域密着型含む) 老人保健施設 介護療養型医療施設 介護医療院 ほか
提供データのうち、有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅のデータ項目
・ホーム名 事業主体 戸数 開設日 市町村コード 郵便番号 住所 入居率 居室数 居室面積 入居一時金・保証金 月額費用(管理費・家賃・食費等) ほか 延べ379項目
【分析レポート】
5種類の分析レポートを提供。なお、分析レポートは上半期号(各年4月発行)のみの提供。
①開設動向分析レポート高齢者住宅の現況・推移・将来推計
②商品分析レポート高齢者住宅の価格等の商品性を分析
③高齢者住宅ブランド分析レポートブランド別の集計
④高齢者住宅オペレーター分析レポート主要事業者の集計・分析・動向
⑤エリア別供給・商品分析レポートエリア別の集計・分析
【ホームページサービス】
開設予定情報、公募情報、M&A、業界ニュース等の最新情報を弊社ホームページに適時掲載。
【価格】
新規契約時 1年間 1,500,000 円(税別)全国版のほか、地域分割版もご用意しております。
https://www.tamurakikaku.co.jp/
2023/11/8
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、大同大学 光田恵教授指導の下、ナノイーXの照射による介護環境のニオイ(JACA#No50「高齢者介護環境臭」)と尿臭(パラクレゾール)の脱臭試験を実施し、脱臭効果を確認しました。さらに、一般社団法人日本介護協会(以下、日本介護協会)理事長 平栗潤一氏協力の下、介護施設にナノイーX搭載のエアコンと大型空調機を導入したモニター評価を実施。当該施設在籍の介護士がニオイの効果を体感する結果を得ました。

高齢化社会の加速に伴い、介護士不足が問題になっています。総務省統計局の令和4年データによると日本の65歳以上の人口は3,627万人で、総人口に占める割合は29.1%となります(※1)。介護が必要な方は年々増加していますが、介護事業所の約8割が介護士不足の悩みを抱えているという調査結果も出ています(※2)。
パナソニックは、介護施設関係者へのヒアリングを通じて介護環境のニオイ問題に着目しました。介護施設におけるニオイ対策は換気や消臭スプレーが主な手段ですが、換気だけでは布などの繊維に付着したニオイを脱臭することは困難です。逆に消臭スプレーを用いた場合、付着したニオイに対しては効果を発揮しますが、部屋全体の脱臭を行うのは困難であり、ニオイ対策が介護士の手を煩わせる要因の1つになっています。
そこで、これまでタバコ臭やペット臭、体臭などに対する脱臭効果を検証してきた独自技術ナノイーXの介護環境のニオイに対する効果検証に加えて、実際に介護施設へナノイーX搭載製品を導入してモニター評価を実施。「高齢者介護環境臭」の成分(※3)、および付着臭として残る成分であるパラクレゾールを模擬臭として検証を行った結果、6段階臭気強度法による官能評価で「60分:弱いニオイ」「120分:やっと感知できるニオイ」と、脱臭効果が認められました。さらに、介護施設における後述のモニター評価では、当該施設在籍の介護士18名全員から、ニオイの効果を感じたという回答が得られています。
これらの結果を受けて、日本介護協会理事長の平栗氏は、「ナノイーXは、介護業界のニオイ問題解決の一助となる技術であり、在宅介護においても同様の貢献が期待できる。現在、介護にあたっている方や、今後介護にあたる方の備えとしても薦めたい」と、コメントしています。
パナソニックは「くらしを支えるベストパートナー」というビジョンの実現に向け、今後もナノイーXのお役立ち最大化を目指して国内外で継続的に検証を行うとともに、世界中の未来に、安心安全な清潔空間をお届けします。
※1 総務省統計局:統計ホームページ/令和4年/統計トピックス No.132
<https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1321.html>
※2 調査時期:2019年7月、調査主体:株式会社ビザスク(https://visasq.co.jp/)
※3 日本空気清浄協会:空気清浄機の性能評価指針(JACA50), 2016
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社
ビューティ・パーソナルケア事業部 デバイスビジネスユニット
TEL:0749-27-0485〔お問合せ受付時間:9:30-17:00(土日、祝日除く)〕
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]
尿臭まで脱臭 導入施設で介護士が効果を体感 ナノイーXによる介護環境のニオイ脱臭効果を確認(2023年11月7日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn231107-1
<関連情報>
・総務省統計局:統計ホームページ/令和4年/統計トピックス No.132
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1321.html
・株式会社ビザスク
・モニター評価時の介護士インタビュー動画
http://www.youtube.com/watch?v=IZGNMEex-OU
2023/11/8
大賞作品:ツッコミが 得意な母が ボケてきた
当コンテストは、川柳づくりを通じて、多くの方に介護への関心や理解を深めていただくことを目的に2022年から開催しており、第2回目となる今回は10歳未満から100歳以上まで幅広い年齢層の方から8,921句の作品が寄せられました。介護事業者ならではの介護される方(ご入居者)の実体験を踏まえたものや、一般の応募者を含めた、介護をする側の思いを情景豊かに詠んだもの、2025年開催予定の大阪万博や今年38年ぶりの日本一で話題になった阪神タイガースの「アレ」といった話題の言葉を取り入れたもの等バラエティ豊かな作品が並びました。また、お孫さまとの交流をユーモアたっぷりに表現したものなど、新型コロナウイルスによる制限が緩和し、ご家族との時間を楽しむ様子が伝わる作品も多く見られました。
応募時には、介護現場に向けた労いや応援の言葉の他、川柳づくりを通じて「介護のイメージが明るくなった」といったコメントを多数いただきました。当コンテストが、多くの方にとって介護への関心や理解を深めるきっかけとなることを願っています。
■「Good Time大賞」(最優秀賞) 受賞作品
■優秀賞 受賞作品
・夜飲んだ はずの錠剤 朝踏んだ(ダイナマイト・72歳・和歌山県紀の川市)
・「もう十分」 言いつつ万博 待ちわびる(金﨑 千惠・67歳・神奈川県横浜市)
・会ったこと 忘れる父に 会いに行く(ゆずママ・63歳・長崎県諫早市)
・孫押せば ファーストクラスだ 車椅子(カワセミ君・76歳・愛知県知多市)
・息抜きも 手抜きも要ると 知る介護(破れ蓮・65歳・東京都北区)
・玄関の 二本の杖が 支え合う(砂田達成・69歳・広島県尾道市)
・「滑るなよ」 気遣う孫は 受験生(凛香・58歳・東京都世田谷区)
・無い髪に ひ孫張り切る ドライヤー(バブママ・42歳・新潟県長岡市)

■第2回「介護の日」川柳コンテスト概要
応募期間:2023年7月3日(月)~9月29日(金)正午
応募総数:8,921句
選考:一般社団法人全日本川柳協会、グッドタイムリビング「介護の日」川柳コンテスト運営事務局
※詳細は、グッドタイムリビング公式ホームページ特設ページ(https://www.gtl-daiwa.co.jp/senryu_23.html)をご参照ください。
■「介護の日」について
厚生労働省において、“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、11月11日を「介護の日」と決めました。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとなっています。
■グッドタイムリビング株式会社 会社概要
本 社:東京都中央区八丁堀3丁目4番8号
設 立:2005年4月1日
事業内容:
(1)有料老人ホーム、シニア向けマンション等の運営
(2)上記施設で必要とされる生活支援関連サービスの提供
(3)介護サービスの提供
(4)(1)~(3)に付随、関連する各種サービス
URL:https://www.gtl-daiwa.co.jp/
2023/11/6
~【あなたを悩ませる「介護の洗濯」アンケート】結果を発表~
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)が運営するサイト「なかまぁる」のサブブランド「project50s」は今年7~8月、花王「アタック 消臭ストロングジェル」ブランドと共同で、家庭で介護(生活サポート含む)を担う人を対象に「『介護の洗濯』アンケート」を行い、11月6日に結果を発表しました。
家族が担う介護の中で一番多いのは「洗濯」でした。さらに、この「介護の洗濯」によるストレスの原因は「回数」ではなく、尿臭などの「ニオイ」であることが分かりました。

「介護の洗濯」のストレスとしては、「ニオイ」「汚れの処理」「汚れた洗濯ものへの接触」を選んだ人が多くいました。ニオイの除去について、「満足」「どちらかといえば満足」と答えた人は4割にとどまりました。
調査は「あなたを悩ませる『介護の洗濯』アンケート」として朝日新聞社がインターネット上で実施。親や家族を介護したり、生活サポートしたりしている配偶者や子世代などの627人から回答を得ました。6割強が働きながら在宅介護や生活サポートを担っており、子世代の負担感の実態が浮かび上がりました。
この報告では、要介護認定が「要介護1~5の人の家族」と、「要支援1~2または要介護認定を受けていない人などの家族」を比較しました。(*アンケート回答者のうち、要介護1~5の人の家族が344人、要支援1~2または要介護認定を受けていない人などの家族が283人)
TOPIC(1) 要介護の家族の生活サポート・介護で一番多いのが「洗濯」
【質問】あなたが、親・配偶者・祖父母・その他の家族の生活サポートや介護をしている内容を教えてください。(複数回答)
厚生労働省の「2022年 国民生活基礎調査」によると、高齢社会が進む日本において「要介護者等のいる世帯」は、「核家族世帯」が 42.1%で最多です。高齢者の中には、老いに伴ってできないことが増えていく人も多く、周囲のサポートが重要になってきます。
要介護1~5の人の家族が、在宅介護や生活サポートをする内容で一番多いのが「洗濯」でした。
TOPIC(2) 在宅介護の3大ストレスは「食事の準備」「洗濯」「通院の付き添い」
【質問】あなたが生活サポートや介護をする際、ストレスに感じていることを教えてください。(複数回答)
要介護1~5の人の家族にとって「食事の準備」「洗濯」「通院の付き添い」が3大ストレスとして浮かび上がりました。
「食事の準備」は「調理、配膳」などを含めて1日3回あり、一定の時間を費やすためとみられます。「洗濯」は生活空間の中で「トイレの失敗」をしてしまい、着替え・掃除・洗濯といったサポートの頻度が増え、つらくなるようです。「通院の付き添い」は訪問診療を行う医療機関が増えてきたとはいえ、利用者は限られているためとみられます。
TOPIC(3) 「介護の洗濯」のストレスは「ニオイ」が1番で「回数」ではない
【質問】あなたが、「介護の洗濯」で感じているストレスを教えてください。(複数回答)
ストレスで大きいのは「洗濯物のニオイ」で、続いて「洗濯前の汚れの処理」「尿や便で汚れた洗濯物への接触」でした。特に要介護1~5の人の家族では、「時間」や「回数」を上回っているのが特徴です。洗剤や消臭スプレー、芳香剤など生活空間のニオイ対策にかかわる商品が多く出回っていますが、「洗濯物のニオイ」問題が今もなお課題であることが分かります。
TOPIC(4) ニオイの除去に「満足」「どちらかといえば満足」は4割にとどまる
【質問】「介護の洗濯」の際、「ニオイ(体臭、尿臭、汗臭)の除去」について、現在の満足度を5段階で教えてください。

ニオイの除去について5段階評価で満足度を聞くと、要介護1~5の人の家族では、「満足」「どちらかといえば満足」は4割にとどまりました。また、3人に1人が「どちらともいえない」と回答しています。自由回答をみていくと、ニオイの感じ方に個人差があることのほか、慣れ、諦めなどさまざまな要因がありそうです。ニオイ対策の正解を体感できていないことも関係するのかもしれません。
【調査方法】
調査期間:2023年7月7日~8月20日
調査主体:朝日新聞社「なかまぁる」、花王「アタック 消臭ストロングジェル」
調査方法:インターネットアンケート ※「なかまぁる」記事の他、Google、Facebook広告等にて回答者を募集
調査対象:親や家族の介護や生活サポートをしている配偶者や子世代など
有効回答:627件(人)
※本アンケートでは、介護における選択についての詳細な質問に加え、家族の介護についての全般的な質問(介護で行っている具体的な内容やストレスを感じること)のほか、介護に関わるものを購入する時の費用負担や購買行動等についても聞きました。
■本アンケート結果の詳細な報告記事
https://nakamaaru.asahi.com/article/14996100
■本アンケートから取材協力してくれた人たちの記事
〇「介護の洗濯」でニオイがストレス 本人の責任じゃないと思いつつ 在宅介護3家族のリアルな悩み
https://nakamaaru.asahi.com/article/14996043
〇「介護の洗濯」に求められているのはニオイ消しだけではなかった 安さや何となく選んでいた洗剤
選択 在宅介護3家族の願い https://nakamaaru.asahi.com/article/14996075
【project50sについて】(https://nakamaaru.asahi.com/feature/11034435)
朝日新聞社のウェブメディア「なかまぁる」のサブブランドで、アラフィフ、50代にフィーチャーしたプロジェクトです。みなさんと一緒に、人生100年時代の折り返しからの50年を「Well-being&Social Good」な人生にすべく、関心が高いテーマを取り上げています。※「なかまぁる」は認知症であっても暮らしやすい社会を多様な人たちが一緒につくっていくことを提案するウェブメディアです。
【花王アタック 消臭ストロングジェルについて】(https://www.kao.co.jp/s-strong/attack/)
年齢を重ねるたび、身体に関してはもちろん、心や生活にあらわれる悩みは誰にでも生まれてくるもの。そんな悩みを軽くしたいという想いから、「消臭ストロング」シリーズは生まれました。
https://prtimes.jp/a/?f=d9214-1560-bf15151200e60023da651a9bdaee5297.pdf
https://prtimes.jp/a/?f=d9214-1560-9f5532f5f10f03ec1eadbbb04127f43f.pdf
2023/11/6
Nurse&Craft 高齢者の健康寿命延伸の課題解決に向けてヘルスケア事業を展開
Nurse and Craft株式会社(本社:広島県呉市、代表取締役:深澤裕之、以下「当社」と言う。)は、2023年5月から開始したシニア向けヘルスケア事業のサービスエリア拡大に伴い、特設サイトを2023年11月3日(土)に公開しました。本サービスは、スマートウォッチと簡易尿検査キットから運動と睡眠、栄養のデータを取得し、そのデータを基に看護師がユーザー宅に毎月訪問してアドバイス・社会的交流を提供します。

スタートウェルURL:https://startwell.nurseandcraft.io/
◼︎目的
私たちは、ただ単に長生きすれば良いと考えるわけではなく、何かしらの生きがいをもって、より良く、イキイキと幸せに暮らしたいと願います。しかし、日々健康的な習慣を実践しようとしても、運動や睡眠、栄養の改善は専門知識や意欲の維持が必要で、これを一人で行うのはとても大変です。さらに、身体的・精神的により良く生きようとしても、困ったときに頼れる人が近くにいなければ、それだけでも不安を抱えます。そこで私たちは、持病があってもなくても、一人暮らしでもそうでなくても安心でいられ、生きがいをもって暮らせてゆけるシニア向けヘルスケアサービス「スタートウェル」をつくりました。
◼︎サービス概要
健康を維持してくためには、適度な運動、質の高い睡眠、健康的な食事、人との交流が大切な要素とされています。本サービスは専門的な知識を有した看護師が、スマートウォッチから得られる様々な身体データや簡易尿検査キットを用いて得られる体内の栄養素データを活用して、社会的交流とともに、ユーザー様の疾病の管理や予防のための活動、QOL(生活の質)の向上を図っていきます。
◼︎サービスの対象者
本サービスは、健康意識が高いシニアの方だけではなく、困ったときに頼れる人が近くにいない方や持病を抱えていて健康管理に悩んでいる方にも使っていただいております。たまにしか会えない、離れて暮らすご家族を心配される方にも喜ばれているサービスです。
◼︎サービス提供エリア
現在サービスエリアを拡大し、広島県呉市全域(一部除く)で提供しています。他の地域においては、運用パートナーを希望する介護事業者様や住民の健康寿命を延伸したいと考える自治体様との導入検討が進んでおります。
◼︎Nurse and Craft株式会社について
瀬戸内海に浮かぶ大崎下島を拠点とし、「今が一番楽しく、明日が楽しみになる社会」をビジョンとして掲げる会社です。「まちを再生する訪問看護」として過疎地の医療を持続可能なものとし、人々の健康寿命の延伸とウェルビーイングを実現します。※2023年9月に合同会社から株式会社へ組織変更を実施いたしました。

2023/11/2
高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の地域貢献
株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋洋、以下:当社)が展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』龍ケ崎店(運営法人:株式会社サリックス、代表取締役:堀越陽一)は、2023年10月26日(木)に茨城県稲敷市と「高齢者等要援護者の見守り活動及び徘徊高齢者等SOSネットワーク事業への協力に関する協定」を締結しました。
◆創業時から高齢者の見守り活動を実践する強みを活かし、地域に貢献
稲敷市の公表する「茨城県稲敷市高齢者福祉計画 第8期介護保険事業計画」※1の稲敷市の推計人口によると、総人口は年々減少、高齢化率は増加を続け、2030年には42.2%、2040年には46.7%に達する見通しです。こうした高齢化に伴い、認知症の方が増加しており、徘徊のおそれがある方とその家族が安心して暮らし続けられるように、稲敷市では、「稲敷市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業」を実施しています。当社は、稲敷市を含む全国360店舗(2023年10月1日時点)を展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて、弁当宅配時における高齢者の見守り活動を創業時より実践しています。その強みを活かし、地域により一層貢献したいとの考えが、稲敷市の意向に合致し、この度の「高齢者等要援護者の見守り活動及び徘徊高齢者等SOSネットワーク事業への協力に関する協定」締結に至りました。
※1 茨城県稲敷市高齢者福祉計画 第8期介護保険事業計画
https://www.city.inashiki.lg.jp/data/doc/1621380386_doc_151_0.pdf
◆宅配中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡
今回の協定締結による当社の具体的な役割は、市内において、配達スタッフがお弁当のお届け先の高齢者の異変に気づいたとき、または配達中に認知症高齢者等を発見したときは、市が定める通報先に通報する見守り活動です。配達スタッフは、利用者に毎日※2お弁当を手渡しにてお届けしているため、「郵便物がポストに溜まっている」「雨戸がずっと閉まったまま」といった外観の異変や、「話がかみ合わなくなった」「顔色が悪く、具合が悪そうに見える」といった対面時の異変など、普段の様子を把握しているからこそ気付くことができる変化があります。過去には、配達時に呼び出しを行っても返事がなく、当日何度か訪れても鍵が開かなかったことから、配達員がケアマネジャーやご家族に連絡を入れ、ご家族が駆け付けたところ、利用者が家の中で倒れていたという例もありました。
※2 正月三が日(1月1日~1月3日)のみ休業
◆「すべてはご高齢者のために」の具現化に向けた取り組みを推進
高齢者に密接な事業を展開する当社にとって、「高齢者の見守り」への取り組みは加盟店共々重要と考えています。今回の稲敷市との協定締結をはじめ、今後も各自治体等との連携を図りながら「すべてはご高齢者の為に」という想いの具現化に向けて、加盟店と一体となって取り組んでまいります。
- 締結概要
■締結先:茨城県稲敷市
■締結日:2023年10月26日(木)
■締結内容:
1)事業者は、見守り活動及びSOSネットワークの趣旨に賛同し、自らの業務に支障のない範囲で見守り活動の実施に協力するものとする。
2)対象者は見守り活動については稲敷市内(以下「市内」という。)に在住する要援護者、SOSネットワーク事業については市内に在住する認知症高齢者等とする。
3)事業者は、市内において、要援護者の異変に気づいたとき、又は認知症高齢者等を発見したときは、市が別に定める通報先に通報するものとする。ただし、緊急を要すると思われるときには、警察署又は消防署に直接通報するものとする。
4)通報があったときは、速やかに当該通報に係る状況確認等を行うものとする。
【当社の高齢者の見守りに関する協定締結実績】
※2023年10月26日時点・加盟店が締結主体である自治体も含みます。
- 店舗概要
施設名:『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』龍ケ崎店
所在地:茨城県龍ケ崎市田町3452-2
電話番号:0297-79-6550
営業日:年中無休 ※正月3が日のみ休業
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
- 会社概要
会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営
2023/11/2
超高齢社会のお買いものをなめらかにするためのエイジテック/フィンテックサービスを提供するKAERU株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:岡田 知拓、以下 KAERU)は、大阪府社会福祉協議会と業務連携し、大阪府域でのみまもり・金銭管理支援業務のDX化推進を進めていくことお知らせいたします。
■高齢者のみ世帯、身寄りのない方のみまもり・金銭管理における課題
日本では継続的に高齢化が進むとともに、高齢者単身世帯などの高齢者のみの世帯が年々増加しています。認知機能の低下により日常生活における金銭管理が難しくなるケースも多く、日常的金銭管理が難しい在宅高齢者は390万人、うち30万人 (※1)は親族による支援が期待できない状態にあります。
判断能力が不十分な身寄りのない人の金銭管理や権利擁護支援については、地域包括支援センターや民生委員等による見守りや、成年後見制度や日常生活自立支援事業の利用などが行われておりますが、今後も増加していくと見られる利用者の需要に対して、支援する側の人手不足が課題となっています。
実際の金銭管理の場においては、支援者が利用者へ日常的に使う現金を届ける場合、金銭引き出しの決裁を取り、事務所を出発してから金融機関へ寄った後、利用者宅へ伺い、事務所へ戻り支出等の支援内容を記録するという一連の作業が発生し、現金をそのまま取り扱うがゆえの事務負担とリスクが存在します。
※1 株式会社日本総合研究所「認知症高齢者の日常的金銭管理をめぐる課題」より
■日常生活自立支援事業・成年後見業務におけるDX化の推進について
KAERUは2023年9月21日に、社会福祉協議会・成年後見人等によるみまもり・金銭管理支援業務を効率化するサービスである「KAERU Biz 権利擁護」をリリースいたしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000084783.html
KAERU Biz 権利擁護では、被支援者は国際ペイメントネットワークブランドMastercard®がついたプリペイドカードをお持ちいただき、日常の買いものにご利用いただきます。支援者はそのプリペイドカードへの遠隔チャージ機能や計画的な金銭利用支援機能を用いることで、より効率的に金銭管理支援・自立支援を行うことができます。
本サービスは、支援従事者さまの業務支援に加えて、「カードでお買いものがしたい」「すぐにお金を受け取りたい」「カードをなくした時に不安」といった被支援者さまのお声に応えることができます。
KAERU Biz 権利擁護を利用することによってみまもり・金銭管理支援業務を効率化でき、それによって捻出されたリソースによってより多くの方に質の高いサポートを提供可能となります。
■大阪府社会福祉協議会との業務連携について
大阪府域の社会福祉協議会におけるみまもり・金銭管理支援業務のDX化を推進するために、KAERUおよび大阪府社会福祉協議会は業務連携を行ってまいります。
KAERUは、KAERU Biz 権利擁護サービス提供およびコンサルティング支援を実施し円滑な利用開始のサポートを実施いたします。大阪府社会福祉協議会は、府域への導入に向けて広報及び導入調整を行ってまいります。
■大阪府社会福祉協議会 地域福祉部からのコメント
日常生活自立支援事業では、認知症や障がいなどにより判断能力が十分でない方の福祉サービス利用や日常的な金銭管理などを支援しています。キャッシュレス決済の普及、スマートフォン等による簡易な買物が一般化する中で、収入以上にお金をつかいすぎてしまう方が増え、支援する市町村社会福祉協議会にとって大きな課題となっています。また利用者本人も「ついついつかいすぎてしまうがなかなかやめられない」と考えている場合もあります。KAERU Biz 権利擁護サービスにより、本人の同意のもと、後払いによる支出増を抑制し、収入の範囲内での買物とすることで、生活の安定を図り、本人の自力を強化することにつながるのではないか考えます。KAERU Biz 権利擁護サービスの本格利用はこれからですが、キャッシュレス決済による課題に対し、キャッシュレス決済を用いて解決していこうとする今回の取り組みに期待を寄せています。
■豊中市社会福祉協議会 権利擁護・後見サポートセンターからのコメント
金銭管理支援の為、利用者へ手渡しの訪問をさせていただくのは多くて週1回です。中には数日で使い切ってしまう方もおられ、ヘルパー等に1週間分の食事・日用品の買物をしてもらったり、封筒に現金を小分けにしてお渡ししたりと様々な工夫をしているところですが、「ご自身で買い物をしたいというご希望」や、「金融機関で現金を小分けにするのにも小銭を取り扱うのも手数料がかかるようになってきている」など課題がありました。カードへ毎日一定額を自動チャージされることでご自身で毎日その日の分の買物をしていただくことができ、小銭をうまく使えず、自宅で使われない小銭が大量に貯まっていく事態を減らすことができることも想定され、今回トライアルで利用をさせていただきましたが、今後も支援をアシストしていただけることを期待しています。
【「KAERU(かえる)」提供サービス概要】
アシスタント機能付きプリペイドカードサービス「KAERU(かえる)」リリース日:2022年5月1日
離れて暮らすご家族がサポートできる遠距離介護者向けの「KAERU」新機能リリース日:2023年2月14日
利用可能エリア:日本全国
自立支援を行う行政・自治体向けサービス紹介ページ:https://kaeru-inc.co.jp/services/team
ご本人様向けサービス紹介ページ:https://kaeru-inc.co.jp/services/user
ご本人様向けアプリ
iPhone版:https://apps.apple.com/jp/app/id1581774947
Android版 :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mimamoripay.trevi
ご家族様向けサービス紹介ページ:https://kaeru-inc.co.jp/services/partner
ご家族様向けアプリ
iPhone版:https://apps.apple.com/jp/app/id6443771320
Android版 :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kaeru.partner
【KAERU株式会社について】
KAERU株式会社は、超高齢社会におけるやさしい金融サービスの提供を通し、安心して歳を重ねられる社会の構築及び、誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中にすることを目指しております。
■サービス名「KAERU(かえる)」に込められた想い

社名にもなっているKAERUには、3つの意味を込めています。
・自由にものを『買える』
・利用者ご自身やお財布がちゃんとおうちに『帰る』
・加齢により認知機能が低下するとお買いものをできないと言われている常識を『変える』
【経営陣プロフィール】
■KAERU株式会社 代表取締役CEO 岡田知拓プロフィール
KAERU株式会社 代表取締役
新卒で決済ベンチャーの法人営業・事業開発を担当。海外に拠点を移してからは、東南アジアのスタートアップにジョイン。その後、日本に戻りLINE株式会社に入社。LINE Payサービスの立ち上げ初期から、戦略立案から個別のプロダクト企画など、広範にグロースに携わる。利用者にとって、より付加価値のあるペイメントサービスを創りたいと考え、福田とKAERU株式会社を創業。
■KAERU株式会社 取締役COO 福田 勝彦プロフィール
KAERU株式会社 取締役
公務員、ボストンコンサルティンググループ、株式会社ネットプロテクションズを経て、株式会社メルカリ/同メルペイの新規事業で、コールセンター、オペレーション部門立上げに、責任者として従事。立ち上げに関わったプロダクトは、メルカリ カウル、メルカリNow、メルペイなど多数。
【KAERU株式会社 会社概要】
社名 : KAERU株式会社
代表者:代表取締役 岡田知拓
所在地:東京都中央区日本橋兜町17番2号 兜町第6葉山ビル4階
設立 :2020年10月
事業内容:お買いものアシスタントプリカ「KAERU」の企画・運営
2023/11/2
対象のビックカメラ3店舗にて取り扱い開始!
シニア向け専用オペレーター付きタブレット「TQタブレット」、
対象のビックカメラ3店舗にて取り扱い開始!
TQコネクト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:五⽊ 公明)は、2023年11月2日(木)より、対象のビックカメラ3店舗にてシニア向け専用オペレーター付きタブレット「TQタブレット」の販売を開始します。(※取り扱いのない店舗がございます。)同ブランドとしては初めての家電小売店での取り扱いとなります。
■ビックカメラ取り扱い店舗のご案内
ビックカメラ有楽町店
https://www.biccamera.com/bc/i/shop/shoplist/shop014.jsp
ビックカメラ新宿西口店
https://www.biccamera.com/bc/i/shop/shoplist/shop016.jsp
ビックカメララゾーナ川崎店
https://www.biccamera.com/bc/i/shop/shoplist/shop038.jsp
■TQタブレットとは
シンプル操作で使いやすい、シニアの方も簡単に使える専用オペレーター付きタブレットです。利用者の方は設定やWi-Fiなどの準備の必要がなく、届いた日からタブレットを利用できます。タブレットに不慣れな方でも、操作サポートは専用オペレーターが丁寧にご案内。家族とのビデオ通話や、オンラインレッスンなどの動画鑑賞、健康相談や詐欺相談のような日常のあらゆるご相談など、インターネットを通じたサービスを安全かつ簡単に利用できます。
また、スマホアプリと連携することで簡単に親子間で繋がることができます。利用者家族も嬉しい様々なサービスが充実しております。
「ボタンひとつで家族に繋がる新しい親孝行のかたち」をTQタブレットで実現しました。
■TQタブレットの特徴
①家族やオペレーターとビデオ通話
簡単操作でビデオ通話ができます。専用オペレーター、登録してあるご家族に繋がります。
②画面共有で操作もかんたん・あんしん
画面共有でオペレーターが操作をサポート。難しい操作も同じ画面を見ながら丁寧にサポートします。
③様々なお知らせを配信
イベントのお知らせや、クイズ、コラムなど楽しいコンテンツを定期的に配信いたします。
④オンライン配信・動画視聴
リアルタイムでのオンラインレッスンへの参加や、アーカイブ動画の視聴が可能です。
健康体操や朗読、料理などお家で楽しく体験することができます。
⑤心配ごとはオペレーターに相談
健康相談や詐欺相談など、ご要望に応じて専門窓口をご紹介します。
⑥見守り機能でいつでもあんしん
TQアプリでTQタブレットの利用状況を確認。シニアの見守りに繋がります。
■TQアプリとの連携
お持ちのスマートフォンにTQアプリをダウンロードすることでTQタブレットとアプリが連携し、簡単に親子間で繋がることができます。(1契約につき、TQアプリは10人まで登録可能)家族でビデオ通話をしたり、予約通話では複数人での通話も可能です。
TQアプリではTQタブレットの利用履歴が確認できるので、利用状況を定期的に確認し見守ることができます。またオペレーターとの会話やTQコネクトが企画するオンラインイベントにも親子で簡単に参加が可能です。
■会社概要
商号 TQコネクト株式会社
代表取締役社長五木 公明
所在地〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-21-1
設立日2021年5月31日
資本金1億円
株主 東急不動産ホールディングス株式会社、他
コーポレートサイト https://tqconnect.co.jp/
2023/11/2
「高齢者×Nintendo Switch」で高齢期の暮らしの付加価値、QOL向上を目指す
株式会社 学研ホールディングス(本社:東京都品川区/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社学研ココファン(本社:東京都品川区/代表取締役 兼 COO:森 猛、以下当社)は、主に高齢者を対象とした取り組みの一環として、任天堂株式会社(以下任天堂)と協業を開始したことをお知らせいたします。

■背景
当社は「学研版地域包括ケアシステム」の実現を掲げ、多世代が支えあいながら地域の中で安心して暮らし続けられる社会づくりのため、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)を中心とした高齢者住宅・施設の運営、介護事業を展開しています。
主軸である高齢者住宅「ココファンシリーズ」による「安心安全な住まいの提供」に加え、グループ理念である「すべての人が心ゆたかに生きることを願い 今日の感動・満足・安心と 明日への夢・希望を提供します」を達成するために、高齢期の暮らしにおけるサービスの付加価値を高め、QOL向上にも注力しています。
■協業内容
当社と任天堂は高齢者向けイベントに関する協業契約書を締結し、当社が運営する高齢者住宅・施設において、Nintendo Switch(TM)及びNintendo Switch用ソフトを使用した施策を実施し、本施策を通じた当社サービスの向上とそれによる高齢者のQOL向上に取り組んでいきます。
-
全国約200拠点の「ココファンシリーズ」にて、Nintendo Switchを用いたレクリエーションイベントを開催していきます。
※サ高住の入居者及びデイサービスの利用者を対象とし、Nintendo Switch及びソフト(『Nintendo Switch Sports』『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』『マリオカート8 デラックス』)を使用したレクリエーション
-
Nintendo Switchを活用し、当社の重要ミッションである「多世代交流」に新たな付加価値を創出します。
※上記実施場所と同一施設内にある保育園、学習塾、高齢者施設等を利用する利用者とその家族を対象とした交流イベント
-
京都大学大学院医学研究科医療経済学分野(今中雄一教授)とともに、上記施策の実施による入居者・利用者のQOLなどの変化について検証を行う予定です。
■両社によるトライアル
この協業開始に向けて、今年2月から任天堂と共同で、Nintendo Switchを活用したトライアルを実施してまいりました。
〈トライアル結果〉
一部実施回のトライアル参加者の反応
・楽しかった
・もっとやりたかった
・今後どのようにやってもらえるのか
・ココファンの大画面で家族とやりたい
・友達と一緒にできるのが嬉しい など
多世代交流イベントのアンケート結果
・回答者93名のうち、全員が「楽しかった」との回答
・うち4割以上が「多世代で遊べて楽しかった」との回答
トライアル参加者の反応はおおむね良好、また多世代交流イベントに参加した高齢者、小学生、保育園児の各世代にもNintendo Switchを通した交流を楽しんでいただくことができました。
今後も当社はこうした取り組みを通し、高齢者はもちろん、多世代が心ゆたかに暮らすことができる環境やサービスの提供を続けてまいります。
【学研ココファンについて】
学研グループの中で高齢者支援事業を担い、高齢期の安心・安全で心ゆたかな暮らしを支援。
2004年の創業以来、住み慣れた地域で高齢者が安心して暮らし続けられるサポートとサービスを提供。事業の中心は、お元気な方から介護が必要な方まで、幅広く入居が可能なサービス付き高齢者向け住宅の運営で、現在では全国206拠点でサービス提供を行っています。(2023年11月1日現在)
※Nintendo Switchは任天堂の商標です。
2023/11/2
〜参加企業と連携を深め「生涯現役社会」の実現に向けて挑戦〜
ファイテンは、今年で40周年を迎える京都市に拠点を持つボディケア企業です。国内外のトップアスリートを初め、多くの競技者をスポーツギアやサービスによってサポートしており、現在では化粧品から医薬部外品、医療機器、不動産事業にまで幅広く展開しています。ファイテンは健康寿命を伸ばし、日本を生涯現役の社会にする理想を掲げており、フレイル対策コンソーシアムへの参画によって、参加企業と連携を深め「生涯現役社会」の実現に向けて挑戦していきます。
「フレイル対策コンソーシアム」は、2021年7月に中部電力株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:林 欣吾)と株式会社JDSC(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤 エルテス 聡志)が発起人となって設立されました。現在、コンソーシアム参加メンバーが中心となり、ライフラインデータ(電力データ等)を用いたフレイルの早期発見・早期予防など複数の取り組みを行っています。
「フレイル対策コンソーシアム」は会員である産官学の連携を強化するとともに、電力データによるフレイルの早期検知や、地域における予防体制の構築など、高齢者がいきいきと活躍できる社会を目指し、高齢化社会の課題解決に努めていきます。
- 【インタビュー】健康寿命を伸ばし日本を生涯現役の社会へ〜コンソーシアム加入に寄せて〜
フレイル対策コンソーシアムは、ファイテンの新規参加にあたり、代表取締役平田好宏氏のインタビュー記事を公開しました。以下よりご覧ください。
https://frailty-prevention.org/article/595/

- ファイテン株式会社について https://www.phiten.com/
商号 :ファイテン株式会社
設立 :昭和58年10月4日
本社 :京都府京都市中京区烏丸通錦小路角手洗水町678番地
資本金 :3,000万円
代表者 :平田 好宏
従業員数: 594名
事業内容:化粧品・医薬部外品・医療機器の製造・販売、スポーツ関連商品・健康食品・健康グッズ等の製造・販売、不動産事業
- 「フレイル対策コンソーシアム」とは
2020 年に三重県東員町をフィールドに行われた、AI と電力データ用いたフレイル検知実証を発端として、健康寿命を延伸し、誰もがいきいきと活躍できる社会へアップグレードすることを目指して設立されたコンソーシアムです。解決のモデル構築(技術開発・実証、事業化、制度化)のために、競争関係や産学⺠の垣根を問わず、企業間・業界間で連携し包括的な支援の実現を目指します。
https://frailty-prevention.org/
- 「フレイル対策コンソーシアム」会員
■行政
三重県、三重県東員町、千葉県市原市、長野県松本市、埼玉県入間市
■アカデミア
東京大学 地域未来社会連携研究機構、東京大学大学院 情報学環 越塚研究室、東京大学 高齢社会総合研究機構、三重大学地域イノベーション学研究科 西村研究室
■企業
中部電力株式会社、合同会社ネコリコ、株式会社JDSC、株式会社 三井住友銀行、ノバルス株式会社、RIZAP株式会社、四国電力送配電株式会社、シミックソリューションズ株式会社、株式会社ユカリア、パナソニック ホールディングス株式会社 、ファイテン株式会社
2023/11/2
学生と高齢者のマッチングサービス『まごとも』のアプリがついに公開間近!サービスを利用したい方や、今後の取り組みを取材したい記者様のご連絡も受付中!
株式会社whicker(読み:ウィッカー、本社:京都市上京区 代表:山本 智一 以下、whicker)が提供する学生による高齢者サービス『まごとも』は、アプリケーションにより効率的なマッチングを開始予定!
『まごとも』は、高齢者の孫世代となる大学生が高齢者のご自宅などを訪問し、スマホや外出支援など介護保険では対応できない範囲のご要望に応えるとともに、コミュニケーションを通して孫と一緒にいるような楽しい時間を提供し、高齢者のQOL向上に貢献するサービスです。高齢の親を持つご家族の皆様からのご依頼も受け付けています。
学生と高齢者をつなぐサービス『まごとも』が、アプリで効率的行えるべくアプリ開発を進め、テスト検証に入りました。
(株)whickerが運営する『まごとも』は高齢者の孫世代となる大学生がご自宅や介護事業所を訪問し、スマートフォンの使い方支援や外出同行など高齢者のご要望に応えるとともに、コミュニケーションを通して、孫と一緒にいるような楽しい時間を提供し、高齢者の生活の質(QOL)向上に貢献するサービスです。
高齢者のご家族の皆さまにも、ご利用中の様子について写真付きで報告をお送りし、ご家族の介護・お世話の負担を軽減することで、みんなに安心をお届けします。

※自社調べ、調査年月(2023年10月など)、学生と高齢者マッチングアプリの中において
〇サービスの社会的背景
・独居の高齢者の割合も増加しており、孤立・孤独に苦しむ人々も増加しています。
・今後、高齢者のQOLをどのように向上し、維持していくかは高齢者福祉業界で大きな課題となっています。
・介護サービスに従事する方々も若手不足で、高齢化が進んでおり、介護サービスの利用者は若い人とのコミュニケーションを望んでいる方も多くいらっしゃいます。
・現状では、学生と高齢者が知り合い、コミュニケーションを取る機会は非常に少なくなっています。
・ハーバード大学の関係する研究でも、若い世代と交流する高齢者の幸福度は3倍にも増大することが示唆されています。
・高齢者のご家族の方にも、別居中の高齢者の生活の不安、お世話の負担を感じる方が多くいらっしゃいます。
これらの課題を解決すべく、『まごとも』のサービスを提供しています。
このサービスをより幅広い地域で効率的に広げていくため、スムーズなマッチングを行うことができるアプリを開発しています。
高齢のご家族が遠方にお住まいで、なかなか様子を知ることができなかったり、家事や育児で高齢のご家族のことまで手が回らなかったりする方にとっても『まごとも』はおすすめです!
現在は、東京・大阪・京都・滋賀地域のみで活動していましたが、アプリを利用して、より多くの地域の方々にご利用いただけるよう検討しております。
現在試作版を鋭意開発中であり、この日本初の学生と高齢者とのマッチングを可能にするアプリの誕生を取材していただけるメディア関係者の方々からのご連絡お待ちしております。
サービスをご利用いただいているみなさまには、「学生さんが私たちと接してくれて、とても嬉しい。また来てね。 すごいハキハキ動いてくれてとても助かります。 こんなサービスがあるなんて知らなかった。本当に良いサービスこれからもよろしく(ご利用中の高齢者様から)」
「ご報告ありがとうございます。 父の楽しそうな顔が見れてうれしいです。 私も母も父から楽しい時間の報告を聞いて喜んでおります。 ありがとうございました。(お父様がサービスをご利用中の娘様から)」
このようにありがたいお言葉をいただいています!
ご興味のある方は以下の連絡先にご連絡ください。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む見守り・生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCLQztgytb9T8ZjBmjrkBMUQ
公式Instagram:https://www.instagram.com/magotomo_whicker/
公式LINE:https://lin.ee/HLRF53g
2023/10/30
第一世代「Helppad」を大幅改良。介護に関わるすべての人を支える未来を作る。
テクノロジーで介護者支援を目指す株式会社aba(以下、aba)は、第一世代の「Helppad」を大幅に改良した第二世代『Helppad2』の販売を10月30日から開始しました。
第二世代の『Helppad2』は、第一世代の発売以降、数年間に渡りヒアリングを重ねた現場の声を反映させた製品です。介護施設で働く方の負担をより減らし、被介護者の方もより快適に過ごせるよう工夫を重ねました。

◼︎「おむつを開けずに中が見たい」Helppad2は介護職の方のニーズを更に活かしました。
介護職の方との会話がきっかけで生まれたHelppad。第2世代となる『Helppad2』は、介護職の方のニーズをさらに活かし改良を重ねました。
「オムツを開けずに中が見たいよね。中が分からないと、開けたけど(便や尿が)出ていなかったり、開けたときには遅すぎたりして、ほんと困っているからね」
介護職の方はおむつは1日に何度も交換する必要があるうえ、後始末にも手間がかかります。漏れていたらさらに大変で、介護職の方にとってはかなりの重労働になります。abaは、そんな介護職の方の精神的・肉体的な負担を減らすべく、排泄を行うとセンサーがにおいを検知して介護職の方に通知するシステム(Helppad2)を開発しました。
【Helppad2の特徴】
◼︎ベッドにセンサーを敷くだけで排泄を検知
『Helppad2』はシーツのようにベッドに敷いて、その上で寝ている要介護者が排泄すると、センサーがにおいを検知して介護職の方に通知するシステムです。おむつを開けずに排泄したことが分かるため、介護職の方の負担が減り、要介護者もより良い介護が受けられるようになります。

◼︎センシング技術とAI技術を使用し、独自のアルゴリズムで尿と便の排泄をお知らせ
センサーは、エアコンや空気清浄機などに使われる汎用品を採用し、安価に提供できるよう工夫しました。技術的な特徴は「”排泄物のにおい”を検知するアルゴリズム」を開発したことです。
汎用センサーは排泄だけでなく、食品や消臭剤など排泄以外のにおいにも反応します。そこを切り分けるために、排泄時のセンサーの反応データを大量に取得し時系列で変化を見てパターンを解析、アルゴリズムのパラメーターをチューニングし続けました。
『Helppad2』は第一世代と比較して、尿便識別のセンシング性能や、要介護者の快適性、メンテナンス性や介護者の使い勝手、コストパフォーマンスが更に向上しています。
■Helppad2の導入によって期待できる効果
〇即時通知・即時おむつ交換
・尿・便もれの軽減
・皮膚トラブルの軽減
〇業務効率化
・排泄パターンの把握により定時おむつ交換スケジュールの見直し
・定時おむつ交換(時間・回数)の見直し
■通知システムについて
ベッド上に敷かれた『Helppad2』が排泄を検知するとWEB画面にお知らせが届く仕組みになっています。
また、スマートフォンでも使えるようアプリも用意しております。
■製品詳細
・製品名:排泄センサー 『Helppad2』
・価格:オープン価格
・サイズ:縦 17cm、横 140cm、厚さ 2cm
・重量:500g
・定格電圧:AC100V
・定格周波数:50/60Hz
・定格消費電力:5W以下
・付属品:排泄センサー、カバー、マット、ACアダプタ、typeCケーブル、取扱説明書

■開発者の想い(代表取締役CEO 宇井吉美)
「おむつを開けずに、中が見たい。」
15年前、私自身が介護のお手伝いをさせていただいたときに話を伺った、ある介護職さんの一言から研究は始まりました。あれから15年、研究に研究を重ね、ついに完成したのが『Helppad2』です。介護にまつわる多くの問題を解決へと導く『Helppad2』が、あの日の介護職さん、そして、すべての介護施設へと届きますように!!

■Helppad2についてよくあるご質問
Q.どこに敷きますか?防水シーツの下でもいいですか?
A.においを直接キャッチしての検知が必要なため、シーツ/防水シーツの上への設置をお願いしております。
Q.汚れてしまっても大丈夫ですか?
A.Helppad2は汚れることを想定して作っております。カバーは洗濯可能(乾燥は不可ですが速乾性のある素材を使用)でパッドとセンサーベルトは防水加工しているので、アルコールや次亜塩素酸薄め液を湿らせた布などで拭きとっていただけます
Q.デモ機の貸出しはできますか?
A.申し訳ありません。衛生用品のため、貸し出しは行っておりません。
■Helppad2 Webサイト
【一緒に介護現場を変えていく仲間を募集】
abaでは一緒に働く仲間を募集しております。
テクノロジーをベースとして介護者を支援していく私たちabaと、共に新しい社会を作りませんか?
詳細はHPにて随時更新予定です。

2023/10/27
厚生労働省は、スマート・ライフ・プロジェクトの一環として、自分の足で一生歩ける体に、をコンセプトに「毎日かんたん!ロコモ予防」特設Webコンテンツを10月27日(金)より公開します。
本コンテンツでは、自分の足で一生歩ける体になるために、たんぽぽの川村エミコさん(お笑いコンビ)が、整形外科医の大江隆史先生(NTT東日本関東病院院長)に「ロコモ」について動画で分かりやすくお話をお聞きします。
「ロコモ」とはロコモティブシンドロームの略で、立ったり歩いたりする身体能力が低下した状態のことを言います。ロコモが進行すると、将来要介護や寝たきりになってしまう可能性があるため、若い頃から生活習慣や適切な運動によって、ロコモを予防することが大切です。
本コンテンツを通じて、国民一人一人の健康づくりや健康支援にお役立ていただけることを願っています。
「毎日かんたん!ロコモ予防」特設Webコンテンツ 概要
■URL: https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/locomo/
■公開日:2023年10月27日(金)
■内容:ロコモについての基礎知識やロコモチェック、予防対策を3つの動画で紹介
・Part1(知っておきたいロコモの基本)
・Part2(あなたの「ロコモ度」チェック)
・Part3(ロコモを防ぐ「ロコトレ」と食事)
「スマート・ライフ・プロジェクト」とは
「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動。プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら、運動、食生活、禁煙、健診・検診の受診について、具体的なアクションの呼びかけを行い、更なる健康寿命の延伸を推進しています。参画企業・団体・自治体数は令和5年9月30日現在で9,170団体です。
2023/10/27
関西圏で有料老人ホーム「はっぴーらいふ」やシニア向けスマート賃貸マンション「シニアアップデートマンション」を運営する株式会社ライフケア・ビジョン(本社:大阪市東淀川区、代表取締役:祝嶺良太)は、質の高い睡眠で認知症対策を行う新製品「認活アロマ」、「昼用IkiIki(活活)」と「SuiSui(睡睡)」を販売します。
このアロマオイルは鳥取大学発ベンチャー企業である株式会社ハイパーブレインが監修・共同企画。100%天然成分の精油を使用しており、安心してご使用いただける製品です。
公式HP:https://ninkatsu-aroma.com/
- 介護施設「はっぴーらいふ」入居者にアロマセラピーを実施したところ、多くの入居者に徘徊や不穏などの周辺症状の減少と睡眠時間の増加という効果が出ました
2023年3月から8月にかけて、当社の運営する介護施設入居者にアロマセラピーを実施したところ、32名のうち12名(4割)が不穏や徘徊などの症状が落ち着き、睡眠時間が増加するという変化がありました。
《主な事例》
(事例1)夜間に他の方の居室に入ってしまっていた方が、アロマパッチを使用後、訪室がピタッとなくなった。
険しい顔も穏やかになられ、ニコニコした笑顔はスタッフも初めてでした。
(事例2)昼夜逆転、夜間徘徊、過食、介護拒否のあった方に、昼用・夜用のアロマパッチを使用。
徘徊や過食の回数が減少し、介護拒否もなくなり、職員の負担も軽減。
(事例3)ご本人から不眠の訴えがあった方に夜用パッチを使用。それまで昼間は話しかけても目をつむったままでしたが、夜間の睡眠量が増えたことで日中の覚醒時間も増加し、日中の活動が見られるようになりました。
(事例4)夜間も寝ずにずっとテレビを観ておられる状態だった方が、アロマパッチ使用後は顕著に入眠が早くなり、睡眠量も増加。日中の活動量も増加しました。
(介護スタッフの声)入居者様が穏やかになり、介護拒否がなくなると業務も随分楽になりました。ニコニコされた顔を見ると、やりがいも感じます。
より具体的な事例は公式HPへ:https://ninkatsu-aroma.com/
- 超高齢社会、2025年は高齢者の5人に一人が認知症に
認知症の発症は記憶の低下よりも先に、嗅覚の低下という形で始まっています。
2025年には認知症高齢者の人口は675万~730 万人と推計され、つまり65歳以上の高齢者のうちおよそ 5 人に一人が認知症となると言われています(平成29年版高齢者白書等)。
アルツハイマー型認知症は、脳内たんぱく質アミロイドβの蓄積によって脳神経細胞が破壊され、記憶力のなどの「認知機能(中核症状)の低下」と徘徊や不穏などの「行動・心理症状(周辺症状、BPSD)」が現れることが知られています。そしてこのアミロイドβは認知症の発症する20~30年前から蓄積すると言われています。
これらの症状が発症する前に、認知症が始まる10年以上も前から嗅覚が低下することが分かってきました。脳の中で記憶を司る海馬がダメージを受けることで記憶障害が起きるのですが、それより前に嗅神経の細胞がダメージを受けており、ほとんどの患者は自覚がないままに嗅覚障害を発症しています*。
- アロマには嗅覚を刺激し、精油の成分によって一日のリズムを整える働きがあります
昼用「IkiIki」はリフレッシュして集中力を高め、夜用「SuiSui」はリラックスして睡眠を促す働きがあります。
嗅覚は五感のなかで唯一、本能や感情、記憶を司る大脳辺縁系に到達することができ、そして通常、神経細胞は再生が難しいと言われていますが、嗅覚の神経細胞は自然再生し、1か月ほどで生まれ変わります。
生物の身体には体内時計があり、昼夜で身体が活動とリズムを繰り返すことを概日リズム(サーカデイアンリズム)といい、人の場合はこれが25時間の周期になっていると言われています。一日24時間とのズレは朝日を浴びることや、睡眠をとることでリセットできます。しかし加齢によって睡眠リズムが崩れてしまうと、昼夜逆転の生活になりがちです。
そこでアロマを活用することができます。
アロマは神経バランスを整える働きがあり、起床後は心身を活性化させ、就寝前はリラックスさせるという働きがあります。
当社の入居者の不穏症状が落ち着き、睡眠時間が増加したことは、これらの働きによる効果であると言えます。これらの不穏症状が軽減することはご本人のQOLの向上のみならず、介護者の負担軽減にもつながります。
- 2023年6月、「認知症基本法」が成立。認知症になっても希望を持って暮らせる社会へ。
2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると言われ、社会的な課題となっています。
2023年6月には「認知症基本法」が成立しました。これは認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことや、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会の実現を目指すものです。
ライフケアは認知症と睡眠の密接な関連に注目し、「認活アロマ」によって質の高い睡眠から認知症予防や対策を行い、高齢者のQOLの向上、介護人材の負担軽減を目指してまいります。
- 製品概要
製品名:認活アロマ「昼用・IkiIki(活活)」、「夜用・SuiSui」
使用精油:昼用 IkiIki:ローズマリーカンファ、レモン/夜用 SuiSui:真正ラベンダー、オレンジ
価格:(パッチタイプ)1パック36枚入り3,000円(税込)/(ボトルタイプ)3,800円(税込)
購入・お問合せは公式HP:https://ninkatsu-aroma.com/
*「嗅覚障害と認知症」大本周作 https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo/63/4/63_182/_pdf より引用
- 会社概要
社名:株式会社ライフケア・ビジョン
代表者名:代表取締役 祝嶺 良太
所在地:〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-18-22 新大阪丸ビル別館7F.9F
従業員数:約780名(2023年8月現在)
事業内容:介護保険サービス、有料老人ホーム運営、高齢者向け給食事業、不動産開発、調剤薬局事業等
関連会社:株式会社ライフケア・ホールディングス、株式会社ライフケア・プロパティ、株式会社イートハピネス、株式会社ライフケア・ファーマシー、NPO法人WAIKI
公式HP:https://lifecare-holdings.com/
公式note:https://note.com/lifecare_holding
2023/10/27
介護事業者の煩雑なオペレーションを簡略化し、「24時間在宅介護」に最適化した運用を支援。サービスの質的向上とマネジメント課題を同時に解決
スリーエス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:千田桂太郎)は、在宅介護における定期巡回(※1)業務を支援する新サービス「PORTALL(ポータル)」シリーズの提供を開始する ことをお知らせいたします。
定期巡回サービスとは、利用者ごとに作成した訪問介護計画書をもとに行われる訪問介護サービスです。一般的な訪問介護サービスと異なり、身体介護などが中心となり、実際のサービス提供時間は15〜20分程度で、 一日に複数回訪問してサービスを提供するものです。
「PORTALL」シリーズは、訪問予定管理、月間プラン/手順書管理、帳票管理に加え、訪問の際の順序等スケジュール管理、ご家族やケアマネジャーとの情報共有、24時間受付可能な緊急コール受付サービスなどの体制構築ならびに運営を支援します。
(※1)訪問介護はサービス提供が日中中心なのに対して、定期巡回は24時間365日対応を前提としています。
- 「PORTALL」シリーズ開発の背景
当社は「どんな人でも、自分の人生を決められる社会を創る」をビジョンに掲げています。どこで生き、どこで生を終えるかは「人生を決める」中でも、大きな要素であると考えます。
厚生労働省の調査(※2)によると「自宅において最期を迎える」ことを希望する高齢者は約7割に及びます。
しかしながら現状においては、施設サービス/訪問介護/デイサービスの各市場は10年で+40%超の成長を示すのに対して、在宅介護の重要な提供サービスのひとつである「定期巡回」については、介護保険総費用のうち0.7%(※1)にとどまっています。
夜も含めた24時間訪問と緊急時の訪問が可能なことで、高齢者が自宅で最期まで生活することを可能となる定期巡回は、未参入事業者からすると体制構築の難易度が高く、既存事業者においては共同ケアマネジメント方式(ケアマネジャーと一緒にケアプランを作っていく形式)での運営が困難で、収益化が難しい現状があります。また、それがゆえに事業所数も少ないため、介護サービス検討の俎上にあがりにくい状態となっています。
当社は、この介護上の課題を解決するため、どのような方であってもご自身の意思で過ごす場所を決めるのに重要な「定期巡回」に特化したSaaSサービスを開発いたしました。
- 「PORTALL」という名称に込めた思い
PORTAL + ALL = PORTALL
利用者を支えるための在宅領域に関わる「全ての情報を集約・整理」し、関係者を繋ぐ「入り口」となるサービスを、「全て」の地域に住む人々、関係者、事業者へ「All in one」で提供したいという想いを込めました。
本事業にチャレンジする多くの事業者にとっての「入り口」でありたい、という気持ちで、本プロダクトを提供してまいります。
- 「PORTALL」シリーズの概要
「PORTALL」シリーズは、訪問介護において「定期巡回」を提供するために必要な業務体制構築を可能とし、サービスの頻度・提供内容の最適化、安定的な収益を得るのに必要な要素をオールインワンで提供する「定期巡回特化SaaS」サービスです。
プランニングから、スタッフの訪問スケジュール管理、オペレーターの対応、ケアマネジャー、家族などステークホルダーへの情報共有などを行うことが可能です。
- 「PORTALL」シリーズの特徴
【特徴①】働く方の「使いやすさ」を追求!モバイルに最適なUI(ユーザーインターフェイス)
身近なツールであるスマートフォンにPORTALLをインストールすることで、場所に縛られることなく、どこでも訪問記録・プランニング・必要連絡などが可能となり、職員同士の情報格差が解消されるとともに時間効率も向上します。
【特徴②】ステークホルダーの「コミュニケーション」を追求!SNSのように身近な会話型の情報共有
PORTALLを利用することで情報が集約され、ご家族やケアマネジャーが「チーム」となって、高齢者を支えることが可能となります。日々使い慣れたSNSのように情報共有が可能で、ケアマネジャーや看護師への相談などがしやすくなることも特徴です。
【特徴③】事業者の「サービス最適化」を追求!データを蓄積し、働きやすさと収益のバランスを
蓄積データを活用し、プラン策定のための業務時間を大幅に削減でき、管理者・リーダーの活動時間を確保することが可能です。
また、属人的な運用から脱却し、日常業務が効率化されることで、職員が利用者と向き合う時間の増加や事務負荷軽減による職員の働きやすさにも貢献できます。
- 「PORTALL」シリーズのプラン
初期費用無料、ご利用人数10名まで、50,000円(税別)/月よりプランをご用意しております。
ご利用人数、ご利用期間等に合わせてご提案しております。
下記よりお問い合わせくださいませ。
- スリーエス株式会社について
高齢者にとって「自分の人生を決める」ことの大きな要素は、「どこで」生活するのかが大変重要なものとなってきます。
当社はその選択肢が施設中心となっている現状に対して、テクノロジーと新たな介護サービスモデルを通じて、「在宅生活」という選択肢を作り、高齢者/家族/専門職(介護職・ケアマネジャー等)のQOL向上を推進します。
さらに本事業は、社会的・個人的なコストをかけない生活を可能にするもので、それは1人あたりの社会保障費を最適化していくことにつながります。社会保障は限られた財源の再分配ですので、介護にかかるコストを最適化することができれば、それ以外の分野(例えば、子育て支援など)に対して、財源を回すことにも繋がります。
生まれた環境・育った環境の違いにより、本人の努力とは無関係に、自分の人生を決められない人は多くいます。要介護者だけではない、全ての人にとって「自分の人生を決められる世界」の実現を目指していきます。
会社概要
設立年月:2019年6月3日
所在地:東京都新宿区東榎町11
資本金:2,000,000円
役員:代表取締役CEO 千田桂太郎
事業内容:PORTALLの開発・販売(SaaS事業)、定期巡回事業(介護保険事業)
HP: https://3s.care/
問い合わせ先: info@3s.care
2023/10/26
オフライン講座とアプリのチャットで高齢者同士の繋がりを強化し運動習慣を形成
※フレイル…要介護状態に至る前段階として位置づけられるが、身体的脆弱性のみならず、精神・心理的脆弱性や社会的脆弱性などの多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態を意味する
■背景と目的
豊橋市では4人に1人が65歳以上となり、外出や交流の機会の減少等による高齢者のフレイル(虚弱)が心配されています。
「スマホでフレイル予防講座」は3回1セットで実施します。参加者は、習慣化アプリ「みんチャレ」を使用して、文字入力や写真撮影等を実践しながら歩数目標にチームでチャレンジします。スマホに不慣れな方でも、開始時に2回連続で講座を実施することで使い方を習得できます。
高齢者同士がオンラインでつながることで、人との交流がこれまで以上に活発化し、生活の楽しみや運動習慣づくりのきっかけになり、フレイル予防に繋がります。また、スマホを日常的に利用することで高齢者のITリテラシーの向上を図ることができます。
■みんチャレとは
※自分の活動した結果によって得られるポイントを地域団体等に寄付する機能があり、参加者の意欲向上に期待できます。
■令和5年度 スマホでフレイル予防講座 (同会場で3回コースの講座)
真撮影等を実践しながら歩数目標にチームでチャレンジします。スマホに不慣れな方でも、開始時に2回連続で講座を実施することで使い方を習得できます。
対 象:概ね65歳以上の市民でスマホを持っており、文字入力をしたことがある方
定 員:各25名 (申込順)
費 用:無料(通信費は自己負担になります)
申込み:11月1日(水)~11月30日(木)までに豊橋市役所長寿介護課へ電話(51-2339)
会場
①市民文化会館
1回目 12月 7日(木)13:15〜15:00
2回目 12月14日(木)13:30〜14:30
3回目 2月29日(木) 13:30〜14:30
②市役所
- 1回目 12月13日(水)13:15〜15:00
2回目 12月20日(水)13:30〜14:30
3回目 3月6日(水)13:30〜14:30
■エーテンラボ株式会社について
社名 :エーテンラボ株式会社
URL :https://a10lab.com/
所在地:東京都中央区日本橋二丁目1番17号丹生ビル2階
代表:代表取締役CEO 長坂 剛
設立 :2016年12月
事業内容:一般ユーザー向けに習慣化アプリ「みんチャレ」、法人向けに「みんチャレフレイル予防」「みんチャレ禁煙」を展開
2023/10/26
-利用者では「外出」約1.9倍、さらには「こころ」、「人とのつながり」まで2.1~5.2倍に-
千葉大学予防医学センターの近藤克則教授、花里真道准教授を中心とした研究チームは、高齢者の移動支援の1つであるグリーンスローモビリティ(以下、グリスロ:時速20km未満で公道を走ることができる電動カートを利用した移動サービス)導入前後の外出・こころ・人とのつながりの主観的変化の関連を65歳以上の利用者・非利用者599人で検証しました。
その結果、電動カート(グリスロ)利用者では、非利用者と比較し、以下のような導入前後の主観的な変化を感じていることがわかりました。
● 外出機会、行動範囲の増加:1.7~1.9倍
● 家族・家族以外と話す機会、助け合い、地域活動参加:2.8~5.2倍
● 楽しみ、生きがい、笑い、明るい気持ちの増加:2.1~2.6倍
電動カートは外出、人とのつながり、こころに良い変化をもたらす“動く交流の場“のような機能をもち、移動支援に留まらない地域の課題を解決する可能性が示されました。今後、本成果を活用して、暮らしているだけで健康で活動的になるコミュニティ(Well Active Community)づくりの推進が期待されます。
本成果は 「老年社会科学」に2023年10月24日に掲載されました。
本研究では2021年7月より共同研究契約を締結しているヤマハ発動機株式会社が2021年10月~2023年1月に千葉県松戸市、大阪府河内長野市で実施した電動カート導入事業のデータを分析しました。
- 研究の背景
高齢者の移動手段の確保は高齢化社会における重要な課題です。電動カート(グリスロ)の導入は地域の移動手段の課題を解決し、高齢者の外出機会を維持・増加させ、移動に留まらない人とのつながりやこころによい変化をもたらす波及効果も期待されます。しかし、これまで電動カート導入前後のデータを用い、利用者・非利用者を比較して外出・人とのつながり・こころとの関連を検証した報告はありませんでした。そこで、電動カート導入後の電動カート利用と外出・こころ・人とのつながりの主観的変化の関連を検証しました。
- 対象と方法
2021年度にヤマハ発動機株式会社が2市3地域(大阪府河内長野市南花台地区、千葉県松戸市河原塚地区・小金原地区)で実施した約8週間の電動カート導入事業前後の自記式質問紙調査を用いました。対象は、導入地域に住み、導入前後の自記式調査に回答した電動カート利用・非利用者からなる65歳以上の高齢者599人でした。電動カート導入前の性別、年齢、教育歴、独居、主観的健康感、主観的経済困窮感、就労、外出頻度の影響を統学的に考慮した分析を実施し、電動カート利用者は非利用者と比較して、外出(外出、行動範囲、歩く)・人とのつながり(家族と話す、家族以外の人と話す、助け合い、地域活動参加)・こころ(楽しみ・生きがい・笑い)の主観的変化を感じているかを調べました。
- 結果
導入期間中の電動カート利用者は149人(24.9%)でした。電動カート利用者は、非利用者と比較し、以下のような導入前後の主観的な良い変化を感じていることがわかりました。
- 結論・今後の展望
電動カート利用者は、非利用者と比較して、外出、こころ、人とのつながりにおいて約1.7-5.2倍の良い変化を感じていることがわかりました。このことから、電動カートは外出、こころ、人とのつながりに良い変化をもたらす“動く交流の場“のような機能をもち、移動支援に留まらない地域の課題を解決する可能性が示されました。今後、電動カート運行の継続、対象者の長期追跡により、電動カート利用による要介護リスク、社会保障費用抑制についての検証も必要となると考えられます。
- 研究プロジェクトについて
本研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構(OPERA: JPMJOP1831)の支援を受けて行われました。
- 発表論文
田村元樹、井手一茂、花里真道、中込敦士、竹内寛貴 、塩谷竜之介、阿部紀之、王鶴群、近藤克則. 地域在住高齢者におけるグリーンスローモビリティ導入による外出、社会的行動、ポジティブ感情を感じる機会の主観的変化: 前後データを用いた研究. 老年社会科学 45(3) 2023, 225- 238.
2023/10/26
人間関係の見直し方から、自宅の整理・整頓、これからの人生設計に合わせた無駄のないマネー術など、日々を軽やかに快適に過ごすためのアイデア集。

- ライフステージが変化する60代からの、身軽だけれど豊かでちょうどいい暮らし方を提案
本書は、ライフステージの変化を迎え、新しい生き方や楽しみ方を模索する60代の女性に向け発刊したシリーズムックの第一弾です。
・自身や夫の定年・転職
・子どもの独立
・親の介護
・住居の見直しや住み替え
・心身の変化……等、60代は人生の転機が多い時期。
お金や健康など、これからの暮らしについて不安や悩みを抱える人も少なくないようです。
今まで抱えていた多くのものや、人間関係、決まり事やルーティンに縛られず、これからは身も心も軽やかに過ごしたい……。
コンパクトながら、自分らしく心豊かに過ごすために「やめたらラクになること」を、各ジャンルの専門家から、主婦・会社員といった一般の方まで総勢40名以上が集い、たっぷり紹介しています。
◆掃除・洗濯◆
・朝の洗濯をやめる
・寒い年末に大掃除はしない
◆お金◆
・無駄な銀行口座は整理する
・退職金は数年寝かせる
◆付き合い◆
・人間関係は「好き」か「嫌い」かで判断する
・不快な扱いを受ける場にはいかない
等、目からウロコのアイデアや、ヒントが満載。
物の処分や、個人情報の管理等、年代別に何をしていいかが目で見て整理できる、書き込み式保存版「やめどき計画スケジュール」も収録。
日々を快適に楽しむための、新しい暮らし方やライフスタイルを提案する一冊です。
[商品概要]
『やめる・捨てる・手放すと人生はうまくいく!』
編:Gakken
定価:990円(税込)
発売日:2023年9月26日(火)
判型:A4判/80ページ
電子版:同時配信
ISBN:9784056117349
発行所:株式会社 Gakken
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1861173400
【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4056117349/
・楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17573325/
・セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1107429091
・紀伊国屋書店 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784056117349
・honto https://honto.jp/netstore/pd-book_32653982.html
・TSUTAYA http://shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784056117349/
<電子版>
・Kindle https://www.amazon.co.jp/dp/B0CJRCBJBQ
・楽天Kobo https://books.rakuten.co.jp/rk/a84bf7284a9a302abfdaf6f6fa736fc0/
ほか主要電子書店で配信中
2023/10/26
車いす利用者様の安全な移動をサポートし、社会全体の福祉向上に貢献
ケアパートナーは、本取り組みを通じて、車いす利用者様の安全な移動をサポートし、社会全体の福祉向上に貢献することを目指します。
<ポイント>
- 「車いすワンタッチ固定装置」付き車両によるデイサービス送迎の実装モニターを開始
- デイサービス施設6カ所で取り組み、安全性や送迎時間の短縮効果などを検証
- トヨタ自動車と共に、車いすのままストレスフリーで自由な移動ができる社会づくりを目指す
「車いすワンタッチ固定装置」
写真右中央にある白いワンタッチフックが、車いすに取り付けられたアンカーバーをつかみ、上から押し下げて固定。スイッチを押してから固定にかかる時間はわずか2秒。
- 車いす利用者様を安全に送迎するために
ケアパートナーは、安全を最優先に考え行動する価値観を大切にし、車いすをご利用の方々に対し、安全な送迎を提供したいという思いを抱いています。これに対し、トヨタ自動車は誰もがストレスなく自由に移動できる社会の実現を目指し、「車いすワンタッチ固定装置」の開発に取り組んできました。今回、両社の思いが一致したことから、今回実装モニターとして、本装置付き車両をデイサービス送迎に導入することとなりました。
- モニタリング実施概要
- 実施期間 : 2023年10月24日~2024年5月末日
- 実施場所 : ケアパートナーのデイサービスセンター 6事業所
- 使用車両 : 「車いすワンタッチ固定装置」付きのトヨタ ハイエース車いす仕様車
- 検証内容 : デイサービス送迎時の安全性、送迎時間短縮効果など
- 車椅子ワンタッチ固定装置とは
本装置は、車いす利用者がより自由な移動を実現するための装置として、トヨタ自動車により開発が進められています。車いす利用者様がデイサービス送迎車を利用する際、これまでは所定位置まで移動後、介助者が屈み、手動でフックのついたワイヤーを車いすにかけ固定する方法が主流でした。本装置では、所定位置まで移動後、スイッチを押すだけで、2秒で誰でも簡単かつ確実に固定することが可能です。