青春出版社/『中高年がひきこもる理由』(著・桝田智彦)12月3日発売
「ひきこもり」は若い人より中高年が多い!
このたび、青春出版社(東京都新宿区)は、『中高年がひきこもる理由』(著:桝田智彦)を12月3日に刊行いたしました。
解雇、再就職先探し、親の介護…「中高年のひきこもり」は誰にでも起こり得る
いまや「ひきこもり」というと若い人よりも中高年のほうが多い現代。2018年の内閣府の実態調査によると、40~64歳のひきこもりが推計約61万人にものぼることが判明。(15~39歳のひきこもりは約54万人)。さらに近年、「中高年のひきこもり」を取り巻く事件が相次いだことから、「ひきこもり=犯罪者予備軍」のようなイメージが世間に拡散されています。しかし実際、過去5年間で「ひきこもり」の人が起こした犯罪件数は全体のわずか0.2%(東京新聞記者調べ)。これでは、「ひきこもり」と犯罪が相関関係であるとはいえないでしょう。
「中高年のひきこもり」は決して特別なことではなく、就活でつまずいたり、解雇されたり、親の介護で退職したり、再就職先が見つからなかったりと誰にでも起こり得ることが原因となる場合が多いのです。また、その背景には現代人が抱える「孤独」の問題もあるといいます。日本人は先進国の中でも特に、他人との繋がりが乏しいという調査もあります。本書は、臨床心理士の立場から数多くの「ひきこもり」の支援を行ってきた著者が、中高年の「ひきこもり」の現状に迫り、根本解決への道筋を照らした一冊です。
【著者プロフィール】
桝田智彦(ますだ・ともひこ)
臨床心理士。親育ち・親子本能療法カウンセラー。30歳を前に親友を不幸なかたちで亡くしたことにショックを受け、ひきこもる。SCS代表である母の取り組みによって、ひきこもりから回復。30代から大学・大学院へ進学し、臨床心理士資格を取得。精神科クリニック勤務経験を経て現在、SCS副代表、東京都公立学校スクールカウンセラーとして、ひきこもり・不登校支援に従事している。著書に『親から始まるひきこもり回復』(ハート出版)がある。
新書判/本体990円+税/2019年12月3日刊
-
- 企業事例から学ぶ
- 第52回 株式会社ルネサンス ビジネスアワード2024 プロダクト賞企業
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
-
- 2025/8/10
- ●令和のお盆事情2025「お盆に関するアンケート」結果を発表「自由な形式でのお盆行事」を望む声が約半数(53.6%)に
- 記事へ
-
- 2025/8/9
- ●「ドルツプレミアム」W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88を発売軽失禁対策、男性はシミが目立たない服を選ぶ人が多数。女性はパッド利用者が多いが生理用品で代用する割合が高い!専用対策品の機能性訴求や社会通念変容が課題か|介護マーケティング研究所 by介護ポストセブン「ドルツプレミアム」W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88を発売
- 記事へ
-
- 2025/8/8
- ●「ドルツプレミアム」W音波振動ハブラシ スマート EW-DT88を発売
- 記事へ
-
- 2025/8/7
- ●【特別企画】シンポジウム『“住まい”から始まる共生社会~認知症バリアフリーな地域づくり~』8月21日(木) 参加無料・オンライン(マンションみらい価値研究所主催)
- 記事へ
-
- 2025/8/6
- ●「渋谷フレイル予防フェア2025」を開催
- 記事へ