「高齢者が夜寝る前にオンラインで雑談を楽しむ時代へ」90代も参加するオンラインコミュニティ、昼開催から夜開催へ変更。お茶やお酒を片手に、夜の雑談を楽しむYORUKAI(夜会)参加者が増加
110回・延べ888名が参加した「オンライン学級会」6月4日夜8時から、国内外の参加者が集い「認知症」をテーマにフリートーク開催
これは、現役看護師として高齢者と接する玉井が、日々耳にしていた言葉です。
高齢者は日中、通院やリハビリ、デイサービス、ヘルパー利用など予定がある一方、夜になると誰とも話さず、テレビだけを見て過ごし、そのまま早い時間に寝てしまう方も少なくありません。
しかし、早く寝すぎることで深夜に何度も目が覚めたり、眠れずお酒の量が増えてしまったり、睡眠薬に頼るケースもあります。
また、日中がにぎやかだった分、夜の静けさに孤独感を覚える人もいます。
その思いから、NPO法人日本シニアデジタルサポート協会では、これまで昼開催を中心としてきた「オンライン学級会」を、2026年5月より夜8時開催へ変更。
夜のオンライン学級会「YORUKAI(ヨルカイ)」として、新たなスタイルでスタートしました。

5月21日のYORUKAIでは、「晩ご飯を食べてから、寝るまで何をして過ごしていますか?」をテーマにフリートークを実施。
}参加者からは、
「テレビを見ている」
「お酒を飲んでいる」
「スマホを触っている」
「パソコンを見ている」
「趣味の時間を過ごしている」
など、それぞれの夜時間が語られました。
参加者がお茶やお酒を片手に、これまで以上にリラックスした雰囲気で参加する様子も見られるようになりました。
晩酌後の“ほろ酔い状態”で参加する人もおり、昼開催よりも笑顔や雑談が自然に増え、場全体がより“ゆるく心地よい空間”へ変化しています。
主催する玉井自身も、お酒を飲んでから参加したことで、司会進行の肩の力が抜け、より自然体で交流できたと感じています。
さらに、夜開催へ変更したことで、日中は仕事をしている50代以下の現役世代も参加しやすくなり、世代を超えた交流も自然に増えています。
参加者全員が、もともとデジタルに慣れていたわけではありません。
中には、Zoomを使うのが初めてだった90代の参加者や、「最初はオンラインなんて自分には無理だと思っていた」と話す高齢者も。
しかし、家族が最初だけ接続練習を手伝ったり、親子で同時に参加したりしながら、少しずつオンラインに慣れていくケースも多く見られます。
さらに玉井自身も、高齢者が迷わず参加できるよう、LINEやホームページから最短で参加できる導線づくりを工夫しています。
また、著書「シニア人生がガラリと変わる スマホのワクワク練習帖」(インプレス出版)を参考に、自分で参加方法を学び、一人で接続できるようになった参加者も出てきています。
これまでオンライン学級会では、専門家をゲスト講師として招き、健康やAIなど様々なテーマについて学ぶ時間を中心に、歌唱や体操、脳トレなどを交えながら、おしゃべりの時間も取り入れて開催してきました。
しかし、2026年度になり、参加者から多く聞かれるようになったのが、
「もっと参加者同士で話したい」
}という声でした。
主催する玉井やボランティアスタッフも、その声に驚いたといいます。
「高齢者は“学びたい”よりも、“他愛もない話を誰かとすること”そのものに、安心感や楽しさを感じているのだと気づきました」
現在の夜開催では、毎回ひとつテーマを決め、少人数のブレイクアウトルームに分かれて会話を行っています。
その後、全体で「どんな話が出たか」を共有する時間を設けることで、一人ひとりの発言機会が増えるよう工夫しています。
「他愛もない話が心地よかった」
「新しい友達ができた気分」
「普段は話し相手がいないから、ここが本当に大切な場所」
などの感想が寄せられました。
また参加者アンケートでは、99%が「参加前より気持ちが明るくなった」と回答し、100%が「社会に必要なサービスだと思う」と回答しています。
テーマは「認知症」。
「認知症はどんなイメージ?」
「周囲に認知症の方はいますか?」
「認知症予防に気をつけていることは?」
そんな問いをきっかけに、参加者それぞれが自由に思いや経験を語り合う予定です。
参加費無料。
初参加の方も歓迎しています。
途中退出も可能ですので、
お茶やお酒を片手に、気軽にご参加ください。
NPO法人日本シニアデジタルサポート協会について
「シニアがデジタルを通して、人とつながり続けられる社会」を目指し、スマホ教室やオンラインコミュニティ運営などを行っています。
2021年よりオンライン交流会を開始し、2023年4月からはNPO法人として継続開催。
これまでの開催回数は110回、延べ888名が参加しています。
現在は、60〜90代の参加者や海外在住のボランティアも参加しながら、国内外をつなぐ多世代交流の場となっています。
【公式ホームページ】
https://jsda-jp.com/
【オンライン学級会について】
https://www.jsda-jp.com/gakkyukai/
【YORUKAI開催予定】
https://www.jsda-jp.com/yotei/
主催者プロフィール
玉井知世子(兵庫県神戸市在住)
NPO法人日本シニアデジタルサポート協会 代表理事
現役看護師(神戸市内クリニック勤務)
2024年11月、
厚生労働省主催「健康寿命をのばそう!アワード」にて優良賞を受賞。
2025年3月には、
インプレス出版より
「シニア人生がガラリと変わる スマホのワクワク練習帖」を出版。
2026年6月3日には、
かんき出版より
「もしかして認知症?と不安になったら読む スマホ活用術」を出版。


お問い合わせ:
NPO法人日本シニアデジタルサポート協会
関連記事
空き家再生協会 発刊「おうち終活ノート てんこもり版」。自分のこと・医療・介護・葬儀・大切なものまで、おうちのことを家族で共有できる書き込み式エンディングノート。

「もっと早く話しておけばよかった」——空き家相談の現場で繰り返される後悔
近年、空き家問題や相続トラブルが深刻化する一方、実家や住まいについて家族で話し合えていない家庭は少なくありません。
・実家のことを家族で話せていない
・親の想いを聞けていない
・もしもの時に何をすればよいか分からない
・家の情報が整理されていない
空き家相談の現場では「もっと早く話しておけばよかった」「親が元気なうちに聞いておけばよかった」という声が繰り返し聞かれます。
「おうち終活ノート てんこもり版」——住まいを起点に、家族の未来を一冊に
おうちのことに焦点を置きながら、自分のこと・医療・介護・葬儀・大切なものまでまとめて書ける書き込み式エンディングノートです。「もしもの時にどうしたいか」「家族に何を伝えておきたいか」を1冊にギュッと整理しながら、家族と気持ちを分かち合い、これからの暮らしとおうちの未来を前向きに整えることができます。
※「おうち終活ノート」は、国土交通省 令和5年度 空き家対策モデル事業に採択されています。

相続や終活の話は、「まだ早い」「話しづらい」と感じる方も少なくありません。
「うちトーク」とは、家族が心を“うちとけながら”、おうちのことやこれからの暮らしについて話し合う時間のことです。“うちとける”と“うち(家)”を掛け合わせた言葉には、「家族が自然に気持ちを共有できる時間をつくりたい」という想いが込められています。だからこそ「おうち終活ノート てんこもり版」では、“もしもの時の準備”だけではなく、家族が今のうちから気持ちや価値観を共有し、これからを前向きに考えるきっかけとして【うちトーク】を提案しています。
また、「うちトーク」ページは、空き家再生協会公式サイト「おうち終活ノート」紹介ページより一部ダウンロードが可能です。家族に渡して、お互いの想いや大切にしたいことを知るきっかけとして活用いただけます。
■ ダウンロードはこちら
https://akiyasaisei.jp/endingnote
ノートを使った「うちトーク」ワークショップ・セミナーを開催・依頼受付中
「おうち終活ノート」を使いながら、家族や参加者同士でおうちの未来を話し合うワークショップ・セミナーを実施しています。自主開催のほか、自治体・企業・団体からの出張依頼にも対応しています。
【対面ワークショップ】
ノートを手に取りながら気軽に終活を体験。
地域・施設・企業への出張開催も対応しています。
【オンラインセミナー】
全国どこからでも参加可能。
遠方の家族と一緒に受講するスタイルにも対応しています。
【出張・依頼開催】
自治体の空き家対策講座、相続や終活セミナー、地域包括支援センターなどへの依頼を受け付けています。
商品・サービス概要
商品名 :おうち終活ノート てんこもり版
著者 :菊池 聖雄
発行 :一般社団法人 空き家再生協会
購入 :Amazonにて販売中
セミナー形式 :対面・オンライン(両方対応)
対象 :一般個人・自治体・企業・団体
依頼・問合せ :akiyasaisei.info@gmail.com
一般社団法人 空き家再生協会について
空き家問題の予防・再生・活用をテーマに、住まいの終活や実家整理に関する活動を行う団体です。「問題化してから対応する」のではなく、家族が元気なうちから話し合い、未来に備える文化づくりを目指しています。
本件に関するお問い合わせ
メールアドレス:akiyasaisei.info@gmail.com
電話番号:03-6820-7830
https://akiyasaisei.jp/