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第1回「マイスター60 再就職シニア川柳コンテンスト」受賞作品が決定!~川柳を通して、働くシニアの仕事への思いや生活事情を発信~
~年齢は背番号 人生に定年なし(R)~
高齢者の就労支援を行う株式会社マイスター60(本社:東京都港区、 社長:小倉 勝彦)は、 9月17日の敬老の日に向け川柳コンテストを2018年8月1日より開催し、 受賞作品計5句を選定いたしました。
第1回となる今回のコンテストでは、 計165句のご応募をいただきました。 特別審査員に女流講談師 一龍斎貞鏡さんを招き、 働くシニアの方々の日々の仕事や生活をテーマに川柳を募集し、 夫婦にまつわるエピソードや若手社員に対しての様子などの皆様のすばらしい作品の中から、 最終審査を経て入賞作品が選ばれました。
課題:「日々の仕事や生活」
募集期間:2018年8月1日(水)~2018年8月24日(金)
応募対象者: 当社で働いているシニアスタッフ
マイスター60 再就職シニア川柳コンテンスト 特別審査員 一龍斎貞鏡(いちりゅうさいていきょう)さん
実父が講談師・八代目 一龍斎貞山、 祖父が七代目 一龍斎貞山、 義祖父が六代目 神田伯龍であり、 世襲制ではない講談界に於いて初の三代続いての講談師。 各地で行われる演芸会の他、 幼稚園児~大学生に向けた学校寄席、 講師、 企業向けの講演会、 ナレーション、 司会、 テレビ出演、 新聞の連載、 歴史バスツアーガイドなど、 講談を活かして様々な方面で活躍中。 二ツ目でありながら持ちネタは百席を超え、 赤穂浪士の義士伝から恋噺、 滑稽噺、 新作と幅広い講談を読みこなす。
一龍斎貞鏡さんからのコメント
「色々なユーモア溢れる作品に触れられ、 とても楽しく審査員を務めさせて頂きました。 個人的に大好きな川柳が沢山あり、 絞るのに苦労しました(笑)」
第1回「マイスター60 再就職シニア川柳コンテンスト」大賞受賞者 川井 健治さん(66才)
「大賞を受賞させていただきありがとうございます。 今回応募した作品は、 少しくたびれているけど頑張っているシニアの応援歌として詠みました。 」
※川井さんにシニアの働き方について少しお伺いしてみました。
― 現在のお仕事をお聞かせください
「24時間稼働の空調システムの運転管理などをしています。 」
― 再就職するきっかけは何かありましたか?
「母親の介護の関係で、 いったん仕事を辞めたのですが、 母が元気になってきたのでまた働こうと思い、 マイスター60のWEBサイトを見て登録したところ、 現在のお仕事を紹介されました。 オーナーさんが満足するようなサービスを提供できた時や、 すぐに対応出来て喜んでもらえた時には、 特にやりがいを感じますね。 」
― 理想の働き方はありますか?
「今は土日祝休みで8:30から17:30まで勤務しています。 高齢者は週3日ほどで働く方も多いようですが、 泊りもなく日勤での今の働き方で満足しています。 1人現場なので自分で判断できる事が多く、 仕事がしやすいのも満足しています。 」
― 何歳まで働きたいと思いますか?
「70才位までですかね。 健康寿命というものがありますし、 仕事だけで健康寿命を過ぎてしまうのはもったいないという気持ちも正直あります。 」
― 今、 一番の楽しみはなんでしょうか。
「旅行と歴史ですね。 歴史を辿るような旅行が楽しい。 孫に教えられる事もあるんです。 毎回テーマを決めて旅行するので、 そのプランを立てるのがとても楽しいです。 また、 今後は大学に通って臨床心理士の勉強をしてみたいです。 箱庭療法を考えた河合隼雄先生に興味があるので。 」
― 同年代の周りの人は働いていらっしゃいますか?
「大体、 悠々自適に家にいる人が多いですね。 中には奥さんに言われ、 外に働きに出た人もいるようですが、 男性は女性と違い、 仕事を通してしか人間関係がない方が多い気がします。 自分は自営業をしていたので、 周りに知り合いもいるのですが。 」
― これから再就職を考えている人にアドバイスをいただけますか?
「資格があれば活用した方がいいと思いますが、 過去の自分のやってきたことを引っ張るのではなく7割捨て、 3割を持って新たな気持ちで再就職する方が良いと思います。 」
― 最後に高齢社会に対して一言いただけますか?
「上手く高齢者の労働力を使えていないのではないかと思います。 AIなどがどんどん入ってくる中で、 これまでの経験をAIの技術に生かすためのコンサル的な仕事や、 今までの経験を時代に合わせて活かせていけるシニアは、 もっと必要とされるのではないでしょうか。 」
社長メッセージ
当社は1990年の設立以来「年齢は背番号 人生に定年なし(R)」のキャッチフレーズの下、 「高齢者の雇用創出」を使命として活動、 今日までおよそ7,000名余りの雇用を実現して参りました。 少子高齢化が進み、 生産年齢人口の急激な減少が予想される中、 経済の活力を維持していくためには、 女性・高齢者・外国人など全ての人々の労働市場への参加は益々重要になっています。 とりわけ経験豊かな高齢者の参加は技術、 知識、 ノウハウの伝承、 また個人の生きがいや健康増進にもつながり、 豊かな社会づくりの基盤となります。 当社は、 長年実績を積み重ねてきた建設・設備管理をはじめとする技術部門の人材のみならず、 事務部門の人材の雇用創出に注力、 また高齢者の就労意識の向上にも向き合っていきたいと思っています。 中高年の意識改革のための「シニアワークコンサルプログラム」、 増加する訪日外国人のアテンド要員としての「おもてなしシニア隊(R)」の創設などはその一端であります。 これからも「高齢者会社」の先駆者として、 幅広い求人開拓、 又、 研修・講習による中高年人材の就労支援などを実践、 「生涯現役文化」をひらいてまいります。
マイスター60では設備管理者などのエンジニアをメインとしたシニア人材の派遣・紹介事業を展開しています
1.設備管理技術職(ビル管理所長/ビル設備管理/電気設備管理/消防設備点検など)
2.建設技術職(新築工事施工管理/耐震構造設計/安全衛生管理担当業務/土木コンサル営業など)
3.経営管理職(中小企業の次期社長候補・補佐/経営顧問/経理・人事・総務部長など)
4.専門技術職(機械・電気設計/化学/IT/工場生産管理/品質管理など)
【会社概要】

第1回「マイスター60 再就職シニア川柳コンテスト」概要
課題:「日々の仕事や生活」
募集期間:2018年8月1日(水)~2018年8月24日(金)
応募対象者: 当社で働いているシニアスタッフ
【入賞作品】
●大賞『共白髪 毛のある君が 羨ましい』 (川井 健治さん・68歳)
【寸評】「共に白髪の生えるまでと誓い合った仲なのに…。 思わず吹いてしまいました。 リズミカルな語呂と、 哀愁漂う皮肉に座布団一枚!」(講談師 一龍斎貞鏡さんより)
●優秀賞
『夜勤明け 家で待つ妻 我星(マイスター)』 (北川 成人さん・67歳)
【寸評】「社名と自分にとってのスター=奥様という言葉が見事に掛かっていて素晴らしい。 読んでいてとても美しく、 また、 ほっこり温かく前向きな気持ちが伝わってきた。 」(講談師 一龍斎貞鏡さんより)
「若者に 年には勝てないと 言わせたい」 (糟谷 恒明さん・61歳)
【寸評】「まだまだ若いものには負けないという気概が感じられ、 また『年には勝てない』というフレーズを逆手に取ったユーモアのある表現も秀逸である。 また、 若い者には負けないぞという、 アクティブシニアの強い、 熱い思いが感じ取れる。 」
●ユーモア賞
「連れションの 孫の速さが 羨ましい」 (作間 努さん・78歳)
「オレオレと 妻への電話 すぐ切れた」 (浅井 要介さん・62歳)


マイスター60 再就職シニア川柳コンテンストに関して
当社343名のスタッフの平均年齢は65.7歳で、 最高齢の方は今年80歳を迎えました。 皆様リタイア後の再就職先として当社にご登録いただき、 主に技術職として各方面で日々パワフルに働いていらっしゃいます。 「定年」や「高齢者」の定義そのものが見直されようとしている昨今、 これまで定年退職が常識とされてきた中で実際に再就職として働いているシニアの方の生の声は、 一般の方々にはあまり多く伝わっていないのが現状ではないでしょうか。 シニアの方々が日々様々な職場で働く中で、 日々感じる仕事の喜びや気づきなど、 ユーモア溢れる川柳を通して幅広い年代の方へお伝えしたいという思いから、 川柳対策の開催にいたりました。 今後はスタッフだけでなく、 働くシニアの方から幅広く作品を募集し継続して開催してまいりたいと思います。

- 会社名 株式会社マイスター60
- 代表 取締役会長 平野 茂夫
- 取締役社長 小倉 勝彦
- 設立 1990年2月1日
- 所在地 〒108-0014 東京都港区芝4-1-23 三田NNビル3F
- 資本金 1,000万円
- 社員数 343名
- 電話番号(代表) 03-5657-6360
- FAX番号 03-3453-1666
- URL https://www.mystar60.co.jp/
- 事業内容 人材派遣、 職業紹介等の人材サービス
