認知症の人と家族に寄り添う/兵庫県川西市
GPS内蔵シューズなどの費用の一部を市が負担する制度がスタート

兵庫県川西市では、認知症高齢者等が行方不明になった時に、家族などがGPS(GPSを靴に内蔵できるタイプ)を活用して、早期発見・事故などの未然防止につなげる事業を10月1日から始めました。
川西市では、認知症になっても自分らしく最期まで暮らし続けるために、認知症の人やその家族の視点を重視した支援を充実させるとともに、支援者を支える仕組みづくりを一体的に推進する「認知症対策アクションプラン」(計画期間:令和6年度から令和8年度)を策定しています。
その取り組みの1つとして、10月1日から「認知症高齢者等GPS利用促進事業(ここやでGPS)」をスタートしました。
市では、従前から「川西市認知症みまもり登録」(※)の人を対象に、認知症の人が自分で持ち歩くタイプのGPS貸与事業を実施していましたが、家族などから「認知症本人がGPSを持ってくれないと思う」といった声もあり、希望者が少ない状況であったため、令和5年度から新規の受付を中止していました。
今回、家族らの声に応え、行方不明時の早期発見に努めるため、GPS機器、GPSを内蔵できる専用シューズなどの購入かレンタルの初期費用の一部を市が負担する事業をスタートしました。
【対象者】
市に住民票がある「川西市認知症みまもり登録」の登録者(一部施設入所者・長期入院者は対象外)
【対象物と費用】
GPS機器、GPSを内蔵できる専用シューズなどの付属品等の購入や初期費用の一部について、20,000円を上限として市が負担。ただし、初期費用の上限を超えた分と月々の利用料などは自己負担。
【申込方法】
①住んでいる地域の地域包括支援センターへ連絡し、「川西市認知症みまもり登録」に登録
②認知症高齢者等GPS利用促進事業(ここやでGPS)を市に申請
【その他】
登録企業は3社あり(ホームネット(株)、(株)あんしんサポート、セコム(株))で、サービス内容や利用料が異なります。
※川西市認知症みまもり登録・・・対象者は、市内に在住する65歳以上の人及び介護保険の認定要件を満たす40歳以上65歳未満の人で、認知症などにより行方不明になる可能性のある人。本人が住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるよう、地域の協力のもと、日ごろから地域で見守りを行うことができます。登録された情報は、川西警察署・地域包括支援センター、住まいの地区の民生委員や地区福祉委員に情報共有され、地域での見守り体制の充実を図ります。
関連記事
-
- 企業事例から学ぶ
- 第57回 ネスレ日本株式会社 ビジネスアワード2025 ビジネスモデル賞受賞
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
-
- 2026/5/16
- ●直近5年以内に実家を相続し現在も何らかの形で所有している人の65%以上が、「負債」よりも「資産」の側面が強いと感じている!株式会社終活のまどぐちが「実家の相続における負担意識に関する調査」を実施!
- 記事へ
-
- 2026/5/15
- ●【Press Release】姫路市におけるAIによる認知機能セルフチェックアプリ「ONSEI Pro」および電力使用量データを活用した高齢者の認知機能の低下・健康リスクの早期把握に向けた取組の開始
- 記事へ
-
- 2026/5/14
- ●ヤマハ音楽振興会が、XPRIZE Healthspan準決勝進出のJLCと共同研究を開始
- 記事へ
-
- 2026/5/13
- ●常滑市にて「懐話ふだ」を用いた認知症予防活動を実施!約50名の参加者と回想法で交流
- 記事へ
-
- 2026/5/12
- ●【介護の口腔ケアに革新】老舗綿棒メーカーがベテラン看護師が行う「指巻きガーゼ」の機能を再現。ガーゼ×綿棒で商品化。誤嚥リスク低減へ「ガーゼスティック・ピュアモア」4月発売。現場の負担を軽減させます。
- 記事へ






