「リスクを冒してまで投資はしない」と考える60代シニアは2倍!? RES調べ 20代会社員と60代シニアの出世感や投資に関するギャップ調査を発表

2023/9/13

 

“これからの日本に再現性ある投資を”というミッションを掲げ、金融教育事業を展開する株式会社RES(住所:東京都千代田区、代表取締役:児玉一希、以下RES)は、2023年8月16日から17日にかけて実施したインターネット調査「RES調べ 20代会社員とシニア60代の出世感や投資に関するギャップ調査」の結果を発表します。

調査対象は、一都三県に在住、現役の20代会社員200人と60代のシニア200人、合計400人で、インターネット調査には、クロスマーケティング社のQiqumoを利用しました。

 

  • 「会社で働いて出世・成功したい」20代会社員が18ポイント高い
  • 「出世したくないし、成功もしたくない」60代シニアが17ポイント高い

 

昨今では、国の方針もあり株式投資をしやすい環境が各世代に形成されつつあります。その中でも比較的資産に余裕があるとされるシニア層とこれから構築したい20代のギャップについて調査しました。

それぞれN=200に対して、「会社で働いて出世・成功したいか。お金を稼いで出世・成功したいですか?」と質問したところ、「会社で働いて出世・成功したい」は60代シニアが9.0%(18人)、20代会社員が27.5%(55人)、「お金を稼いで出世・成功したい」は60代シニアが29.5%(59人)、20代会社員が28.0%(56人)、「どちらでも出世・成功したい」は60代シニア、20代会社員ともに26.5%(53人)、「出世したくないし、成功もしたくない」は60代シニアが35.0%(70人)、20代会社員が18.0%(36人)という結果となりました。

 

 

 

リタイヤ間近もあり、60代の出世感は20代より低いのも当然で18ポイントの差ありましたが、その17ポイントが「出世したくないし、成功もしたくない」へそのまま移行した状況のようです。「今のシニアの方々も、会社員時代に出世意欲はあったのだと思います。それが実現できなければ、悲観的になるのも無理ありません」(RES代表・児玉一希)。

 

 

  • 「資産を増やしたい」20代会社員が17ポイント高い

 

続けて、同じユーザーに対して「資産(財産)を増やしたいと思いますか?」と質問したところ、「はい、思います」は60代シニアが58.0%(116人)、20代会社員が75.0%(150人)、「いいえ、思いません」は60代シニアが11.0%(22人)、20代会社員が7.5%(15人)、「どちらでもない」は60代シニアが31.0%(62人)、20代会社員が15.5%(35人)という結果となりました。

 

 

 

60代シニアになっても資産(財産)を増やしたいと考える人が6割いる中で、20代会社員はさらに上回る8割近い人が資産(財産)を増やしたいと考えているようです。「6割でも非常に高いと思いますが、20代の方がより高い理由は、給料が上がりにくい、出世しにくいなど、現状に対する危機感や不安が大きいからだと思います」(RES代表・児玉一希)。

 

 

  • 「株式投資を勉強したい」20代会社員が29ポイント高い

 

 続けて、同じユーザーに対して「株式投資を真面目に勉強したいと考えていますか?」と質問したところ、「はい、勉強したいです」は60代シニアが29.5%(59人)、20代会社員が58.5%(117人)、「いいえ、勉強したくないです」は60代シニアが36.5%(73人)、20代会社員が17.5%(35人)、「どちらでもない」は60代シニアが34.0%(68人)、20代会社員が24.0%(48人)という結果となりました。

 

 

 

シニアの3割が株式投資の勉強に対する意欲を見せている中で、20代はその倍に当たる6割が勉強の意欲が高いようです。「新NISAが始まることで、この割合は双方もっと増えるのでは思います。投資額が少ないNISAやiDeCoなどをきっかけに、投資を学ぶ機会がふえることを期待しています」(RES代表・児玉一希)。

 

 

  • 新NISAの利用意向、60代シニアが30%、20代会社員が45%

 

続けて、同じユーザーに対して「現在NISAの口座はお持ちですか?」と質問したところ、「はい、持っています」は60代シニアが30.5%(61人)、20代会社員が45.5%(91人)、「いいえ、持っていません」は60代シニアが69.5%(139人)、20代会社員が54.5%(109人)という結果となりました。

 

 

 

60代シニアのNISA口座所有率3割に対して、20代会社員は5割近い所有率で、非常に高い数値を示しました。続けて「2024年から施行される新NISA。使いたいと思いますか?」と質問したところ、「はい、使う予定です」は60代シニアが14.0%(28人)、20代会社員が29.5%(59人)、「はい、使う予定です」は60代シニアが12.0%(24人)、20代会社員が20.0%(40人)、「いいえ、使いません」は60代シニアが33.0%(66人)、20代会社員が19.5%(39人)、「分からない」は60代シニアが41.0%(82人)、20代会社員が31.0%(62人)という結果となりました。

 

 

 

NISA口座を持っていて新NISAを始めようと考える割合は60代シニアよりも20代会社員の方が大きく、20代は現在の所有率が45%に対して59%の人は新NISAを始めようと考えていることがわかりました。一方で、60代シニアは現在の所有率が30%に対して26%と4ポイント減っており、新NISAに対する魅力を感じてないのではと考えられます。「シニアの方は、20代に比べて「これから資産を増やせるわけがない」と感じているのかもしれません。60歳以上でも積み立てNISAも可能ですし、いざ病気やケガがあった時の備えにもなります。ぜひ60代シニアの方々にも新NISAを導入して欲しいと思います」(RES代表・児玉一希)。

 

 

  • 資産形成は守り?「リスクを冒してまで投資すべきではない」60代シニアの方が21ポイント高く。

 

最後に続けて、同じユーザーに対して「投資にはリスクはつきものです。それでも投資はするべきだと思いますか?」と質問したところ、「はい、思います」は60代シニアが31.5%(63人)、20代会社員が43.5%(87人)、「いいえ、思いません」は60代シニアが40.0%(80人)、20代会社員が19.0%(38人)、「どちらでもない」は60代シニアが28.5%(57人)、20代会社員が37.5%(75人)という結果となりました。

60代シニアの場合、「リスクを冒してまで投資すべきではない」という意識が20代会社員よりも21ポイント高く、そのギャップが新NISAへの意気込みに表れているかもしれません。「人生100年時代と呼ばれている中で、老後に向けた資産形成は非常に重要な要素になっています。リスクを最小限にすること事も新NISAなら可能かもしれません」(RES代表・児玉一希)。

 

 

 

RESは、Z世代から60代までの全世代投資意識調査も定期的に実施しており、2023年8月度の調査レポートも9月下旬に発表予定です。

 

 

  • 株式会社RES(アールイーエス)代表・児玉一希とは?

1991年生まれ、東京都立川市出身の32歳。両親が小学校の先生という教師家庭で育つが、自身は独立した道を歩みたいと決意し、2014年リクルートグループへ入社。しかし営業成績が振るわず最下位に。2016年に転職したのをきっかけに金融教育業に携わる。この時まで金融や株の知識はゼロに近く全くの素人。そんな児玉が株の魅力にハマり、今ではSNS総フォロワー数10万人を超える発信者に。これまでに株式投資を直接指導した個人投資家は約2万人にも上る。大型株のスイング、グロース株投資、デイトレ、FX、日経先物、不動産REITなど、投資について幅広い見識を持ちつつ、初心者にも分かりやすい説明と指導方法が好評を得ています。

出演するYouTubeチャンネルは2021年9月の開設から1年半で登録者8万名を突破し、2023年3月1日時点で10万人を超えました。良いノウハウがあっても仕事や経済状況の違いで、全員が勝てない投資の世界。

・初心者でも再現できること

・何年も同じように結果が出ること

・仕事をしながらでも続けられること

を重視しており、株価チャートに張り付いて心を動かされるような売買は絶対にせず、長期で配当と1.5倍~3倍程度の値上がり益を取っていく投資スタイルを確立し、長期保有銘柄を期待する受講生にも大変好評を得ています。

YouTubeの実績に加え、3月に出版した初の著書『株式投資2年生の教科書』(出版:Gakken)も話題となり、今年の7月には金融イベントでは最大級の「資産運用EXPO」にも特別講演も実現しました。

 

・資産運用EXPO夏(7/8(土)東京ビッグサイト)に登壇しました

https://RES-info.co.jp/2023/07/08/RES-kodama-seminar-expo2023/

 

・児玉一希のTwitter:https://twitter.com/kazuki_kodama32

 

 

■株式会社RES(アールイーエス)について

会社名:株式会社RES(アールイーエス)
代表取締役:児玉一希
設立:平成28年1月
所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
連絡先:03-5295-7361 10:00〜17:00(土日祝日を除く)
業務内容:
ジョイントベンチャー事業
プロデュース事業
自社メディア運営事業
RES(アールイーエス)コーポレートサイト:https://RES-info.co.jp/

 

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