2014.7.15 「高齢者」の定義って・・・
さて、今回は・・・「高齢者の定義」についてです。
「シニアライフ総研」というサイト名称にも「シニア」という言葉を使っていますが、 その他にも「高齢者」、「老人」、「お年寄り」、「シルバー」等々様々な呼び方があります。 中でも今回は「高齢者」という言葉の定義について調べてみました。 まず、法律・法令・制度ではどう定義されているのでしょうか・・・
- 公的年金の受給開始年齢・・・60歳 ※平成25年~37年度にかけて65歳へ引き上げられます。
- 老人福祉保健法(第10条の3)・・・65歳
- 所得税法(「老人扶養親族」)・・・70歳
- 国民生活基礎調査における「高齢世帯」・・・65歳
- 道路交通法・・・70歳
個別の法律の中で「高齢者」、「高齢」という言葉が使われていますが、その定義は様々なようですね・・・。
更に、高齢者医療制度では、「高齢者」の中でも65歳から74歳までを前期高齢者、
75歳以上を後期高齢者と定義されており、制度も異なります・・・。
つまり、明確な定義はない、ということです。
ただ、世間一般には高齢者とは、65歳以上の人のことを指すことが多いような気がしますね。
それは、国連の世界保健機構(WHO)が65歳以上と定義しているからなのでは?と言われています。
中には年齢で区切るものではないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
確かに、一般企業において、どのマーケットに参入するかによりますので、
年齢で区切られるものでもありません。
例えば、同じ80歳でも元気で自分で買い物をされる方もいらっしゃいますし、
寝たきりの方もいらっしゃいます。
次回は・・・年齢で「シニア」を定義している企業についてご紹介予定です!
マーケット最前線
-
- 企業事例から学ぶ
- 第52回 株式会社ルネサンス ビジネスアワード2024 プロダクト賞企業
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
特選ニュース
-
- 2025/10/20
- ●【50代以上の男女に調査】約4割が、将来的な自分自身の葬儀について「考えたことがある」と回答
- 記事へ
-
- 2025/10/20
- ●介護施設の買い物代行、約8割が苦労を経験 69.2%が「効率化で介護の質向上可能」と回答!
- 記事へ
-
- 2025/10/19
- ●新潟県において「ゲーム」じゃないシニアeスポーツのモデル事業:大阪関西万博や京都府知事杯などシニアeスポーツ大会への出場も目指す!
- 記事へ
-
- 2025/10/19
- ●神戸市で「終活」の新しいサポートが始まります!こうべ終活相談窓口の開設及び終活情報登録制度の開始
- 記事へ
-
- 2025/10/18
- ●ATCエイジレスセンター 産官学民が連携する“リビングラボ活動”を本格始動~「エイジレス健康フェスタ」開催決定~
- 記事へ