主婦の友社/『ばぁばニッポン』 1月11日(土)全国の書店・ネット書店にて発売
共働きが増え、子育てサポート「ばぁば」も急増「孫疲れ」「孫ブルー」にならず、三世代が幸せになる「ばぁば」のあり方は?
忙しい娘や息子の手助けをしたい、かわいい孫と一緒に過ごしたい。そんな思いで頑張る「ばぁば」たち。日本の共働き家庭は「ばぁば」に支えられていると言っても過言ではありません。一方で実は「ばぁば」の心の中には、モヤモヤした思いが……。

『ばぁばニッポン』(主婦の友社)
〇「かわいいけれど、一緒にいると疲れる」。自分が子育てをした約30年前に比べて体力が衰えたことを実感する切なさ。
〇孫がほしがるものは何でも買ってあげたいし、おいしいものを食べさせたい、旅行にも連れていってあげたい。してあげたいことは多々あるけれど、自分の老後資金も心配。
〇これからの人生、元気なうちにやりたいことをやっておきたいから、孫に多くの時間を割かれるのはちょっと…。でも、自分勝手といわれそう。
本書を担当する60代の女性編集者は、孫が生まれると、それまで抱いていた理想の「おばあちゃん」像に自分があてはまらず、大きく戸惑ったと言います。孫やその親である子どもたちの力になりたいと思う反面、どんな風にかかわったらよいか?他の人はどうしているのだろう?と疑問を持ったことから、同じ様な思いを抱える人たちにむけ、「ばぁばによる、ばぁばのための、ばぁばたちへのメッセージ」となる一冊が生まれました。
「三世代みんながハッピーになれる」新しい時代の「孫育て」を豊富な実例から探ります。
本書で紹介する新しい時代の「ばぁば」たち
土屋アンナさんのお母様、土屋眞弓さん(61歳)、エッセイスト中山庸子さん(66歳)、エッセイスト吉村葉子さん(67歳)ほか、今まさに「孫育て」中の17名のばぁばが登場。孫との関わり方、子世代と約束しているルール、自分の時間の使い方など、ご紹介します。
※年齢は取材時
目下、ばぁばとして200%全力投球!!
武東由美さん(58歳・ミセスモデル)
“ばぁば”になったおかげで、子育ての楽しさを改めて知りました。育児で頑張る娘を少しでも休ませてあげたいと24時間体制で「ママ代理」を担うときも。
時間の使い方の達人ばぁば
小沼文枝さん(62歳・主婦)
孫の世話は週1日と決めて、趣味や親の介護と両立。忙しくても孫の世話は娘のサポートと次の世代を育てていく、という気持ちで。
元看護師の頼れるばぁばは、ピンチヒッターとして活躍
小金由香里さん(59歳・主婦)
最優先は夫婦二人の時間。でも、孫が病気のときは飛んでいく。
孫とかかわるときに気を付けているのは娘のサポートに徹すること。
教えて!専門家アドバイス 3人の専門家による経験を踏まえた三世代みんながハッピーになる秘訣
■昭和女子大学総長 坂東眞理子さん(73歳)
”孫はかわいいが「自分はあくまでも子育てのアシスタントであり、サポーターである」と心得ることも大事”
大ベストセラー『女性の品格』の著者。第一線で働き続けながら2人の娘を育てあげたワーキングマザーでもあり、5人の孫の「ばぁば」の一面も持つ坂東さんに孫とのかかわり方、「ばぁば」世代のたしなみについてうかがいました。
■子育てアドバイザー 河村都さん(72歳)
”孫はかわいい!でも自分の人生も大事。孫が生まれても生き方は変えません!”
孫は目に入れても痛くないほどかわいい。孫が生まれれば世話をし、かわいがるのがばぁばの役目であり幸せ…。でもそれって当たり前なのでしょうか。
『子や孫にしばられない生き方』の著者で「孫ブルー」という言葉をつくった河村さんの考えとは?
■家族問題評論家 宮本まき子さん(72歳)
”今どきの常識も心得て、無理せず愛情深く次世代の子育てを応援したい ”
ばぁば世代とは子育ての常識も変わってきている今の時代。孫の世話や、子とのコミュニケーションのとり方、お金の問題など、子世代と上手につきあうための具体的なアドバイスを3人の孫のばぁばでもある宮本さんにうかがいました。
<編集担当より>
2018年に初孫が生まれました。「ばぁば」になってみると、意外にも戸惑うことがたくさん。まず、孫とのかかわり方。子育ての主役はあくまでも子どもたちなので、どこまで手を出していいものか?また、30年前と今の育児常識の違い、最新育児グッズの使い方、アレルギー対応の食事の作り方、服やおもちゃや絵本の選び方などにも戸惑いました。孫が加わったことで、親となった子どもとの関係を再構築する必要性も感じましたし、孫にかける時間、体力、お金のバランスもむずかしいと思いました。愛情は無制限としても、時間やお金は有限です。体力も30年前とは違います。これからの自分の人生で、孫の割合をどうするか? 他にやることもあるので、100%孫というわけにはいきません。三世代みんながハッピーになれる、今の時代の「ばぁばライフバランス」を探りたいと思ってつくった本です。
依田邦代(61歳・編集者)
書誌情報

『ばぁばニッポン』(主婦の友社)
『ばぁばニッポン』
発売日:2020/1/11(土)
定価:本体1200円+税
主婦の友社・編
仕様:B5判・100ページ
ISBN:978-4-07-439799-0
電子書籍あり
https://www.amazon.co.jp/dp/4074397994/
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